この記事では、映画『イソップの思うツボ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『イソップの思うツボ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0045099
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 86分 |
ジャンル | コメディ ヒューマンドラマ |
監督 | 上田慎一郎 中泉裕矢 浅沼直也 |
キャスト | 石川瑠華 井桁弘恵 紅甘 斉藤陽一郎 |
製作国 | 日本 |
映画『イソップの思うツボ』の登場人物(キャスト)
- 亀田美羽(石川瑠華)
- 内気な女子大生。友達はペットの亀だけで、大学構内ではいつもひとりぼっちだが、母には「友達もいるし、大学生活は楽しい」と話す。
- 兎草早織(井桁弘恵)
- 芸能一家の一人娘。父の信司、母の裕子と共にテレビで共演し「日本一仲良しな家族」の娘として人気を博している。
- 八木圭祐(高橋雄祐)
- 美羽の通う大学で、社会心理学の臨時講師として登壇した青年。長めの前髪と眼鏡がトレードマーク。
- 戌井小柚(紅甘)
- 父と2人で復讐代行屋として仕事をしており、キャンピングカー暮らしをしている。
- 戌井連太郎(斉藤陽一郎)
- 小柚の父。復讐代行屋の仕事には暴力が伴うが、娘想い。片足を引き摺っている。
映画『イソップの思うツボ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『イソップの思うツボ』のあらすじ【起】
亀田美羽は内気で地味な女子大生。
自分から誰かに話しかけることもなければ、声を掛けられることもなく、いつも一人で行動している。
一方、同じクラスのの兎草早織は、芸能人の両親と共に「日本一仲良しな家族」としてテレビに出演していることもあり、いつも華やかな印象を周囲に与えている。
美羽が自宅に帰ると、ペットの亀と明るい母が迎えてくれる。
母は美羽に、大学のことや友人関係、好きな人はいるかなど興味津々で聞いてくる。
美羽はそんな母のことが好きで「大学は楽しい。友達もいる」と話す。
母は美羽に、週末、近所にできたチーズダッカルビの店に家族皆で行かないかと誘った。
美羽は快諾し、両親と兄と共に、4人で外食する週末を約束した。
美羽の通う大学で、社会心理学の教授が休みを取ることになり、代理として28歳の八木圭祐が登壇した。
八木は「前髪メガネ」が特徴の好青年で、早織も美羽も彼に惹かれた。
美羽が、スマホで八木の後ろ姿をこっそり録画していると、早織が八木のもとへやって来て、八木をデートに誘ったが、八木は断った。
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映画『イソップの思うツボ』のあらすじ【承】
その後、八木へのアタックを続けた早織は「ついに八木を口説き落とした」と喜んだが、実は八木は、早織の母・裕子と不倫関係にあった。
早織はいつも八木の傍にいて、美羽はいつも八木の姿を目で追っていたため、早織は美羽の視線を感じることが多くなっていた。
早織は、美羽が同性愛者で自分に好意があるのではと誤解し、美羽の名前を呼び、隣に座って「恋愛対象は男性なの」と謝った。
美羽は早織の誤解を解くと同時に、早織が自分の名前を覚えていてくれたことを喜んだ。
早織の父・信司は、早織の母が2人の男と同時に浮気していることに気付き、浮気相手の1人である芸能人を、復讐代行屋である戌井父娘に頼んで痛めつけさせた。
信司は戌井父娘に報酬を渡し「もう一人は後で頼む」と八木のことを示唆して去った。
戌井父娘はキャンピングカー暮らしで、父の連太郎は、娘の小柚に「この仕事をやめて好きなことをしろ」と話す。
小柚は「お父さんには私が必要でしょ」と答えるが、連太郎はそれが小柚の本心ではないと分かっていた。
映画『イソップの思うツボ』のあらすじ【転】
戌井父娘のもとへ、極道の近藤とその子分がやって来る。
連太郎は元極道で、近藤は連太郎が持ち逃げした金を返せと言って、戌井父娘を銃で脅す。
連太郎が、金はもうないと話すと、近藤は仕事を紹介してやると言う。
仕事とは、兎草一家の誘拐だ。
その頃、信司は、ホテルの一室で金髪の若い女とイチャついていた。
信司は女に、戌井父娘を紹介してくれた礼を言う。
女の部屋を出た信司に、裕子から電話が入り、早織が誘拐されたと知らされる。
信司と裕子、マネージャーの田上は合流し、誘拐犯からのメッセージを確認した。
裕子のスマホに送られてきた画像には、手足を拘束された早織と八木が写っていた。
誘拐犯は、警察には通報しないことと、身代金1千万を15時にマネージャーと夫婦の3人で指定する場所に持ってくることを命じ、従わなければ人質を殺すと訴えていた。
信司たちは指示通りに金を用意し、指定の場所へ向かうが、その途中で運転していた田上が突然停車、銃を持って乗り込んで来たのは、金髪のかつらを取った信司の浮気相手で、その正体は美羽だった。
映画『イソップの思うツボ』の結末・ラスト(ネタバレ)
指定場所の倉庫に到着した一同は、八木と早織、そして2人を誘拐した戌井父娘と対面する。
田上が八木を解放し、兎草夫婦を拘束した後、田上と八木、美羽が揃って「亀田一家です」と名乗る。
2年前、兎草一家と亀田一家は玉突き事故に巻き込まれ、負傷した早織と、美羽の母の搬送先は同じ病院だった。
美羽の母の治療の番が回って来たとき、信司は賄賂を使って割り込み、早織の治療を優先させた。
その結果美羽の母は亡くなり、近藤に借金をしていた亀田家は、近藤の演出する「兎草家への復讐エンターテイメント」に出演することになったのだ。
美羽は信司を誘惑、兄は八木と名乗って裕子を誘惑、父は田上と名乗って兎草家のマネージャーになった。
兎草夫婦の不義は美羽と兄により録画され、倉庫に設置したモニターで公開された。
倉庫内の様子は中継され、殺人現場を見たいという富豪たちがモニターで見ている。
美羽が、誰も殺すつもりはないと気付いた近藤は、怒って美羽に銃を向けた。
美羽が死を覚悟した瞬間、近藤は連太郎に撃たれて死亡、モニターを見ている富豪たちは満足した。
映画『イソップの思うツボ』の感想・評価・レビュー
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映画『イソップの思うツボ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『イソップの思うツボ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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