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映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0055538

製作年 2020年
上映時間 120分
ジャンル ミステリー
クライム
サスペンス
監督 深川栄洋
キャスト 綾野剛
北川景子
岡田武史
前野朋哉
製作国 日本

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』の登場人物(キャスト)

犬養隼人(綾野剛)
犯罪者はどんな理由があっても許さないという強い正義感を持つ刑事。11歳の娘がいる。怒りが収まらなくなると、暴力をふるってしまう。
高千穂明日香(北川景子)
犬養とバディを組む刑事。車の運転が得意というわけではないが、犬養と車で移動するときは必ず運転を任される。
寺町亘輝(柄本明)
数年前に殺人罪で起訴された過去を持つ。元介護ホームの職員で、現在はホームレス。
雛森めぐみ(木村佳乃)
5年前に看護師として勤めていた病院が潰れてから、アルバイトやパート勤務で生計を立てている。
犬養沙耶香(田牧そら)
隼人の娘。ある病気で入院している。よく運転をする高千穂に、手作りの交通安全のお守りをあげる優しい女の子。
馬籠大地(歳内王太)
肺がんの父親を亡くした小学生。父親を亡くした自分より、夫を亡くした母親のことを心配している、優しくて強い男の子。
岸田聡(中村シユン)
心臓病の息子を亡くした父親。闘病する息子をどのようにして苦しみから解放してやれるのか悩んでいた。

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のあらすじ【起】

刑事の犬養隼人とそのバディの高千穂明日香は「父親が殺された」と通報してきた少年の大地がいる葬儀場を訪ねた。犬養は大地から「肺がんを患う父親が自宅療養中、主治医と異なる医師と看護師が来たあと、亡くなった」と聞き、火葬寸前の大地の父親の遺体を解剖に回した。

大地の父親は故意に塩化カリウムを投与されたことによって殺害されていた。馬籠宅近くの防犯カメラには、大地の証言通り、白衣を着た男女2名が映っていた。

犬養らは大地の母親から「ドクター・デスと名乗る医師が私たちを救ってくれた」と聞き、ドクター・デスが闇サイトで安楽死を請け負っていることを知る。サイトには「今まで何例もの安楽死を手掛けた」とあり、犬養らはサイトのコメント欄から、大地の父親以外の被害者を数名突き止めた。どの被害者もビデオメッセージを残したあと、塩化カリウムの投与によって殺害されていた。

犬養らは被害者遺族の証言を基に、ドクター・デスの似顔絵を5枚作成したが、どの似顔絵も顔立ちが異なっていた。被害者遺族はドクター・デスをかばっていたのだ。

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映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のあらすじ【承】

犬養は被害者遺族の1人である岸田聡の家を訪れ、聡の息子が残したビデオを見返していた。そこで、撮影者がドクター・デスであることを知り、ビデオ内でワインクーラーに反射する白衣を着た女性の存在に気づく。それを見た聡は、その女性がドクター・デスに同行していた看護師であることを認めた。

犬養らは看護師の雛森めぐみを発見した。彼女は「ドクター・デスの名は田中一郎で、往診時に雇われ、投与した薬は鎮痛薬だと思っていた」と証言した。自宅や勤務先は知らず、特徴や人相については一切答えなかった。

のちに田中一郎は偽名であることが発覚する。雛森の部屋を家宅捜索したが、事件とつながる証拠は何も出てこなかった。

犬養らは雛森をあえて釈放し、彼女を張り込み、ドクター・デスが接触してくるのを待つことにした。釈放前の事情聴取で、犬養は名刺を渡し、ドクター・デスに動きがあったとき、連絡するよう頼んだ。雛森は「被害者がとても幸せそうだった」と振り返った。そんな彼女に、犬養は腎臓を患う娘の存在を明かし、ドクター・デスのことを「薄汚いただの連続殺人犯だ」と罵った。

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のあらすじ【転】

高千穂は似顔絵捜査官をしていた頃に教わった「人は初めに嘘をつき、絵が似ていないと思うと安心して、本当の記憶を話す」ことを思い出し、5枚の似顔絵を眺めていた。

犬養らは似顔絵捜査官らに証言した順番を尋ね、高千穂が新たな似顔絵を完成させた。その似顔絵を見た聡は「この男がドクター・デスだ」と証言し、ついに男を逮捕した。その男の名は寺町亘輝で、河川敷に住み着くホームレスだった。

その頃、雛森は失踪し、ドクター・デスのサイトが動き始めた。犬養らは再び雛森の部屋を訪れ、雛森の隣の部屋のドアノブが他の部屋と違うことに気づく。その部屋にはドクター・デスが殺害したとされる被害者らの顔写真があり、犬養の名刺が破り捨てられていた。ドクター・デスは雛森めぐみで、寺町は彼女に雇われていたのだ。

雛森はカウンセラーを偽り、病院に侵入し、そこに入院する犬養の娘である沙耶香がドナーを待っていることを知る。沙耶香に睡眠薬入りのハーブティーを飲ませ「ドナーを待つことは人の死を待つことで、父親の犬養は沙耶香のことが負担になっている」と伝えると、沙耶香は泣きながら眠った。

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』の結末・ラスト(ネタバレ)

目を覚ました沙耶香は、ドクター・デスのサイトに安楽死を依頼した。

犬養のもとに沙耶香から「ドクター・デスに連絡したが、死にたくない」と助けの電話がかかってきたが、途中で切れてしまう。犬養は雛森が沙耶香の病院にいると考え、高千穂の運転で向かった。

沙耶香を見つけられず、焦る犬養のもとに、再び沙耶香から電話がかかってきた。その電話の声は雛森で「家族の思い出の場所に1人で来い」と言われた。犬養はすぐそばにいた高千穂の腹を殴り、車のキーを奪い、1人で向かった。

家族の思い出の場所のコテージには、点滴につながれ、眠る沙耶香がいた。到着した犬養は点滴を抜くと、後ろから雛森に麻酔を打たれてしまう。そこに病院を訪れた人から借りたバイクで、後を追ってきた高千穂によって雛森は逮捕された。高千穂はコテージのことを以前沙耶香から聞いていたのだ。

沙耶香と犬養は搬送されて無事だった。雛森はその後の調べで、これまでに35人の安楽死に関与していたことがわかった。しかし、収監された雛森に反省の色はなく、すがすがしい顔をしていた。

映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』の感想・評価・レビュー

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映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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