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映画『サバイバルファミリー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『サバイバルファミリー(2017)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『サバイバルファミリー(2017)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0030294

製作年 2017年
上映時間 116分
ジャンル ドラマ
コメディ
監督 矢口史靖
キャスト 小日向文世
深津絵里
渡辺えり
柄本明
製作国 日本

映画『サバイバルファミリー(2017)』の登場人物(キャスト)

鈴木義之(小日向文世)
口やかましく、威張り散らしている父。子供達には疎まれている。
鈴木光恵(深津絵里)
天然だが、しっかり者の母。専業主婦で夫に従う。
鈴木賢司(泉澤祐希)
大学生。無口だが、手先が器用で情報収集にも長けている。
鈴木結衣(葵わかな)
スマホ命の女子高生。化粧やファッションにしか興味はない。
田中善一(大地康雄)
岡山の農家。養豚場を持っている。
佐々木重臣(柄本明)
光江の父で鹿児島に住む。魚や自家製の野菜を鈴木家に送ってくれる。
斎藤敏夫(時任三郎)
サイクリングが趣味の一家の父。サバイバルの知識が豊富。
斎藤静子(藤原紀香)
敏夫の妻。自然の食事に詳しい。

映画『サバイバルファミリー(2017)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『サバイバルファミリー(2017)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『サバイバルファミリー(2017)』のあらすじ【起】

東京のマンションで暮らす平凡な鈴木家。
鹿児島から魚や野菜が届いて、母の光恵がお礼の電話をする。夫・義之は無関心で、大学生の兄・賢司は無言で部屋にこもる。妹の結衣は魚を毛嫌いしている。家族はパソコンやスマホなど電化製品を酷使して、お互いに関心を持っていない。

ある朝、すべての電気器機が停止する。文明の利器と言えるものは全て使えなくなった。家族はろうそくの灯りとガスボンベで食事をとる。人口の光が消えた東京の空には美しい星空が広がっていた。

3日経っても、電気は復旧しなかった。義之の会社は業務を停止し、同僚は水を確保できる山中に向かった。水道、銀行、学校などなにもかもが機能しなくなった。

一週間が経ち、東京にいても餓死すると考えた義之は鹿児島へ行く決断をする。

自転車で鹿児島を目指すことになった。古本屋で地図帳を手にいれて自転車旅が始まった。高速道路を進むことにした一家。そこは歩く人であふれていた。とうとう海老名で野宿することになった。大阪は電気があるという噂を聞いて、張り切る義之。ただ、人々はすさみきって、水を求めて盗みを働くようになっていた。

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映画『サバイバルファミリー(2017)』のあらすじ【承】

16日目、静岡県に達した一家。とうとう水がなくなった。風雨を橋の下で凌ぐしかなく、自転車は壊れて米も流れた。自転車を修理するためにホームセンターに行った賢司と結衣は精製水であるバッテリー液と猫缶を持ち帰った。また、火を付ける役に立つだろうと発煙筒も加えた。

22日が経った。一家は静岡と愛知の県境に、ぼろぼろになりながらやってきた。そこでテントを張って楽しそうに食事する斎藤一家と出会う。彼らはこの事態を楽しんでいて、生き抜く知恵を教えてくれた。フィルムカメラで鈴木一家の写真を撮って送付してくれるという。洗練された振る舞いで和気あいあいとした斎藤一家の様子を見て、義之はへそを曲げてしまう。

43日目、大阪にたどり着いた。街は荒れていて、やはり電気はなかった。がっかりした子供たちに頼りないと罵られ、光恵に「お父さんはそういう人だ」と蔑まれた義之は落ち込む。しかし、炊き出し会場で「子供たちの分だけでも」と土下座する義之を見て、子供たちはそっと抱き起こした。

映画『サバイバルファミリー(2017)』のあらすじ【転】

67日目。極限状態で岡山の農村を歩く一家。一頭の豚が草を食べているのを見つける。義之は必死で追い回し、豚を捕まえた。どうやってさばくか思案しているところに、初老の男・田中が現れて、手際よく豚を処理した。その男の家に連れて行かれた一家は、食事を与えられて逃げた豚を捕まえる手伝いをすることになる。

豚の解体を手伝い、井戸水と薪で風呂を沸かし、清潔な寝間着に着替えて久しぶりに布団で寝ることができた。豚を柵の中に連れ戻した一家に「ずっとここにいてもいい」と田中は言ってくれたが、義之は鹿児島の父が心配だと、旅立つことを決意する。

古い地図を頼りに来たため、一家は大きな川に遭遇してしまう。戻ると大きなロスになる。義之は手製のいかだを作り、荷物と自転車を渡そうとする。激しい雨になり、義之は崩れたいかだと共に水面で見えなくなってしまった。

映画『サバイバルファミリー(2017)』の結末・ラスト(ネタバレ)

94日目、残された光恵と子供たちは絶望して線路を歩いていた。そこへSL機関車が走ってきた。3人は救出された。

義之は一命を取り留めたが、身動きできず、機関車が通るのを見て発煙筒を焚いた。煙を見つけた光恵は機関車を止めてもらい、子供たちは急いで義之を救出した。

機関車の中で、結婚前の話をしたり、すすで汚れた顔を笑い合ったりしながら、一家はとうとう鹿児島に到着した。108日目のことだった。
2年後、鹿児島の村で協力して魚を捕り、機を織り、野菜を育てながら、一家は自給自足の生活を楽しむ。早朝、異変を感じて起き出した義之は目覚まし時計が鳴るのを見つけた。その瞬間、電気が戻ってきた。

東京で元の生活を送る一家。光恵は鯖をさばき、子供たちは嬉しそうにのぞき込む。ミシンやギターを持ち、明らかに停電前とは表情が違う。停電の原因は太陽フレアか、彗星の接近と言われるがデータが残っておらず確かではない。停電中に撮った写真が送られてきて、一家は顔を寄せて微笑み合うのだった。

映画『サバイバルファミリー(2017)』の感想・評価・レビュー

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映画『サバイバルファミリー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『サバイバルファミリー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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