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映画『サムライマラソン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『サムライマラソン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『サムライマラソン』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0041642

製作年 2018年
上映時間 104分
ジャンル 時代劇
アクション
監督 バーナード・ローズ
キャスト 佐藤健
小松菜奈
森山未來
染谷将太
製作国 日本

映画『サムライマラソン』の登場人物(キャスト)

唐沢甚内(佐藤健)
安中藩の勘定方。表情は乏しく言葉も少ないが、礼節を重んじ、信念を持っている。勘定方として務める他に、藩の上司にも妻にも秘密にしている任務を担っている。
雪姫(小松菜奈)
安中藩主・勝明の娘。水墨画の才能があり、将来的には江戸で絵画を学び、異国に渡ってみたいと考えている。争いは好まないが、自分の意志を貫き通す強さを持って行動する。
板倉勝明(長谷川博己)
安中藩主。藩主としての使命感に満ち、ときには藩士たちを鼓舞して団結へ導く。娘の雪姫を大切に想っているが、雪姫の意志や希望に寄り添うよりも、藩主の娘として進むべき道を示すことに重きを置いている。
上杉広之進(染谷将太)
足軽で、安中藩で最も走るのが速いと誰もが認めている。妻と幼い子供と3人で貧しい暮らしをしている。家族想いで、妻と子供に豊かな生活と十分な食事を与えたいと望んでいる。

映画『サムライマラソン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『サムライマラソン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『サムライマラソン』のあらすじ【起】

1855年、黒船でペリーが来航した。
アメリカの海軍総督であるペリーは、自国の酒や銃を土産物として持参し、江戸幕府大老・五百鬼祐虎と面談を行い、和親条約締結と開国を迫った。

安中藩主・板倉勝明は、アメリカ側の真の目的は、和平ではなく侵略なのではないかと疑い、藩士たちが団結して国を守らなければならないと考えた。
そして勝明は、藩士たちの心身の鍛錬と、士気を高めるという目的で、遠足を行うことにした。

勝明の娘・雪姫は、水墨画の才能に長け、江戸で絵画を学びいずれは異国で技術を磨きたいと望んでいた。
しかし勝明はこれに反対しており、重臣の息子である辻村平九郎との結婚の話を半ば強引に進めた。

勝明が藩士たちを集め、十五里の遠足を行う告知をし、優勝者はどんな願いも叶えられると宣言すると、藩士たちはどよめいた。

そんな中、城内では雪姫がいなくなったと騒ぎが起こっていた。
雪姫は城を抜け出した後、道中で遭遇した、ならず者と衣服を交換して逃げ続けた。

一方城下では、誰が遠足の優勝者となるかの賭けが始まる。
最有力候補は足軽の上杉広之進だ。

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映画『サムライマラソン』のあらすじ【承】

上杉は、両替商の留吉に八百長を持ち掛けられた。
「わざと優勝を逃してくれれば十両渡す」と言われ、貧しい家でいつも腹を空かせている息子と妻を想い、心は揺れ動いた。

安中藩の勘定方・唐沢甚内は、突然遠足を行うと言い出した勝明の動きを不審に感じ、江戸幕府に密書を送った。
実は、藩の勘定方というのは唐沢の仮の姿で、現実は幕府の隠密として、不審な動きを察知したらすぐに報告する役目を負っていた。

以前から勝明に警戒していた五百鬼は、安中藩の遠足を「謀反の動き」として刺客を送ることにした。

唐沢は、遠足が謀反の動きではなく、ただの遠足と知り、止めようとしたが間に合わず、刺客を止めるために遠足に参加する。

遠足当日、大勢の参加者の中には、唐沢と唐沢の上司・植木、辻村、上杉の姿もあった。
また、雪姫は、勝明に解雇された栗田又衛門の協力を得て男装し、参加した。

藩士たちの多くが遠足に参加し、安中城できた隙を狙って、アメリカから贈られた最新式の銃を携えたはやぶさという刺客を筆頭に、五百鬼の送った刺客たちが城に向かう。

映画『サムライマラソン』のあらすじ【転】

遠足の後方集団で走っていた植木は、腰痛を訴え脱落した。
皆が先に行くのを見届けた後、植木は隠していた馬に乗り、五百鬼の送った刺客たちに合流した。

刺客の気配に警戒していた唐沢は、刺客たちと共に植木がいるのを発見し、問いただす。
植木は幕府の隠密であり、安中藩を潰すことを企む側にいることが発覚。
刀を抜いた2人は戦いの末、植木が倒れた。

遠足の先頭集団が次々と関所を通り、折り返し地点で一休みする中、雪姫は素性が露見しないように、遅れて関所にやってきた。
しかし雪姫であることに気付かれ、拘束されたところへ、幕府からの刺客がやってきた。
刺客たちは関所にいた者たちを次々に殺し、雪姫は縄で拘束されたままの姿で、肩に弾を受けつつも逃げた。

崖下の瀬に逃れた雪姫は、偶然唐沢に遭遇し、被弾した箇所の手当てを受けた。
そこに、共に遠足に参加していた従者が幕府の隠密であり、その者の裏切りにより突き落とされた辻村が現れた。

唐沢は2人に、事の顛末と安中城の危機を話し伝え、3人は遠足を止めて城に向かう。

映画『サムライマラソン』の結末・ラスト(ネタバレ)

唐沢たちは城に向かいつつ、遠足の参加者に声を掛けてまわり、危機を伝えた。
上杉をはじめ、藩士たちは次々と城へ向かい、走った。

安中城では、はやぶさが勝明と対峙し、はやぶさが勝明を人質とするかたちで共に銃を持ち、廻縁で遠足の参加者の到着を待った。

城下で、刺客たちとの激しい戦闘に生き残った安中藩士たちは、遂に城に辿り着いた。
唐沢は勝明の傍にいるはやぶさが銃を取る動きを察知し、手裏剣を投げた。
それに続いて、安中藩の者たちがはやぶさに矢を放ち、さらに女中たちがとどめを刺した。

安堵の表情を浮かべた勝明に、今度は側近の小次郎が刃を向ける。
唐沢は小次郎に手裏剣を放ち、勝明は銃で小次郎を撃った。

戦いが終わり、遠足の長い一日の終わりに、唐沢は勝明に自分の素性を告白し、自らの不手際が招いた闘争について詫びた上で、切腹しようとする。
しかし勝明は、自分と雪姫の命を救った唐沢を死なせることはせず、唐沢にはこれからも藩のため尽くすようにと告げた。

サムライの時代は終わり、安中藩の行った安政遠足は日本でのマラソンの起源となった。

映画『サムライマラソン』の感想・評価・レビュー

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映画『サムライマラソン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『サムライマラソン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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