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映画『マダガスカル3』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『マダガスカル3』の概要:子供から大人まで、幅広い世代から支持を受けた大人気アニメーション映画『マダガスカル』シリーズの第3弾。アレックス達に、ニューヨークへと戻るチャンスがとうとう巡ってくる。しかし、そのためにはサーカス団の一員として芸を身につけなければいけず・・?

映画『マダガスカル3』の作品情報

マダガスカル3

製作年:2012年
上映時間:93分
ジャンル:アニメ、コメディ
監督:エリック・ダーネル、コンラッド・ヴァーノン、トム・マクグラス
キャスト:ベン・スティラー、クリス・ロック、デヴィッド・シュワイマー、ジェイダ・ピンケット・スミス etc

映画『マダガスカル3』の登場人物(キャスト)

アレックス(ベン・スティラー)
ライオン。ライオンの剥製を欲しがっているデュボアに命を狙われ、執拗に追いかけ回されるようになる。
マーティ(クリス・ロック)
シマウマ。種族は違うものの、アレックスの親友。お喋りな性格で、彼がいることでチームが盛り上がっている。
グロリア(ジェイダ・ピンケット=スミス)
唯一の女性であるカバ。女性でありながらパワーはNO.1で、グループメンバーを纏める。メルマンとは相思相愛。
メルマン(デヴィット・シュワイマー)
グロリアとは相思相愛の仲のキリン。溌剌としたグロリアとは反対に、ネガティブで臆病な性格をしている。
デュボア(フランシス・マクドーマンド)
動物管理局に務める女性。狙った獲物は絶対に逃さない実力者。アレックスの首を狙っている。
ビターリ(ブライアン・クランストン)
アレックス達が出会ったサーカスでリーダーを務める虎。過去の事故がきっかけでスランプに陥っていた。

映画『マダガスカル3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マダガスカル3』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マダガスカル3』のあらすじ【起】

ニューヨークのセントラルパーク動物園で平和に過ごしていた4匹の動物達は、ある日その動物園を脱走して自然の王国、マダガスカルへとたどり着いていた。その動物達とは、チームのリーダー的存在であるライオンのアレックス、シマウマでありながらアレックスの親友で、ムードメイカーのマーティ、神経質で、常にネガティブな発言ばかりしているキリンのメルマン、そして、グループ唯一の女性でありメルマンの恋人であるカバのグロリアである。

マダガスカルで騒がしい毎日を送っていた彼らは、現在アフリカのサバンナにいた。しかし、彼らはそろそろニューヨークに帰ろうと思い立ち、超凄腕集団であるペンギンズの経営する航空会社に依頼する。しかし、いくら金を渡せど、いつまでたってもペンギンズはアレックス達を乗せてはくれないのだった。

そんなペンギンズに疑問を抱いたアレックス達は、ペンギンズの動向を追うことにする。すると、なんとペンギンズが手に入れた金を使い、カジノで豪遊していることを突き止めるのだった。

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映画『マダガスカル3』のあらすじ【承】

そんなペンギンズを問い詰めようと、アレックス達は扮装をしてモナコのモンテカルロへと乗り込むのだった。ただペンギンズを問い詰めようとしていただけのアレックス達だったが、ちょっとした事故が起きてしまい、彼らは大騒動を巻き起こしてしまう。

そして、そんな彼らに目をつけたのが、動物管理局で働くデュボアという女性警部だった。彼女は狙った獲物を百発百中で捕まえるという凄腕の警察官で、なんと、その捕らえた動物の首を自室に飾るという凶悪な一面も持ち合わせていた。デュボアは、まだ自分の部屋にライオンの首がない、というとんでもない理由から、アレックス達を執拗に追いかけ回すようになる。

彼女に捕まれば殺されてしまうアレックス達は、ペンギンズの協力も得て、ヨーロッパの至る場所を必死で逃げ回る。しかし、流石のデュボアも彼らを諦めず、少しずつ彼女はアレックス達に近づいていた。このままでは捕まってしまう。そんな時、彼らの前にとあるサーカス団の列車が現れたのである。

映画『マダガスカル3』のあらすじ【転】

アレックス達を受け入れることを渋るサーカス団に、アレックスが咄嗟に、「自分達もサーカスの出身だ」と嘘をついた。すると、彼らは同じサーカスの仲間は見捨てられない、と彼らを受け入れてくれたのだった。

そして、アレックス達の耳にもう一つ良いニュースが飛び込んでくる。なんと、この後に控えているロンドン公演で良いパフォーマンスをしてプロモーターに気に入られれば、ニューヨークに行くことができるというのだ。それを聞いたアレックス達は、ニューヨークに帰るため、必死で芸を練習するのだった。

しかし、リーダーでありサーカスの目玉であるビターリが、以前の失敗からスランプ状態に陥ってしまっており、その影響もありサーカス団は現在かつての人気を失いつつあった。しかし、必死で練習に打ち込むアレックス達の姿を見たビターリは、少しずつサーカスへの情熱を取り戻していくのだった。そして、とうとうロンドン公演の本番の日を迎えることとなる。

映画『マダガスカル3』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、真剣に芸と向き合ってきたサーカス団の面々は、綱渡り、空中ブランコ、動物大砲などの大技を次々と見事に決めてみせたのだった。これには観客も大歓喜、彼らは見事、ニューヨークに行く機会を手にするのだった。

しかし、そんな時、アレックス達がサーカスではなく動物園出身の動物であることがバレてしまう。アレックス達に騙された、と彼らは肩を落としながらアレックス達の元を去る。そして、たまたま元いた動物園のスタッフに見つかったアレックス達は、動物園に戻ることとなる。

あれだけ戻りたかった動物園。しかし、彼らの胸の中には、サーカスで過ごした楽しい毎日の思い出が焼き付いていた。一方、アレックス達と決別したサーカス団の面々の耳に、とある情報が飛び込んできた。なんと、デュボアがアレックスを諦めずに殺そうとしているというのだ。

その話を聞きつけたサーカス団の面々は、アレックス達を助けるため、彼らの元へと向かう。そして、アレックス達とサーカス団の面々は協力し、見事デュボアを倒すことに成功するのだった。そして、アレックス達は再び動物園を飛び出して、正式にサーカスの一員として旅を続けることになるのだった。

映画『マダガスカル3』の感想・評価・レビュー

DVDで観たのですが、前作、前々作よりもスピーディーで映画館の3Dで観たかったと思いました。人間のレギュラーとしては初のデュボア警部との追いかけっこもコミカルだったし、サーカス団でのアレックスたちの頑張りも良かったです。お気に入りのキャラ、ペンギンズの悪ぶりも相変わらずの愛嬌で面白かったです。
今回はハイテンションで笑いが多かった分、感動シーンが少ない気もしましたが、最後まで楽しく、元気が出る作品でした。(女性 40代)


シリーズ最終作。これまで築き上げたキャラクターの魅力を元手に、疾走感のある逃走劇から始まり彼らの成長を描いて終了。結末編という事もあってかコメディシーンが少なくなった(それでも十分に多いのだが)のが残念ではあるが、旅に出るというラストは好印象。個人的にはサーカスの面々も悪くはないが彼らのせいでペンギンの出代が少なくなったのは納得がいかない。(男性 30代)


やはりキャラクターがしっかり立っている作品は面白い。前作までいたレギュラーメンバーは勿論だが、今作から登場するやばすぎる警察官が最高。音楽もテクノチックで耳に残りやすい。

3D映画マニアの間では3Dの出来がすこぶる良いとの噂だったが、本当にその通り。奥行飛び出し感がとても良くできていてこれはもうアトラクションだ。とくにサーカスシーンが最高。カラフルで画面映えもする。

内容もこれぞ集大成という感じで感動してしまった。(男性 30代)

関連作品

前作 マダガスカル2

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    もはや動物アニメとは言えない位のド派手なアクションや、ファンタジー並みのカラフルな演出。
    しかしそのフィクションすぎる派手さが3作目と言うラストを飾るのに逆にスッキリする。
    あれだけ憧れていた動物園と言う故郷に戻って来た4頭だが、こんな狭い世界だったのかと失望してしまう。
    それだけ、世界を知れて、本当に大事な物に気が付けたと言うのは大きい。
    動物らしくないのは相変わらずで、老後の心配から始まるのにはシュール過ぎてもう子供向けと言える内容では無い。

  2. 匿名 より:

    ①サーカス団の華やかさ

    ラストとなる今作は、動物と思えない程細やかで動きが軽快になっている。
    3Dでの作品だった事もあり、アクションや色合いがとても派手で、見応えがある。
    特に、モンテカルロの街中でのカーチェイスや、サーカス団としての公演風景は立体的な動きをとても生かしているので是非3Dで見たいと思える画になっている。

    もはや動物としのキャラクターではなく、擬人化していると捉えて観た方が、純粋に作り物と思えて割り切って楽しく観る事が出来るはずである。

    相変わらず街並みや海、それぞれの景色の表現は美しいまま。
    今回は2作目と比べると同種族の群れが無いのが寂しい。
    人間社会で動き回るので、デュボラを始め人間もピックアップされているが、人間のキャラクターも濃いので子供に少しきつく感じる顔付きや動作があるかもしれない。

    ②本当の居場所

    せっかく動物園に帰ってきたのに、こんなに狭かっただろうか、脱走なんてはかったりしなければ世界を知る事は無かったのにとつぶやく4頭。
    あれだけ、外に出たいと願い。

    外に出てからは元の動物園に帰りたいと願っていた彼らだが、ちゃんと「本当に居たい場所」を見つけられるようになった事がこのアニメでは1番嬉しいはず。
    始まりがあったからこそ、野生の地に行く事になり、自分の本能も知れて、両親とも再開出来たりした、と言う経験が出来た。
    その経験値を噛み締める喜びが、大人になった彼らを表していて感慨深くなる。
    全作観た人も、始めて観る人でも、色々な世界を見たからこそ本当に求める場所や物の大事さに気が付ける、と言うメッセージを受け取る事が出来るであろう。