この記事では、映画『禁じられた遊び』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『禁じられた遊び』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0012928
| 製作年 | 1952年 |
|---|---|
| 上映時間 | 87分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 戦争 |
| 監督 | ルネ・クレマン |
| キャスト | ブリジット・フォッセー ジョルジュ・プージュリー シュザンヌ・クールタル リュシアン・ユベール |
| 製作国 | フランス |
映画『禁じられた遊び』の登場人物（キャスト）
- ポーレット（ブリジット・フォッセー）
- ドイツ軍によって両親を殺された戦争孤児。
- ミシェル・ドレ（ジョルジュ・プージュリー）
- 農家の少年。ポーレットと出会い、彼女を家に連れていく。
- ジョゼフ・ドレ（リュシアン・ユベール）
- ミシェルの兄。迷い込んだ馬に蹴られてしまう。
- ジョルジュ・ドレ（ジャック・マラン）
- ミシェルの父親。家族を失ったポーレットに同情し、色々と面倒を見る。
- 司祭（ルイ・サンテーブ）
- ミシェルたちが住む村の教会司祭。ポーレットに祈りの言葉を教える。
映画『禁じられた遊び』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『禁じられた遊び』のあらすじ【起】
第二次世界大戦時のフランス、パリ市民はドイツ軍の占領から逃げようとしていた。
ポーレットという少女もその1人で、彼女は両親と愛犬・ジョックと共に逃げている。
その時にドイツ軍の戦闘機が急襲、爆撃によってポーレットだけが生き残ってしまう。
さらに、ジョックは川に捨てられてしまうのであった。
どことも知れない道を歩くポーレットは、ミシェルと出会う。
彼の家は農家を営んでいた。
長男のジョルジュが迷い込んだ馬に蹴られ、その時に逃げた牛をミシェルは追っていたのだ。
ミシェルはポーレットを家に連れ帰る。
彼の家族は、辛い境遇のポーレットに心から同情した。
その晩、ポーレットはミシェルから『死んだ者は穴の中に埋めるものだ』と聞かされるのだった。
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映画『禁じられた遊び』のあらすじ【承】
翌日、ポーレットは前の晩にジョルジュから聞かされたことを実践しようと考える。
死んでしまったジョックのために穴を掘り、埋めてやろうと考えたのだ。
実行しようとしていたポーレットのもとに、司祭が偶然通りかかる。
ポーレットの行動を知り、彼は祈りの言葉を教えた。
その後、ポーレットはボロボロになった水車小屋に移動。
そこで改めて穴を掘り始めた。
そこにミシェルが現れ、彼も穴掘りを手伝ってくれることに。
穴が完成すると、ポーレットは司祭から教えてもらった祈りの言葉を唱える。
そしてジョックの亡骸を穴の中に入れ、丁寧に埋めてやるのだった。
そこでポーレットは、ジョックが寂しがらないようにしたいと考える。
それを聞いたミシェルは、『動物の墓をたくさん作ってやろう』と言うのだった。
映画『禁じられた遊び』のあらすじ【転】
立派な墓地を作るため、ミシェルは十字架作りに精を出す。
その一方で、馬に蹴られたジョルジュの怪我はどんどん悪くなっていった。
やがて彼は死んでしまったのだ。
ジョルジュの葬儀のため、霊柩車がやってくる。
車に十字架が飾られているのを見つけたミシェルは、それを盗んでしまう。
十字架作りがなかなか上手くいかなかったからだ。
しかし、彼の父親が葬儀中に十字架がないことに気づく。
何か知らないか父親に聞かれたミシェルは、隣に住むグアール家のせいにしてしまう。
理想の十字架を手に入れたポーレットとミシェルは、墓地作りにのめり込んでいく。
2人は教会の十字架も盗もうとするが司祭にバレたため、教会の墓地から盗むことにした。
その中にはジュルジュの墓のものも含まれていたので、後日に墓参りにきた家族に気づかれてしまう。
しかし父親はミシェルがついた嘘を信じていたので、怒りに任せてグアール家の墓の十字架を壊したのだ。
それを知ったグアール家が激怒し、両家の父親同士の殴り合いが引き起ってしまうのだった。
映画『禁じられた遊び』の結末・ラスト（ネタバレ）
そこに司祭が駆けつけ、『十字架を盗んだのはミシェルだ』と言う。
ミシェルは逃げ出すのだった。
翌日に警察が訪れ、ミシェルは父親に見つかった。
父にどれだけ殴られても十字架の場所を話さないミシェルだったが、彼らは警察の訪問目的を知ることに。
警察は十字架泥棒を見つけるためではなく、ポーレットを引き取るために訪れたのだ。
ポーレットは泣きながら拒否し、ミシェルは『十字架の場所を言うからポーレットを行かせないで』と父に頼む。
父親はミシェルから十字架の隠し場所を聞き出すが、警察にポーレットを引き渡すのだった。
怒ったミシェルは十字架を川に投げ捨て、ポーレットは警察に連れていかれてしまう。
連れていかれた先の街で、ポーレットは『ミシェル』という声を聞く。
しかし街の中は、知らない人たちで埋め尽くされている。
しかし声が聞こえた方向へ走り、ポーレットも『ミシェル』と声に出す。
彼女の声と姿が街の中に吸い込まれるところで、物語の幕が閉じる。
映画『禁じられた遊び』の感想・評価・レビュー
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映画『禁じられた遊び』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『禁じられた遊び』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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