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映画『博士と狂人』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『博士と狂人』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『博士と狂人』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0051548

製作年 2018年
上映時間 124分
ジャンル ドラマ
伝記
監督 P・B・シェムラン
キャスト メル・ギブソン
ショーン・ペン
ナタリー・ドーマー
エディ・マーサン
製作国 イギリス
アイルランド
フランス
アイスランド

映画『博士と狂人』の登場人物(キャスト)

ジェームズ・マレー(メル・ギブソン)
オックスフォード大学に勤める博士。大学での立場はあまり良いものではないが、型破りな発想力を武器にプロジェクトに取り組む。
ウィリアム・チェスター・マイナー(ショーン・ペン)
元軍医大尉。不本意ながらも人を苦しめてしまったことで自分を責め続け、それによって精神を病んでしまっている。

映画『博士と狂人』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『博士と狂人』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『博士と狂人』のあらすじ【起】

ウィリアム・チェスター・マイナーは、1872年のロンドンの裁判所で、鎖に繋がれながら出廷していた。彼は元軍医大尉のアメリカ人で、南北戦争による凄惨な経験で精神を病んでしまい、幻覚に苦しめられていた。さらには不運にもジョージ・メレットという人物を人違いで射殺してしまったのだった。マイナーは精神に病を抱えているため無罪という判決が与えられ、ブロードムーア刑事犯精神病院に送られることになった。

同じ頃、ジェームズ・マレーという人物がオックスフォードで英語辞典の編集責任者として新たに就任した。オックスフォード大学は英語辞典の出版を20年間画策していたが、なかなかプロジェクトが進まず、学士号を持っていないマレーがそのプロジェクトを任されることになったのだった。フレデリックは彼の一風変わった発想力を評価していたが、理事会はあまりそれを快く思っていなかった。

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映画『博士と狂人』のあらすじ【承】

マレーは、古語や新語・俗語・外来語などのすべての単語とその変遷を載せた英語辞典を作りたいと考えていた。そのため、専門家ではなく世間の人々に協力してもらうことを考えた。単語と用例をカードに書いて郵送してもらうという壮大な依頼が書かれた「声明文」を書籍に挟み、英語圏に広めていくのだった。

同じ頃、ブロードムーア精神病院では一人の看守が扉に挟まれて大怪我を負うという事故が起きた。偶然遭遇したマイナーの処置によって命は助かったが、マイナーは再び幻覚の原因となった戦争中の記憶を思い出した。それは、脱走兵の顔に焼印を付けた記憶だった。

マイナーは、射殺してしまったジョージへの罪悪感にも苦しめられていた。マイナーは、軍から支給される年金を未亡人になったイライザ・メレットへ渡してほしいと依頼した。イライザは貧困に苦しみながらもそれを拒否した。

マイナーの幻覚は悪化し、院長はマイナーの病室に愛用品を持ち込ませた。ある日差し入れの本に「声明文」を見つけると、マイナーは衝撃を受け必死にカードを埋めるのだった。

映画『博士と狂人』のあらすじ【転】

イライザの家では子供たちが空腹を我慢しながら内職していた。クリスマスの日に看守がマイナーからの差し入れを持ってやってくると、子供たちは目を輝かせたためイライザはそれを受け取った。そして、マイナーと面会して援助を検討すると話した。

英語辞典の序盤で苦戦していたマレーの元に、マイナーからの1000枚のカードが届いた。マレーは必要な単語のリストをマイナーに送ると、すぐに用例が記入されて返送されてきた。マイナーにより一気に作業が進み、二人は文通を通じて絆を深めた。

初稿が完成したマレーは、マイナーに渡すためブロードムーアを訪れ、そこで彼が犯罪者だったことを知った。何度も面会をしたイライザも次第にマイナーに心を開いていった。字が読めないイライザにマイナーは字を教え、イライザは短いメッセージを送るようになった。

二人の間に恋心が芽生えつつあったが、イライザの愛を受け取ることは夫を再び殺すことだと考えたマイナーは、自分の性器を切り落とした。それによって症状は悪化し、マレーも拒絶するようになった。

映画『博士と狂人』の結末・ラスト(ネタバレ)

英語辞典の第一巻が無事に完成し、マレーは博士号を受け取ることになった。しかし、次々に不備が指摘されると、理事会はマレーを追放しようとした。フレデリックがマイナーを庇って辞任することになり、マレーとフレデリックを失ったマレーは悲しみに暮れた。

ブロードムーアでは、ブレイン院長が非人道的な治療をマイナーにしていた。新聞で殺人犯が編纂に関わっていたと報じられ、マレーの立場は危うくなった。変わり果ててしまったマイナーを助けるため、マレーは内務大臣に直訴した。釈放すれば世間から批判されることは目に見えていたため、大臣は国外退去を命じた。

自由を手に入れたマイナーとマレーは固い握手を交わし、二人の絆は取り戻されたのだった。

映画『博士と狂人』の感想・評価・レビュー

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映画『博士と狂人』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『博士と狂人』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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