この記事では、映画『ビヨンド(1981)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ビヨンド(1981)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060907
製作年 | 1981年 |
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上映時間 | 87分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ルチオ・フルチ |
キャスト | カトリオーナ・マッコール デヴィッド・ウォーベック サラ・ケラー ヴェロニカ・ラザール |
製作国 | イタリア |
映画『ビヨンド(1981)』の登場人物(キャスト)
- リザ(カトリオーナ・マッコール)
- アメリカのルイジアナ州にある、古いホテルを相続することになった若い女性。ホテルを改装して営業を再開しようと考えるが、次々に不可解な現象に襲われることになる。
- マッケーブ(デヴィッド・ウォーベック)
- リザと知り合いになった医師で、リザから周囲に起きた不可解な現象を聞き、その原因を追究し始める。
- エミリー(サラ・ケラー)
- ホテルを改装中のリザが出会うことになる、盲目の女性。いつも盲導犬を連れていて、リザに「この町を出なさい」と謎の忠告をする。
- ジル(マリア・ピア・マルサラ)
- リザが相続したホテルの地下室を修理していた職人の娘。父親は修理中に不慮の死を遂げ、父親の死を聞いて病院に来た母親も亡くなってしまう。
- シュワイク(アントワーヌ・セント・ジョン)
- 数十年前に、リザが相続したホテルで生活していた男。悪魔を崇拝していたという疑いをかけられ、町の人々に惨殺される。
映画『ビヨンド(1981)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ビヨンド(1981)』のあらすじ【起】
1927年、アメリカのルイジアナ州にある、河に面したホテルで。町の人々がホテルに押しかけ、36号室にいるシュワイクという画家の元へ突入していく。人々はシュワイクが悪魔を崇拝する邪教の信者だと考え、部屋の壁にはりつけにして殺害する。
それから50年後の、1981年。リザという若い女性が、遺産として相続した川辺の古いホテルを訪れる。リザはホテルを改装して営業を再開するつもりだったが、外壁を修理していた職人が足場から落ちて大ケガをしてしまう。そしてリザは、職人を診察に来たマッケーブという医師と知り合いになる。
リザは水浸しになってる地下室を修復するため、配管職人のジョーを雇う。ジョーが地下室で、水漏れのする壁に穴を開けていると、穴から飛び出て来た不気味な手に顔を掴まれ、目玉を抉られて死亡する。
ジョーの遺体は病院の遺体安置室に運ばれ、妻と幼い娘のジルが安置室にやって来る。妻はジルを部屋の外に残して安置室に入るが、そこで何かに襲われて気を失い、棚の上にあった硫酸を顔に浴びて死亡する。
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映画『ビヨンド(1981)』のあらすじ【承】
その後リザは、盲導犬を連れた盲目の女性・エミリーと出会う。エミリーはリザのことをなぜか知っていて、自分が住んでいる古い屋敷にリザを招待し、「この町を出なさい」と忠告する。リザがその理由を問うと、エミリーは50年前にリザが相続したホテルで起きた忌まわしい出来事を語り始める。
50年前、ホテルの36号室で生活していたシュワイクという画家が、町の住人に殺害されるという事件が起きた。シュワイクは魔術について記された「エイボンの書」という書物を持っていて、この世には地獄とこの世を繋ぐ呪われた門が7つあり、そのひとつがホテルが建設された場所だと書物には書かれていた。
恐ろしい事実を知ったシュワイクは、地獄の門の番人としてホテルで生活していたのだが、町の住人はそんなシュワイクを悪魔の崇拝者だと考え、惨殺したのだった。エミリーはリザに、シュワイクが蘇ろうとしていると予言する。
そしてホテルに戻ったリザの周囲では、誰もいないはずの36号室から呼び出しのベルが鳴ったり、バスルームの壁にはりつけにされた白骨死体を見るなど、不可解な現象が起きるようになっていく。
映画『ビヨンド(1981)』のあらすじ【転】
リザからエミリーの話を聞いたマッケーブは、エミリーの住んでいる屋敷を訪ねてみる。すると屋敷の扉は固く閉ざされていて、強引に扉を開けて中に入ると、長い間誰も住んでいなかったかのように、屋内は荒れ果てていた。そしてマッケーブは部屋の中で、エイボンの書を見つける。
一方、ホテルの改装をリザから依頼されたマーティンという男性が、町の資料館へ行ってホテルの見取り図を確認しようと考える。マーティンが本棚の高い位置にある資料を取ろうとハシゴに登ると、突然雷鳴が轟き、驚いたマーティンはハシゴから転落する。すると本棚の下から十数匹の毒グモが這い出して来て、床に落ちたマーティンに襲いかかり、その肉を貪って殺害する。
そして、屋敷に戻ったエミリーの周囲に亡霊たちが現れ、何事かを語り掛けて来る。エミリーは「約束は守った、私を解放して!」と叫び、盲導犬に亡霊を追い払うよう指示する。しかし従順だった盲導犬はいきなり凶暴化し、エミリーの首筋を食い千切る。
映画『ビヨンド(1981)』の結末・ラスト(ネタバレ)
マッケーブはエイボンの書に書かれていた地獄の門のことをリザに告げ、同僚の医師・ハリスと相談するためリズを連れて病院へ向かう。しかし病院に入ると安置所に収容していた遺体が動き始め、リズたちに襲いかかる。
マッケーブは持っていた拳銃で動く死体たちに立ち向かうが、ハリスは割れたガラスの破片が顔に突き刺さって死亡する。リズは安置所で泣いているジルを見つけ、一緒に逃げようとするものの、ジルの目は何かに取りつかれたように真っ白になっていて、マッケーブはジルの頭を拳銃で撃ち抜く。
リズがマッケーブと共に病院の地下へ逃げると、時空の歪みのせいか、2人はホテルの地下室に降りていた。そして地下の壁に開いた穴から外へ出ようとすると、そこは見渡す限り何も見えない、果てしない荒野と化していた。
リズが背後を振りむくと、先ほど出てきたはずの地下室も姿を消し、リズはマッケーブと共に荒れ果てた荒野に立ち尽くす。やがてリズとマッケーブの目も、ジルのように真っ白になっていくのだった。
映画『ビヨンド(1981)』の感想・評価・レビュー
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映画『ビヨンド(1981)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ビヨンド(1981)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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