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映画『女の秘めごと』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『女の秘めごと』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『女の秘めごと』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0060895

製作年 1969年
上映時間 108分
ジャンル サスペンス
監督 ルチオ・フルチ
キャスト ジャン・ソレル
マリーザ・メル
エルザ・マルティネリ
アルベルト・デ・メンドーサ
製作国 イタリア
フランス
スペイン

映画『女の秘めごと』の登場人物(キャスト)

ジョージ(ジャン・ソレル)
兄のヘンリーと父親から譲り受けた診療所を営む医師。詐欺まがいの誇大広告を打って客寄せしているが、実際は大赤字で経営は傾きかけている。さらに病弱な妻スーザンを放置して、自分は愛人と不倫している。スーザンが急死し100万ドルの保険金がかけられていたことがわかるが、その直後に訪れたストリップバーでスーザンそっくりのショーダンサーのモニカと出会い、何者かの謀略にはめられていく。
スーザン(マリーザ・メル)
ジョージの妻。ぜんそくの持病を抱えている。ジョージとの仲は険悪。身辺の世話も夫ではなく、姉と看護師に頼っている。ジョージを憎んでいるもののカトリックのため離婚できない。
モニカ(マリーザ・メル)
ストリップバーでショーダンサーとして働く高級娼婦。スーザンに瓜二つだが、金髪で瞳の色も違う。しかし、あまりにも似ているためジョージやジェーンから詮索されることになる。金づるにしている客のベンジャミンに言い寄られているが相手にしていない。
ジェーン(エルザ・マルティネリ)
気鋭の人気ファッション写真家ラリーのアシスタントを務める女性。ジョージと不倫しており、結婚を望んでいるが叶わず。一旦は関係を解消しよとするが、すぐによりを戻す。ジョージがスーザン殺しの疑いをかけられ、無罪を証明しようと奔走する。
ヘンリー(アルベルト・デ・メンドーサ)
ジョージの兄。経営権はジョージにあるが、診療所の現場業務を実質取り仕切っている。外面だけはよいジョージに呆れており、赤字を抱える診療所の操業に苦慮している。

映画『女の秘めごと』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『女の秘めごと』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『女の秘めごと』のあらすじ【起】

医師のヘンリーとジョージ兄弟が営むサンフランシスコのデュムリエ診療所。大々的な心臓移植手術を予定しているジョージの記事が紙面に躍る。じかし、実際は大赤字。十分な設備もないのに大言壮語して、医学会の笑いものになっていると兄のヘンリーは呆れていた。

ジョージにはぜん息の持病を持つ妻のスーザンがいたが、険悪な夫婦仲だ。さらに、看護師や義姉に妻の世話を任せて、自分はジェーンという写真家のアシスタントと不倫していた。

ジェーンはジョージと結婚したがっていたが、スーザンが離婚に同意しないためジョージは返事を先伸ばしていた。ジェーンは仕方なく関係を精算しようとするが、すぐによりが戻った。そんな中、ジョージの元にスーザンが発作を起こして死んだと言う連絡が入る。自宅に戻ると息を引き取ったスーザンの遺体がベッドに横たわっていた。

スーザンには100万ドルの保険金がけられており、ジョージが受取人になっていた。しかし、彼には心当たりがない。兎にも角にも、診療所の借金が返せるといってヘンリーは喜ぶ。

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映画『女の秘めごと』のあらすじ【承】

ある日、ジョージはジェーンとの食事中、匿名の電話で呼び出されストリップバーに入る。すると、ステージに現れたショーガールがスーザンに瓜二つで二人は言葉を失う。しかし彼女はスーザンとは異なるブロンドヘアで、瞳の色も違っていた。女はモニカ・ウェストンと名乗る高級娼婦だった。

次の日、ジョージは客を装いモニカを電話で呼び出す。そして、スーザンかどうか確かめるため彼女を抱く。一方、保険会社はジョージが保険金目当てにスーザンを殺害したのではないかと疑い、密かに調査を行っていた。ジョージを尾行していた保険調査員は、モニカとジョージが接触していたことから、二人が結託しているとして警察に通報する。モニカは警察に逮捕され、彼女の部屋には家宅捜索が入る。スーザンのサインを練習したとみられるモニカの筆跡が残ったメモが見つかり、司法解剖されたスーザンの体内からは猛毒が検出された。

映画『女の秘めごと』のあらすじ【転】

モニカは警察の取り調べで、自分にそっくりな病気の女性がいるということを友人のベティから知らされただけだと話す。しかし警察は、ベティなどという人物はおらずジョージの共犯としてしょっぴくと脅したため、モニカは本当のことを話すと言った。

釈放され自宅に戻ったモニカの元に、彼女が金づるにしている冴えない中年客ベンジャミンが訪ねて来る。彼は、事件の話を聞いて自分が保釈金を警察に払ったと言って、モニカへ愛を伝える。

ジョージは、モニカから脅迫されていたのではないかと警察から追及される。さらに、口止め料として1万ドルを受け取ったとモニカが証言したと詰め寄られる。彼女の部屋にあった封筒についていた指紋は、照合の結果ジョージのものと判明。彼は逮捕され、あれよあれよという間に死刑判決がくだる。その頃、モニカは貸金庫から金を持ち出し、空港に向かう。やはりモニカはスーザンだった。金髪のかつらを被り、コンタクトをして瞳の色を変えていたのだ。

映画『女の秘めごと』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョージが収監された刑務所にヘンリーが面会にやって来る。そして、すべては自分とスーザンが仕組んだ罠だったとジョージに打ち明ける。彼は診療所を弟が継いだことを妬んでおり、スーザンも自分のものにしようと企んでいた。スーザンのものと思われていた遺体は、ヘンリーが看護婦を殺してすり替えたものだった。ジョージは「本当のことを話して死刑執行を延長してもらう」と言うが、「悪名高いお前の話など誰も信じない」というヘンリー。

その後、警察の再捜査が始まる。ジェーンもジョージの無実を証明するため奔走。看護婦のものと思しき死体を掘り起こして再解剖、歯型を取って確認することになる。しかし、ヘンリーがカルテに細工しており、歯型はスーザンのものと一致。ジェーンは落胆する。刑の執行延長期限の24時間が迫り、独房に移されるジョージ。

スーザンはパリでヘンリーと落ち合うが、追いかけて来たベンジャミンによってヘンリーもろとも銃殺されてしまった。ガス室の扉が閉められ、死刑執行までわずかというところでジョージの疑いは晴れたのだった。

映画『女の秘めごと』の感想・評価・レビュー

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映画『女の秘めごと』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『女の秘めごと』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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