この記事では、映画『キングメーカー 大統領を作った男』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キングメーカー 大統領を作った男』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0074386
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 123分 |
ジャンル | 歴史 サスペンス |
監督 | ピョン・ソンヒョン |
キャスト | ソル・ギョング イ・ソンギュン ユ・ジェミョン チョ・ウジン |
製作国 | 韓国 |
映画『キングメーカー 大統領を作った男』の登場人物(キャスト)
- キム・ウンボム(ソル・ギョング)
- とある村の薬剤師。やがてチャンデに共感し、彼と共に自由な社会を志していく。
- ソ・チャンデ(イ・ソンギュン)
- 野党政治家。資金は乏しいがまっすぐな志を持つ。
- キム・ヨンホ(ユ・ジェミョン)
- 新民党ナンバー2。
- イ・ハンサン(イ・ヘヨン)
- 新民党の期待の若手。
- イ・ジンピョ(チョ・ウジン)
- 大統領陣営の室長。
映画『キングメーカー 大統領を作った男』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キングメーカー 大統領を作った男』のあらすじ【起】
韓国の小さな村の薬剤師・ソ・チャンデ。
彼は本業とは別に、悩みの相談役として村人から親しまれていた。
ある日チャンデは、キム・ウンボムの事務所を訪れる。
国政選挙で落選続きのウンボムに、チャンデは『力になりたい』と言う。
チャンデは、自由な社会を目指すウンボムの志に共感していたのだ。
実はチャンデは脱北者であり、彼の父親は無実の罪で捕まっていた。
彼自身も隠れて暮らした経緯があるからこそ、ウンボムに政権を握ってほしいと考えているのだった。
ウンボムは与党の人間ではないので、資金が潤沢ではない。
だからこそ最初は躊躇するものの、チャンデの話を聞いて彼をスタッフとして雇うことにした。
「1票を得る以上に、相手の票を10減らす」
このチャンデの作戦により、ウンボムは無事に当選した。
しかしチャンデのやり方が気に食わないスタッフも少なくなく、彼は謹慎処分になってしまったのだった。
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映画『キングメーカー 大統領を作った男』のあらすじ【承】
チャンデの謹慎は、ウンボムによって解かれる。
チャンデも影の存在ではなく肩書きを求めるが、ウンボムは『君次第だ』と言うのだった。
まずチャンデは、ウンボムと共に共和党と戦う同士であることを強調し、スタッフからの賛同を得る。
さらに共和党のスタッフ衣装を用意し、自分たちのスタッフに配るチャンデ。
そして『これを着て地方を回り、共和党に票を入れるように言え』と指示する。
加えて『あえて態度を悪くして、飲み屋でわざと喧嘩をするんだ』といった指示も出すのだった。
さらにチャンデは、共和党が配っていたシャツを秘密裏に回収。
ラベルを「新民党」に変えて、住民に配るのであった。
チャンデの工作もあり、共和党はなかなか票が伸びなくなる。
パク・キス大統領はウンボム派の仕業であると気づき、共和党の候補たちに対処するように言い渡した。
共和党候補者は共同討論の際、ウンボム陣営を批判する。
しかしウンボムはのらりくらりと糾弾を避け、あくまでも賛同者の支援だと主張する。
結果的にウンボムは選挙に当選し、国会議員になるのだった。
映画『キングメーカー 大統領を作った男』のあらすじ【転】
大統領選が近づく中、新民党では激震が走る。
総裁を差し置き、ナンバー2のキム・ヨンホが出馬を表明したのだ。
さらに有望株の若手、イ・ハンサンも出馬を表明した。
ウンボムにとっても予想外であったものの、彼も出馬を表明するのだった。
一方、新民党総裁はヨンホとハンサンの離反に腹を立てている。
ヨンホはそんな彼を利用し、ハンサンに『出馬を取り消せば役職を与える』と言う。
ハンサンは出馬を取り消すが、そこにウンボムとチャンデが接触。
『自分たちを支持すれば役職を与える』と言うが、ハンサンはそれを断った。
だがチャンデは粘り、ハンサンの協力を得ようとする。
投票が始まり、結果はヨンホの方が票を多く獲得する。
しかし無記名票が多く、ヨンホもウンボムも全体の過半数以上の票獲得とはならなかった。
どちらの陣営もハンサンを味方につけようとするが、彼はどちらにもつかない。
しかし、結果的にハンサン派の票の多くはウンボムに流れる。
この時点で、ウンボムの勝利が確定した。
そしてチャンデは、室長の肩書きを得たのだった。
映画『キングメーカー 大統領を作った男』の結末・ラスト(ネタバレ)
ウンボムは大統領選に出馬する。
イ・ジンピョ室長などの大統領陣営は、チャンデがウンボムの影として暗躍していると気づくのだった。
ある日、ウンボムの自宅で爆発が起こる。
犠牲者はゼロだったことから、大統領陣営は『自作自演だ』と糾弾。
ウンボム陣営でも、チャンデの仕業ではないかと疑う声が出はじめていた。
苦言を呈したウンボムに対し、チャンデは『あなたの成功は私のおかげだ』と言う。
ウンボムは『国民のおかげだ』と返すが、『国民が何もしなかったらパク・キスが長期政権を握っている』と言うチャンデ。
そこでウンボムは、彼と縁を切る覚悟ができたのだった。
ウンボムの自宅を爆破したのはやはりチャンデであり、彼はスタッフを解雇される。
しかしチャンデはイ・ジンピョ室長の部下になり、大統領陣営についた。
彼の活躍もあり大統領は再選、ウンボムは負けてしまう。
その後のウンボムは逮捕や拉致など、波乱な人生を送る。
だが軍事政権に屈することなく、1997年についに大統領選で勝利。
しかし、ウンボム大統領のそばにチャンデはいないのだった。
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映画『キングメーカー 大統領を作った男』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キングメーカー 大統領を作った男』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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