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映画『リロ&スティッチ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『リロ&スティッチ(2002)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『リロ&スティッチ(2002)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『リロ&スティッチ(2002)』の結末までのストーリー
  • 『リロ&スティッチ(2002)』を見た感想・レビュー
  • 『リロ&スティッチ(2002)』を見た人におすすめの映画5選

映画『リロ&スティッチ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0019218

製作年 2002年
上映時間 85分
ジャンル アニメ
アドベンチャー
ファンタジー
監督 クリス・サンダース
ディーン・デュボア
キャスト クリストファー・マイケル・サンダース
デイヴィー・チェイス
ティア・カレル
ヴィング・レイムス
製作国 アメリカ

映画『リロ&スティッチ』の登場人物(キャスト)

リロ(ダヴェイ・チェイス)
ハワイのカウアイ島に住む5歳の少女。両親を事故で亡くし、姉のナニと二人暮らし。トラブルが絶えず、友達からは変人扱いされている。
スティッチ(クリス・サンダース)
宇宙の科学者が作った試作品626号。青くて小さい体に6本の手足と触角がついている。高い防御力と知能を誇り、凄まじい怪力と破壊本能を持つモンスター。水が弱点。カウアイ島に不時着し、犬になりすましてリロと暮らすことになる。
ナニ(ティア・カレル)
リロの姉。リロが保護施設に送られないように、必死で母親の代わりを務めようとしている。家事や仕事に追われ、自分の恋愛は疎かになっている。
ジャンバ(デイヴィッド・オグデン・ステイアーズ)
スティッチを作った悪の天才科学者。目が4つあるエイリアン。知能が高く、大胆な性格。スティッチを捕まえるため地球に送り込まれる。
プリークリー(ケヴィン・マクドナルド)
地球の蚊を研究している銀河連邦の諜報員。目が1つ、舌が2つ、足が3つあるエイリアン。育ちが良く、臆病な性格。ジャンバの監視役として地球に同行する。
ガントゥ(ケビン・マイケル・リチャードソン)
銀河連邦軍大尉。身長が6mあり、2足歩行のサメのような見た目のエイリアン。スティッチ捕獲のため地球に送り込まれる。
コブラ・バブルス(ヴィング・レイムズ)
児童保護施設の福祉局員。強面の大男。リロを保護する必要があると考え、ナニやスティッチを監視する。

映画『リロ&スティッチ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『リロ&スティッチ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『リロ&スティッチ』のあらすじ【起】

銀河連邦本部。違法な遺伝子実験を行ったジャンバ博士の裁判が行われている。ジャンバ博士が作ったのは、試作品626号という青くて小さい生き物。626号は高い防御力と知能を誇り、凄まじい怪力と破壊本能を持つモンスターだった。ジャンバ博士は逮捕され、626号は誰もいない小惑星への追放が決まる。

拘束された626号だったが、高い知能と身体能力で逃走する。銀河連邦が追跡すると、626号がワープした先は地球という大半が水の惑星だということが分かる。626号は水に弱いことが分かっていたので、議長達は胸を撫で下ろす。しかし、626号はカウアイ島という小さな島に着陸してしまう。議長はジャンバ博士と地球に詳しいプリークリー諜報員を呼び出し、密かに626号を捕まえるよう命じる。

カウアイ島。5歳の少女リロは、事故で両親を失くし姉のナニと二人で暮らしていた。トラブルが絶えず友達から変人扱いされているリロと、家事や仕事に追われるナニ。そんな2人の家に、福祉局員のコブラ・バブルスが訪ねてくる。バブルスはリロを預かるべきだと考え、3日間だけ猶予を与えるとナニに告げて帰る。

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映画『リロ&スティッチ』のあらすじ【承】

リロとナニがリロの部屋で話していると、窓の外が緑色に光る。流れ星だと思ったリロは、「逃げていかない友達をください」とお願いする。

リロ達が見た光の正体は、墜落してきた626号だった。626号はトラックに轢かれ、気を失う。

626号が目を覚ますと、そこは犬の保護施設だった。「友達が欲しい」というリロの願いを聞いたナニが、犬を貰いにリロと保護施設へやってくる。626号は外へ出ようと犬になりすまし、リロは626号をスティッチと名付けて引き取る。ジャンバとプリークリーは人前に姿を現すと騒ぎになってしまうので、変装してスティッチを監視することにする。

リロが偶然会った友達にスティッチを紹介すると、みんな怖がって逃げてしまう。逃げる友達から自転車を盗んで逃げようとするスティッチだが、島が海に囲まれていることを知って絶望する。スティッチは仕方なく犬のふりを続けることにする。

夜。リロとスティッチは、ナニが働くレストランでご飯を食べることにする。客に化けたジャンバ達に捕まりそうになったスティッチは、プリークリーに噛み付く。ナニは客に怪我をさせた責任を問われ、クビになってしまう。

映画『リロ&スティッチ』のあらすじ【転】

翌朝。ナニがクビになったことを聞きつけたバブルスが家にやってくる。バブルスは新しい仕事が見つかるか、しばらくナニの様子を見守ることにした。

ナニは必死に仕事を探すが、リロとスティッチのせいでどこへ行っても騒ぎになってしまう。

落ち込むリロとナニを、ナニの恋人デイヴィッドがサーフィンに誘う。楽しそうなリロ達を見て、スティッチもサーフボードに乗る。それを見ていたジャンバは、スティッチが自ら水に入ったことに驚く。ジャンバ達は海の中からスティッチを捕まえようとする。溺れそうになったスティッチが咄嗟にリロを引き摺り込んだことで、リロも溺れかけてしまう。惨状を見ていたバブルスは、明日の朝リロを保護しに行くとナニに告げる。

銀河連邦議長はいつまで経っても帰ってこないジャンバ達をクビにし、ガントゥ大尉を地球に向かわせる。

翌朝。デイヴィッドが家にやってきて、仕事が見つかったとナニに伝える。ナニは仕事に就けばリロと離れずに済むと思い、リロを置いて職場へ向かう。

クビになってやけくそのジャンバが、リロが一人残った家に乗り込んでくる。リロが危険だと判断したプリークリーは、慌ててリロを連れ出す。スティッチとジャンバの戦いで家は大破してしまう。

映画『リロ&スティッチ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ナニは消防車が自分の家に向かうのを見て急いで帰るが、バブルスが先に到着してリロを車に乗せてしまう。リロは隙をみて車から脱走する。

スティッチはリロに自分の正体を見せようと、エイリアンの姿でリロの前に現れる。その時、ガントゥがやってきてリロ達を捕まえてしまう。スティッチは宇宙船が出発する直前に脱出するが、リロはそのまま連れ去られてしまう。

ナニはリロが連れ去られるのを見て、スティッチを問い詰める。妹を心配するナニの姿を見て、スティッチは自分のせいでリロ達を巻き込んでしまったと心を痛める。スティッチはジャンバを説得し、ジャンバの宇宙船でリロを連れ戻しに行く。

スティッチはガソリン車で火山に突っ込み、爆発を利用してガントゥの船に侵入する。スティッチはガントゥを船の外へ投げ飛ばし、リロを救出する。

ビーチに着陸すると、銀河連邦議長が現れスティッチを拘束する。スティッチはリロ達を自分の家族だと紹介する。そこでバブルスが間に入り、スティッチの所有権はリロにあることを伝える。バブルスは元CIAで、議長と面識があったのだ。議長はスティッチの追放先を地球に決定し、リロをスティッチの世話係に任命する。ジャンバとプリークリーも地球に残り、リロ達と仲良く暮らすのだった。

映画『リロ&スティッチ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

リロがスティッチを「ファミリー」と呼ぶ場面で、家族の意味が深く心に響きました。捨てられた実験生物を迎え入れることで、リロ自身も孤独から救い出される構図が丁寧に描かれていて、涙が止まらなかったです。特にラスト、スティッチがリロの言葉を思い返し「オハナはずっと一緒!」と叫ぶシーンには、暖かい感動をもらいました。(20代 男性)


愛というのは形じゃない、と気づかされる作品でした。リロの母親を失った寂しさや、スティッチの混乱を乗り越えて築く家族の絆が優しく描かれていて、心がじんわり温かくなりました。スティッチが赤ワインを飲むコミカルさと、最後に妹のナニが「家族は選べないから大事にしなきゃね」と言う一言が印象的。(30代 女性)


SFアクションとピクサー作品のような家族ドラマがマッチしていて感動しました。宇宙から来た“破壊実験体”が、ハワイの女の子によって“家族”を学んでいく構成が秀逸。特にエンジンルームを壊されてリロがスティッチを「帰れないけど、私たちの家族になって」と受け止めるシーンは、友情を超えた絆を感じました。(40代 男性)


リロとナニ姉妹の喧嘩シーンがリアルで共感しました。家族を守る覚悟と苦悩、そして絆が丁寧に描かれていて、大人になった今でも学ぶことが多いです。スティッチがリロに寄り添い、最終的に保護施設の職員まで味方にする展開に、希望と幸福感が詰まっていて嬉しかったです。(20代 女性)


ディズニー映画らしいポップな世界観の中に、「家族の条件」や「居場所とは何か」という深い問いが潜む大傑作でした。スティッチが暴れまわる楽しい冒頭から、リロが夢中でフラを踊る場面まで、音楽と風景が最高でした。ラストの輪になってみんなで踊る姿には、涙すら覚える暖かさがありました。(50代 男性)


子どもと一緒に観ましたが、大人視点で観るとじわじわくる作品です。リロの行動がスティッチの本質を引き出し、孤独な存在が家族に変わっていく過程が美しく描かれていました。「Ohana means family」という言葉は、自分の家族関係も見つめ直すきっかけに。久しぶりに観たら感動しました。(40代 女性)


アニメーションとしての完成度に加えて、ストーリーのメッセージ性がとても強い作品。科学実験の被験体だったスティッチが、リロと出会い、自分が何者かを再認識していく様は、自分を肯定したい全ての人に届く力があると思います。最後にハワイの風景と音楽が心に残る良作です。(30代 男性)


姉妹の絆とスティッチの成長物語が絶妙に絡んでいて、ディズニーの良さが詰まった作品です。妹を責めてしまうナニの弱さと責任感、リロの純真さと愛情、どちらにも共感できました。スティッチの「Lilo & Stitch」の呼びかけに、家族の本質が詰まっていると思います。(50代 女性)


ハワイの風景とウクレレの音色が心地よく、アクションとコメディ、家族ドラマがバランス良く盛り込まれていて飽きずに観られました。スティッチがリロの祖母?に怒られる場面や、最後に警察に家に帰れないと叫ぶシーンは笑えるけれども、家族の愛情を強く感じました。(20代 男性)


リロとスティッチの友情が、まるで本当の親子のように見えて涙が出ました。捨て犬みたいに扱われたスティッチが、自分が“必要とされている存在”ということに気づく過程は素晴らしいです。ラスト、みんなで海に潜るシーンは、希望に満ちた新たなスタートを感じさせてくれました。(30代 女性)

映画『リロ&スティッチ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『リロ&スティッチ(2002)』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ベイマックス

この映画を一言で表すと?

心を癒すケアロボットと少年が織りなす、優しさと勇気のヒーロー物語。

どんな話?

兄を失った少年ヒロが、兄の残したケアロボット・ベイマックスとともに陰謀に立ち向かう冒険を描いた感動アニメーション。ロボットと少年の絆が心を打つ。

ここがおすすめ!

感情を持たないはずのロボットが見せる優しさが涙を誘う。家族愛や癒し、そして成長を描いたストーリーは『リロ&スティッチ』が好きな人に深く刺さる作品です。

ヒックとドラゴン

この映画を一言で表すと?

「敵」とされた存在との出会いがすべてを変える感動冒険ファンタジー。

どんな話?

バイキングの少年ヒックと、ドラゴンのトゥースとの出会いから始まる友情と和解の物語。少年は敵と思われた存在と心を通わせ、世界を変えていく。

ここがおすすめ!

スティッチとリロの関係に心動かされた人には、ヒックとトゥースの友情も刺さるはず。美しいアニメーションと感情豊かなドラゴンが魅力の大冒険です。

ウォーリー

この映画を一言で表すと?

静かなる孤独と希望を描いたロボットの純愛と再生の物語。

どんな話?

地球に一人残された掃除ロボット・ウォーリーが、宇宙から来た探査ロボット・イヴと出会い、壮大な宇宙の旅に出る。ロボットの目を通して描かれる人類へのメッセージ。

ここがおすすめ!

言葉少なでも伝わる感情表現と、ウォーリーの純粋な心に胸を打たれます。孤独と再生の物語は、スティッチの「居場所探し」に共感した人にぜひ観てほしい一本です。

モアナと伝説の海

この映画を一言で表すと?

海を愛する少女が自分の運命を切り拓く、美しく勇敢な冒険譚。

どんな話?

ポリネシアの少女モアナが、世界を救うために伝説の英雄マウイとともに大海原へ旅立つ姿を描く。家族や故郷のために奮闘する姿が胸を打つ物語。

ここがおすすめ!

『リロ&スティッチ』と同じく、ハワイ的文化背景や自然とのつながりが色濃く出ている作品。音楽、ビジュアル、ヒロインの芯の強さが魅力的です。

カールじいさんの空飛ぶ家

この映画を一言で表すと?

過去への想いと新たな出会いが紡ぐ、心温まる人生再出発の旅。

どんな話?

亡き妻との約束を果たすため、家ごと空へ飛び立った老人カールと、偶然乗り込んだ少年との奇妙な冒険と心の変化を描く感動作。

ここがおすすめ!

スティッチが「家族」を見つけるように、カールもまた「新しい家族」のような存在に出会います。笑いと涙、冒険と癒しの全てが詰まった秀作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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