この記事では、映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0058829
製作年 | 2019年 |
---|---|
上映時間 | 126分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ジャガン・シャクティ |
キャスト | アクシャイ・クマール ヴィディヤー・バーラン ソーナークシー・シンハー タプシー・パンヌ |
製作国 | インド |
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』の登場人物(キャスト)
- ラケーシュ・ダワン(アクシャイ・クマール)
- インド宇宙研究機関の科学者。火星ミッションの責任者。タラをはじめ、他の科学者のアイデアを積極的に採用する。普段は物腰の柔らかい男性。科学者として熱心なため、時々ブチ切れるときがある。
- タラ(ヴィディヤ・バラン)
- インド宇宙研究機関の科学者。プロジェクトディレクター。主婦で夫や子供、義父と暮らしている。仕事熱心だが家族に無関心なわけではない。夫よりも娘アニャや息子ディリップのことをよく理解している。
- クリティカ・アガルワル(タープシー・パンヌー)
- インド宇宙研究機関の科学者。航法・通信技術者。既婚女性で軍人の夫を持つ。運転免許を取るため教習を受けているが、事故ばかり起こしている。
- エカ・ガンディー(ソーナークシー・シンハー)
- インド宇宙研究機関の科学者。推進系エンジニア。孤児院で育った美しい女性。NASAへの転職を希望している。
- パルメーシュワル・ジョージ(シャルマン・ジョーシー)
- インド宇宙研究機関の科学者。カメラ・ペイロード技術者。科学者でありながら占いを信じる独身男性。エカに一目ぼれした。
- ヴァルシャー・ピライ(ニティヤ・メネン)
- インド宇宙研究機関の科学者。軽量探査機設計士。夫との子供が出来ず悩んでいたが、やっとの思いで妊娠する。
- ネハ・シッディキー(キールティ・クルハーリー)
- インド宇宙研究機関の科学者。自律システム専門家。バツイチの女性で、住居を探しているがなかなか見つからない。
- アナント・アイヤンガール(H・G・ダッタトレーヤ)
- インド宇宙研究機関の科学者。構造設計士。定年が近い初老の男性。発言にユーモアがあり、大らかな性格。
- ルパート・デサイ(ダリップ・タヒール)
- アメリカから来たNASAの職員。インド人男性。カッシーニなどの開発者である。火星ミッションに強く反対している。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のあらすじ【起】
時は2010年。インドのスリハリコタ宇宙センターから、ロケットGSLVが打ち上げられた。だが推進系に問題があったせいで、打ち上げは失敗する。インド宇宙研究機関(ISRO)の責任者ラケーシュは、記者会見で「なぜ中止にしなかったのか」と問いつめられた。異変の報告を受けていたプロジェクトディレクターのタラは、責任を感じ落ち込む。
タラは夫と家庭を持つ主婦だった。夫のスニルは、最近外出の多い娘アニャが気がかりで仕方がない。また息子のディリップは、スニルの望まないイスラム教に興味を持ち始めている。夫はタラの離職を望んでいた。
ISROはアメリカのNASAで多くの任務をこなしたルパートを招き入れ、GSLVの再打ち上げを任せた。ルパートはNASAの知恵を借りれば50年分の遅れを取り戻せるし、税金を無駄に使わずに済むと主張する。ラケーシュはこの考え方に反対し、自分たちで実験せずNASAに頼るならISROは終わりだと言った。ISROはラケーシュに、マーズ・オービター・ミッションを任せた。難易度の高い火星ミッションを彼に与えることで、退職に追い込もうとしているのである。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のあらすじ【承】
ラケーシュと同じく火星ミッションへ移されたタラは、惨めなラケーシュを見て、自分を責める。しかしタラは、揚げパン「プーリー」から着想を得て、インド人の節約術を火星探査に活かせないかと考えた。このアイデアを聞いたラケーシュは、タラを連れ、総裁やルパートの前でプレゼンを行った。タラは地球の重力を上手く使えば、少ない燃料でも火星に探査機を送り込めると熱心に語る。このプランが受け入れられ、本格的にISRO総裁からミッション開始の承諾を得た。
火星ミッションのスタッフ選考にはルパートが関わり、経験の浅いスタッフや定年間近の科学者ばかりが集められた。ISROの古い建物に追いやられ、集まった科学者たちはやる気をなくしている。月の探査に使われたPSLVを火星に飛ばすのは、容易なことではない。その上予算不足が理由で、ミッションはすぐに延期となった。
ラケージュは再び総裁に交渉した。そして予算を80億ルピーから40億ルピーに下げることで、計画を再スタートさせる。ニュースでは、インドが火星を目指すと報道された。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のあらすじ【転】
しかし戻ってきたメンバーは、タラ以外皆意気込みが感じられない。そこでタラは「科学者の誕生日」というパーティを開いた。このパーティで皆は、科学者になりたいと憧れていた頃の自分を思い出す。この日を境に、皆の意気込みが変わった。
その頃クリティカだけは、怪我をした夫の看病をしていた。軍人の夫は「自分のことは気にせず任務を果たせ」とクリティカを勇気づける。
科学チームのメンバーは、それぞれ個人的な問題を抱えながら、互いに助け合いミッションに取り組んだ。ヴァルシャーは妊娠していたが、可能な限り出勤する。またアナントは、ネハに住む部屋を提供した。
アナントは、廃プラスチックにアルミニウムを混ぜた探査機を設計する。これで材料費だけでなく、重量も半分にすることができた。またエカは船の帆から着想を得て、ソーラーパネルとアンテナを改良する。
ネハはアンテナに柔軟性を持たせるため、素材を布に変えてみたらどうかと提案する。これでアンテナが傷付いても、ウルヴァリンのように修復できるようになった。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』の結末・ラスト(ネタバレ)
エカはルパートから自分のチームに来ないかとスカウトされたが、火星ミッションに残ることにした。ヴァルシャーは、出産後も意欲的に仕事に取り組んでいる。
科学者の様々な創意工夫が取り入れられ、探査機は出来上がった。
しかし打ち上げの前日、ベンガル湾に嵐が発生した。ルパートは「最悪の天候だな、中止しろ」と意地悪く言う。予備日が9日あるので、しばらく様子をみることになった。そして最終予備日の11月5日、火星探査機「マンガルヤーン」は遂に打ち上げられる。打ち上げ後、探査機は予定通り地球周回軌道に乗った。1周目、2周目、3週目と周を重ねるごとに噴射し、すぐに節約モードに切り替える。6周目の噴射に失敗し6日分の遅れが生じたが、無事突破することができた。皆は歓声を上げる。
それから数か月後、探査機は小惑星の衝突と太陽放射を受け、通信が途絶えてしまう。クリティカが通信を回復させると、太陽風の影響で探査機の時速が上がり、遅れを取り戻すことができた。
2014年9月24日、探査機マンガルヤーンは火星周回軌道に乗った。人々は歓声を上げる。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー