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映画『フローズン・ストーム』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『フローズン・ストーム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『フローズン・ストーム』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0055111

製作年 2020年
上映時間 89分
ジャンル パニック
アクション
サスペンス
監督 ブレンダン・ウォルシュ
キャスト ジェネシス・ロドリゲス
ヴィンセント・ピアッツァ
メイビス・シンプソン・アーンスト
製作国 アメリカ

映画『フローズン・ストーム』の登場人物(キャスト)

マット(ヴィンセント・ピアッツァ)
ナオミの夫。頑固で慎重な性格。
ナオミ(ジェネシス・ロドリゲス)
小説家。夫マットとの子供を妊娠している。感情の起伏が激しい。タフな女性。

映画『フローズン・ストーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フローズン・ストーム』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『フローズン・ストーム』のあらすじ【起】

ナオミは車内で目を覚ました。車のまわりは、分厚く硬い雪におおわれていた。

小説家のナオミはサイン会に出席するため、夫マットが運転するレンタカーでノルウェーに向かっていた。しかし、その移動中天候が悪化し、先に進めなくなってしまった。2人は路肩に車をとめ、そのまま車内で寝てしまう。

それから何時間か経ち、雪におおわれた車内で目を覚ましたナオミは、あわててマットを起こした。はじめは簡単に車から出られると思ったマットだったが、どんなに力を入れて押しても車のドアは開かない。エンジンもかからず、携帯電話の電波もない、事態は深刻だった。マットはレンタカーを借りるときに、車には緊急ボックスが取り付けられていると聞いたことを思い出した。そして、その緊急ボックスに入っていた毛布を妊娠中のナオミにかけた。

車の外は猛吹雪だった。まわりには、人はおろか車の気配すらない。しかもエンジンのかからない車内は氷点下だった。ナオミは「どうにかして外に出よう」と提案するが「外の状況もわからないのに、妊娠中のナオミが外に出るのは危険だ」とマットは反対した。

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映画『フローズン・ストーム』のあらすじ【承】

ナオミとマットは、緊急ボックスに入っていたロウソクで灯りをともし、車内にあった水と食べ物を少しずつ小分けにしていた。そして、それらがいつまでもつのかと不安になっていた。あるとき、ナオミがふたを開けたままにしていたペットボトルの水を、誤ってマットがこぼしてしまう。するとマットは「きちんと閉めろ」とナオミを強く責めてしまった。先の見えなかった2人は、些細なことがきっかけで険悪な雰囲気になっていった。

次の日、電波のなかったナオミの携帯電話が、一瞬だけ父親につながった。喜ぶマットとナオミは、あわてて電話口の父親に救助を頼もうとした。しかし、途中で携帯電話のバッテリーはなくなり、完全につながらなくなってしまったのだった。落胆し、また互いを責めあう2人。ナオミはふたたび「外に出ようと」主張するが、マットは「車にいたほうが安全だ」と言い、2人は極寒の車内でひたすら助けが来るのを待っていた。

映画『フローズン・ストーム』のあらすじ【転】

車から出られなくなって9日目。過呼吸のような症状になってしまったナオミは、マットに隠していた抗うつ剤を飲んでしのいだ。マットは「夫である僕に、なんで薬のことを隠していたのか?」とナオミを責めた。「夫婦だからって、言わなくていいこともある」とナオミが言うと、マットは今までナオミに隠していた、会社をクビになった事実を告白した。

11日が経過した。2人の精神状態は限界だった。口喧嘩は絶えず、お互いがお互いを責め続けていた。するといきなりナオミは、ヘッドレストで助手席の窓を叩き割り「暑い」と言って服を脱ぎはじめた。興奮状態のナオミをマットが落ち着かせようとしていたとき、ナオミに陣痛がきた。そして2人は協力し、無事に女の子を出産したのだった。

産まれた赤ん坊に「オリビア」と名付けたナオミとマットは、助けがくるのを待っていた。マットは、自分は大丈夫だからと着ている服をオリビアにくるみ、あたためた。マット、ナオミ、オリビアの3人は家族になり、抱き合って愛を確認した。

ある朝、オリビアの泣き声に目を覚ましたナオミは、助手席で眠るマットを呼んだ。しかし、マットからの返事はなく、その体はつめたくなっていた。ナオミは懸命にマットをあたためようとするが、ピクリとも動かない。マットは息絶えていた。ナオミはマットを抱きしめ泣いた。

映画『フローズン・ストーム』の結末・ラスト(ネタバレ)

オリビアは泣きやまなかった。ほとんど何も口にしていなかったナオミは、母乳が出なかったのだ。しかし車内に残った食料などはなく、ナオミは自分の胎盤を食べてオリビアに母乳をあたえた。そして、マットの遺体によりそい、何も言わないマットに向かって楽しそうに話していた。

ある日ナオミは、助手席の割れた窓から日が差していることに気がついた。よく見ると、車のまわりの雪はとけはじめ、ポタポタと雫がたれていた。ナオミは手をのばし、その雪を叩いた。すると車をおおっていた雪に穴が開き、外が見えたのだった。24日ぶりにナオミは日の光をあびた。

ナオミは車内のマットにキスをすると、オリビアをバックに入れ、車から脱出した。どこへ向かえばいいかもわからないまま、雪道をひたすら歩き続けていると、ナオミの前に明かりのついたホテルが見えた。ナオミはオリビアを抱え、泣きながら安堵の表情をうかべた。2人は重度の栄養失調と凍傷になっていたが、生還をはたしたのだった。

映画『フローズン・ストーム』の感想・評価・レビュー

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映画『フローズン・ストーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『フローズン・ストーム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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