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映画『4人の食卓』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『4人の食卓』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『4人の食卓』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『4人の食卓』の結末までのストーリー
  • 『4人の食卓』を見た感想・レビュー
  • 『4人の食卓』を見た人におすすめの映画5選

映画『4人の食卓』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0004032

製作年 2003年
上映時間 127分
ジャンル スリラー
ホラー
監督 イ・スヨン
キャスト チョン・ジヒョン
パク・シニャン
ユソン
キム・ヨジン
製作国 韓国

映画『4人の食卓』の登場人物(キャスト)

ジョンウォン(パク・シニャン)
イルソンの高層マンションに住むインテリアデザイナー。婚約者のヒウンと結婚を間近に控えている。実家は教会で、牧師の父親と妹がいるが、7歳以前の記憶がない。幼女の毒殺事件に遭遇してから霊が見えるようになってしまい、その矢先にヨンという女性と偶然出会ったことで真実を知ることになる。
ヨン(チョン・ジヒョン)
ジョンウォンと同じマンションに住む女性で、ジョンウォンの実家でもある教会の信者。ある事件がきっかけで嗜眠症を患って精神病院に通院、夫のパクとも別居している。人の過去が見える不思議な力を持っているが、パクや周囲からは信じてもらえず苦悩する。
ヒウン(ユ・ソン)
ジョンウォンの婚約者で同じくデザイナーをしている。バリバリ働きながら、自分達の結婚式の段取りもテキパキこなす快活な女性。ジョンウォンの自宅のダイニングを大胆に改造、斬新な食卓を置いて彼を驚かせる。
ジョンウォンの父(チョン・ウク)
ジョンウォンの妹で娘のソジンに手伝ってもらい、自宅兼教会で牧師をやっている。以前は貧民街で困窮した暮らしをしていたが、自分の教会を持つことができ、息子の結婚も目前にして家族の幸せを実感しており感慨を覚えている。
ジョンスク(キム・ヨジン)
ヨンの友人。ヨンとは年が離れているが、同じ子を持つ母親として姉のように慕われていた。しかし、ヨンから自らの忌まわしい過去を聞かされて以来、育児ノイローゼにかかりある事件を起こしてしまう。

映画『4人の食卓』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『4人の食卓』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『4人の食卓』のあらすじ【起】

高層マンションに住むインテリア・デザイナーのジョンウォンは、婚約者ヒウンとの結婚を間近に控えていた。彼はある日、地下鉄で眠り込んでしまい終点で慌てて降りる。その時、幼い二人の子供が同じように眠ったまま電車内に残っていることに気づく。しかし、声を掛けることも出来ず、電車は発車してしまった。

帰宅すると、ヒウンがダイニングを改造して4人掛けのテーブルを設置していた。食卓ではなく座席にライトが当たるようになっているモダンなデザインに、ジョンウォンは思わず感心する。

翌日、昨日の少女二人が遺体で発見されたということをニュースで知ってジョンウォンは動揺する。そしてその晩、死んだはずの少女たちが、自宅の食卓で座って眠っているのを見てしまう。怖くなったジョンウォンは、教会を営む牧師の父と妹がいる実家へしばらく帰ることにした。しかし、実家でも不可解な悪夢を見てうなされる。

ジョンウォンは、教会に礼拝に来ていた信者であるヨンという女性を家まで送ることになった。彼女は偶然にもジョンウォンと同じマンションに住んでいたが、送っている途中に突然気を失ってしまう。

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映画『4人の食卓』のあらすじ【承】

ひとまずヨンを自分の家に連れ帰り、ポケットに入っていた連絡先に電話すると、しばらくしてヨンの夫であるパクが迎えに来た。目を覚ましたヨンは帰り際に、「テーブルで寝ている子供たちを早くベッドに」と口にし、ジョンウォンは愕然とする。

ジョンウォンの家を出たヨンは、心配するパクを拒絶して1人で帰ってしまった。実は、ヨンとパクはある事件が起こってから別居していた。その事件とは、ヨンの友人であるジョンスクがヨンと自分の子供をマンションから落として殺してしまった事件だった。ヨンは裁判の証人として出廷し、ジョンスクが現場で赤ん坊をベランダから落とすところを見たと涙を浮かべて証言する。しかし、ジョンスクは育児ノイローゼを抱えており、精神鑑定で無罪になる可能性が高かった。

ジョンウォンは、ヨンが去り際に言ったことを確かめるため、彼女を待ち伏せして話を聞こうとするが、拒否されてしまう。どうしても気になるジョンウォンは、彼女が通院する病院のカルテを盗み読みし、嗜眠症(ナルコレプシー)という病気を患っており、不思議な能力があることを知る。

映画『4人の食卓』のあらすじ【転】

翌日、仕事でホテルにいたジョンウォンは、偶然居合わせたヨンが気を失っているところに遭遇し、彼女の家まで送り届けた。ヨンはジョンウォンに、「自分にも霊が見え、人の過去を見ることができるが、夫や周囲の人は誰も信じてくれない」と打ち明ける。ジョンウォンは「信じる」と答え、自分には7歳以前の記憶がなく、過去が知りたいとヨンに相談する。ヨンは、以前に過去を教えた相手は苦しんだが、それでもいいかと念を押し、ジョンウォンは承諾した。

ヨンに悪夢の話をしたジョンウォンに、過去の記憶が甦ってくる。幼い頃、貧民街で育ったジョンウォンは、本当の父親から虐待を受け、練炭で心中を図った。しかし、父親とともに幼い妹を巻き添えにしてしまい自分だけが助かったのだった。

パクは、情緒不安定なヨンが、実は自分の子供に手を掛けたのではないかと疑っていた。現場を目撃したもう1人の証人である団地の警備員から、本当のことを知っていると仄めかされたパクは、彼に金を払って偽証させる。結局ジョンスクは心神耗弱状態にあったと判断され、精神病院に移送されることになったが、ヨンの目の前で投身自殺を図る。

映画『4人の食卓』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヨンがジョンウォンに言った「過去を教えて苦しんだ相手」とはジョンスクのことだった。ジョンスクはヨンから「あなたは赤ん坊の頃、母親の乳房を噛み切って生き延びた」という過去を聞かされていた。そのことによって、自分も同じことを赤ん坊にされるのではないかという妄想を抱くようになったジョンスクが、今回の事件を起こすに至ったのだった。

その晩、ジョンウォンは父親に自分の出自を問い正すが、「実の息子だ」と言われる。また妹からヨンが子供を亡くしていることも聞いた。その直後、ジョンスクが自殺を図ったことを新聞で知り、ジョンウォンはヨンが信じられなくなる。ジョンウォンにまで疑念を持たれたヨンは、「あなたには信じさせる」と言って、ジョンウォンの部屋の上階にある自室から飛び降りた。

食卓で1人スープをすするジョンウォン。その傍には少女二人が座って眠っている。そして、彼の前には微笑みながら「おいしい?」と声を掛けるヨンの姿があった。

映画『4人の食卓』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

偶然出会った女性の子どもを助けたことで、主人公ジョンウォンが“家族の幻影”に取り憑かれていく展開は、静かなのに恐怖がじわじわ染み込んでくるようでした。特に、彼のアパートに“誰もいないのに4人分の食事が並んでいる”シーンは、この映画の不気味さを象徴しています。ラストで明らかになるのは、ジョンウォンが目撃していた親子がすでに死んでいたという事実。その真相を知った瞬間、それまでの“優しさ”が、実は死者を引き寄せた行動だったのだと気づき震えました。幽霊よりも、人の孤独と罪悪感が生む恐怖が際立つ名作です。(20代 男性)


最初は淡々とした人間ドラマのように進むのに、気づけば背筋が冷えるような恐怖に包まれているのが『4人の食卓』の魅力でした。ジョンウォンが出会った母娘が、実は彼の知らない場所で既に亡くなっていたという事実が後半で暴かれ、序盤の“どこか違和感のある光景”が一気につながっていきます。特に、子どもが無言でジョンウォンを見つめ続けるシーンの不気味さは強烈でした。映画全体に漂う静寂と虚しさが結末の切なさを増幅し、観終わった後もしばらく余韻が消えませんでした。(30代 女性)


この作品はホラーでありながら、主人公の孤独や罪悪感を深く描いた心理ドラマとしての側面が強いと感じました。ジョンウォンが“見えてしまう”親子は、彼がほんの一瞬の判断で見捨ててしまった人々だという事実が明らかになるにつれ、恐怖よりも胸の痛みの方が勝っていきます。後半、彼の部屋に現れる“4人分の食卓”は、その罪の象徴のように思えました。最後に彼が真実と向き合う場面は悲しいけれど、避けてはいけなかった償いの瞬間のようにも感じました。(40代 男性)


観ていて特に印象的だったのは、「静かさ」そのものが恐怖を増幅させている点です。派手な演出はほとんどないのに、ジョンウォンが日常の隙間に親子の幻影を感じるたび、胸が締め付けられるような不安が広がっていきます。真相が明らかになると、彼が出会った母娘は既に悲惨な最期を迎えていたことが分かり、序盤の何気ないシーンが一気に意味を帯びてくる構造が巧みでした。ホラーなのに人間の弱さと救いのなさが際立つ、重く心に残る作品です。(20代 女性)


“幽霊が怖い”というより、“目に見えない罪が追いかけてくる恐怖”を描いた作品だと感じました。ジョンウォンの優しさが、結果的に死者を引き寄せる原因となり、彼自身の心の闇が露呈していく様子はゾッとするほどリアル。親子の死や家庭の問題が明らかになるにつれ、映画のテーマが単なるホラーではなく“罪悪感の具現化”だと気づきました。ラストの食卓シーンは象徴的で、彼の人生が静かに狂っていく瞬間に胸が締め付けられました。(50代 男性)


この映画は、“幽霊が何を伝えたいのか”が分かった瞬間の悲しさが特に印象に残りました。母娘が死んでいた事実はもちろん、彼女たちがジョンウォンに見せていた笑顔や存在感が、最後には“助けを求める声”だったと知り、ホラーでありながら深い哀しみが押し寄せます。ジョンウォン自身も孤独を抱えており、彼の弱さが死者に取り込まれる理由になっているという構図に恐怖以上の意味がありました。しっとりと心に残る、独特の後味の作品です。(30代 男性)


最初は普通のヒューマンドラマのように始まるのに、じわじわと恐怖が増していく構成がとても上手いと思いました。ジョンウォンの周囲にだけ現れる母娘の行動は一見優しいのに、どこか不自然で、真実が分かった後にその“優しさ”が別の意味を持つのがとても怖い。彼が最後に真実の場所を訪れた時、すでに遅すぎたという絶望感が押し寄せてきます。単なる心霊ホラーではなく、人間の弱さを深く描いた作品だと感じました。(40代 女性)


女性視点で見ると、母親キャラクターの“微笑みの裏”にある違和感が特に怖く感じられました。ジョンウォンに優しく接するその姿が、実は“彼を呼び寄せるため”のものだったと知ると、序盤の柔らかいシーンまで不気味に変わります。食卓に4人分の料理が並べられるシーンは、母親の未練や執着がそのまま形になったようで印象的でした。ラストの余韻は重いけれど、感情の深さに圧倒される素晴らしい心理ホラーでした。(50代 女性)


『4人の食卓』は、ストレートな恐怖よりも“理解した瞬間に襲ってくる怖さ”が際立つ作品だと感じました。ジョンウォンが出会った母娘が見せてくる優しい光景の裏に、悲惨な真実が隠されている構造は非常に秀逸。真相を知るたびに序盤の何気ない場面が不気味に変わって感じられるのも巧妙です。ジョンウォン自身が心に孤独と罪を抱えていたからこそ、彼らに取り込まれたという解釈もでき、観るほどに恐怖が増す作品でした。(60代 男性)


ホラー映画としては非常に珍しい“静かで、美しくて、痛い”作品でした。ジョンウォンが見ていた母娘はすでに亡くなっていて、彼に見せていた穏やかな光景は全て“彼を自分たちの世界へ引き込むための幻”だったと知った時、背筋が凍りました。特に4人分の食卓シーンは、家族への執着と悲しみが詰まった象徴であり、観ていて涙が出そうになるほど切ない。ホラーとしての恐怖とドラマとしての哀しさが絶妙に融合した名作でした。(20代 女性)

映画『4人の食卓』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『4人の食卓』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

『回路(Kairo)』

この映画を一言で表すと?

“静かな絶望がじわじわと迫る、“孤独”が具現化したようなホラー。”

どんな話?

ネット上に現れる謎の存在が、人々の孤独や死への誘いを拡大させていく物語。原因が説明されないまま世界が崩れていく中、登場人物たちは逃げ場のない恐怖に飲み込まれていく。派手な幽霊描写はほとんどないのに、終始胸の奥を掴まれるような静かな恐怖が続く独特の作品。

ここがおすすめ!

『4人の食卓』のように“静かだけれど確実に心を侵食してくる恐怖”を求める人にぴったり。ホラーでありながら、孤独や喪失といったテーマが深く、観るほどに重い余韻が残る。説明を排した不気味さが魅力で、じわじわと染み込む恐怖体験を楽しみたい人に特におすすめ。

『箪笥(A Tale of Two Sisters)』

この映画を一言で表すと?

“家族の秘密がゆっくりと狂気へ変わる、韓国ホラーの傑作。”

どんな話?

精神的トラウマを抱えた姉妹が帰ってきた実家で、継母の異常な言動や不可解な現象に苛まれていく物語。美しい映像とは裏腹に、家族の闇が濃密に描かれ、後半で明かされる真相が物語全体の印象を大きく変える。恐怖と哀しみが共存する、心に深く残る作品。

ここがおすすめ!

“優しい映像の裏に潜む哀しみ”という点が『4人の食卓』と非常に相性が良い。心理描写が丁寧で、ただ怖いだけでなく、後半の真相が観客に強い余韻を残す。韓国ホラーらしい感情の深さと美しさを味わえる作品としてぜひ観てほしい。

『ヘレディタリー/継承(Hereditary)』

この映画を一言で表すと?

“一家の悲劇が“目に見えない恐怖”を呼び寄せる、震撼のオカルトホラー。”

どんな話?

家族の死をきっかけに、奇妙な出来事と破滅的な運命に巻き込まれていく一家の物語。表向きは家庭劇のように進むが、徐々に異常が積み重なり、家族の絆が崩れていく過程に強烈な不安が漂う。ラストに向けて一気に狂気が爆発する構成が印象的。

ここがおすすめ!

『4人の食卓』同様、“家族を題材にした精神的ホラー”が観たい人に最適。説明を抑えた不気味な演出、悲劇が積み重なる脚本、そして俳優陣の圧倒的な演技が恐怖をさらに引き立てる。観た後しばらく引きずるほどの重い余韻を残す一作。

『オーロラの彼方へ(Frequency)』

この映画を一言で表すと?

“家族の愛情が時空を越える、温かくも切ないサスペンスドラマ。”

どんな話?

無線機を通じて、亡くなった父と30年越しに会話できるようになった青年が、父と協力して過去の事件を変えようとする物語。繋がったことで救われる命もあれば、新たな悲劇が生まれてしまう緊迫感のある展開が続く。家族愛とサスペンスが美しく融合した作品。

ここがおすすめ!

“死者とのつながり”がテーマになっている点が『4人の食卓』とリンク。ホラーではないが、温かさと切なさが入り混じる独特の空気感が魅力で、非常に感情に訴える作品。家族をテーマにした深い物語が好きな人に特におすすめ。

『シックス・センス(The Sixth Sense)』

この映画を一言で表すと?

“優しさが恐怖に変わる、“見える少年”をめぐる名作心理ホラー。”

どんな話?

霊が見えてしまう少年と、彼を救おうとする心理医の物語。幽霊たちの存在は恐怖を与える一方で、彼らが抱える“伝えられなかった思い”が徐々に明かされ、物語は驚きと切なさを伴って進んでいく。ラストの衝撃的な真相は映画史に残る名展開。

ここがおすすめ!

『4人の食卓』のように“幽霊が何を求めているのか”というテーマ性が好きな人に最適。恐怖だけでなく哀しみや救いがしっかり描かれているため、単なるホラーにとどまらない深い感動がある。静かな恐怖と美しい物語を求める人におすすめ。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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