この記事では、映画『T-NET/タイムネット』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『T-NET/タイムネット』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0056268
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 82分 |
ジャンル | アドベンチャー SF |
監督 | シロ・ソレンティーノ |
キャスト | サム・ギティンズ ミーノ・スフェッラ エリー・プソ エリアナ・マンヴァティ |
製作国 | イタリア |
映画『T-NET/タイムネット』の登場人物(キャスト)
- リッキー(サム・ギティンズ)
- イタリアの片田舎で、父親と共に研究に取り組む若い学者。
- リッキーの父親(ミーノ・スフェッラ)
- リッキーと共に、エーテルの存在を実証する研究を続けている。
- ディジュー(エリー・プソ)
- リッキーが町で出会う女性。
映画『T-NET/タイムネット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『T-NET/タイムネット』のあらすじ【起】
イタリアの片田舎に建つ一軒家の離れで、リッキーという若い学者が父親の研究を手伝っていた。父親はエーテルという未知の物質の存在を実証する研究を続けていて、離れの中には研究のための大掛かりな装置が作られていた。
リッキーは父親に5桁の数字を当てるロトくじを買ってきて欲しいと頼まれ、父親の所有するスクーターで町まで買い出しに出かける。ロッコという男の経営するカフェでくじを買おうとするリッキーだったが、表に停めていたスクーターが何者かに盗まれてしまう。
途方に暮れるリッキーに、カフェにいた女性が話しかけて来る。ディジューという名のその女性もフランス人の学者で、リッキーの父親の知人ということだった。ディジューの車で家まで送ってもらったリッキーは、父親が大事にしていたスクーターが盗まれたことをどう告げればいいか迷っていた。
すると父親は、今までのことは間違いだったとリッキーに謝ると、大きなU字型の磁石を縦に置いたような装置の間に、リッキーを押し込む。装置が放つ強烈な電磁波に包まれ、リッキーは気を失う。
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映画『T-NET/タイムネット』のあらすじ【承】
目覚めたリッキーに父親は、「お前は時間を旅して来たのだ」と告げる。父親が研究していた装置は、U字型の間で電磁波を浴びることによりタイムスリップが出来るようになり、それは現在から「65分前」に人や物質を送ることが可能になっていた。
父親は更に、この時間にはリアルタイムに存在する「リッキー1」と、65分前から戻って来た「リッキー2」がいると説明する。自分が65分先の未来から戻って来た「リッキー2」だと言われてリッキーは戸惑うが、それならスクーターの盗難を防げるのではないかと思いつく。
父親は、タイムスリップが可能になったのは偶発的な現象でもあり、未来で起きたことを変えるのは危険を伴うと忠告するが、リッキーは自分も学者だから大丈夫だと答え、町へと向かう。
スクーターを置いたカフェに着いたリッキーだったが、すれ違いでスクーターは盗まれた後だった。仕方なくリッキーは、盗難により買えなかったロトくじを改めて買うことにする。すると父親に言われた数字で買ったくじは、全て的中の大当たりだった。
映画『T-NET/タイムネット』のあらすじ【転】
思わぬ大当たりにリッキーは喜ぶが、これは父親がタイムスリップを利用して、当たりの番号を知ったのではないかと考える。家に戻ると、離れの中をディジューが覗いていた。ちょうどその時離れの中で、リッキーが装置の間に入ってタイムスリップするところだった。
すると父親が離れから出てきて、「目的はなんだ」とディジューを問い詰める。そこに盗まれたスクーターに乗った人物が現れ、リッキーはその人物に殴られて気を失う。
リッキーが目覚めると、父親の悲鳴のような声が聞こえ、急いで声がした方に駆け付けると、ディジューが父親を崖下に突き落としたように見えた。リッキーは父親を助けるため、装置の間に入り「65分前」に戻ることにする。
65分前に戻ったリッキーは父親に、約1時間後にディジューという女に殺されることを伝える。それを聞いた父親は、これまで嘘をついていたことをリッキーに告白する。父親はロンドンの大学に勤務していると妻に話していたが、それは妻を安心させるための嘘で、研究の影響で多額の借金を抱えていた。その借金を返すため、未来の情報を得てロトくじを当てようと考えたのだった。
映画『T-NET/タイムネット』の結末・ラスト(ネタバレ)
するとそこで「65分前」から来た別のリッキー(最初にタイムスリップしたリッキー)の気配を感じ、父親と話していたリッキーは装置に入って更に65分前へと戻る。リッキーが戻った時間は、この時間のリッキーがロトくじを買いに行く前だった。リッキーは今ならスクーターの盗難を防げると考え町に向かうが、途中でディジューと遭遇する。実はディジューは、父親の精神状態を確認に来た心理学者だった。
そしてリッキーは改めて父親を助けるため、カフェに置いてあったスクーターに乗り(スクーターを盗んだのはリッキー自身だった)、自宅へ向かう。そして「この時間にいるリッキー」を殴って気を失わせるよう父親に頼むと、家の近くにある畑のカカシを持ち出す。
リッキーはディジューに頼んで、カカシを崖下に落としてもらう。こうして自分が目撃した父親の死を「なかったこと」に出来たリッキーは、父親とディジューに、これまでの混乱は自分のせいだと謝罪する。しかしその時離れの電源が落ち、再び灯りがつくと、装置の中に「別のリッキー」が立っていた。2人のリッキーは顔を見合わせ、なんてことだと呟きあうのだった。
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映画『T-NET/タイムネット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『T-NET/タイムネット』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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