12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク
スポンサーリンク

映画『聖地X』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『聖地X』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『聖地X』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『聖地X』の結末までのストーリー
  • 『聖地X』を見た感想・レビュー
  • 『聖地X』を見た人におすすめの映画5選

映画『聖地X』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0067979/

製作年 2021年
上映時間 114分
ジャンル ホラー
ミステリー
サスペンス
監督 入江悠
キャスト 岡田将生
川口春奈
渋川清彦
山田真歩
薬丸翔
製作国 日本

映画『聖地X』の登場人物(キャスト)

山田輝夫(岡田将生)
両親の遺産である、韓国のプール付きの別荘で悠々自適な生活を送っている。小説家志望。
東要(川口春奈)
輝夫の妹。両親の遺産を生活費に充て、東京で結婚生活を送っている。
東滋(薬丸翔)
要の夫。要の両親の遺産のうち500万円を、風俗通いに使ってしまった。
星野(真木よう子)
滋の上司。滋に頼られているが、滋との間には男女間の関係はない。
江口(緒形直人)
韓国の仁川(インチョン)にある、巨木と古井戸が近くにある物件に和食店をオープンさせようとしている日本人。

映画『聖地X』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『聖地X』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『聖地X』のあらすじ【起】

韓国・仁川(インチョン)

巨木と古井戸が近くにある飲食店で、西洋人の経営者とその妻が、食卓で謎の突然死を遂げた。

時は流れ、20xx年。
山田輝夫は小説家志望。交通事故で他界した両親の遺産である韓国のプールつきの別荘で悠々自適の生活をしている。輝夫は家政婦として、地元の女子大生イン・スヨンを雇う。

ある日、輝夫の暮らす別荘に、輝夫の妹・東要がやって来る。
要も両親の遺産を相続し、それを生活費に充てて日本で生活していたが、夫の滋が風俗通いで500万円も使い込んだことに激怒し、マンションを解約して来たという。
輝夫は、別荘の余っている部屋を要の部屋として与えた。

それから1か月後。
要と輝夫は仁川の繁華街に行き、2時間後に同じ場所で落ち合う約束で別行動を取る。そこで要は、日本にいるはずの滋の姿を見つけ、後を追う。

巨木と古井戸が近くにある飲食店で、要は滋と対面するが、滋には所持品がない上、記憶も曖昧だった。

この飲食店では、日本人オーナーの江口が、調理師の島忠とその妻の京子、現地人のキムと開店準備をしていた。

映画『聖地X』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。

映画『聖地X』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『聖地X』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『聖地X』のあらすじ【承】

輝夫と要は別荘に戻ったが、要は自室に閉じこもってしまう。
輝夫は要が閉じこもる理由が分からず、困惑する。そこへ突然、滋が押しかけて来た。

輝夫は初め、滋を追い返そうとしたが、要の現状を理解するために、滋の話を聞くことにした。

滋は着の身着のままで、要以外の記憶がなかった。
財布もなく、今夜寝る場所に困っている滋を見かねて、輝夫は物置部屋を寝床として提供する。

滋への気持ちがまだ残っている要が、滋に電話をしてみると、携帯電話を持っておらず、物置部屋にいるはずの滋が出た。

要の電話に出た滋は東京におり、その後要から何度も電話が来ることに辟易した滋は、職場の上司・星野に、自分の代わりに、要からの電話に出て欲しいと頼む。
星野は電話に出て、輝夫と話した。
輝夫が、物置部屋にいるはずの滋が東京にいることを確認し驚いていると、物置部屋から滋が出て来たため、混乱する。

その頃、江口は、開店準備中の飲食店に怪奇現象が頻発していることに悩み、物件の過去を調べていた。
そこで、この物件では30年前から不可解な事件が起こり続けていることを知る。

映画『聖地X』のあらすじ【転】

輝夫と要は江口の店を訪れ、滋の件はドッペルゲンガーではないかと話す。
そこにいた忠は、京子と喧嘩をした時の話をする。家を出て行った京子が、この店の中にいたので仲直りしたが、様子がおかしいという。
その時、店の外にもう一人の京子が現れる。
2人の京子は古井戸の横にある巨木の前で合体し、倒れ込んだ。京子はそのまま病院に運ばれていった。

キムは祈祷師を呼んでお祓いをしてもらおうとしたが、祈祷師はお祓いの途中で「無理だ」と断念してしまう。

その後、星野と東京の滋が輝夫たちのもとへやって来る。
物置部屋にいる韓国の滋は星野に関する記憶がなく、東京の滋は要のことを忘れていた。

輝夫は、滋や京子のドッペルゲンガーが生まれたのは、彼らがそこにいるという思い込みから生まれたものであり、ドッペルゲンガーが生まれると、本人の記憶が一部欠落することに気付く。

輝夫は、ドッペルゲンガーである韓国の滋に、要との離婚届を書くよう迫ったが、滋は拒否し、もみ合いの喧嘩になった。そのとき、滋は鏡に映っておらず、胸に大きな空洞が開いていた。

映画『聖地X』の結末・ラスト(ネタバレ)

輝夫は、関係者全員を江口の店に集合させて、輝夫が持っている解決案を話した。

ドッペルゲンガーが生まれると、同一人物2人それぞれが別々の記憶を蓄積していき、2人が再び合体して1人になると、記憶が溢れて混乱する。
東京の滋と韓国の滋の他に、もう1人滋のドッペルゲンガーを生み出し、韓国の滋が生じてから今日までの記憶を除去した後、東京の滋と韓国の滋を合体させることが、輝夫の考えた解決案だ。

輝夫はスヨンに頼んで、店内の部屋の中に籠っている滋に声をかけてもらった。すると、店の中から3人目の滋が現れた。

輝夫たちは3人目の滋を縛り上げ、東京の滋と韓国の滋を合体させた。要は星野に、滋を東京に連れ帰るよう頼み、3人目の滋は、要自身が何とかすると輝夫に告げた。

要は、滋のドッペルゲンガーが生まれたのは、自分の中にまだ滋への想いが残っているせいだと確信していた。
実際に、要が滋への想いを断ち切ることで、3人目の滋は消えた。

その後、江口たちは別の土地で仕切り直しをすることにし、輝夫はこの体験を小説に書くことを決めた。
題は「聖地X」。

映画『聖地X』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

白石和彌監督らしい不穏さと人間の闇が凝縮された作品。序盤は静かな不安が漂い、韓国の山奥にある“聖地X”の謎が明らかになるにつれ、じわじわと恐怖が増していきます。岡田将生と川口春奈の兄妹関係が軸にありながら、異界との境界が崩壊する展開は圧巻。現実と幻覚の境目が曖昧になる描写が秀逸で、見終えた後もしばらく不安が残る。哲学的な余韻を楽しめるホラーです。(20代 男性)


不気味な映像と緊張感ある音響が印象的で、特に“聖地X”という存在が何なのかを明確に説明しない構成が逆に怖い。人間の罪や後悔が形を持って襲ってくるような感覚があり、ホラーというより心理スリラーに近い。岡田将生の繊細な演技が物語を深め、川口春奈の狂気的な表情も見事でした。静かな恐怖を味わいたい人には最高の一本。(30代 女性)


この映画は一言で言えば“意味が分からないのに怖い”。説明不足に感じる部分もあるけれど、それこそが“聖地X”の正体を象徴しているようでした。現実と異界が混ざる中で、兄妹の関係がどんどん壊れていく様子がリアル。白石監督らしい、逃げ場のない閉塞感と精神的圧迫感がたまらない。エンタメというより体験型ホラーに近い印象。(40代 男性)


映像の色味やカメラワークがとにかく美しく、不気味なのに見惚れてしまう。特に後半の“聖地”でのシーンは、現実離れした幻想的な恐怖を演出していて、まるで悪夢の中に入り込んだよう。川口春奈の演技が本当に良く、恐怖と悲しみを行き来する表情が印象的でした。理解不能だけど心に残る、不思議な中毒性のある映画。(20代 女性)


“聖地X”というタイトル通り、この作品は一種の宗教的体験に近い。罪や死、そして赦しといったテーマを、ホラーの形式で描いているのが秀逸です。岡田将生が演じる兄が、自らの存在を疑うようになる後半は特に衝撃的。観客に「現実とは何か」を突きつけてくる構成は挑戦的で、観終わった後に議論したくなるタイプの映画。(50代 男性)


最初は不気味な雰囲気を楽しむ程度だったのに、気づけばストーリーに飲み込まれていました。韓国ロケの影響か、どこか異国的で冷たい空気感があり、恐怖の質が日本映画とは違う印象。兄妹の関係が狂気に変わっていく展開にはゾッとしました。説明的な台詞が少ない分、観る人の想像力が試される作品です。(30代 女性)


白石監督作品の中でもかなり実験的。ホラーでありながら、哲学的な問いを投げかけてくるのが印象的でした。特に“聖地X”という場所が、罪の意識を映す鏡のように描かれているのが興味深い。人間の心の闇をホラーで表現する手腕はさすが。理解不能でも、見ている間の緊張感と没入感は圧倒的でした。(40代 男性)


怖いだけじゃなく、“悲しさ”が強く残る作品でした。兄妹の過去や罪が明かされていくにつれ、ただのホラーではなく人間ドラマとしての深みが増していきます。川口春奈の涙と叫びには心を打たれました。異世界的な恐怖と人間の心の痛みが共存する、不思議な魅力を持った映画です。(20代 女性)


予想以上に難解で、何度も見返したくなる作品。物語の構造が二重三重になっていて、現実・夢・異界の境目が崩れる演出が秀逸。終盤の展開は解釈次第でまったく違う意味を持つため、考察のしがいがあります。単なるホラーではなく、自己存在や罪の意識を問うアート作品のようでした。(30代 男性)


「怖い」というより「不安になる」映画。静寂の中で少しずつ崩れていく現実感が本当に怖く、じわじわと精神を削られます。特に、兄が自分の存在を失っていく描写にはゾッとしました。白石和彌監督の映像センスが存分に発揮されていて、アート的でもあり心理的でもある。理解不能でも魅力的な不条理ホラーです。(50代 女性)

映画『聖地X』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『聖地X』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

来る

この映画を一言で表すと?

“見えない恐怖”が人の心をむしばむ、圧倒的な霊的ホラーエンタメ。

どんな話?

中島哲也監督によるホラー映画で、ある家族に取り憑いた「何か」が引き起こす惨劇を描きます。松たか子、岡田准一、小松菜奈など豪華キャストが集結し、異界との境界が崩れていく恐怖を体験できます。人間の罪と恐怖が交錯する構成が印象的な作品です。

ここがおすすめ!

『聖地X』のように、“目に見えない存在”が引き起こす精神的恐怖が主軸。家族の崩壊や人間の闇を描きながら、圧倒的な映像美と音響で観る者を不安に包みます。ホラーでありながら哲学的で、観終わったあとに考えさせられる傑作です。

残穢 ―住んではいけない部屋―

この映画を一言で表すと?

“穢れ”が伝染する。静かな恐怖がじわじわ迫る文学的ホラー。

どんな話?

小野不由美の原作を実写化。怪奇現象が起こるマンションを取材する作家と編集者が、次第にその“土地に染みついた穢れ”の正体に近づいていくという物語。派手な演出ではなく、静かに侵食してくるような恐怖が特徴です。

ここがおすすめ!

『聖地X』同様、場所に宿る“見えない恐怖”をテーマにしており、心理的な緊張感が続きます。松竹ホラーの系譜に連なる丁寧な演出と、実話のようなリアリティが秀逸。説明されない恐怖の美学を味わいたい人にぴったりです。

哭声/コクソン

この映画を一言で表すと?

信じる者が狂う――韓国映画史に残る極限の心理サスペンスホラー。

どんな話?

韓国の田舎で、謎の疫病と殺人事件が連続発生。村人の狂気が広がる中、警察官の男が真相を追ううちに、善悪・信仰・疑念が混ざり合う地獄のような真実へと突き進んでいきます。宗教的テーマと民間信仰が交錯する異色のホラーです。

ここがおすすめ!

『聖地X』が持つ“異界と人間の精神の交錯”を、より深く描いたのが本作。映像の迫力と人間の弱さが融合し、観る者の信仰心さえ揺さぶります。正解のないラストが観客の心をざわつかせ、考察が止まらない傑作スリラーです。

呪怨

この映画を一言で表すと?

“呪いは終わらない”――日本ホラーの原点にして頂点。

どんな話?

ある家に関わった人々が次々と不可解な死を遂げる。そこにはかつての惨劇が生み出した呪いが潜んでいた……。時系列が複雑に交差する構成と、静かな恐怖の積み重ねで、観る者を逃げ場のない恐怖へと引きずり込みます。

ここがおすすめ!

『聖地X』のような“場所に宿る恐怖”を極限まで追求した傑作。白石和彌監督が描いた“見えない不安”のルーツを感じられます。ホラー映画史に残る伝説的作品であり、日本的恐怖の本質を知りたい人には外せません。

ミッドサマー

この映画を一言で表すと?

真昼の光の下で狂気が咲く――祝祭と悪夢の融合ホラー。

どんな話?

恋人を失った女性が、スウェーデンの秘祭に参加するが、それは想像を超えた異常な儀式だった……。明るく美しい映像の中に、死と再生、喪失と狂気を描き出すアリ・アスター監督の異色作。観る者の精神を試すような映像体験です。

ここがおすすめ!

『聖地X』の“宗教的異界”と“人間の内面の崩壊”を極限まで表現した作品。ホラーというより儀式的な芸術体験で、鑑賞後は強烈な余韻が残ります。圧倒的な美しさと不安が共存する、まさに“光の中の恐怖”を体感できる映画です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
映画のネタバレあらすじ

みんなの感想・レビュー