この記事では、映画『草の響き』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『草の響き』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0066806/
製作年 | 2021年 |
---|---|
上映時間 | 115分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 斎藤久志 |
キャスト | 東出昌大 奈緒 大東駿介 Kaya 林裕太 |
製作国 | 日本 |
映画『草の響き』の登場人物(キャスト)
- 工藤和雄(東出昌大)
- 心を病んでしまった男性。運動療法としてランニングに打ち込んでいく。
- 工藤純子(奈緒)
- 和雄の妻。心の病を治そうとする彼を支える。
- 佐久間研二(大東駿介)
- 和雄の高校時代の友人。彼の良き理解者。
- 小泉彰(Kaya)
- 成績優秀な高校生。スケートボードが得意ながら、カナヅチという一面もある。
- 高田弘斗(林裕太)
- 不登校の少年。彰と出会い、彼と意気投合していく。
- 高田恵美(三根有葵)
- 弘斗の姉。
- 宇野正子(室井滋)
- 和雄の主治医。彼を励ましつつ、運動療法を勧める。
映画『草の響き』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『草の響き』のあらすじ【起】
工藤和雄は心を病み、妻の純子と共に東京を離れることにした。
しかし故郷の函館に戻っても、新しい仕事が上手くいかない。
医師の宇野は自律神経失調症だと診断し、運動療法を勧める。
和雄はそのことを、付き添ってくれた友人・佐久間研二に伝えるのだった。
運動療法に打ち込む和雄を見て、純子は彼にランニングウォッチを贈る。
愛犬・ニコの散歩は、純子が受け持つことになった。
転校生の小泉彰は、バスケ部仲間から度胸試しに誘われる。
それは、海の岩場から飛び降りるというものだった。
カナヅチの彰は市民プールに向かい、そこで知り合った高田弘斗に泳ぎを教えてもらえることに。
代わりに彰は、自らが得意とするスケートボードを弘斗に教えると約束するのだった。
彰は、弘斗の姉・恵美に『弟と仲良くしてやって』と頼まれる。
どうやら弘斗は、いじめによって不登校になっているようだ。
そして彼をいじめていた人物は今、彰と同じ高校に通っているのだった。
彰は弘斗にスケボーを教える。
それを眺める恵美は、彰に対してほのかな恋心を抱き始めていた。
映画『草の響き』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『草の響き』のあらすじ【承】
宇野は薬の量を減らさず、和雄はさらに走るようになる。
研二が訪ねて来ても、走りに出かけてしまうほどだった。
その一方で恵美は、彰と一緒にサーカスを見に行く約束をした。
別の日の彼女はニコを連れた純子と出会い、『家を出たいけど祖母を置いていけない』と話す。
さらに純子に『東京の人ですよね』と話すのだった。
ある夜、彰と弘斗はランニング中の和雄を見かける。
彼らも和雄と一緒に走り始めるが、弘斗が根を上げる。
『バスケの練習をサボるから』と彰が言い、和雄は『俺は仕事をサボってる』と言うのだった。
学校で彰は、練習に来ないことをバスケ部に責められる。
さらに恵美のことを『ヤリマン』と呼ばれ、殴られてしまった。
怒った彰は彼らを岩場に誘うが、バスケ部員は途中で帰る。
彰は係員に見つかり、帰らざるを得なくなってしまった。
和雄は大学の食堂で働き、純子や研二と共に順調に過ごしている。
研二と一緒にいて楽しそうな和雄、それを見た純子は引け目を感じてしまう。
しかし研二は、『純子と一緒にいるから和雄は幸せそうだ』と言うのだった。
映画『草の響き』のあらすじ【転】
ある日、弘斗と彰はひょんなことから喧嘩をしてしまう。
その後に彰は海に向かい、岩場に登ってから海に飛び込むのだった。
純子の妊娠が発覚したものの、和雄は素っ気ない態度をとる。
『産まない方がいい?』と純子が問いかけるが、和雄は上手く答えられない。
業を煮やした純子は、ニコの散歩に出かけるのだった。
その夜、弘斗は打ち上げ花火をしつつ、恵美を肩車した。
和雄と純子は、和雄の両親と外食をする。
妊娠のことも報告するが、現在の和雄の生活を知り、不満を言う和雄の父親。
和雄は『子供には自分のようになってほしくない』と言うのだった。
和雄が走っていると、弘斗が追いかけてきた。
彰のことを聞く和雄だったが、予想外の答えが返ってくる。
彰は1人で海に飛び込んだ晩、亡くなってしまったのだ。
それよって弘斗は、心を閉ざしていた。
和雄はそんな彼に煙草を渡し、弘斗は一口吸って返す。
弘斗も、子供のままではいられないことを悟っていたのだった。
和雄は、研二と走りながら思い出を話す。
やがて研二は、春にスペインに行くことを告げるのだった。
映画『草の響き』の結末・ラスト(ネタバレ)
帰宅すると、赤ちゃんの服が干されていた。
その後に飲みながら研二は、『家族がいて羨ましい』と話す。
和雄は『研二が羨ましい』と話した。
研二が帰った後、純子の寝顔を和雄は見つめる。
そして、睡眠薬を大量に飲んでしまうのだった。
目を覚ますと、和雄はベッドに拘束されていた。
宇野は『何したかわかってる?』と言う。
数日かけて徐々に回復した和雄のもとを、純子が訪れる。
お腹の赤ん坊のエコー写真を見せてもらうが、純子に謝る和雄。
純子の『私が重荷?』という質問を否定するが、和雄は涙を流してしまうのだった。
純子は、ニコを連れて東京に帰る決心をした。
その道中で和雄からの電話がかかってきたが、彼女は気付かなかった。
電話をかけていた和雄だったが、純子が出ないことから留守番電話に感謝や謝罪の言葉を吹き込む。
そして、職員が彼から目を話しているすきに、外に出て行く和雄。
上着を脱ぎ、裸足のまま柵を乗り越えて走り出したのだ。
突然のことで、職員たちも慌てて和雄を追いかける。
しかし彼は、満面の笑みで走るのだった。
映画『草の響き』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『草の響き』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『草の響き』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『草の響き』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『草の響き』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『草の響き』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー