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映画『ヘラクレス(1997)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ヘラクレス(1997)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ヘラクレス(1997)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0011730

製作年 1997年
上映時間 92分
ジャンル アニメ
ファンタジー
アドベンチャー
監督 ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
キャスト テイト・ドノヴァン
ジェームズ・ウッズ
ダニー・デヴィート
ジョシュア・キートン
製作国 アメリカ

映画『ヘラクレス(1997)』の登場人物(キャスト)

ヘラクレス(大人:松岡昌宏 / 少年時代:秋山純)
全知全能の神ゼウスの子。ハデスの陰謀により、人間として地上で暮らすことに。
メグ(工藤静香)
恋人を助けるため、ハデスと契約するが恋人に裏切られた過去を持つ。ハデスの手下。
フィル(永井一郎)
半人半獣のサテュロスで、数多くのヒーローを育てた名トレーナー。
ゼウス(若山弦蔵)
オリンポスに住む、全知全能の偉大なる神。
ハデス(嶋田久作)
ゼウスの兄で、死者の国を支配する冥王。ゼウスに対し、強い嫉妬心を持つ。
ペイン(チャップ)
ハデスの手下。
パニック(パグ)
ハデスの手下。

映画『ヘラクレス(1997)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ヘラクレス(1997)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ヘラクレス(1997)』のあらすじ【起】

ギリシャ神話の時代。神の国オリンポスの支配神ゼウスに、ヘラクレスという男の子が生まれる。神々がゼウスの元へ祝いに集まったが、その中にはゼウスの兄、冥王ハデスもいた。ゼウスはハデスを歓迎するが、その他の神々には敬遠される。宴には加わらず、死者の国へと帰って行くハデス。

ハデスはゼウスに代わってオリンポスを支配する野望を抱いていた。死者の国へと戻ったハデスは、過去・現在・未来を見通し、死を司る女神達からお告げを受ける。それは「ハデスがオリンポスの支配者となるためにはヘラクレスと戦ってはいけない。戦えば負けるだろう」という内容であった。

それを聞いたハデスは、部下のペインとパニックを呼び「ヘラクレスに人間になる薬を一滴残らず飲ませる」ことを命じる。二人はヘラクレスを誘拐し、地上へと連れ去り、哺乳瓶で薬を飲ませる。しかし、焦った彼らは薬の一滴を瓶に残し、ヘラクレスを置いて去ってしまう。その結果、ヘラクレスは神の力を持った人間となってしまった。

置き去りにされたヘラクレスを、通りかかった老夫婦が拾い上げる。彼らはヘラクレスを自分達の子として育てることにする。

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映画『ヘラクレス(1997)』のあらすじ【承】

老夫婦に愛情を注がれ、すくすくと育ったヘラクレス。しかし、人間離れしたスーパーパワーを持つヘラクレスは、有り余る力を制御できず、周囲に迷惑をかけることが多かった。落ち込むヘラクレスを見かねた夫婦は、ヘラクレスが二人の本当の子ではないこと、拾ったとき首にゼウスを示すメダルを掛けていたことを話す。

それを聞いたヘラクレスは、二人との別れを惜しみながらも、自らのルーツを探るため神殿へと旅立つ。

苦難の道を乗り越え、ついに神殿へと辿り着いたゼウス。そこには見上げるほど巨大なゼウスの像があった。そこへ雷が落ちる。すると、像にはゼウスの意思が宿り、彼から自身の出自について聞かされる。神の国オリンポスへ戻るには「本当のヒーロー」になることが条件であると告げられる。

ヒーローの修業を行うため、ゼウスに与えられた相棒のペガサスと共に、ヒーロー専門のトレーナー、フィルの元へと向かうヘラクレス。トレーナー業への意欲を失っていたフィルは、ヘラクレスの頼みを拒否するが、ゼウスに雷で撃たれトレーナーを引き受ける。
フィルのトレーニングによって立派な戦士に成長したヘラクレス。実戦を求めてペガサスで飛んでいると、森の中から女性の助けを求める声が聞こえる。ヘラクレスは初の実戦に苦労しながらも、怪物退治に成功する。助けた女性の名はメグ。ヘラクレスは彼女に一目惚れしてしまっていた。

映画『ヘラクレス(1997)』のあらすじ【転】

ヘラクレスは「本当のヒーロー」になるため、より大きなトラブルを求めてペガサスで飛び立つ。

ヘラクレスを見送るメグの前にハデスが現れる。メグは恋人の命を救う代償として、ハデスの下で働く契約をしていた。しかし、恋人はあっさりと彼女を裏切り、今や彼女はハデスの奴隷同然であった。ヘラクレスが生きていることを知り激怒するハデス。メグ、ペイン、パニックの三人にヘラクレスを倒すよう指示する。

大都会テーベに着いたヘラクレス達。ヒーローとして人助けをしたいヘラクレスは、街行く人々に声を掛けるが、無名の彼に振り向いてくれる人はいない。そこにメグが慌てた様子でやって来る。谷底で子どもが二人、大岩の下で閉じ込められ、身動きが取れないと言うのだ。

ヘラクレスは、怪力で大岩を持ち上げ子どもたちを救出。安心していたのも束の間、怪物ヒュドラが現れる。切っても切っても首が増えるヒュドラに苦戦するヘラクレスだったが、フラフラになりながらも倒すことに成功。見守っていた人々から大歓声が送られる。

それからというものヘラクレスは、ハデスが送り込む怪物を次々と倒し、街で一番人気のヒーローになる。

ヘラクレスは、喜び勇んで自身が「本当のヒーロー」になったことをゼウスに報告する。しかしゼウスからは「まだ本当のヒーローにはなっていない」と告げられ落ち込むヘラクレス。

映画『ヘラクレス(1997)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヒーローとしての活動に疲れたヘラクレスは、フィルから逃げ出し、メグとデートをする。純真なヘラクレスに、メグも恋心を抱くようになる。

二人の関係を利用できると考えたハデスは、メグを人質にしてヘラクレスと契約を交わす。それはメグを助ける代わりにヘラクレスが持つ神の力を取り上げ、ただの人間に戻すというものだった。

ハデスは囚われたタイタン族を開放し、オリンポスへと攻め入る。神々は捕らえられ、ゼウスもタイタン族の強大な力によって拘束されてしまう。

ハデスはラクレスの所へは、一つ目の巨人サイクロプスを向かわせる。力を失ったヘラクレスは、サイクロプスに歯が立たない。しかし、駆け付けたフィルに勇気付けられ、頭脳的な戦いで巨人を倒す。

巨人を倒したヘラクレスの上に巨大な柱が倒れてくる。それを見たメグは、彼の身代わりに柱の下敷きになる。メグが大怪我を追ったことで契約が解消され、神の力を取り戻したヘラクレス。オリンポスへと向かい、神々とゼウスを開放。タイタン族を打ち倒す。

メグの元へ戻ったヘラクレスだったが、彼女は死んでしまう。ヘラクレスは死者の国へと向かい、ハデスから「死者の魂が漂う沼からメグの魂を助け出せたら、生き返らせることが出来る」ことを聞く。迷わず沼へと飛び込むヘラクレス。

そこは生者が飛び込めば、死者に引きずり込まれ、死んでしまう沼だったが「本当のヒーロー」になり、神となったヘラクレスは、メグの救出に成功。ハデスを沼へと突き落とし、メグを生き返らせる。

念願かなってオリンポスへと戻ることが出来たヘラクレス。しかし彼は、メグやフィル、育ててくれた老夫婦達と共に、地上で人間として生きることを選択する。

映画『ヘラクレス(1997)』の感想・評価・レビュー

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映画『ヘラクレス(1997)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ヘラクレス(1997)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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