この記事では、映画『ジェーン・ドゥの解剖』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ジェーン・ドゥの解剖』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0030507
製作年 | 2016年 |
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上映時間 | 86分 |
ジャンル | ホラー ミステリー スリラー |
監督 | アンドレ・ウーヴレダル |
キャスト | エミール・ハーシュ ブライアン・コックス マイケル・マケルハットン オルウェン・ケリー |
製作国 | アメリカ合衆国 |
映画『ジェーン・ドゥの解剖』の登場人物(キャスト)
- オースティン(エミール・ハーシュ)
- アメリカのバージニア州にあるグランサムの町で、父親と一緒に検視官をしている青年。
- トミー(ブライアン・コックス)
- オースティンの父親で、死体安置所と火葬場を家業とする傍ら、検視官も務めている。
- エマ(オフィリア・ラヴィボンド)
- オースティンの恋人。
- ジェーン・ドゥ(オルウェン・ケリー)
- 殺人事件が起きた民家の地下で発見された、身元不明の若い女性。
映画『ジェーン・ドゥの解剖』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ジェーン・ドゥの解剖』のあらすじ【起】
アメリカのバージニア州、グランサムの地で。遺体の安置所と火葬場を家業にしているトミー・ティルデンは、地元の検視官も務めていて、息子のオースティンと共に、安置所の地下にある処置室で死体の解剖をしていた。
解剖を終えたあと、オースティンは恋人のエマとデートに行く予定だったが、そこに保安官が新しい遺体を運んでくる。夜遅い時間に遺体を運んでくるのは緊急事態だと察したオースティンは、エマにデートの断りを入れると、地下の処置室へ向かう。
運ばれてきた遺体は若い女性で、殺害事件が起きた民家の地下で発見され、身元不明のため保安官は「ジェーン・ドゥ(名無しの権兵衛)」と呼んでいた。全裸で地下に埋められていた女性は若く、年齢は20代半ばから後半ではないかと思われた。
遺体は手首と足首が折れていたが、外傷はなかった。そして爪の中と頭髪から、泥炭(でいたん、植物が分解されないまま出来た土のこと)が発見された。更に口の中を見ると、舌がちぎり取られたように切断されていた。
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映画『ジェーン・ドゥの解剖』のあらすじ【承】
トミーは15年前に起きた人身売買事件で、被害にあった女性が逃げないようにきつく手足を縛られて骨折し、舌を切り取られていたことを思い出す。
続いて遺体を切り開き内部を調べてみると、肺が焼かれたように真っ黒になっていて、心臓に切り傷があるなど、次々に不審な点が見つかる。更に胃の中には麻酔として用いられる薬草の花が入っていて、その薬草の繁殖地はグランサムより北東部にあることから、遺体の女性は北東部から来たのだと思われた。
胃の中からは、小さな布にくるんだ彼女自身の歯も発見される。布には魔方陣のような文様が描かれていたが、遺体の皮を剥ぐと、皮膚の裏側に同じような文様と文字が刻まれていた。
すると処置室の照明が点滅し始め、電灯が割れてしまう。地下室の電源もダウンし、1階に行くにはエレベーターしか移動手段のない地下室に、トミーとオースティンは閉じ込められてしまう。そして、トミーが洗面所で何者かに襲われるなど理解出来ない出来事が相次ぎ、オースティンはあの遺体が原因ではないかと考え始める。
映画『ジェーン・ドゥの解剖』のあらすじ【転】
トミーとオースティンが処置室に戻ると、外側からいきなりカギがかかる。オースティンがそっと扉の向こうを伺うと、安置されていた別の遺体が動き出していた。ここに至りオースティンが、ジェーン・ドゥの遺体に灯油をかけ火を放つと、炎が大きく燃え上がり、処置室の天井まで達する。
トミーが消火器で燃え移った火を消し止めるが、燃えていたジェーン・ドゥの火も静かに消えていき、皮膚には何の損傷も残っていなかった。電源がある程度復旧したため、2人はエレベーターで1階へあがろうとすると、動き出した遺体が迫って来る。
トミーが非常用のオノを遺体に叩きつけると、その場に倒れたのは遺体ではなくエマだった。エマは解剖の仕事が終わった頃に、オースティンを迎えにくる予定だったのだ。オースティンはエマの死に動揺しながらも、ジェーン・ドゥの死因を調べることで、この不可解な現象の謎が解けるのではとトミーに訴える。2人は処置室に戻ると、改めてジェーン・ドゥの解剖を再開する。
映画『ジェーン・ドゥの解剖』の結末・ラスト(ネタバレ)
頭部を切り開き、脳の一部を顕微鏡で見てみると、細胞が活発に動いているのがわかる。そしてオースティンは、布に書かれていた文字から1693年という数字と聖書の一節を見つけ、ジェーン・ドゥは17世紀に北東部で行われた魔女裁判の犠牲者だったのではないかと推測する。
トミーは、ジェーン・ドゥが魔女裁判の時に受けた拷問の復讐をしているのだと考え、息子は助けてくれと遺体に懇願する。するとトミーの手足の骨が折れ、それと同時に折れていたジェーン・ドゥの手首が、元通りに戻っていく。
やがて内臓が焼かれるように痛み出し、トミーはオースティンに自分を殺してくれと頼む。涙ながらにトミーの心臓にメスを突き刺したオースティンだったが、助けを求めた地上への出口から転落し、そのまま息を引き取る。
次の日保安官が、トミーとオースティンの死体を発見する。そしてジェーン・ドゥの遺体は、解剖した跡がなかったかのように、綺麗に再生していたのだった。
映画『ジェーン・ドゥの解剖』の感想・評価・レビュー
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映画『ジェーン・ドゥの解剖』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ジェーン・ドゥの解剖』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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