この記事では、映画『英雄は嘘がお好き』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『英雄は嘘がお好き』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0056256
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 91分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ コメディ |
| 監督 | ローラン・ティラール |
| キャスト | ジャン・デュジャルダン メラニー・ロラン ノエミ・メルラン クリストフ・モンテネ |
| 製作国 | フランス |
映画『英雄は嘘がお好き』の登場人物（キャスト）
- シャルル＝グレゴワール・ヌヴィル大尉（ジャン・デュジャルダン）
- 大尉の肩書を持つが、素性が知れない男。女たらしで、おだてに弱く、調子のいいことばかり言っている。
- エリザベット・ボーグラン（メラニー・ロラン）
- 裕福なボーグラン家の長女。しっかり者で妹思いではあるが、彼女のために取った行動により、思わぬ騒動を引き起こしてしまう。
- ポリーヌ・ボーグラン（ノエミー・メルラン）
- ボーグラン家の次女。ヌヴィル大尉から求婚され有頂天になるが、その後彼に振り回される運命をたどる。
- ニコラ・ボンヴァレ（クリストフ・モンテネ）
- ポリーヌの夫。気弱だが、ポリーヌを愛している。
映画『英雄は嘘がお好き』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『英雄は嘘がお好き』のあらすじ【起】
1809年、フランス、ブルゴーニュ地方。
ボーグラン家にヌヴィル大尉がやって来て、ポリーヌに求婚する。一家は大喜びするが、そのとき伝令がやってきて、ヌヴィル大尉はオーストリアの戦地への出陣を命じられる。幸せなのも束の間、ヌヴィルは、毎日手紙を書くと言い残し、屋敷を後にする。
しかし、手紙は何ヶ月も来なかった。ポリーヌは憔悴し雨の中をさまよった結果、肺炎を患ってしまう。診察した医師から「生きる希望がなければ厳しい」と告げられ、姉のエリザベットは、ヌヴィル大尉のふりをして手紙を書くことにする。
新聞で休戦協定が結ばれたことが報じられると、帰ってきてもらっては困るエリザベットは、ヌヴィルがインドに赴任したことにする。さらに、敵の襲撃により傷を負い死が迫っていること、ポリーヌの幸せを願う言葉を書き連ね、ポリーヌを諦めさせようとする。そしてポリーヌは、ニコラと結婚する。
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映画『英雄は嘘がお好き』のあらすじ【承】
1812年。エリザベットは、乗合馬車から降りてきたヌヴィル大尉に遭遇する。しかし彼の姿は、まるで別人のように薄汚れていた。エリザベットは、大尉のふりをして手紙を書いたこと、大尉は英雄として死んだことを告げる。ヌヴィルはそのまま去っていく。
季節は流れ、以前同様の立派な姿のヌヴィルが、白馬に乗ってやってきた。ボーグラン家では立派な紳士として歓迎されるため、それを利用することにしたらしい。食事の席で、戦地に赴いてからの経緯を語るが、どうやって生還したのかを尋ねられると、返答に困り、頭を負傷して記憶を失ったことにした。
架空の武勇伝は好評を博したが、詐欺を働くようになったり、女遊びをしたりと、素行の悪さも目立つようになってきた。エリザベットは彼に出ていくように言うが、その一方で、彼女が創作した英雄「ヌヴィル大尉」のイメージを壊されないようにと、武勇伝の創作に手を貸すようになる。
ある日の舞踏会にて。ポリーヌがヌヴィルと密会することを知ったエリザベットは、ヌヴィルを呼び出す。彼女がヌヴィルを止めるのは、既婚者である妹に不貞を働いてほしくないからなのか、それとも・・・。エリザベットは、翌朝ニコラに、ポリーヌがヌヴィルと不貞を働いていることをほのめかす。逆上したニコラは、ヌヴィルに決闘を申し込む。
映画『英雄は嘘がお好き』のあらすじ【転】
ニコラとヌヴィルの決闘を、木の陰から見ているエリザベット。ヌヴィルはあくまでも無意味な争いは避けたいと、グズグズしたままでいる。しかし拳銃の引き金に指をかけたとき、ポリーヌが割って入ってきて、夫を奪わないでほしいとヌヴィルに懇願する。その一方で、ポリーヌはニコラに対しても様々な不満をぶつける。それを聞いたニコラは、ポリーヌを平手打ちにし、彼女を家に連れ帰る。
ヌヴィルの行動が目に余るエリザベットは、詐欺を働いていることを謝罪させるために、家族のもとに連れてくる。しかしヌヴィルは、エリザベットに求婚し話をそらす。エリザベットは、実は彼が詐欺師で、これまでの話は全部嘘なのだと暴露するが、逆に家族からは、気が触れたと思われてしまう。
どうしてもヌヴィルの化けの皮をはがしたいエリザベットは、本物の将軍を屋敷に招く。エスリンクでの戦いについて聞かれたヌヴィルは、少しずつ戦場での惨劇を語り始める。エリザベットは「ヌヴィル大尉」のイメージが崩れるのを恐れたが、将軍の反応を見ると、どうやらそれが真実らしい。重苦しい空気が流れる中、最後は全力で走って生き延びたと答えたところ、将軍を始め一同は爆笑！東方にコサック団がやってきたことを知らされた将軍は、そのまま退席する。
映画『英雄は嘘がお好き』の結末・ラスト（ネタバレ）
ヌヴィルの真面目な一面を見たエリザベットは、彼のビジネスパートナーになることを申し出る。キスをする２人。しかし、互いに軽口をたたき合うばかりで、どこまでが本気かわからない。
コサックの一団が、ボーグラン家の屋敷に迫ってきた。ヌヴィルはこっそり逃げようとするが、エリザベットに別れを告げられたことを機に、逆に一人で隊列の前に歩み出る。銃を放つが、敵が多すぎて、全く太刀打ちできない。いよいよ騎兵が目前に迫ってきたとき、将軍率いる援軍が大砲を放ち、形勢は逆転した。ヌヴィルの近くで爆発が起きたが、彼は無事だった。
教会で、ヌヴィルとエリザベットの結婚式が執り行われていた。ダンスをする２人。しかしそこへ伝令がやってきて、ライプチヒへの出陣を命じられる。毎日手紙を書くと言い残し、伝令たちとともに去っていくヌヴィル。しかし彼は、門の外に出ると、一団とは逆の方向へ馬を走らせていった。
映画『英雄は嘘がお好き』の感想・評価・レビュー
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映画『英雄は嘘がお好き』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『英雄は嘘がお好き』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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