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映画『ポルターガイスト(1982)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ポルターガイスト(1982)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ポルターガイスト(1982)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ポルターガイスト(1982)』の結末までのストーリー
  • 『ポルターガイスト(1982)』を見た感想・レビュー
  • 『ポルターガイスト(1982)』を見た人におすすめの映画5選

映画『ポルターガイスト(1982)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0019747

製作年 1982年
上映時間 114分
ジャンル ホラー
監督 トビー・フーパー
キャスト クレイグ・T・ネルソン
ジョベス・ウィリアムズ
ヘザー・オルーク
ビアトリス・ストレイト
製作国 アメリカ

映画『ポルターガイスト(1982)』の登場人物(キャスト)

スティーヴン・フリーリング(クレイグ・T・ネルソン)
フリーリング家の主。不動産会社で働いている。
ダイアン・フリーリング(ジョベス・ウィリアムズ)
スティーヴンの妻。
ダナ・フリーリング(ドミニク・ダン)
フリーリング家の長女。
ロビー・フリーリング(オリヴァー・ロビンス)
フリーリング家の長男。
キャロル・アン・フリーリング(ヘザー・オルーク)
フリーリング家の末娘。
レシュ博士(ビアトリス・ストレイト)
超心理学を研究する博士。
タンジーナ(ゼルダ・ルビンスタイン)
経験豊富な霊媒師。

映画『ポルターガイスト(1982)』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ポルターガイスト(1982)』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ポルターガイスト(1982)』のあらすじ【起】

新興住宅地クエスタベルデに引っ越してきたばかりのフリーリング家。

ある夜、5歳のキャロル・アンが、放送が終わったテレビ画面に向かって何者かと話していた。翌晩も同じように放送終了後のテレビに向かって話していたアン。その時、テレビ画面から正体不明の物体が飛び出し、大きく家を揺らした。驚いて跳び起きたほかの家族に向かってアンは「あの人たちよ」と言う。

それ以来フリーリング家では、椅子が勝手に動いたり、スプーンがねじ曲がっていたり、奇妙な現象が頻発する。

嵐の晩。庭の木が2階の窓ガラスを突き破って部屋に侵入。ロビーを連れ去ってしまう。ロビーは、スティーブンが救出するも騒動の最中、アンがクローゼットに吸い込まれ異世界へと消えてしまう。

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映画『ポルターガイスト(1982)』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『ポルターガイスト(1982)』のあらすじ【承】

アンを救出するためスティーヴンとダイアンは、超心理学を研究するレシュ博士に調査を依頼する。博士は助手を伴い、フリーリング家で科学的な調査を行う。しかし、フリーリング家で起きる数々の超常現象は、エスカレートする一方で、レシュ博士では歯が立たない。

次に一家は霊媒師のタンジーナに助けを乞う。彼女によると「アンは霊界において生命ある存在であり、霊たちは彼女に夢中で本来の救いである光から気を逸らされている。だから彼女に霊たちを光の方へ誘導するように教えなければならない。しかし、魔物がアンを光の方へ行かせないようにしている」という。

一方で、スティーヴンは会社の社長から、クエスタベルデが元々は墓地であった場所に造られた住宅地であることを知らされる。

映画『ポルターガイスト(1982)』のあらすじ【転】

タンジーナはクローゼットの扉から、霊界への扉を開く。扉にロープを入れると不思議なことに、1階の天井からロープの反対側が出て来た。

ダイアンはロープを腰に巻き、アンを救出するため異次元へと入って行く。ダイアンが異次元に取り残されないようロープの先を掴むスティーヴン。

タンジーナの指示で光の中へと入って行くダイアン。スティーヴンは心配のあまり、指示されたよりも早いタイミングでロープを引っ張ってしまう。するとスティーヴンの目の前に骸骨の魔物が現れる。驚いた彼はロープを放してしまう。すると、アンを抱えたダイアンが、1階の天井を抜けて霊界から飛び出してくる。

2人が意識を取り戻したことを確認したタンジーナは、家が清められたと宣言する。

映画『ポルターガイスト(1982)』の結末・ラスト(ネタバレ)

翌日、一家は引っ越しの準備を始める。スティーヴンは、会社を辞めるために外出する。その夜、霊が現れダイアンを襲う。助けを求めるために庭へ出たダイアンだったが、プールに転落。そこから次々と骸骨が現れる。

プールから抜け出したダイアンは、家へと戻る。子供部屋では霊界の扉が開き、ロビーとアンを吸い込もうとしていた。必死に手を握って引き込まれるのを阻止したダイアン。そこへスティーヴンが帰って来る。庭や家の床からは次々と骸骨が現れている。

スティーヴン、ダイアン、ロビー、アンは車へと乗り込む。ちょうど帰宅したダナも車に乗せ、フリーリング家は町を後にする。その後、家は光と共に跡形もなく姿を消した。

モーテルで夜を明かすことにした一家。そっとテレビを部屋の外に出すスティーヴン。

映画『ポルターガイスト(1982)』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

スピルバーグ製作のホラーとして、当時の特撮技術の高さに驚かされる。テレビの向こうから聞こえる「They’re here…」の声は今でも鳥肌もの。普通の家庭に起こる超常現象がリアルで、だからこそ怖い。娘キャロル・アンを救うために家族が奮闘する姿は感動的でもあり、恐怖と愛情が共存している名作。今観ても全く古びない恐怖演出が光る。(30代 男性)


子どもの頃に観てトラウマになった映画。テレビ画面に吸い込まれるキャロル・アンのシーンが怖すぎて忘れられない。幽霊屋敷ものというより“家庭崩壊の恐怖”にも感じられる。スピルバーグらしい家族ドラマの温かさがありつつ、恐怖演出は容赦ない。クライマックスの家が崩壊するシーンのスケールは圧巻。(40代 女性)


『ポルターガイスト』は、単なるホラーではなく“家族愛”を描いたドラマとしても素晴らしい。超常現象の恐怖よりも、娘を失った親の絶望の方が胸に刺さる。最後にキャロル・アンが帰ってくるシーンは涙が出るほど安堵した。幽霊ではなく“人間の恐怖”を描いたスピルバーグ流ホラーの完成形だと思う。(20代 男性)


ホラー映画としての完成度が高い。光や風、音の使い方が非常に巧みで、観ている側の想像力を刺激する。特にテレビ画面が“異世界への入口”になる設定は天才的。死者の声が届くというコンセプトが怖すぎる。80年代の特撮技術でここまで表現できたのは驚異。クラシックホラーとして何度見ても楽しめる傑作。(50代 女性)


怖いだけじゃなく、どこか切なさも感じる映画だった。幽霊がただの悪ではなく、“忘れ去られた存在”として描かれている点が印象的。特に、家の下に埋められていた墓地の真実が明かされる場面は震えた。スピルバーグらしい人間味と、トビー・フーパー監督の恐怖演出が見事に融合している。(30代 男性)


子どもを持つ親として、この映画の恐怖はリアルすぎた。子どもが目に見えない存在に連れ去られる恐怖、そしてそれを救い出す親の必死さ。ホラーでありながら、強烈な家族愛の物語。キャロル・アンの「ママ!」という叫びが今でも耳に残る。80年代らしい温かみのある映像と、圧倒的な臨場感が素晴らしい。(40代 女性)


古い映画なのに、今観ても怖い。特にテレビやクローゼットが“異界”に繋がっているという設定が秀逸。現代でも通用する構成力がある。ラストの家ごと引きずり込まれるシーンは何度観ても衝撃的。ホラー初心者にも勧めたい王道作品。音と光の演出が天才的で、サスペンスとしても一級品。(20代 女性)


恐怖と感動が同居する不思議な映画。ポルターガイスト現象の裏に“家族の絆”がテーマとして描かれているのが印象的。超常現象を描きながらも、人間ドラマとして成立している。スピルバーグのプロデュースによる優れた脚本と、トビー・フーパー監督の陰鬱な演出が絶妙なバランス。ラストの余韻も見事。(30代 男性)


スピルバーグらしい“アメリカンファミリーの恐怖”を描いた名作。平凡な家族の幸せが、一夜にして地獄に変わる恐ろしさがリアル。子どもの無邪気さと、異世界の不気味さの対比が素晴らしい。ラスト、家族がようやく逃げ出し、テレビをホテルの外に放り出すシーンが象徴的で好き。まさにホラーの教科書的作品。(50代 男性)


ホラー映画の古典だが、今観てもまったく色褪せない。実はこの作品、撮影現場でも奇怪な出来事が多発したという裏話があり、それがさらに恐怖を増幅させる。家族の絆、超常現象、そして“死者の声”というテーマが重厚。映像のリアルさと心理的な怖さの両方を兼ね備えた、真のホラー名作だと思う。(20代 男性)

映画『ポルターガイスト(1982)』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ポルターガイスト(1982)』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

エクソシスト(1973)

この映画を一言で表すと?

悪魔に取り憑かれた少女と、その魂を救おうとする神父たちの壮絶な戦いを描いたホラー映画の金字塔。

どんな話?

平凡な家庭の少女リーガンが突如奇行を始め、医者でも科学でも解明できない現象に襲われる。最後に頼るのは、悪魔祓いの儀式。信仰と恐怖、そして愛の狭間で人間が試される。

ここがおすすめ!

『ポルターガイスト』と同様、家庭の中で起こる超常的恐怖を描く名作。実話に基づくリアリティと、神と悪魔の戦いという壮大なテーマが融合。映像・音響ともに今観ても背筋が凍る完成度。

アミティビル・ホラー(1979)

この映画を一言で表すと?

“夢のマイホーム”が一転、悪夢の巣窟へ――実話に基づく恐怖の家の物語。

どんな話?

郊外に引っ越してきた一家が、次第に説明不能な現象に悩まされる。原因はその家の“過去”にあった。家族が崩壊していく過程を通じ、目に見えない恐怖が現実を侵食していく。

ここがおすすめ!

『ポルターガイスト』と同じ“家が恐怖の中心”となるストーリー。家族の絆と理性が壊れていく過程がリアルで、静かな恐怖がじわじわ迫る。実話ベースのリアリティが一層恐ろしい。

インシディアス(2010)

この映画を一言で表すと?

“幽体離脱”を題材に、見えない世界の恐怖をリアルに描いた現代ホラーの傑作。

どんな話?

息子が昏睡状態に陥り、医者でも原因不明。やがて家族は、少年の魂が“あの世”に囚われていると知る。超常現象の専門家が呼ばれ、家族は霊的な世界に立ち向かう。

ここがおすすめ!

『ポルターガイスト』の霊界描写を現代的にアップデートしたホラー。ジェームズ・ワン監督の演出が光り、映像も音も圧倒的な緊張感。家族愛と恐怖が共存する、正統派スーパーナチュラル映画。

コンジュリング(2013)

この映画を一言で表すと?

実在の心霊研究家夫妻が挑む、“最恐のポルターガイスト現象”。

どんな話?

田舎の古い屋敷に引っ越してきた一家が、次々と異常現象に襲われる。超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査に乗り出すが、事態は予想を超える恐怖へと発展する。

ここがおすすめ!

『ポルターガイスト』が築いた“家族×霊現象”の構図を、実話ベースで再構築した作品。クラシックホラーへのオマージュが多く、緊張感の演出が一級品。現代ホラーの王道。

ザ・オーメン(1976)

この映画を一言で表すと?

“悪魔の子”がもたらす静かな破滅――宗教的恐怖と宿命の物語。

どんな話?

外交官の夫婦が引き取った少年ダミアン。だが、彼の周囲で不可解な死が相次ぐ。やがて、彼が“反キリスト”であるという衝撃の真実が明らかに。逃れられない宿命が家族を襲う。

ここがおすすめ!

『ポルターガイスト』と同じく、“無垢な子どもが恐怖の中心にいる”という構成。宗教的テーマと心理的恐怖が融合し、観る者に深い不安を植えつける。静けさの中に潜む恐怖の名作。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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