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映画『暗数殺人』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『暗数殺人』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『暗数殺人』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0049487

製作年 2018年
上映時間 110分
ジャンル サスペンス
監督 キム・テギュン
キャスト キム・ユンソク
チュ・ジフン
チン・ソンギュ
ムン・ジョンヒ
製作国 韓国

映画『暗数殺人』の登場人物(キャスト)

キム・ヒョンミン(キム・ユンソク)
刑事。物語冒頭は麻薬捜査班所属だったが、その後に刑事課に異動。テオの証言に翻弄されるものの、地道な捜査を続けることになる。
カン・テオ(チュ・ジフン)
殺人容疑で逮捕された男。証言を二転三転させ、刑事たちを翻弄する。
チョ(チン・ソンギュ)
刑事。実直な性格で、難航するヒョンミンの捜査に手を貸し続ける。

映画『暗数殺人』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『暗数殺人』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『暗数殺人』のあらすじ【起】

韓国でカン・テオという男が、恋人の殺害及び死体遺棄の容疑で逮捕された。
しかし彼は取り調べの中で、『実は7人殺した』と言う。

その後ものらりくらりと証言を変えるテオを、キム・ヒョンミン刑事が取り調べることになる。
テオはヒョンミンに『警察が捏造した証拠で逮捕された』と明かし、自らの減刑を求めるのだった。
さらに、減刑が実現すれば別の事件についても自白すると言うのだ。

テオが話した場所にヒョンミンが向かうと、確かに警察が捏造をした証拠があった。
彼はそれについて裁判で証言し、テオには5年の減刑処分が下される。

テオはヒョンミンに、7人分の殺人についてのメモを渡す。
恋人の殺人以外は警察も未確認の、いわゆる「暗数殺人」の可能性が高い。
6件の事件の捜査なので、ヒョンミンは他の刑事に手伝いを頼むものの、チョ刑事以外は手を貸そうとしない。
先の裁判でヒョンミンが警察の不正を暴露し、彼らから反感を買っていたからだ。

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映画『暗数殺人』のあらすじ【承】

ヒョンミンの捜査により、テオはかつてタクシー運転手だったことが判明。
同時期に、若い女性が姿を消していたことも突き止める。

ヒョンミンはテオに詳しい話を聞くべく、彼が要求してきた眼鏡や下着の差し入れまで用意。
そしてテオは、ある墓地に死体を埋めたことを話したのだ。
彼が描いた雑な地図を持ち、現場に向かうヒョンミン。
到着した墓地の特徴は、地図や話の内容とも符合していた。
さらにヒョンミンは、被害者女性オ・ジヒの祖母から彼女の話を聞くことに。

(回想シーン)
テオがタクシー運転手だった頃。
テオの車にジヒが乗るものの、乱暴な運転のせいで彼女は車内で吐いてしまう。
二人は口論になり、最終的にテオは強引にジヒを車から降ろすのだった。

時は戻り、現在。
ヒョンミンは科学捜査班を連れて墓地に向かうが、いくら地面を掘っても一向に死体は出て来ない。
課長が撤収の決断をするものの、ヒョンミンとチョだけが死体捜しを続けるのだった。

映画『暗数殺人』のあらすじ【転】

ついに2人は人骨を掘り出した。
しかしテオは『頼まれて骨を埋めただけ』と、再び証言を変えてしまう。
死体遺棄の時効は7年、それ以前の事件は立件不可能なのだ。

証拠を刑事に探させ、発見時点で時効適用となる犯罪を自白。
テオは、明らかに警察を利用しようとしていた。

このままでは、テオは全ての事件で無罪判決になってしまう。
ヒョンミンは殺人メモを追うと、ある男性の刺殺事件が目についた。
この事件だけ被害者が埋められていない、死体が発見されているのだ。
恋人殺し以外だと、「暗数殺人」でないのはこの事件だけだった。

(回想シーン)
ファン・チルギュという酔っ払いが、路上でテオとぶつかる。
テオは彼を殴り、刃物で刺し、火をつけて焼死させてしまう。
現場に残されたのは足跡だけだった。

時が戻り、現代。
証拠を集めようとするヒョンミンに、テオは見返りとして金銭を要求する。
実はこれまでにも、彼はテオの口座に金を振り込んでいたのだった。

映画『暗数殺人』の結末・ラスト(ネタバレ)

結果的にテオは証拠不十分で不起訴、逆に彼はヒョンミンを訴える。
ヒョンミンは地方の交番に左遷となるが、テオの事件に執念を燃やしていた。

ある日ヒョンミンは、先の白骨死体と共に避妊リングも見つかったことに気付く。
彼は産婦人科経由でパク・ミヨンという女性に辿り着き、彼女がテオと何度も連絡を取り合っていたことも知る。
さらに当時、2人の間に10歳の息子のチェ・ドンジュがいることも発覚した。

(回想シーン)
テオは幼い頃、虐待をする父親を殺していた。
やがて父親は失踪したということになった。

時は戻り、現在。
ヒョンミンは、ミヨンや父親のことでテオを揺さぶる。
裁判の場ではテオとミヨンの通話記録を証拠として提出、ドンジュも証人として立たせる。
結果的にテオには無期懲役の判決が下されるが、ヒョンミンはさらなる「暗数殺人」のために捜査を続ける決意をした。

その後のテオは獄中内で自殺したことが語られ、物語は幕を閉じる。

映画『暗数殺人』の感想・評価・レビュー

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映画『暗数殺人』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『暗数殺人』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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