この記事では、映画『ターミネーション』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ターミネーション』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0069228
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 85分 |
ジャンル | アクション SF |
監督 | ジョン・カーリン ダニエル・ホリデー アンドリュー・ヤークシュ フランシスコ・ガーシア・マテオス |
キャスト | アントニー・アチェンポン フィリップ・クリスチャン・クラーセン ニコラス・クベリ シニード・カリー |
製作国 | アメリカ |
映画『ターミネーション』の登場人物(キャスト)
- チャーリー(トム・ファラ)
- プロローグと第5章『最終章』の主人公。宇宙飛行士。レッドチーム3の船長。船員のサマンサを愛している。デクラークとは不仲である。
- サマンサ(アレクシス・ワット)
- プロローグと第5章『最終章』に出演。レッドチーム3のクルーで、医療担当の女性。チャーリーと恋仲にある。
- アナ(パトリシア・ペニャルベル)
- 第1章『リアリティーなき災害』の主人公。若くて気の強い女性。粘り強い性格。
- サイーム(アントニー・アチャンポン)
- 第2章『スペーストレイン』に登場。若い黒人男性。
- レミー(ナイジェル・オニール)
- 第2章『スペーストレイン』に登場。初老の白人男性。
- Mach1(ユカ・トマツ)
- 第3章『オーバーライド』の主人公。若い日本人女性。体内の一部をサイボーグ化している。
- ヴァネッサ(シネイド・カレー)
- 第4章『ドッペルゲンガー』の主人公。髪が長く美しい女性。
- コットン(トリスタン・マッキノン)
- 第4章『ドッペルゲンガー』に登場。世捨て人のような風貌。
映画『ターミネーション』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ターミネーション』のあらすじ【起】
『プロローグ』
チャーリーが引率する宇宙飛行士らが、火星軌道上の宇宙ステーションZRSに到着する。それから182日目、火星にあるRS1との通信が不可能になり、チャーリーは原因を調べるため火星に降りた。火星で彼は、恋人サマンサのことを思い出す。砂漠に足跡を見つけたチャーリーは、それを辿って歩いていく。どれだけ歩いたか分からない。チャーリーは、砂漠の中で倒れているルイスを見つけた。
気がつくとチャーリーは、ZRSの医務室で拘束されている。サマンサは、悲しそうにチャーリーを見ていた。
第1章『リアリティーなき災害』
時は2051年。誰もいない荒地の中、ガスマスクをしたアナは水を探し求め歩いていた。なぜこうなったのか分からない。たくさんのコンテナが規則的に置かれている。アナは酸素不足で倒れたが、白衣を着た男から助けられた。男はアナをコンテナ内の仮設ラボに連れていく。男がアナに水を差し出すと、彼女はそれを飲み干した。「人間であることは愛する人を助けること?逆に力を奪うことか」とアナは考える。
アナは意識を失い、気がつくとベッドの上で拘束されていた。もがき逃げようとすると「最適なエネルギーを生成します」とAIが話す。アナは脱出に成功するが、隣の部屋にいた友人を助けようとして、また拘束される。たとえチャンスがあっても、力が向かう方向はいつも同じだとアナは思い、叫び声を上げた。
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映画『ターミネーション』のあらすじ【承】
第2章『スペーストレイン』
太陽から42光年離れた場所で、サイームとレミーは列車の貨物車両に乗っていた。ハブへの到着までは57時間ある。この男2人はある若い女を警戒し、部屋の隅にあるガラス張りの小部屋に閉じ込めていた。
この車両にはエアロックがあり、そこを開けると中は冷凍室のようだった。そこで男性の遺体を見つけた2人は、君が殺したのか?と女に訊ねる。女はそれを否定した。遺体の傍には直径10センチ位の謎の球体があった。レミーが球を取り出すと女は、危険だから触るなと騒ぎ始める。それは何かと聞いても、女は答えない。とりあえず2人は球体を戻したが、レミーは自分が持っていたいと主張した。
到着まであと26時間。サイームが目を覚ますと、球を傍らに置くため、レミーが冷凍室にいた。「様子がおかしいぞ!」とサイームは彼に警告する。そして、レミーを冷凍室に閉じ込めた。女は、協力するから私をここから出してと言う。サイームは迷ったが、やはりレミーを開放することにした。
女は「モラルなんか存在しない」と叫び、ガラスを割って出てきた。そしてサイームを窒息死させ、球を外に投げ捨てる。警報が鳴った。「到着したら私たちは処分される」と女は吐き捨てた。
映画『ターミネーション』のあらすじ【転】
第3章『オーバーライド』
近未来の東京のような街。若い女Mach1は、体内にテクノロジーを内蔵していた。ある日友人から頼まれ窃盗データの読み込みを行っていると、自分の中のデータが全て消えてしまう。Mach1はAIによって、脳内を乗っ取られたのだった。そのせいで見知らぬ男から拳銃を向けられた。しかしMach1はAIの助けで戦闘力をバージョンアップし、男をいとも簡単に倒した。その後AIの望みどおり、アクセスポイントまで行く。AIは、Mach1をネットの中に連れていくことが可能だと言った。Mach1は肉体を捨て、無限に続く世界を選んだ。
第4章『ドッペルゲンガー』
ヴァネッサは変わり者の男コットンから、今後流行る疫病について聞いた。それは普通の疫病とは違い、自分とそっくりの人物、即ちドッペルゲンガーが出来てしまうという、恐ろしいものだった。
夜、コットンはヴァネッサを訪問した。家には、2人のドッペルゲンガーがそれぞれ現れる。ヴァネッサは、自分のコピーをバスタブで殺そうとするが、いざとなるとできなかった。その後コットンのコピーが、コットンを殺す。さらにヴァネッサの友人が来て、ヴァネッサでなくコピーの味方をした。コピーは友人に「コイツが生きていたら、私は死ぬ運命なの」と言った。ヴァネッサは涙を浮かべながら「私が死ねば、あなたが生きることになる」とつぶやき、バスタブの中で自殺した。
映画『ターミネーション』の結末・ラスト(ネタバレ)
第5章『最終章』
宇宙ステーションの医務室で拘束されたチャーリーは、どんどん凶暴になっていった。女性医師サマンサは、そんなチャーリーの姿を見て苦しむ。チャーリーは、船員ルイスの腹を食いちぎり殺したのだ。
自室から医務室の監視カメラを見たサマンサは、チャーリーがいるはずのベッドに誰もいないと気づく。チャーリーは、デクラークによってエアロックに閉じ込められていた。彼はルイスを殺したことに対して反省の意を示したが、デクラークたちはもはや彼を信用できない。チャーリーは「ここから出せ」と怒鳴り、壁をドンドンと叩いた。
この現場に駆けつけたサマンサは「これは殺人だ」とデクラークに怒る。そして泣きながら、チャーリーを開放するよう申し出た。しかしデクラークは、生き延びるためにはこうするしかないと主張し、エアロックを開けチャーリーを宇宙に落とした。
映画『ターミネーション』の感想・評価・レビュー
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映画『ターミネーション』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ターミネーション』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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