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映画『聖地X』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『聖地X』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『聖地X』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0067979/

製作年 2021年
上映時間 114分
ジャンル ホラー
ミステリー
サスペンス
監督 入江悠
キャスト 岡田将生
川口春奈
渋川清彦
山田真歩
薬丸翔
製作国 日本

映画『聖地X』の登場人物(キャスト)

山田輝夫(岡田将生)
両親の遺産である、韓国のプール付きの別荘で悠々自適な生活を送っている。小説家志望。
東要(川口春奈)
輝夫の妹。両親の遺産を生活費に充て、東京で結婚生活を送っている。
東滋(薬丸翔)
要の夫。要の両親の遺産のうち500万円を、風俗通いに使ってしまった。
星野(真木よう子)
滋の上司。滋に頼られているが、滋との間には男女間の関係はない。
江口(緒形直人)
韓国の仁川(インチョン)にある、巨木と古井戸が近くにある物件に和食店をオープンさせようとしている日本人。

映画『聖地X』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『聖地X』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『聖地X』のあらすじ【起】

韓国・仁川(インチョン)

巨木と古井戸が近くにある飲食店で、西洋人の経営者とその妻が、食卓で謎の突然死を遂げた。

時は流れ、20xx年。
山田輝夫は小説家志望。交通事故で他界した両親の遺産である韓国のプールつきの別荘で悠々自適の生活をしている。輝夫は家政婦として、地元の女子大生イン・スヨンを雇う。

ある日、輝夫の暮らす別荘に、輝夫の妹・東要がやって来る。
要も両親の遺産を相続し、それを生活費に充てて日本で生活していたが、夫の滋が風俗通いで500万円も使い込んだことに激怒し、マンションを解約して来たという。
輝夫は、別荘の余っている部屋を要の部屋として与えた。

それから1か月後。
要と輝夫は仁川の繁華街に行き、2時間後に同じ場所で落ち合う約束で別行動を取る。そこで要は、日本にいるはずの滋の姿を見つけ、後を追う。

巨木と古井戸が近くにある飲食店で、要は滋と対面するが、滋には所持品がない上、記憶も曖昧だった。

この飲食店では、日本人オーナーの江口が、調理師の島忠とその妻の京子、現地人のキムと開店準備をしていた。

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映画『聖地X』のあらすじ【承】

輝夫と要は別荘に戻ったが、要は自室に閉じこもってしまう。
輝夫は要が閉じこもる理由が分からず、困惑する。そこへ突然、滋が押しかけて来た。

輝夫は初め、滋を追い返そうとしたが、要の現状を理解するために、滋の話を聞くことにした。

滋は着の身着のままで、要以外の記憶がなかった。
財布もなく、今夜寝る場所に困っている滋を見かねて、輝夫は物置部屋を寝床として提供する。

滋への気持ちがまだ残っている要が、滋に電話をしてみると、携帯電話を持っておらず、物置部屋にいるはずの滋が出た。

要の電話に出た滋は東京におり、その後要から何度も電話が来ることに辟易した滋は、職場の上司・星野に、自分の代わりに、要からの電話に出て欲しいと頼む。
星野は電話に出て、輝夫と話した。
輝夫が、物置部屋にいるはずの滋が東京にいることを確認し驚いていると、物置部屋から滋が出て来たため、混乱する。

その頃、江口は、開店準備中の飲食店に怪奇現象が頻発していることに悩み、物件の過去を調べていた。
そこで、この物件では30年前から不可解な事件が起こり続けていることを知る。

映画『聖地X』のあらすじ【転】

輝夫と要は江口の店を訪れ、滋の件はドッペルゲンガーではないかと話す。
そこにいた忠は、京子と喧嘩をした時の話をする。家を出て行った京子が、この店の中にいたので仲直りしたが、様子がおかしいという。
その時、店の外にもう一人の京子が現れる。
2人の京子は古井戸の横にある巨木の前で合体し、倒れ込んだ。京子はそのまま病院に運ばれていった。

キムは祈祷師を呼んでお祓いをしてもらおうとしたが、祈祷師はお祓いの途中で「無理だ」と断念してしまう。

その後、星野と東京の滋が輝夫たちのもとへやって来る。
物置部屋にいる韓国の滋は星野に関する記憶がなく、東京の滋は要のことを忘れていた。

輝夫は、滋や京子のドッペルゲンガーが生まれたのは、彼らがそこにいるという思い込みから生まれたものであり、ドッペルゲンガーが生まれると、本人の記憶が一部欠落することに気付く。

輝夫は、ドッペルゲンガーである韓国の滋に、要との離婚届を書くよう迫ったが、滋は拒否し、もみ合いの喧嘩になった。そのとき、滋は鏡に映っておらず、胸に大きな空洞が開いていた。

映画『聖地X』の結末・ラスト(ネタバレ)

輝夫は、関係者全員を江口の店に集合させて、輝夫が持っている解決案を話した。

ドッペルゲンガーが生まれると、同一人物2人それぞれが別々の記憶を蓄積していき、2人が再び合体して1人になると、記憶が溢れて混乱する。
東京の滋と韓国の滋の他に、もう1人滋のドッペルゲンガーを生み出し、韓国の滋が生じてから今日までの記憶を除去した後、東京の滋と韓国の滋を合体させることが、輝夫の考えた解決案だ。

輝夫はスヨンに頼んで、店内の部屋の中に籠っている滋に声をかけてもらった。すると、店の中から3人目の滋が現れた。

輝夫たちは3人目の滋を縛り上げ、東京の滋と韓国の滋を合体させた。要は星野に、滋を東京に連れ帰るよう頼み、3人目の滋は、要自身が何とかすると輝夫に告げた。

要は、滋のドッペルゲンガーが生まれたのは、自分の中にまだ滋への想いが残っているせいだと確信していた。
実際に、要が滋への想いを断ち切ることで、3人目の滋は消えた。

その後、江口たちは別の土地で仕切り直しをすることにし、輝夫はこの体験を小説に書くことを決めた。
題は「聖地X」。

映画『聖地X』の感想・評価・レビュー

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映画『聖地X』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『聖地X』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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