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映画『あいつの声』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『あいつの声』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『あいつの声』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『あいつの声』の結末までのストーリー
  • 『あいつの声』を見た感想・レビュー
  • 『あいつの声』を見た人におすすめの映画5選

映画『あいつの声』の作品情報


出典:https://tonari-t.jp/voice-of-a-murderer/

製作年 2007年
上映時間 124分
ジャンル スリラー
クライム
ミステリー
ドラマ
監督 パク・チンピョ
キャスト ソル・ギョング
キム・ナムジュ
キム・ヨンチョル
チョン・ヘジン
カン・ドンウォン(声の出演)
製作国 韓国

映画『あいつの声』の登場人物(キャスト)

ギョンベ(ソル・ギョング)
国民的人気キャスターである。高級マンションに住み、妻と1人息子と幸せに暮らしている。息子が誘拐され、冷静に対処しようと試みるが犯人に翻弄される。
ジソン(キム・ナムジュ)
ギョンベの妻。肥満気味の息子を心配し、ダイエットに力を入れている。息子が誘拐され、警察に通報しないよう言われていたのにも関わらず、すぐに通報してしまう。
サンウ(イ・ヒョンチョル)
ギョンベの1人息子。家の駐車場に秘密基地を作り、母に隠れてお菓子を食べる食いしん坊。キャスターをしている父に憧れを抱いている。

映画『あいつの声』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『あいつの声』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『あいつの声』のあらすじ【起】

人気キャスターであるギョンベは、歯に着せぬ物言いで人気を博していた。

ギョンベは妻のジソンと息子のサンウと3人暮らしであった。1人息子のサンウは太り気味で、ジソンは運動をさせたり針治療を行ったりと工夫をしているが、サンウは駐車場に秘密基地を作って隠れてお菓子を食べていた。また、ギョンベもサンウを甘やかしていた。

ある日、サンウが夜になっても帰って来ない。深夜12時を回った頃、電話が鳴る。明日までに現金で1億ウォン用意しろ。警察に通報したら息子を殺す。と言い放ち電話は切れる。

ギョンベはジソンに通報しないよう伝え、銀行へと向かう。銀行に融資を申し込み、現金を受け取る間にテレビ局に代理のキャスターを依頼する。エンジンをかけたまま車のドアは開けて金を置いていくよう指示され、その通りにするギョンベであったが犯人らしき人物は現れなかった。

犯人から再度電話が来て、場所を変えると言われる。言われた通りに待ち合わせ場所に向かうギョンベは、怪しい人物を見つけ掴みかかるとそれはキム刑事であった。どうして刑事がここにいるのかと動揺するギョンベに、キム刑事は奥さんから通報があったと告げるのであった。

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映画『あいつの声』のあらすじ【承】

ジソンが警察に通報したことで犯人からの連絡は途絶えてしまう。

事件から4日が経過していた。犯人から再度電話が入る。警察に通報したから息子を殺すと脅す犯人に、金は用意してあるとギョンベはすがりつく。あなたたちを監視していると言って電話は切れる。

事件から7日後。キム刑事をギョンベの車のトランクに隠れさせ、犯人と接触する作戦に出る。犯人から電話があり、夫婦で南山に向かうよう指示を受ける。車を乗り捨てたらケーブルカーに乗るよう指示され、指示通りにケーブルカーに乗り込む。

すると犯人がギョンベの車に乗り込み、走り出す。山頂にサンウが居ると言われていたが、サンウの姿はなかった。
一方トランクに隠れていたキム刑事は、眠らされた状態で公園に全裸で放置されていた。その頃、警察はギョンベの元友人のジェジュンを取り調べていた。ジェジュンは過去にスキャンダルをギョンベに暴露されており、ギョンベに恨みがあるようだった。それに加え、借金もあることからジェジュンの犯行を疑うが、事件当日ジェジュンにはしっかりとアリバイがあった。

事件から14日経ち、犯人から電話が鳴る。息子の声を聞かせてほしいというギョンベ。電話の奥ではパパと泣き叫ぶサンウの声が聞こえる。

映画『あいつの声』のあらすじ【転】

犯人からジソンに手紙が届き、犯人の指示通りに動くジソンであったが、結局犯人がジソンの前に現れることはなく、またもや振り回されて終わる。

事件から23日経過し、犯人候補として絞られたのがジェジュンと息子のインソクであった。
ギョンベも警察署へ駆けつけ、ジェジュンに直接サンウを返してくれと懇願する。その時、犯人から身代金の要求の電話が入る。

一方、警察は科学調査にて犯人からの脅迫電話を調べていた。その結果、ギョンベが聞いたサンウの声は録音されたものだと判明する。その報告を聞いたギョンベはサンウがもう生きていないことを悟る。

その後、犯人から電話が来ると、一方的に電話を切ったりと強気で対応する。サンウに代われとギョンベが言うと、電話から聞こえてくるのは以前聞いたサンウと同じ音声であった。
全てを悟ったギョンベは犯人のペースには乗らず自分のペースで対応する。その様子を見たジソンは、サンウは生きていると泣き叫ぶ。

また犯人から電話が入り、今日で最後にするとロッテワールドでの待ち合わせを約束する。犯人はメリーゴーランドの前のボックスの上に金を置くよう指示し、電話を切る。

映画『あいつの声』の結末・ラスト(ネタバレ)

ギョンベはロッテワールドで犯人の指示通りに行動する。少し経って、犯人らしき男がバッグを持って立ち去る。その時、ギョンベはメリーゴーランドに乗っているサンウを見かけ、慌てて駆け寄るが、それはギョンベが見た幻覚であった。

事件発生から44日後、土手でサンウの変死体が発見された。サンウは両手足を縛られた状態であり、警察が調べた結果、誘拐された翌日には殺されていたようだ。

すっかり生きる気力を失った2人。ギョンベはジソンにもう1人子供を作ろうと言って抱きしめるが、ジソンはサンウでないと意味がないと泣き叫ぶ。

ギョンベに会ったキム刑事は、ギョンベに犯人からの脅迫電話の録音テープを渡す。ニュース番組に帰って来たギョンベが最初に取り上げるニュースはサンウの誘拐殺人事件であった。涙を堪えながらニュースを読み上げるギョンベ。テレビの前ではジソンが涙ながらに見守っていた。ギョンベは、息子は死んだが、犯人は平然とみなさんの近くで暮らしている。私はいつまでも犯人を追い続けると力強く言い、最後に犯人からの脅迫電話のテープを流す。

映画『あいつの声』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

実話を基にしていると知って観たが、想像以上に重かった。誘拐犯からの電話越しの声だけが頼りという状況が終始緊張感を生む。父親が必死に身代金を用意し、警察と協力しながらも翻弄される展開は息苦しい。最終的に子どもが戻らないまま終わるラストは救いがなく、現実の残酷さを突きつけられた。(40代 男性)


母親の視点で観ると胸が張り裂けそうだった。電話の向こうで聞こえる息子の声にすがる姿が痛々しい。犯人の冷静で無機質な声が恐ろしく、顔が見えない分だけ不気味さが増す。結局犯人が捕まらず、子どもも戻らない結末はやりきれないが、それがこの事件の真実なのだと思うと重い。(30代 女性)


サスペンスとしての緊迫感は高いが、娯楽作品というより記録映画に近い印象。身代金受け渡しの失敗や警察の捜査の限界が描かれ、無力感が募る。父親が怒りと後悔に苛まれる姿がリアルだった。最後まで犯人の正体が明確にならない点が、この作品の不気味さを際立たせている。(20代 男性)


電話の声というモチーフが秀逸。映像よりも音で恐怖を感じさせる演出が印象的だった。希望を持たせる展開が何度かありながら、すべて打ち砕かれていく流れがつらい。ラストで時間が経過しても解決しない現実が示され、単なるサスペンス以上の社会的メッセージを感じた。(50代 女性)


親として観ると精神的にきつい作品。犯人の淡々とした口調が逆に恐怖を増幅させる。警察の捜査やメディアの報道が絡み合い、事態が複雑化していく様子もリアル。結局、子どもが救われない結末は辛いが、だからこそ忘れてはならない事件として胸に残る。(40代 男性)


犯人の姿をほとんど見せず、声だけで物語を動かす構成が新鮮だった。父親が冷静さを失いそうになりながらも必死に交渉する姿に引き込まれる。ラストの虚無感は強烈で、観終わった後もしばらく沈黙してしまった。救いのなさがこの作品のリアリティだと思う。(20代 女性)


緊張感は終始持続するが、派手な演出はない。その分、親の焦燥感がダイレクトに伝わる。身代金のやり取りの場面は手に汗握る展開だったが、結果が伴わないことがさらに辛い。最後に残るのは怒りと悲しみだけで、観客に問いを投げかける作品だ。(60代 男性)


事件の残酷さと家族の崩壊が静かに描かれる。犯人の声が象徴するのは、顔の見えない悪意。父親が自責の念に苦しむ姿は胸が痛い。結末が未解決のまま終わることで、現実の理不尽さを強く感じさせる。娯楽性よりも社会性を重視した重厚なドラマ。(30代 女性)


犯人との心理戦が中心だが、勝敗はつかない。電話越しのわずかな情報に一喜一憂する展開がリアル。警察の努力もむなしく、結末は暗い。観ていて辛いが、実話の重みを考えると必要な作品だと思う。簡単に希望を与えない誠実さが印象的。(20代 男性)


感情を揺さぶる作品。特に母親が息子の声を録音して何度も聞く場面は忘れられない。犯人の無機質な声との対比が強烈だった。最後に時間だけが過ぎていく描写が虚しく、事件の未解決性が胸に残る。観るには覚悟がいるが、強いメッセージを持つ映画だった。(50代 女性)

映画『あいつの声』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『あいつの声』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

セブンデイズ

この映画を一言で表すと?

娘を救うため、母は“7日以内に殺せ”という無理難題に挑む。

どんな話?

敏腕弁護士の娘が誘拐され、犯人から「死刑囚を7日以内に無罪にしろ」という要求が突きつけられる。時間制限の中、法と正義の狭間で葛藤しながら奔走する母親。刻一刻と迫るタイムリミットが緊張感を高めるサスペンス。

ここがおすすめ!

誘拐事件と親の焦燥を描く点で強く共鳴する作品。限界状況での心理描写がリアルで、最後まで緊張が途切れない。感情を揺さぶる韓国サスペンスが好きな人におすすめ。

チェイサー

この映画を一言で表すと?

元刑事が連続殺人犯を追う、息もつかせぬ実録サスペンス。

どんな話?

デリヘル嬢が次々と失踪し、元刑事の男は独自に捜索を始める。やがて容疑者を突き止めるが、証拠不十分で釈放されてしまう。警察の無力さと犯人の冷酷さが交錯する中、タイムリミットが迫る。

ここがおすすめ!

実話ベースの重苦しさと容赦ない展開が胸に刺さる。救いのない現実を突きつける姿勢はあいつの声と共通。緊迫感あふれる追跡劇を求める人に最適。

プリズナーズ

この映画を一言で表すと?

娘を奪われた父が、正義の一線を越える衝撃のドラマ。

どんな話?

少女が失踪し、容疑者が浮上するが証拠不足で釈放。絶望した父親は自ら犯人を監禁し、真実を吐かせようとする。警察の捜査と父の暴走が交錯し、道徳と怒りの境界が揺らぐ。

ここがおすすめ!

子どもを失う恐怖と親の葛藤を徹底的に描く心理ドラマ。犯人の存在が常に不気味で、観る者の心を締めつける。重厚なサスペンスを味わいたい人に。

ミスティック・リバー

この映画を一言で表すと?

過去の傷が再び悲劇を呼ぶ、静かな衝撃作。

どんな話?

幼少期に事件を経験した三人の男が、大人になって再び殺人事件で交差する。疑念と誤解が悲劇を生み、真実はあまりにも残酷な形で明かされる。友情と罪が絡み合う重厚な人間ドラマ。

ここがおすすめ!

未解決の傷と喪失感を描く点で共通性が高い。派手さよりも心理の重みで勝負する構成が秀逸。余韻の強い作品を求める人にぜひ。

ゴーン・ベイビー・ゴーン

この映画を一言で表すと?

失踪した少女の行方が暴く、衝撃の選択。

どんな話?

ボストンで少女が失踪し、私立探偵が捜索を依頼される。やがて真相に近づくが、そこには単純な善悪では割り切れない事情が隠されていた。最後に下される決断が観客に問いを投げかける。

ここがおすすめ!

子どもの誘拐事件を通じて倫理観を揺さぶる構成が秀逸。解決しても残る苦味が強烈で、あいつの声の余韻が好きな人に深く刺さる一作。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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