この記事では、映画『さかなのこ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『さかなのこ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0076415
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 139分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ 青春 コメディ |
監督 | 沖田修一 |
キャスト | のん 柳楽優弥 夏帆 磯村勇人 |
製作国 | 日本 |
映画『さかなのこ』の登場人物(キャスト)
- ミー坊(のん)
- お魚を、食べることも、観察することも、描くのも大好き。「普通」とは何かは分からない。
- ヒヨ(柳楽優弥)
- ミー坊の、小学校のクラスメート。ミー坊の長所を理解している。
- モモコ(夏帆)
- ミー坊の同級生。ミー坊の描く海洋生物のイラストを、高く評価している。
- ミー坊の母・ミチコ(井川遥)
- ミー坊が興味を持つ対象に関心を抱き、ミー坊のやりたいことを、させてやりたいと思っている。
映画『さかなのこ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『さかなのこ』のあらすじ【起】
小学生のミー坊は、水族館で、タコの水槽を眺めていた。
閉館のアナウンスが流れても水槽から離れようとしないミー坊に、母が優しく声をかけ、一緒に帰路につく。
その後、母はミー坊に海洋動物の図鑑をプレゼントしてくれた。
ミー坊は学校で、「ミー坊新聞」を書き、高い評価を得ていた。
また、ミー坊の描く海洋生物のイラストを、同級生のモモコがいつも褒めた。
夏休みのある日、ミー坊は家族と、クラスメートのヒヨ、モモコと共に海に行き、水タコを捕まえた。
ミー坊は母に、タコを飼いたいと言い、母は了承したが、父は2人の会話を誤解してタコを殺し、皆で食べることになった。
夏休みが終わり、ミー坊がヒヨと一緒に下校していると、ハコフグの帽子を被ったおじさんが現れた。
ヒヨはミー坊に、おじさんは「ギョギョおじさん」だと説明した後「帽子を褒めて、逃げろ。捕まったら解剖されて、魚にされちゃう」と忠告した。
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映画『さかなのこ』のあらすじ【承】
ギョギョおじさんが、海洋生物についての知識が豊富な人だという噂は有名だった。
ある日ミー坊は、色々な海洋生物を飼っているというギョギョおじさんの自宅に誘われる。
ミー坊が両親にそれを告げたところ、父は危ないから行ってはいけないと言ったが、母は夕暮れまでに帰るなら行っていいと話し、母が父を説得した。
ギョギョおじさんの家で、魚を観察して楽しんだミー坊は、夢中で魚の絵を描いた。
しかし絵を描くことに集中し過ぎて時間を忘れてしまい、気付いたときには夜の9時だった。
ミー坊の父は警察に通報し、ギョギョおじさんは逮捕された。
「おじさんは悪くない」と必死に訴えるミー坊に、連行される直前のおじさんが、ハコフグの帽子を被せてくれた。
ミー坊はヤンキーだらけの高校に進学し、仕切り役の「総長」に目を付けられたが、持ち前の天然ぶりで怒りを忘れさせ、一緒に魚釣りをする仲になる。
他校のヤンキー・籾山と海辺で喧嘩になりかけた際、リーゼントをキメたヒヨと再会し、ヒヨは籾山の服を使ってイカを捕獲。
ミー坊は皆で食べようと調理した。
映画『さかなのこ』のあらすじ【転】
籾山は「イカにはアニサキス菌がいるから、俺は食べない」と言った。
ミー坊は「アオリイカにはアニサキスいないんだよ」と話した。
複数の種類が存在するイカの中で、ヒヨが捕獲したのはアオリイカだったのだ。
イカを食べた籾山は、その美味しさに感嘆の声をもらした。
高校では、保護者同席で進路相談の面談が行われた。
担任はミー坊の成績の低さを指摘し、努力すべきと助言するが、ミー坊の母は「この子には、自分のしたいことだけさせたい。したいことだけをすることが、なぜ、だめなんでしょう」と問う。
ミー坊は高校卒業後、独り暮らしを始めた。
水族館に就職したが、失敗続きで解雇された。
その後就職した寿司屋でもうまくいかない。
そんな中、同僚に連れて行かれたキャバクラで、モモコと再会した。
モモコを囲う男がいたが、男に捨てられて居場所のなくなったモモコは、娘と一緒にミー坊の家へやってきた。
ヒヨはテレビ局に勤め、出演者と交際していた。
ヒヨは、交際相手とミー坊の3人での食事会を設定した。
映画『さかなのこ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ヒヨの交際相手は、ミー坊が「お魚博士になりたい」と語ったことに対して「いい大人が」と、嘲笑した。
それを見たヒヨは、交際相手を帰らせた。
ミー坊はモモコたちのために、もっとお金が必要だと考え、部屋にある水槽と魚たちを手放し、勤務先の上司に、仕事を増やして欲しいと話した。
モモコは、ミー坊が大切にしていた魚たちを手放したことに気付き、ミー坊が外出している間に、娘と一緒にミー坊の家を去った。
モモコたちが去ったことに気付いたミー坊は、居酒屋で独りでやけ酒をあおり、注文したししゃもについて文句を言い、店員に絡んだ。
明け方、店のシャッターに、ミー坊はペンキでししゃもの絵を描き「君が描いたの」という男の声に驚いて振り返った。
そこには総長がおり、彼に誘われて寿司屋に行く。
寿司を握る男は、籾山だった。
ミー坊にイカの美味しさを教えられて、寿司職人の道を選んだという。
籾山はミー坊に、店の壁に魚の絵を描いて欲しいと依頼、その後はヒヨから、テレビで海洋生物について語って欲しいとの依頼が来た。
ミー坊は人気者の有名人となった。
映画『さかなのこ』の感想・評価・レビュー
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映画『さかなのこ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『さかなのこ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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