この記事では、映画『ナイト・チェイサー』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ナイト・チェイサー』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0039612
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 80分 |
ジャンル | アクション スリラー |
監督 | ジュリアン・セリ |
キャスト | ジョナサン・ハワード ジョナサン・ドマルジェ ファニー・ヴァレット ジェス・オーダン |
製作国 | フランス |
映画『ナイト・チェイサー』の登場人物(キャスト)
- クリス(ジョナサン・ハワード)
- 若者男性。2年前までパリに住みリュディヴィーヌとつき合っていたが、ある日突然彼女の前から姿を消し、故郷のイギリスへ帰った。問題児のリュックと仲がよい。今回リュックたちに会うためパリへ向かう。まともに生きようと努力しているが、未だに不良のままのリュックに流される。現在は禁煙中。
- リュック(ジョナサン・ドマルジェ)
- パリに住むクリスの親友。公共のマナーが守れずタバコや酒の瓶をポイ捨てする。また夜中に住宅地で大声を出すなど、軽率で問題ある行動が目立つ。クリスとたまたま乗り込んだタクシーで、無賃乗車をする。
- リュディヴィーヌ(ファニー・ヴァレット)
- パリに住む若い女性。昔はクリスの恋人だったが、今はリュックとつき合っている。2年前恋人のクリスが突然姿を消したことがショックで、何週間もヤク漬けになった。辛い時期リュックに慰められ、気を許すようになる。
- 運転手(ジェス・リオーダン)
- タクシーの運転手で初老の男。髭を生やし、全身にタトゥを入れている。寡黙で愛想が悪い男。酔っているクリスとリュックをタクシーに乗せた。鍛えられた体が特徴的。黒いタクシーをピカピカに手入れしている。
映画『ナイト・チェイサー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ナイト・チェイサー』のあらすじ【起】
クリスはイギリスからパリへ向かう高速バスの中で、親友リュックや恋人リュディヴィーヌと過ごした日々を思い出していた。パリに着くと、リュックやリュディヴィーヌがクリスを出迎える。リュックは道端にタバコをポイ捨てした。
リュックは友人の家のパーティに、クリスやリュディヴィーヌを連れていった。その家では皆がドラッグをやっていて、クリスは場に馴染めないでいる。またリュックとリュディヴィーヌが、恋愛関係になっていると気づいた。リュディヴィーヌは2年前突然パリを去ったクリスを責め、怒って帰宅した。
クリスはホテルに帰ろうと思い部屋を出た。リュックがクリスの後を追い、別の知人宅でパーティの2次会をやろうと提案する。そこで2人はタクシーを拾い乗り込んだ。
そのタクシーの運転手は愛想がなく、何を考えているか分からなかった。運転席の後ろには「踏み倒しは許されない。負債は必ず返済される」と貼り紙がしてある。リュックはタクシーの中でもヤクをやった。また目的地に着くと運転手に現金がないと嘘をつき、クリスを巻き込んでそのまま逃げた。
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映画『ナイト・チェイサー』のあらすじ【承】
クリスは鞄をタクシーの中に忘れた。またリュックの悪ふざけにつき合わされ、うんざりする。
タクシーの運転手はメーターを止めず、クリスたちを尾行するように追い回した。リュックとクリスは運転手の異常な行動に焦り、顔色を変える。だがパトカーが現われるとタクシーはスッと逃げた。パトカーから降りてきた不正警官たちは、リュックの持っていた札束を没収する。
警官が去るとまたあのタクシーが来て、運転席からリュックの腕を掴んだ。リュックもクリスもこの運転手がいよいよ怖くなり、泣きそうになって逃げる。そしてようやく薬の売人の集う知人のマンションに辿り着いた。リュックは、彼らに渡す予定だった売上金を不正警官に奪われてしまったので、タクシーの運転手に盗まれたと嘘をつく。売人たちは、マンションの下で待機しているタクシー運転手に喧嘩を売った。
運転手は売人の部屋まで上がって来た。7、8人の売人が武器を持って待機したが、リュックとクリス以外はあっさり殺されてしまう。クリスたちはマンションを出て「住人が殺された」と警察に通報した。
映画『ナイト・チェイサー』のあらすじ【転】
先ほどの不正警官たちがパトカーでクリスらの元へ来たが、運転手が警官を次々に殺した。運転手は、先ほど袖の下を受け取らなかった真面目な警官だけを見逃す。リュックとクリスはパトカーで逃亡した。
リュディヴィーヌからリュックのスマホに、拉致されたと連絡が入る。運転手はクリスのスマホのGPSで、彼女の居場所を突き止めたのだ。クリスは「あの時の代償を支払わされている」と言った。2人は2年前トンネルで暮らすホームレスに酔った勢いで絡み、不本意にも焼死させてしまったのだ。クリスが彼女に何も言わずパリを去ったのは、この事件のせいだった。
クリスとリュックはリュディヴィーヌを助けに行くか否かで揉め、掴み合いの喧嘩になった。結果クリスは彼女の救出に向かい、リュックは逃げた。
リュディヴィーヌは廃工場に監禁されていた。クリスは椅子に縛られている彼女を見つけ縄を解く。2人が逃げようとすると外出していた運転手が戻ってきて、2人を追い回した。そこへリュックもやって来る。クリスが運転手に目的を訊くと運転手はクリスの耳元で何か囁き、リュックをタクシーに乗せて出ていった。
映画『ナイト・チェイサー』の結末・ラスト(ネタバレ)
リュックは知らない場所へ連れていかれ、牢屋の中で丸裸にされた。そこで与えられるのは、最低限の食事だけである。日が経ってリュックがおとなしくなると、次に本が与えられた。
その本には、1544年のブローニュ攻城戦で大勢の人を殺した兵士の回想録が記されていた。戦後その男は反逆罪に問われ殺されるところだったが、海で漁船に救われ東洋のある国に辿り着く。だが彼はそこで盗みを繰り返し、牢屋へ入れられた。牢屋で過去の栄光と決別した男はこの回想録を書き、世界をよりよくするため罪を償おうと決意する。
その本によると元兵士の活動は現代まで受け継がれてきた。リュックが本を読み進めていくうちに、あの運転手も元々は暴力的な警官だったのだと分かる。彼も昔、別のタクシー運転手からここへ連れて来られ、改心したのだ。リュックも体を鍛え、正しいことをしようと考えるようになった。そしてある日牢屋から出され、運転手とタクシーに乗り込む。
たくさんのタクシーが群れをなして走っている。こうして転職した元悪人が、今日も新たな悪人を見つけ檻に入れるのだった。
映画『ナイト・チェイサー』の感想・評価・レビュー
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映画『ナイト・チェイサー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ナイト・チェイサー』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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