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映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』あらすじネタバレ結末と感想

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』の概要:『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(原題:The Hangover Part II)は、『ハングオーバー!』シリーズの第二作目。前作同様バチェラー・パーティーで羽目を外すコメディ作。

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 作品情報

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:トッド・フィリップス
  • キャスト:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキス、ケン・チョン etc

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 あらすじ【起・承】

ダグの結婚を祝うラスベガスでのバチェラー・パーティーの騒ぎから2年。
今度は、スチュが結婚することに。結婚式は、スチュの結婚相手、ローレンの両親がいるタイで行われることになっている。

結婚式の前、スチュはフィルとダグをブランチに誘う。どうやら、前回の失敗を繰り返したくないスチュはこれをバチェラー・パーティーの代わりにしたいらしい。フィルは呆れ、ダグは結婚式にアランを呼んでやれと頼む。
スチュは嫌々ながらアランを結婚式に招待し、タイに向かうのだった。

四人は、そこにローレンの弟テディも加えて、ホテルの外で飲み明かす。

ところが、翌朝目覚めてみるとまたとんでもないことになっていた。
どこだかわからない汚い宿の一室で、部屋は乱れ、テディは消え、スチュの顔にはタトゥー、そして見知らぬ猿に、人間の指……。

混乱していると、部屋にもう一人。前回争ったチャウだった。アランが呼んだらしい。どうやらチャウだけは記憶があるようで、話を聞こうとするがドラッグを吸引してぶっ倒れてしまう。
死んだと思った三人は、宿の製氷機にチャウを放り込んでテディを探しに出かけた。

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映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 結末・ラスト(ネタバレ)

そこに、ダグから電話が。彼だけは早々と引き上げ、無事だったらしい。三人は、テディを探すまで釣りに行ったことにして時間を稼ぐことにした。そして、ダグから警察署にテディがいることを聞き、すぐ引き取りに行くが、出て来たのはテディの身分証明を持った車いすの僧侶だった。しかも、その僧侶は全くしゃべらないので何もわからない。
次に、見知らぬカードを手掛かりに街に出ると、スチュがタトゥーを彫った店や騒ぎまくったストリップバーがわかる。
ゲイとセックスしたことにスチュは衝撃を受けつつ、また手がかりを探しに外へ出たが、そこに「猿を返せ」という男二人に襲われる。フィルは腕を撃たれただけで済む。

そこで、アランが告白を始める。実は、前日の夜ホテルの外で飲んでいた時、バチェラー・パーティーにテディは不要だと思ったアランは彼に食べさせるためのマシュマロに筋弛緩剤や怪しい薬などを入れたらしい。それが今回の原因だった。
フィルは怒りアランにつかみかかるが、その時アランの腹に何か書いてあるのに気づく。
書いてあるのはホテルの名前と時間だった。三人がそこに向かうと、チャウの取引相手だというキングスレーがいた。チャウが取引に遅れたので、テディを人質に取っているという。

三人は急いで取引に必要な銀行コードを探しに戻るが、製氷機の中のチャウは無事生きていた。
銀行コードのメモは猿のジャケットの裏にあるというので、四人はまたあのヤクの売人二人のところへ。
命からがら銀行コードを取り戻し、キングスレーとの取引に間に合うが、実はキングスレーはチャウを逮捕するためにやってきたインターポールの刑事だった。チャウを捕まえるため、テディを人質にとったというのはハッタリだったのだ。
チャウは逮捕され、テディの居場所はまたわからなくなった。

結婚式まではあと数時間。三人は諦めて呆然とするが、スチュは氷に浸かった指を思い出す。あれはテディの指だった。騒ぎで切りおとされたのだろうが、氷に浸けておけば繋がることもある。テディは氷をとりに製氷機に向かったが、その途中で停電にあい、エレベーターに閉じ込められているのだと思い至る。

思った通り、エレベーターにいたテディを助け出し、四人はなんとか結婚式に間に合うのだった。

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

国境は越えたけど

前作のラスベガスから、今回はタイ・バンコクへ。国境は越えてエキゾチックな街でまた騒動を起こすのだが、国が違うというだけでやっていることはほぼ前回と同じなので、面白味に欠けるように思った。
ただおふざけだけはパワーアップしている。下ネタの多さでは上だろう。この二作目は、R18の無修正バージョンがあるくらいである。
まあこのシリーズは下ネタとアメリカン・ブラック・コメディのおふざけだけで構成されているので、面白いのは面白い。
最終的にテディの指は無くなってしまうが、本人が「平気だよ」という感じなのでそこはどうなの?と思ったが、あれだけ優秀な大学生だったテディが羽目をはずしてすっかりふざけた彼らの色に染まってしまっているので、それでいいのだろう。

チャウのキャラクターだけは相変わらずいい

ブラッドリー・クーパー演じるフィルはかっこいいけど前作より地味で、スチュは今回結婚する主役なのに前回に比べて面白くない。アランのひどさは変わらないが。
そんな中で、アジア系ギャングのボスとして前回に引き続き登場したミスター・チャウのキャラは良かったと思う。
毎回全裸で登場し、ストーリーを引っ掻き回し、台詞はアドリブ満載だという。実はミスター・チャウを演じているケン・チョンは、昔医師をしていた超エリートらしい。そんな人がなぜコメディに…?と驚いた。
このケン・チョンは『ハングオーバー』シリーズ以降注目されるコメディ俳優で、シリーズ最終作である次作でもどんな登場をするのか楽しみである。


『ハングオーバ』のまさかの続編で、前作のパターンをなぞる形で物語が展開するので視聴者としては「そうそうこれこれ」という安心感がある。というかこの手の映画に目新しさなど求めていない。延々とこの下らなさを続けていって欲しい。

散々くだらないことをやっておいて、最後はなんとなくいい話風に終わらせようとするのもお決まりで面白い。友情とかで片づけられるレベルをはるかに超えていると思うのだが。間違いなく真面目に物事を考えるのが馬鹿馬鹿しくなるので、時たま見たくなる作品。(男性 30代)

映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』 まとめ

第一作目のヒットから勢いのまま来たという感じで、舞台を外国のタイに移したのはいいが、内容に目立った違いがなくて期待したほどの面白さではなかった。
前回は舞台がラスベガスだったこともあり、一攫千金のチャンスとそれを仲間の奪還に役立てるというハラハラ・ドキドキがあった。しかもホテルの部屋にトラまで登場するという。
今回はそういった驚きがなかったのが残念だった。
バチェラー・パーティーで羽目を外す・アランのせいで記憶を無くす・誰かがいなくなる、このパターンで、次回はどんな展開になるのか、それを楽しみにしたい。

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次作 ハングオーバー!!! 最後の反省会
前作 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

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