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映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』の結末までのストーリー
  • 『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』を見た感想・レビュー
  • 『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』を見た人におすすめの映画5選

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0045385

製作年 2011年
上映時間 86分
ジャンル ホラー
監督 ジョン・ボーグ
キャスト メルセデス・マソーン
ジョシュ・クック
マッティ・リプタク
イグナシオ・セリッチオ
製作国 アメリカ

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』の登場人物(キャスト)

ジェニー(メルセデス・マソーン)
同僚のポーラと共に、LA空港から出発する旅客機に搭乗したCA。飛行機が離陸してから乗客が体調を崩し、凶暴化して暴れ出したことで、他の乗客たちと共に緊急着陸した空港内に避難することになる。
ヘンリー(ジョシュ・クック)
ジェニーが乗り込んだ旅客機の乗客。飼っているハムスターを入れたカゴを機内に持ち込んでいたが、収容棚に入らずジェニーに預ける。体調が悪化した乗客が狂暴化したことで、ジェニーや他の乗客たちと共に、緊急着陸した空港内に避難する。
シャイラ(ノリー・ヴィクトリア)
ジェニーが乗り込んだ旅客機の乗客。衛生兵をしていて、機内の応急キットで凶暴化した乗客に襲われたジェニーの同僚・ポーラの手当てをするが、すぐに病院へ運んだ方がいいと主張する。
エド(イグナシオ・セリッチオ)
ジェニーたちを乗せた旅客機が緊急着陸した空港の、貨物係。機長の指示を受け、乗客たちを空港のゲートに案内するが、出口が閉ざされていたため、非常口を開けて別の出口を探す。
ジョージ(マッティ・リプタク)
ジェニーが乗り込んだ旅客機の乗客。まだ小学生で、1人で旅客機に乗っていたが、機内で乗客が暴れ出したことにより、ジェニーたちと共に緊急着陸した空港へ避難する。
ラルフ(ジョージ・バック)
ジェニーが乗り込んだ旅客機の乗客で、離陸後に体調が悪くなり、その後凶暴化して暴れ出す。拘束具を付けようとしたジェニーの同僚・ポーラの顔面に噛みつき、ポーラは大ケガを負ってしまう。
ポーラ(ブレ・ブレア)
ジェニーが乗り込んだ旅客機のCAで、ジェニーの同僚。離陸後に暴れ出した乗客・ラルフに拘束具を付けようとするが、顔面を噛みつかれて大ケガを負ってしまい、シャイラの手当てを受ける。

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のあらすじ【起】

CAのジェニーは同僚のポーラと共に、LA空港から出発する旅客機に搭乗する。離陸前、乗客のヘンリーという男性がハムスターを入れたカゴを座席上の収容棚に入れようとするが、上手く入らず後ろにいたラルフという肥満体型の男性客が手伝ってくれる。

しかしカゴは棚に収まらず、ジェニーはカゴを預かり荷物室へ運ぶ。そして十数名の乗客を乗せて旅客機は離陸するが、途中でラルフが体調を崩し嘔吐する。ジェニーやポーラが心配していると、ラルフは突然席を立ち、「飛行機を止めろ!」と操縦席に向かって走り出す。

客席にいた男性客たちがラルフを抑え込み、ポーラが拘束具を付けると、ラルフはポーラの顔面に噛みつく。ポーラの出血は酷く、衛生兵をしている女性の乗客・シャイラが機内の応急キットで手当てをするが、すぐに病院へ運ぶ必要があると語る。

機長は緊急事態だと管制塔に連絡を取り、ラルフの症状を聞いた管制塔は、最寄りの飛行場に緊急着陸するよう指示する。なんとか飛行場へ着陸したものの、乗客を降ろすゲートの指示がなく、機長はやむなく近くにあったゲートへ機体を寄せる。

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映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のあらすじ【承】

機長はゲート近辺にいた貨物係のエドに指示を送り、ゲートを開いて乗客を空港内へ誘導する。そこで再びラルフが暴れ出し、機長は副機長と共にラルフをトイレに押し込む。

エドの案内でジェニーや乗客たちはゲートを出ようとするが、出口は固く閉ざされており、エドは通路内の非常口をこじあけ空港内の裏手に回って、そこから空港のコンコースへ出ようと試みる。

すると裏手の出口も閉ざされていて、外には多くの救急車や軍隊までが詰めかけ、乗客を外に出さない態勢を取っていた。そこでヘンリーは、ネットで見たLAでの事件を思い出す。アパート内で感染症が発生し、アパート全体が完全に隔離されたという事件だった。

ヘンリーから事件のことを聞いたジェニーは、ラルフは感染症にかかっていて凶暴化したのではないかと推察する。そしてジェニーたちの前に、防護服を着こんだ疾病対策センターの者たちが現れる。

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』のあらすじ【転】

センターの職員は銃を持っており、混乱する乗客たちを制しながら、1人ずつに注射をすると告げる。するとそこで、紛れ込んだネズミが乗客に噛みつき、凶暴化した乗客により職員たちが殺害されてしまう。

ジェニーたちは飛行機内へ逃げようとするが、トイレに押し込まれていたラルフの姿はなく、機長や副機長までが襲われて感染し、凶暴化していた。ジェニーやヘンリー、小学生の乗客・ジョージや生き残った職員たちは、エドの指示で屋内の倉庫へ逃げ込む。

そこで乗客の1人が職員に詰め寄り、何が起きているか説明しろと問いただす。職員は、実は自分はテロ対策チームのメンバーで、隔離したアパートは終末論カルト集団が作った生物兵器のウイルスが拡散し、飛行機の乗客たちも同じウイルスに感染した可能性があるという。

するとジョージが、先ほど乗客を噛んだネズミは、ヘンリーが持ち込んだものではないかと言い出す。ヘンリーはネズミではなくハムスターだと主張するが、ジョージはカゴからはみ出たネズミの長い尻尾を見たと証言する。

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』の結末・ラスト(ネタバレ)

実はヘンリーもカルト集団の一味で、生物兵器の実験に使ったネズミをハムスターと称してカゴに入れていた。ラルフはカゴを棚に入れるのを手伝った時、そのネズミに噛まれていたのだ。

正体を知られたヘンリーは乗客の持っていた拳銃でジェニーたちを脅し、ジョージだけを連れて逃げようとする。しかしヘンリーも感染者に噛みつかれており、用意していた治療薬は効かず、凶暴化して暴れ出す。

ジェニーはエドの提案で、飛行場の外にある川へと繋がるトンネルを抜けて、脱出を試みる。途中でエドやシャイラは感染者に襲われ、ジェニーは1人で必死にジョージを追い、なんとかヘンリーから救い出す。

しかしジェニーもヘンリーに噛みつかれていて、トンネルを出る寸前で凶暴化し、ジョージはやむなく1人きりで脱出する。そしてジョージがトンネルを出たあと、乗客の飼っていたネコが狂暴化の兆しを見せながら、トンネルから出て来るのだった。

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

1作目のアパートから飛行機、そして空港のターミナルへと舞台を移す展開はスピード感があって面白かったです。密室空間での感染拡大という設定が今回も活きており、空港という不特定多数が出入りする場所ならではの恐怖が描かれていました。正体不明のウイルスが生物兵器として利用されていたという陰謀の要素が、ただのゾンビものではない深みを与えていて良かったです。(30代 男性)


ゾンビ映画が好きで観ましたが、想像以上にスリリングでした。特に飛行機内での感染が始まる瞬間の混乱は、自分が乗っていたらと思うと本当に怖い。前作とは違い、今作はPOV方式ではないので少し没入感は減りますが、そのぶん状況が見やすく、アクション性も増していました。特に感染者が次々と出現する空港ターミナルのシーンは絶望感がすごかったです。(20代 女性)


1作目の閉塞感が強烈で印象に残っていたので、続編にはあまり期待していませんでしたが、意外と楽しめました。舞台を飛行機に移したことが新鮮で、狭い空間でのサバイバル劇はなかなかの迫力。最後の方で、生物兵器としての背景が明らかになるあたりも興味深かったです。ただ、POVじゃなくなったことで臨場感がやや薄れたのは少し残念でした。(40代 男性)


個人的に、女性主人公が自らの恐怖を押し殺して必死に戦う姿に胸を打たれました。前作ではレポーターだったけど、今回は客室乗務員という立場の女性が中心で、視点が変わるだけでこんなに違うのかと驚きました。パニックが連鎖していく描写がリアルで、空港という場所の恐怖も効果的に使われていたと思います。(30代 女性)


感染の恐怖と、軍の隔離措置というリアルな社会的パニックが組み合わさっていて、ゾンビ系ながらも現実味のある作品でした。中盤で登場する科学者が実は感染の原因を作ったという展開には驚かされましたし、人間の身勝手さと自己保身が招く悲劇が描かれていて考えさせられました。意外と深いテーマが込められた良作です。(50代 男性)


前作の緊迫感が好きだったので、今回の違う演出に最初は戸惑いました。でも進むにつれてテンポがよく、空港というロケーションも相まって、むしろ広がりを感じる内容になっていたと思います。地下通路を逃げる場面や突然の裏切りなど、ハラハラさせる展開が多くて最後まで飽きませんでした。続編としても納得の仕上がりです。(20代 男性)


女性目線で観ると、主人公の客室乗務員が最初は普通の人間だったのに、次第にリーダーシップを発揮していく姿がすごく魅力的に映りました。最終的に彼女が生き延びるのかと思いきや、あのラストの展開にはショック…。結局、誰も助からないという絶望的な終わり方も、ホラー映画としては潔くて印象に残りました。(40代 女性)


ゾンビや感染症の作品は数多くありますが、『クアランティン2』は空港という「どこにでもありそうな場所」を舞台にしている点で、リアルな恐怖を感じさせてくれます。前作とつながる世界観も健在で、細かい部分に伏線があったのも面白かったです。B級ながら、丁寧に作られた良作ホラーだと思います。(60代 男性)


個人的には1作目のほうが断然怖かったけれど、こちらもパニックホラーとして悪くないと思いました。密室での感染拡大、どこに誰が感染しているか分からない不安、そして軍による強制的な隔離という絶望的な状況。最後まで緊張感が途切れず、ハラハラさせられました。もう少しキャラに感情移入できればもっと良かったかも。(20代 女性)


「パニックホラー」として非常によくできていると思います。狭い機内から空港内へと舞台が広がることで、密室と開放空間それぞれの恐怖を味わえる贅沢な構成。しかもラストでウイルスが完全には終わっていないことを示唆する演出もあり、続編を期待させる終わり方になっていたのも◎。一気に観ると面白さが増すタイプの映画です。(30代 男性)

映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

28週後…

この映画を一言で表すと?

復興したはずのロンドンに再び忍び寄る感染パニック!

どんな話?

致死性ウイルスの感染が一時終息し、再建が進むロンドン。しかし、安全区域に1人の感染者が現れたことで、再び地獄のような惨劇が広がっていく。前作『28日後…』の続編で、スピード感とスケールが倍増したサバイバルホラー。

ここがおすすめ!

都市崩壊のリアルな描写と、逃げ場のない恐怖感が『クアランティン2』と通じる迫力。家族を守ろうとする登場人物たちの苦悩と、絶え間ない緊張感が見どころです。音楽や映像の完成度も高く、ホラーアクションとして秀逸です。

フライト・オブ・ザ・リビングデッド

この映画を一言で表すと?

飛行機内でゾンビ感染爆発!? 空の上の密室サバイバル!

どんな話?

極秘裏に生物兵器を輸送中の航空機で、実験体が覚醒し乗客に襲いかかる。高度3万フィートで逃げ場のない空間にパニックが広がり、生き残りを賭けた壮絶な戦いが始まる。B級テイスト満載のゾンビスリラー。

ここがおすすめ!

『クアランティン2』の飛行機シーンが好きだった人にぴったり。密室×感染の極限シチュエーションがしっかり描かれており、テンポも良く、ゾンビ映画ファンなら間違いなく楽しめる一本です。

バイオハザード

この映画を一言で表すと?

ウイルス×企業陰謀×ゾンビの原点!ゲーム発の大ヒットホラー。

どんな話?

秘密研究所「ハイブ」で発生したT-ウイルスが職員をゾンビ化させ、特殊部隊が施設に突入。生き残った者たちは、次々と姿を現すゾンビや怪物たちと死闘を繰り広げる。サバイバルと謎解きが融合した近未来ホラー。

ここがおすすめ!

ウイルスによる感染、企業の陰謀、閉鎖空間でのサバイバルという点で『クアランティン2』と親和性が高い作品。ミラ・ジョヴォヴィッチの強く美しいヒロイン像も魅力で、アクション要素もたっぷり楽しめます。

クライモリ(Wrong Turn)

この映画を一言で表すと?

逃げ場なし! 森の中で始まる恐怖のサバイバル。

どんな話?

森の中で道に迷った若者たちが、正体不明の食人一家に追い詰められていく。通信手段も逃げ道もない環境で、知恵と勇気だけを武器に生き残りをかけて戦うスラッシャーサスペンス。

ここがおすすめ!

『クアランティン2』と同様に「逃げ場のない閉鎖空間での極限状態」がテーマ。予想を裏切る展開やスピーディなアクション、絶望感に満ちたサバイバル描写が楽しめる一本。グロ耐性のある人に特におすすめです。

アウトブレイク

この映画を一言で表すと?

ウイルス感染の脅威と人間の業を描く、社会派パンデミックスリラー。

どんな話?

アフリカから持ち込まれた未知のウイルスがアメリカで広がり始める。軍の陰謀とメディア操作が絡み合う中、1人の軍医が感染拡大を止めようと奔走する。リアル志向の感染パニック映画の先駆け的存在。

ここがおすすめ!

『クアランティン2』と同じく、「ウイルスは人間の手によって広がる」という恐怖を描いています。社会的な緊迫感と科学的なリアリティが融合しており、エンタメとしても重厚な見応えのある名作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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