この記事では、映画『旅立ちの島唄 十五の春』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『旅立ちの島唄 十五の春』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0044371
製作年 | 2012年 |
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上映時間 | 114分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 吉田康弘 |
キャスト | 三吉彩花 大竹しのぶ 小林薫 早織 |
製作国 | 日本 |
映画『旅立ちの島唄 十五の春』の登場人物(キャスト)
- 仲里優奈(三吉彩花)
- 14歳の中学生。父利治と2人で暮らす。民謡を習っている。素直で真面目、家族思いの少女。父と母の仲を心配している。
- 仲里朋美(大竹しのぶ)
- 沖縄本島で暮らす優奈の母。優奈が高校生になったら一緒に暮らす予定でいる。優奈たちが住む南大東島には長年帰っていない。優しく、真面目な性格。
- 仲里利治(小林薫)
- 優奈の父。さとうきび農家。優奈が島を出ることを寂しく感じている。優しく、無口な性格。
- チーロ(山本舞子)
- 優奈の親友で、同級生。学校のことや、好きな人のことなどをよく話す。素直で、優奈の良き理解者。
- 瑠璃子(立石涼子)
- 大東島に住む、仲里家の隣人。家族の世話をよく焼いてくれる。世話好きで、噂好き。島に戻ってこない朋美のことをよく思っていない。
映画『旅立ちの島唄 十五の春』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『旅立ちの島唄 十五の春』のあらすじ【起】
沖縄本島から東へ360km離れた場所にある孤島・南大東島。島には高校がない為、子供たちは15歳になると島を出て、家族と離れて暮らさなければならなかった。自然豊かな環境で、優奈はのびのびと成長し、来年15歳になろうとしていた。姉、兄、母は沖縄本島に住んでおり、島では父利治と2人で暮らしていた。
島の民謡少女アボジノ娘で三線を披露する優奈。先輩が卒業となり、「明日から優奈がリーダーだからね」と肩をたたかれる。
学校では、進路について親と話し合うように言われていた。父利治は「行きたい高校に行ったらいい」と優しく背中を押した。しばらく島に帰って来ていない母朋美と、高校では沖縄本島で一緒に暮らす予定だったのだ。
南大東島と北大東島が島をあげて戦う一大イベント「南北親善競技大会」が開かれる。そこで出会った北大東島のスポーツ青年健斗と付き合うことになり、文通を始める。
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映画『旅立ちの島唄 十五の春』のあらすじ【承】
島を離れ、沖縄本島でのイベントに参加した優奈。兄と母朋美と再会するも兄は急用で帰ってしまう。優奈は朋美の家に泊まることになる。家には優奈の部屋が用意され、高校生から住めるように整えてくれていた。夕飯になり「会わせたい人がいる」という朋美。会社の知り合いということだったが、恋人らしい金城が現れた。朋美に彼氏がいることにショックを受けた優奈は家を飛び出し、船が出るまで港で夜を明かす。
親友のチーロに「健斗は高校には行かず漁師を継ぐ」という話を聞いた優奈は、慌てて健斗に会いに行く。健斗の父は、体を悪くし1人では漁が出来ない状態だった。本当は優奈と一緒の高校に行きたかった健斗だったが、家族を支えるしかなかった。「離れ離れになったらもう2人の関係は終わりだ」という健斗に、優奈は怒った。健斗はさみしさからか、優奈に乱暴してしまう。優奈はショックで逃げ出す。
島に帰ると、心配した利治が迎えに来ていた。利治は何も言わず優奈を家まで連れ帰り、慰めた。
映画『旅立ちの島唄 十五の春』のあらすじ【転】
高校受験のために、優奈と利治は沖縄本島へ向かう。高校へ寄ったあと利治と別れた優奈は、金城の会社を訪れる。「朋美とはもう別れている。今は大切なビジネスパートナー」と金城は話した。母の彼氏ではなくなったと聞いて安堵する優奈。
その晩、久々に家族全員がそろって晩御飯を食べた。「一人暮らしするからお母さんは島に帰ったらいい」という優奈。しかし、他の兄姉は分かっていたが、両親の仲はすでに冷め切っていた。「離婚することにしたんだ」と両親は話した。優奈はショックを隠せなかった。
翌日優奈は、受験会場に向かい面接を受ける。面接で受け答えをしながら、父を1人島において行くことに寂しさがつのった。試験会場を出ると、両親が待ってくれていた。離婚したものの、2人の愛は変わらずそこにあることが優奈には感じ取れた。
映画『旅立ちの島唄 十五の春』の結末・ラスト(ネタバレ)
中学校での卒業式を終え、ついに最後のイベントは民謡少女の卒業コンサートのみとなった。
舞台裏では、優奈が1人出演の準備をしていた。そこに突然あらわれたのは朋美だった。朋美は、島の人の冷たい視線を受けながらも、娘の最後の舞台を見に来たのだ。「手伝ってもいいかな」という朋美が優奈の髪を結ってメイクをした。最後に「優奈、ごめんね」という朋美に優奈は首を小さく振った。
優奈はステージで、島への思いを三線に乗せて精一杯歌い切った。利治と朋美は、涙をこらえながら成長した娘の演奏を聴いた。
別れの日、島の人々に別れを告げゴンドラに乗せられて沖縄本島行きの船に乗る卒業生たち。「気つけて行ってこいな」という利治に、「行ってきます」と優奈は笑顔で別れを告げて船は出航した。
映画『旅立ちの島唄 十五の春』の感想・評価・レビュー
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映画『旅立ちの島唄 十五の春』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『旅立ちの島唄 十五の春』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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