この記事では、映画『愛する人に伝える言葉』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『愛する人に伝える言葉』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0086040
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 122分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | エマニュエル・ベルコ |
キャスト | カトリーヌ・ドヌーヴ ブノワ・マジメル セシル・ドゥ・フランス ガブリエル・サラ |
製作国 | フランス |
映画『愛する人に伝える言葉』の登場人物(キャスト)
- バンジャマン(ブノワ・マジメル)
- フランスの演劇学校の教師で39歳。情熱的な指導で生徒を惹きつける。末期の膵臓癌を患い、治療法を模索して、母クリスタルと共に、癌治療の第一人者・エデ医師のもとを訪れた。
- クリスタル(カトリーヌ・ドヌーヴ)
- バンジャマンの母。息子を大切に想うあまり、彼の人間関係にも口出しをしてしまう。息子の病気が分かってからは通院や治療に付き添い、献身的に看護を行っている。
- エデ医師(ガブリエル・サラ)
- バンジャマンがセカンドオピニオンを求めて訪れた病院の医師。癌治療の第一人者。率直な病状や治療については、包み隠さずに患者やその家族に伝え、患者にも病院スタッフにも寄り添う。
- ユージェニー(セシル・ドゥ・フランス)
- エデのもとで働く看護師。多くの癌患者を看取ってきたが、看護師として患者の最期を善いものとできたかどうかを常に振り返り、不安が残った場合はカンファレンスでスタッフに投げかける。
映画『愛する人に伝える言葉』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『愛する人に伝える言葉』のあらすじ【起】
バンジャマンは39歳の演劇学校の教師である。
その日は、母クリスタルと共にセカンドオピニオンを求めて病院に来ていた。
バンジャマンは末期の膵臓癌で、他の病院で切除は不能と宣告されており、化学療法を勧められたがそれを断り、癌治療の第一人者であるエデ医師の診察を受けに来たのだ。
エデはバンジャマンに、癌が進行し過ぎていて、治すことは出来ないこと、緩和は出来るがいつかは癌に負ける日が来ることを伝え、化学療法を勧めた。
バンジャマンは化学療法を受けることにしたが、治療による身体への負担は大きく、ストレスからクリスタルに八つ当たりをする。
その後の診察で、バンジャマンはエデから、余命は半年から一年と告げられ、自暴自棄になった。
しかしエデの誠実さと看護師ユージェニーの献身的な看護に励まされ、バンジャマンは化学療法を続けることにした。
演劇学校では、バンジャマンの熱心な指導に感銘を受ける生徒は多かったが、生徒の一人であるローラは、バンジャマンに男性としての魅力を感じていた。
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映画『愛する人に伝える言葉』のあらすじ【承】
バンジャマンの容体は悪化し、病室で寝ているだけの日々が続いた。
クリスタルはバンジャマンが弱っていく姿を見ていられなくなり、エデに心の辛さを吐露する。
エデはクリスタルに「そばにいて、愛して、甘やかしてあげて下さい」と助言した。
クリスタルは、バンジャマンのかつての恋人アンナに電話をした。
バンジャマンとアンナの間には息子レアンドルがおり、バンジャマンの暮らすフランスから離れ、母と息子二人、オーストラリアで暮らしている。
クリスタルは、自分が原因でバンジャマンとアンナが別れたことを自覚している。
アンナは、バンジャマンがレアンドルを息子として認知しなかったことについて、バンジャマンとクリスタルを恨んでいた。
アンナはバンジャマンに会うつもりはなかったが、レアンドルはバンジャマンの現状を聞いて、アンナに「一人でバンジャマンに会いに行く」と告げた。
映画『愛する人に伝える言葉』のあらすじ【転】
バンジャマンの容体はさらに悪化し、仕事を続けながら通院で化学療法を受けることは難しくなった。
バンジャマンが入院した後、レアンドルが到着したが、レアンドルは父に会うことを躊躇していた。
レアンドルはバンジャマンの病室に行かずにエデと話した。
エデは「患者には、愛する人々に囲まれて、安らかに旅立って欲しい」と話した。
その後、エデはバンジャマンに、治療の効果が見られなくなったことを告げ、意識のあるうちに愛する人に伝えるべき5つの言葉を教えた。
バンジャマンの病室で、彼はクリスタルと、遺産の手続きをめぐって口論をした。
その中でバンジャマンは、クリスタルのせいでアンナとの別れたことを責め「19年前のように指図はさせない」と言った。
ローラがバンジャマンの見舞いに来た。
演技の試験を目前に控えたローラは、バンジャマンに試験前のアドバイスを求めた。
ローラはバンジャマンの様子から、彼との別れが近いことを悟った。
ローラが去った後、バンジャマンはユージェニーに人生の後悔を語り、ユージェニーはバンジャマンを抱き締めた。
映画『愛する人に伝える言葉』の結末・ラスト(ネタバレ)
レアンドルは再び、バンジャマンの入院する病院を訪れたが、バンジャマンの病室に行く決心がつかなかった。
父のために採血を申し出たが「僕の血であることは明かさないで欲しい」と言って、父に会わずに病院を後にした。
バンジャマンに、最期のときが訪れようとしていた。
それを察したクリスタルは「ごめんなさい」と声を掛け、バンジャマンはエデから教えてもらった5つの言葉「赦して」「俺は赦す」「ありがとう」「さそうなら」「愛している」を言った。
その後バンジャマンは、言葉を発することも出来なくなり、クリスタルは音楽療法士に、バンジャマンの好きだった曲『愛の哀しみ』をリクエストした。
その後、クリスタルがトイレに行っている間に、バンジャマンは亡くなった。
そこへ、父と対面する決心をしたレアンドルがやって来て、音楽療法士からギターを借り、永遠の眠りについた父のそばで『愛の哀しみ』を演奏した。
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映画『愛する人に伝える言葉』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『愛する人に伝える言葉』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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