この記事では、映画『手のひらを太陽に』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『手のひらを太陽に』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0086281
| 製作年 | 2015年 |
|---|---|
| 上映時間 | 86分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | 岩崎友彦 |
| キャスト | 札内幸太 合アレン 地曵豪 近藤芳正 |
| 製作国 | 日本 |
映画『手のひらを太陽に』の登場人物（キャスト）
- よしお（札内幸太）
- 子どもの頃、人形劇団に「コロナ」という人形をもらい、以来ずっと大切にしている。会社に出社する時もコロナを伴い、自分は全身黒い服で顔も覆って生活している。引きこもりの経験がある。
- 和子（合アレン）
- 母を亡くしている女性。母が所属していた人形劇団のフレアという人形をずっと大切にしている。いつもフレアを持ち歩き、自分は全身黒い服で顔も覆って生活している。
映画『手のひらを太陽に』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『手のひらを太陽に』のあらすじ【起】
パペット人形を手に持った男性が、山本よしおと書かれた名刺を取引先の人へ手渡す。人形コロナを持って行ったプレゼンは好評だった。コロナは職場で頼られており、女性からも人気もある。
コロナという人形は、よしおが子どもの頃によく見に行っていた「人形劇団それいゆ」の劇で使用されていた人形だった。
人形劇団それいゆはある日突然閉めることになってしまい、その最終公演の時、劇団の男性が常連客であったよしおにコロナをプレゼントしてくれたのだった。コロナは太陽の子であるという設定のもと、ヒーローのように人気な役柄を演じている人形だった。
別の日、よしおとコロナが外を歩いていると、同じように全身を黒い服で覆い、人形を持ちながら街を歩く女性を見つけた。よしおはその女性を追いかけるも逃げられてしまう。見失って、がっかりしていたところに職場の仲間から合コンに誘われたよしおはしぶしぶと参加をする。
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映画『手のひらを太陽に』のあらすじ【承】
合コンでよしおとコロナは、先日街で見かけた人形持ちの女性和子と出会う。周囲に似たもの同士だとからかわれ、お店を飛び出していてしまった和子の後をよしおは追った。
はじめなかなか話に応じてくれない和子だったが、互いに人形のコロナとフレアを会話させるようにして意思疎通をはかりはじめる。
よしおは自分が昔引きこもりであったつらい過去を話し、和子とまた会いたいこと、次の日曜日にカフェで待っていることを伝えて帰ってゆく。
和子は母が劇団それいゆの人間だった。フレアを持って芝居をしていたがある日亡くなり、フレアを残して和子の元を去っていったのだった。
和子は約束の日にカフェで待つ。そのすぐ近くではよしおとコロナが集まった子どもたちをおしゃべり劇で楽しませていた。
コロナはフレアに恋をしている。そのことを知った子どもたちは2人に人形劇をせがんだ。そこからよしおと和子は親しくなる。
彼らはコロナとフレアに自分たちのことを「中の人」と呼ばせていた。
映画『手のひらを太陽に』のあらすじ【転】
よしおとコロナはある日、和子のことを怒らせてしまう。もう会わないと言われ落ち込むよしおとコロナだったが、職場で慰められ、以前合コンで出会った同じく女性に和子の居場所を教えてもらった。
和子がいるという山の中に入っていくよしお。動物と間違われスナイパーに襲われそうになっていた和子を間一髪救いだし、仲直りをした。
次第に雨が降ってきたため、よしおと和子は人形を連れて小屋へ避難する。その夜人間が寝ている間に人形は意思を持ち動きはじめ、中の人を置いて楽しく2人出かけてしまう。
朝になりコロナとフレアがいないことに驚いた中の人たちは、自分は人形なしでは何もできないとパニックになる。コロナとフレアを探して近隣を歩くも、人形越しでないと社会生活を送れなかった2人は行く先々で人に怪しまれ、多くの困難に見舞われる。
その間コロナとフレアは楽しくデートをしていた。
時々はめを外し問題を起こしていく人形たちの後をよしおと和子は追いかけていく。人形たちが起こした問題についてよしおと和子は謝罪をして歩くこととなった。
映画『手のひらを太陽に』の結末・ラスト（ネタバレ）
よしおはコロナがいないと出社することができない。連日和子とコロナとフレアを探しているところ、ネットオークションに出店されている彼らを見つけた。
慌ててそのお店へいくとすでにフレアは完売しており、コロナもお金を持っていないよしおに販売してもらうことができないという。
お店の人にキモオタだと罵られたよしおと和子は、コロナが仕舞われていたガラスケースを壊し、コロナと共にフレアを助けにいく。
フレアを買った男性客は、フレアに爆弾を仕掛けていた。
どうにか解除をする方法を考える中の人たち。一方コロナはフレアと共に飛行機に乗り地上を離れて、2人だけの場所で爆発の時を迎える決心をした。
よしおと和子に別れを告げたコロナとフレアは、2人だけで飛行機に乗り、太陽の元へ向かう途中に爆発する。
海で落ち込んでいたよしおと和子だったが、フレアの分まで生きなくちゃと心を決める。そして吹っ切れたように思う存分、海で遊んだのだった。
映画『手のひらを太陽に』の感想・評価・レビュー
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映画『手のひらを太陽に』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『手のひらを太陽に』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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