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映画『クー!キン・ザ・ザ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『クー!キン・ザ・ザ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『クー!キン・ザ・ザ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0064035

製作年 2013年
上映時間 92分
ジャンル アニメ
SF
監督 ゲオルギー・ダネリア
タチアナ・イリーナ
キャスト ニコライ・グベンコ
イワン・ツェフミストレンコ
アンドレイ・レオーノフ
アレクサンドル・アダバシャン
製作国 ロシア

映画『クー!キン・ザ・ザ』の登場人物(キャスト)

ウラジミール・チジョフ(ニコライ・グベンコ)
中高年の音楽家。地球ではチェロ奏者で金持ち。トリクと、突然惑星プリュクに瞬間移動した。素晴らしい奏者だが、惑星プリュクでは認められない。プリュクでウエフとビーに出会い、地球に戻るため試行錯誤する。
トリク(イヴァン・ツェフミストレンコ)
DJに憧れる無一文の若者。異星人の持つテレポーターを携帯感覚で弄り、突然チジョフとテレポート。惑星プリュクではチジョフのチェロを雑に弾き、小銭を稼いだ。
ウエフ(アンドレイ・レオノフ)
惑星プリュクの住民。釣鐘型宇宙船でビーと移動中、トリクとチジョフを見つける。パッツ人に対して差別意識のあるチャトル人。強欲でチジョフらにマッチ棒を要求する。
ビー(アレクセイ・コルガン)
ウエフと同じく惑星プリュクの住民。ウエフの子分のような存在。パッツ人で鼻にツァークを装着している。

映画『クー!キン・ザ・ザ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クー!キン・ザ・ザ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クー!キン・ザ・ザ』のあらすじ【起】

モスクワの大通りで裸足の異星人が「この惑星の番号を教えてください」と叫んでいた。そこへ音楽家のチジョフと若者トリクが通りかかる。トリクは母エレナがチジョフのいとこだと言い、チジョフからお金を借りようとしていた。異星人が2人の側に来て、星に帰るための番号が分からなくなったと助けを求める。トリクは異星人の持っているテレポーターの番号を、勝手に押した。するとチジョフとトリクは、惑星プリュクに瞬間移動してしまう。

そこは見渡す限り砂漠だった。遠方からは、鐘のような形の不思議な宇宙船が飛んでくる。中からは小型ロボットのアブドラクス、そして異星人のウエフとビーが降りてきた。ビーは「クー」と言いながら自分の頬を軽く叩き、両手を広げた。これが彼らの挨拶である。ウエフはコートや帽子などチジョフの物を奪い、去っていった。

だがチジョフがタバコに火をつけると、ウエフらはすぐに戻ってきた。彼らはマッチ棒のことを「カツェ」と呼び、貴重品として扱っている。そこでトリクはマッチを渡す代わりに、宇宙船に乗せてもらえないかと交渉する。

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映画『クー!キン・ザ・ザ』のあらすじ【承】

ウエフたちはこれに応じ、トリクとチジョフを宇宙船に乗せた。チジョフは、彼らが人の思考を読んだり、ロシア語を話したりすることができると気づく。だが通常ウエフたちは宇宙船をペペラッツ、加速器をグラビツァーパなどと呼んでいた。そして、このような特徴的ないくつかの言語以外は、大体「クー」という言葉で済ませている。

ビーは宇宙船ならどの惑星へも5分で行けるが、それには加速器が必要だとが説明する。チジョフはウエフの勧めで、地下の商人に加速器とマッチを交換してもらいに行く。

この星にはチャトル人とパッツ人が住んでおり、原住民のチャトル人の方がパッツ人よりも身分が上だった。識別器の測定で、チジョフやトリクはパッツ人と同じだと判断される。パッツ人は「ツァーク」と呼ばれる鈴を、鼻に着けなければならなかった。またさきほどビーのしたような挨拶が、全てのパッツ人に義務付けられている。

チジョフは嫌々パッツを装着し、地下へ向かう。だが彼は異星人らにあっさり騙され、マッチを奪われてしまった。砂に埋もれたチジョフを、アブドラクスが潜って引き上げる。

映画『クー!キン・ザ・ザ』のあらすじ【転】

その後の宇宙船の移動中、チジョフはシャワー室に入る。ウエフはチジョフを無能だと判断し、シャワー室ごと砂漠の真ん中に突き落とした。この騒動でトリクとチジョフは、再び砂漠に取り残される。

チジョフとトリクは様々なパッツ人に出会い、その後ビーたちと再会する。彼らの宇宙船は燃料切れだった。そこでトリクがチジョフのチェロを出鱈目に弾き、地球の歌を歌う。すると近所の住人が出てきて、たくさんのチャトルとよばれる貨幣を支払った。

トリクたちは全員で重たい宇宙船を押し、天球儀のあるセンターを目指す。地球の座標を調べてもらうためだ。トリクが歌った曲の歌詞を、ビーとウエフも覚えて歌った。しかし名音楽家のチジョフだけは不機嫌になる。

チジョフはアブドラクスがマッチを1本持っていると知り、そのマッチの燃料でセンター付近へ行った。センターは、ペジェ様とよばれる統治者によって支配されている。センター内に入ると黄色いズボンの男が歩いてきて、皆は一斉に「クー」と挨拶をした。黄ズボンを履く人は皆、偉いという価値観である。赤ズボンを履く者は、さらにエリートでチャトル人も挨拶をしなければならない。

映画『クー!キン・ザ・ザ』の結末・ラスト(ネタバレ)

チジョフたちはセンターの職員に、天球儀で地球の座標を調べてもらった。待っている間、トリクは地球の母と電話で話をさせてもらう。チジョフはトリクが本当に自分の身内だったと知り、彼に謝罪した。

その帰り道、マッチを奪った地下の商人たちと遭遇する。トリクは彼らに喧嘩を売り、このせいでチジョフとウエフ、そしてビーがエツィロップとよばれる警察に捕まった。

トリクはアブドラクスと手を組み宇宙船を奪う。宇宙船はペジェの暮らす平和なムードのドームに墜落。トリクはこの惑星の者が相手の思考を読めることを逆手に取り、工具でペジェを脅してチジョフやウエフを釈放させた。

これで地球に戻れるはずだった。だがウエフたちは勝手に進路を変更し、自分たちの生まれ故郷ハヌードに着陸する。そこへ地球で会った裸足の異星人が現れた。

チジョフとトリクは彼のテレポーターを使い、ようやく地球へ戻ることができる。地球の除雪車を見た2人はランプがエツィロップのランプに似ていたので、思わず「クー」と挨拶をした。

映画『クー!キン・ザ・ザ』の感想・評価・レビュー

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映画『クー!キン・ザ・ザ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『クー!キン・ザ・ザ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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