この記事では、映画『猛獣大脱走』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『猛獣大脱走』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019349
製作年 | 1983年 |
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上映時間 | 91分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | フランコ・E・プロスペリ |
キャスト | ジョン・アルドリッチ ロレーヌ・ド・セル ウーゴ・ボローニャ ルイーザ・ロイド |
製作国 | イタリア |
映画『猛獣大脱走』の登場人物(キャスト)
- ルパート(ジョン・アルドリッチ)
- 北ヨーロッパの都市部にある動物園で、獣医を務めている男。動物園の閉園後に、動物たちの気性が荒くなっていることに気付いて不安を覚える。その後、知人の警部からネズミが大量発生しているという話を聞き、原因の調査に乗り出す。愛称は「リップ」。
- ローラ(ロレーヌ・ド・セル)
- ルパートの恋人で、記者を務めている。出席した会合が終わったあと地下鉄に乗るが、停電のため停車した地下鉄に動物園から逃げ出した虎が襲撃してきて、そこに駆け付けたルパートのおかげで難を逃れる。
- ブラウン警部(ウーゴ・ボローニャ)
- ルパートの知人で、街角でネズミが大量発生したことを受けて、駆除をルパートに依頼する。ネズミだけでなく動物園の猛獣たちも様子がおかしくなったことを知り、ルパートと共に原因究明に乗り出す。
- スージー(ルイーザ・ロイド)
- ローラの娘で、夜間のバレエスクールに通っている。スクールに動物園から逃げ出したシロクマが襲ってきて、教師や他の生徒たちと共に、身を守るための刃物を持ってスクール内の一室に立てこもることになる。
映画『猛獣大脱走』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『猛獣大脱走』のあらすじ【起】
北ヨーロッパの都市部にある動物園で、獣医を務めているルパート=通称リップは、閉園後にトラやライオンの様子がおかしく、気性が激しいことに気付く。リップはどうにか猛獣たちをなだめて麻酔薬を打ち帰宅するが、そこで知人のブラウン警部から電話が入る。
街角で地下からネズミが大量に発生し、車に乗っていたカップルが襲われたという知らせを受け、リップは現場に駆け付け、ネズミ駆除に対応する消防隊員たちに指示を送る。リップはネズミが狂暴化した原因を調べるため、1匹を捕獲してラボに持ち帰る。
その頃動物園では、異変が始まっていた。一度は大人しくなったはずの猛獣たちが暴れ出し、凶暴化したゾウがレンガの壁を突き破って暴走を開始。その影響で園内の配電がショートし、電子制御されていた動物たちの檻の扉が一斉に開いてしまう。
園内に残っていた飼育係や管理室の職員たちが動物たちの暴走を食い止めようとするが、次々に暴れ出した猛獣たちの餌食となっていく。
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映画『猛獣大脱走』のあらすじ【承】
ネズミ駆除を終えて動物園に戻ったリップは、園内が悲惨な状況に陥り、動物たちが逃げ出していることに気付いて愕然とする。リップは危機管理センターに連絡し、逃げ出した猛獣による大惨事が起きる可能性があると警告する。
その頃、リップの恋人で新聞記者のローラは、会合を終えて地下鉄に乗っていた。しかし同じ頃、逃げ出したゾウの群れが飛行場に突入し、市内と繋がる送電線の塔に激突、市内は一斉に停電し、地下鉄の走行もストップしてしまう。
地下鉄の車両内にいた客たちは、車両の屋根に何かが飛び乗って来たことを知る。それは動物園を逃げ出したトラで、トラは車両の扉を突き破って潜入しようとしてくる。
客たちは必死に逃げ出し、ローラは車両にいた幼い女の子を庇いながら助けを求める。そこにトラの出現を聞いたリップが現れ、トラに麻酔銃を撃ってなんとかローラを助け出す。
映画『猛獣大脱走』のあらすじ【転】
町中では、肉の精製工場で飼われていたブタや牛を狙って猛獣が襲撃、檻が破壊されて牛の群れが町中を走り回るなど、更なるパニックが広がっていた。
ローラと共にラボに向かったリップは、捕獲したネズミの検査結果を知る。ネズミからは「ゾンビ・ダスト」と呼ばれる麻薬の成分が検出されていた。そして園内に残っていた、動物が飲む水桶からも同じ成分が検出され、リップはこれが動物を凶暴化させた原因だと推測する。
動物の凶暴化が園内だけでなくネズミなどにも起きていることから、リップは何らかの原因で水道水に麻薬が混入した可能性があると考える。ローラは知人の博士に連絡を取り、水道局への調査を依頼する。
同じ頃、ローラの娘・スージーは夜間のバレエスクールに通っていたが、そこにシロクマが襲いかかって来る。スクールの教師は生徒たちをカギのかかる部屋へと避難させ、スージーは男子生徒が「身を守るために」とキッチンから持ってきた包丁を握りしめて、教師や他の生徒たちと共に部屋の中に立てこもる。
映画『猛獣大脱走』の結末・ラスト(ネタバレ)
捕獲され動物園に戻った動物を確認していたリップは、動物たちの凶暴化が収まっていることに気付く。新たに水を与えなければ、麻薬の効果が消えて凶暴化も収まるのだと察し、リップはひと安心する。
そこでローラはスージーを迎えにいくため、リップとブラウン警部と共に、バレエスクールへ向かう。スクールの庭では、麻薬の効果が切れたシロクマが寝ていて、リップは危険は去ったのだと認識する。
ローラがスージーたちの立てこもった部屋へと行くと、中では教師が刃物で刺されて死亡していた。子供たちも麻薬が混入した水を飲んでいて、狂暴化していたのだ。スージーは水ではなくコーラを飲んでいたため狂暴化しておらず、「みんなが先生を殺した」とローラに泣きつく。
やがて麻薬の効果は消え、子供たちも通常の状態に戻るが、水道局は麻薬の影響を否定する声明を発表。しかし恐るべき現場を体験したリップとローラは、記者会見で「大都会はいつ狂うかわからない」と忠告するのだった。
映画『猛獣大脱走』の感想・評価・レビュー
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映画『猛獣大脱走』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『猛獣大脱走』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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