この記事では、映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0090640
製作年 | 2016年 |
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上映時間 | 91分 |
ジャンル | SF スリラー サスペンス |
監督 | サリク・アンドレアシアン |
キャスト | ヴィクトル・ヴェルズビツキー ヴェニアミン・スメホフ ユーリ・チューシン ヴィチェスラフ・ラズベガエフ |
製作国 | ロシア |
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』の登場人物(キャスト)
- ルカ(ヴェニアミン・スメホフ)
- 今回のゲーム参加者の中で最年長の男性。先端技術を使い、若作りしているが85歳。投資ビジネスで成功した億万長者。ギャンブルが好きという理由で、今回のゲームに参加。
- イリヤ(アンドレイ・チャドフ)
- 38歳エンジニアの男性。特異なすい臓がんを患っており、余命3か月と診断された。妻や子に10億ルーブルの財産を残すため、ゲームに参加。妻はこれに反対している。
- ブッチャー(アレクセイ・グリシン)
- 特別枠の囚人。死刑囚。人間らしく死ねればよいと考えている悪党。
- イヴァン(アルチョム・スーチコフ)
- 特別枠の若い囚人。普通の若者だったが卒業パーティでハメを外した。乗っていた車が事故に遭ったことで、若い女2名の死者が出る。自分は運転していなかったと主張するが、裁判で嵌められた。刑務所で死ぬことを恐れている。
- ラリーサ(オルガ・トゥマイキナ)
- 中年女性。アルコール依存症。夫は去り、依存症のせいで息子も亡くなった。高所恐怖症で飛行機が苦手。
- キリル(ヴァディム・ツァラティ)
- 若い男性。カーチャとゲームの前の日に会った。
- ウラジミール(ヴィチェスラフ・ラズベガエフ)
- 45歳の元軍人。陸軍将校として多くの戦場に派遣され、今は心的外傷後ストレス障害を患っている。ゲームに参加した理由は、まだ生きるべきか知るため。自分のせいで、多数の若者兵士の命を奪ったと後悔している。抗うつ剤を服用中。
- コンスタンティン(ユーリ・チュールシン)
- 「暗黒の使者」とよばれる予知能力を持った男性。過去には、恋人の浮気を予言したこともある。公には危機管理コンサルタントを名乗っている。老いて死ぬことを恐れているという変わり者。
- マリア(ナタリア・ルドワ)
- 金髪の女性。24歳。才能あるバレリーナだったが、事故に遭い踊れなくなった。人工筋肉を利用するための費用が必要で、夢を実現させるため番組に参加した。事故以来、雨と雷を恐れるようになる。
- ピョートル(エフゲニー・コリャコフスキー)
- ベッカムヘアの男。マリアの熱心なファンでストーカー気味。海でサメに食われて死ぬのを恐れている。
- カーチャ(ヴィオレッタ・ゲトマンスカヤ)
- 黒髪の若い女性。養護施設で育てられ、身寄りがいない。自分の過去を知りたいと思っている。ゲームの前日キリルに出会った。
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のあらすじ【起】
2072年のモスクワ。サバイバルショー番組「マフィア」の第57シーズンが始まろうとしている。このゲームのルールはいたって簡単だ。11人の挑戦者が、罪の無い一般市民9名とマフィア2名に振り分けられる。11名は自分以外の誰が市民で、誰がマフィアなのかを知らない。
市民は毎回話し合いで、誰がマフィアなのか検討し1人を選ぶ。マフィア2人を見つけることができれば、市民の勝利となる。逆にマフィアは、それを最後まで隠し通すことができれば勝ちである。マフィアは夜のターンになると、市民を1人殺す。人狼ゲームのようなものだ。賞金10億ルーブルは魅力だが、失敗すれば命を落とす危険なゲームである。ゲームの進行は、司会者によって行われる。
スタジオ中心の上部には球体があり、挑戦者はそれを囲むように特殊な椅子に座っている。コンピューターがランダムに市民とマフィアを決定し、ゲームが開始された。
ゲームの参加者がそれぞれ紹介される。85歳の億万長者ルカや難病を抱えたイリヤ、元軍人など様々な境遇の人がいた。女性では中年のラリーサや、若者カーチャが参加する。
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映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のあらすじ【承】
また特別枠として、受刑者の参加プログラムが用意されていた。受刑者であるブッチャーとイヴァンには、賞金の代わりに自由な生活が保障される。車の事故を起こしたイヴァンは「仕組まれた裁判だった」と、無実を主張した。
自己紹介が終わったところで、1回目の投票が始まった。バレリーナとして有名だったマリアの名が挙がり、マフィアだと疑われる。マリアのファンであるピョートルは、これを否定し彼女を守ろうとした。だがマリアに6票が入り過半数となったので、彼女は中央の球体に取り込まれ殺される。マリアは雨や雷の中で、この世を去った。
このゲームの中で初めての夜が訪れ、マフィアが犠牲者を1名選ぶ。マフィアらの選択は一致し、ブッチャーが殺された。ブッチャーが選ばれたことで、ピョートルがマフィアである可能性が案じられた。なぜならマリアに積極的に絡んだのは、ブッチャーだったからだ。最初の夜を迎えたので、マフィア同志には互いの存在が明かされる。
コンスタンティンは、現実に予知能力を持っていた。彼は、ピョートルが怪しいと発言する。ピョートルはこれに反論せず、自分とコンスタンティンがマフィアだと言った。
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のあらすじ【転】
投票が始まり、コンスタンティンに3票、ピョートルに6票が入る。市民だったピョートルは、マリアの後を追うように球体に入りサメの餌食となった。
市民が3人死亡したので、マフィアを1人捜せることになった。ラリーサと元軍人のウラジミールが口論になり、互いに票を投じる。ウラジミールは市民だったが、他者を口汚く罵ったことで皆の反感を買い、票が集中してしまった。球体に取り込まれ死ぬ者は皆、自身が一番恐れていたものと対峙することとなる。PTSDに苦しむウラジミールは、再び戦場に送り込まれ命を落とした。
夜のターンになり、マフィア2人はラリーサを犠牲者に選んだ。ラリーサは死ぬ前、イヴァンにある告白をする。ラリーサは真犯人の両親に頼まれ、イヴァンを裁判で嵌めたのだった。イヴァンはラリーサを許した。
残りのプレイヤーが6人になった。コンスタンティンが自分に投票し、周囲を混乱させる。マフィアだった彼は、ゲームの流れを変えるのを目的としており、自ら命を絶った。夜になりもう1人のマフィアは、犠牲者にイヴァンを選んだ。イヴァンは無実が証明できて嬉しかったと言い、死亡した。
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』の結末・ラスト(ネタバレ)
ルカとイリヤ、カーチャ、キリルの4人が残った。イヴァンをマフィアだと強く疑っていた、エンジニアのイリヤが怪しい。だがイリヤは、カーチャとキリルが妙に親しいことに気づいた。2人は、昨日偶然出会っていたのだ。カーチャは誰がマフィアだと思うかと他3人から問われ、人の生死を決められないと言う。ここで時間切れになってしまい、コンピューターからのランダムな人選でカーチャが選ばれた。
キリルはカーチャの椅子に飛び乗り、球体の中に一緒に入る。2人はコンスタンティンの残したアドバイスを頼りに、死の恐怖を克服しスタジオに生還した。ゲームを支配したと錯覚している2人に、司会者はコンスタンティンがサクラだったと教える。次々と死者を出す番組では、もはや視聴率は取れない。司会者は「支配していたのは私だ。制作者がいることを忘れるな」と誇らしげに言った。キリルはカーチャに「君と一緒にいられる、それで十分だ」と呟く。
市民とマフィアが1人ずつ残った。この場合、ルール上マフィアの勝利となる。実はもう1人のマフィアはイリヤだった。賞金を手にしたイリヤは、無事妻子の元へ帰る。
映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』の感想・評価・レビュー
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映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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