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映画『きみの声をとどけたい』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『きみの声をとどけたい』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『きみの声をとどけたい』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0047549

製作年 2017年
上映時間 94分
ジャンル アニメ
ファンタジー
青春
監督 伊藤尚往
キャスト 飯野美紗子
神戸光歩
田中有紀
鈴木ひとみ
製作国 日本

映画『きみの声をとどけたい』の登場人物(キャスト)

行合なぎさ(片平美那)
公立日ノ坂高校2年生でラクロス部に所属している。幼い頃に祖母から教わった、言葉に宿る魂「コトダマ」が見える。幼馴染を大切にしており、明るく行動的。
龍ノ口かえで(田中有紀)
なぎさの幼馴染で同級生。ラクロス部の部長候補として後輩を厳しく指導しつつ、放課後はアルバイトをしており多忙な毎日を送っている。思ったことは、人を批判する内容でも率直に口にする。
土橋雫(岩淵桃音)
なぎさの幼馴染で、同級生のなぎさ、かえでと一緒に高校生活を楽しんでいる。お菓子作りが得意で、なぎさとかえでにお菓子の差し入れをよくする。穏やかでいつも笑顔でいるが、芯は強い。
浜須賀夕(飯野美紗子)
なぎさの幼馴染で、地元の名門校である私立鶴ヶ丘女子学園に通っている。ラクロス部の次期部長候補で文武両道。祖父は資産家で、絵に描いたようなお嬢様だが、独り悩むこともある。

映画『きみの声をとどけたい』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『きみの声をとどけたい』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『きみの声をとどけたい』のあらすじ【起】

なぎさは、公立日ノ坂高校2年生。
なぎさにとって大切な幼馴染は3人いる。
同じ高校に通うかえでと雫、そして名門私立校鶴ヶ丘女子学園に進学した夕。
なぎさとかえではラクロス部に所属しており、夕も鶴ヶ丘女子学園でラクロス部で活躍している。

ある日、日ノ坂高校と鶴ヶ丘女子学園のラクロスの試合で、なぎさとかえでのチームは夕のチームに負けてしまった。
お菓子作りが得意な雫はなぎさとかえでに差し入れを持参し、3人で食べながら下校する。
かえでは小学生の頃から、人気者で優等生の夕に意地悪をしたり、悪口を言ったりすることが度々あった。
その日もかえでが夕の悪口を言い始めたので、なぎさはそれを聞きたくないため「用事がある」と言って1人、別の道へ向かった。

なぎさは幼い頃、祖母から教わった「コトダマ」の存在を信じていた。
言葉には魂が宿っていて、願いを言葉にして口に出せばそれは叶うし、悪口は自分に返って来るという。
そしてなぎさには、シャボン玉のようなかたちをしたコトダマが見えたが、他の人には見えないようだった。

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映画『きみの声をとどけたい』のあらすじ【承】

なぎさが2人と別れた後、急に雨が降り出し、なぎさは喫茶店らしき建物の軒下で雨宿りをした。
建物の中には人気はなく、「喫茶アクアマリン」という看板があった。
ドアは施錠されておらず、入ってみると沢山のレコードと小さなFMステーションがあった。

なぎさはDJの真似事をすることにした。
自分の日常を語り、「かえでちゃんと夕ちゃんが仲良くなりますように」と祈りを口にして、DJがリスナーからの感想を募るときのように自分のメールアドレスも公開して放送を終えた。

なぎさの元へ「母親がアクアマリンのDJだった」という少女から、メールが届いた。
アクアマリンは少女の祖父と、母・朱音が切り盛りしていたが、12年前に祖父と母が事故に遭ったという。

なぎさは地元の人たちにアクアマリンについて訊ねてまわり、朱音は意識不明の状態で地元のリハビリセンターに入院していることを知った。

なぎさが朱音の病室へ赴くと、ベッドの傍に置かれたラジオから「お母さんが大好きなこの曲を届けます」と、アクアマリンの放送が流れてきた。

なぎさはアクアマリンに向かった。

映画『きみの声をとどけたい』のあらすじ【転】

なぎさが、アクアマリンで放送する少女に、朱音の病室で見た紫色のコトダマのことを話すと、少女は涙しながら紫音と名乗り、コトダマが朱音に届くかもしれないと希望を持った。

なぎさは、かえでと雫も誘い、紫音と4人で、アクアマリンで「コトダマラジオ」の放送を始めた。
地元の商店街で長く商売をしていた人たちの多くは、朱音が店から放送をしていた頃のアクアマリンの常連客で、放送の復活を喜び応援した。

放送を続けるうちに、日ノ坂高校の同級生で、ラジオ放送についての知識に長けるあやめが音楽学院に通う乙葉を連れて参加し、放送のレベルも評判も上がっていく。

ある日かえでは、バイト先で偶然、夕の部活の後輩が夕の悪口を言っているのを聞く。
かえでは放送で夕に「ラジオ局に来て皆で遊ぼう」と語りかけた。

アクアマリンが取り壊されるという知らせは、なぎさには寝耳に水だった。
しかし紫音は、そのことも母の転院も以前から決まっていたことで、知っていたという。
アクアマリンを訪れていた夕は、土地の購入者が、資産家の自分の祖父であると知っていた。

映画『きみの声をとどけたい』の結末・ラスト(ネタバレ)

夕は、8月末までは放送を続けられるよう祖父に頼んでみると宣言したが、かえでは夕が、祖父の権力を後ろ盾に、皆にいい顔をしようとしているように感じ、反感を剥き出しにした。

なぎさは、かえでが夕に発した心無い言葉に反応し、思わずかえでを平手打ちし、その場を離れた夕を追った。

夕の、祖父を尊敬する気持ちや、幼馴染への変わらぬ愛情を聞いたなぎさは、夕とともにラジオ放送でかえでへの想いを語り、それがきっかけとなってかえでと夕は仲直りをした。

「コトダマラジオ」放送最終日。
紫音が、意識が戻らないままの朱音を乗せた車で転院先に向かっていたところ、カーラジオから地元の寺の境内でなぎさたちが送る最後の放送が聞こえてきた。
境内に集まった街中の、朱音とアクアマリンのファンの声援と「コトダマラジオ」のメンバーの想いがコトダマとなり、ついに朱音に届いた。

朱音は奇跡的に目を覚まし、紫音はなぎさたちにそのことを報告した。

時は経ち現在、なぎさは東京でラジオのDJとして活躍している。

映画『きみの声をとどけたい』の感想・評価・レビュー

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映画『きみの声をとどけたい』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『きみの声をとどけたい』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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