映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の作品情報
映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の登場人物（キャスト）
映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の感想・評価・レビュー
映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0062043

製作年	2020年
上映時間	79分
ジャンル	ホラー
監督	フランチェスコ・ジャンニーニ
キャスト	ジュリアン・リッチングスカロライナ・バルトチャクヴラスタ・ヴラナ釈由美子
製作国	カナダ

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の登場人物（キャスト）

ヴァル（カロライナ・バルトチャク）: アメリカの北部にあるホテルに、夫のブランデンと幼い娘のケリーと共にやって来た女性。ホテルに入る前に、車の前に出て来た女性・ナオミと知り合いになる。しかしホテルにチェックインした後、ホテル内で謎の感染症が発生し、家族と共に巻き込まれてしまう。
ブランデン（マーク・ギブソン）: ヴァルの夫で、ホテルに入る前に車の前に飛び出して来た女性・ナオミに怒鳴り散らす。チェックインした後に、ケリーと一緒にホテル内のプールへ行こうとするが、一緒に来たヴァルに発言を注意され、ヴァルの手首をねじ上げる。
ナオミ（釈由美子）: ヴェルたちがホテルに入る前に、車の前に出て来た女性。その後ヴェルと知り合いになるが、ホテルにチェックインした後に謎の感染症にかかってしまい、助けを求めて這うように部屋を出て行く。

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のあらすじ【起】

アメリカの北部にあるホテルに、ヴァルとブランデンという夫婦が、まだ幼い娘のケリーを連れてやってくる。カーラジオから、空気感染するウイルスの影響で死亡者が増え続けているというニュースが流れる中、夫婦が車でホテルに乗り入れようとしたところ、スーツケースを持った女性が目の前に現れる。

運転していたブランデンは思わず急ブレーキをかけ、その女性に怒鳴り散らす。しかしヴァルは女性が妊婦だと気付き、車を降りて女性を気遣う。そしてホテルにチェックインしたヴァルは、先ほどの女性が同じフロアに宿泊するとわかり、お互いに名前を名乗り合う。

ヴァルたちは部屋に入ると、ケリーがホテルにあるプールで泳ぎたいと言い出す。ヴァルは腰を痛めていて、自分は一緒には行けないからパパと行ってくるようにとケリーに告げる。

ブランデンがケリーと共にエレベーター前に行くと、ヴァルも買い物に行くからと部屋を出て来る。そこでケリーが、水中で2分も息を止められると自慢すると、それは無理だとブランデンは断言する。

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映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のあらすじ【承】

ヴァルは、父親が信じないと子供も自信がつかないと苦言を呈す。するとブランデンはヴァルの手首を掴んでねじ上げ、「俺に説教か？」と脅すように告げる。そしてブランデンはヴァルを残して、ケリーと2人でエレベーターに乗り込む。

ヴァルはずっとブランデンの暴力に苦しめられていて、腰のケガもブランデンによるものだった。そしてこの旅行を機に、夫と別れようと考えていた。そこでブランデンとケリーが帰って来て、ヴァルがバスルームでケリーの濡れた髪をとかそうとすると、ケリーの首筋にアザがあるのを見つける。

ケリーもブランデンの暴力を受けていたのだと気付き、ヴァルはケリーを抱きしめる。そしてブランデンが寝入っている間に、ケリーと2人で部屋から逃げ出そうと考える。

一方ヴァルが出会った日本人女性の妊婦・ナオミも、夫から逃れるようにしてアメリカへ仕事に来ていた。しかし部屋の中で寝る準備をしていると、体調が急に悪くなり、顔に血管が浮き出してくる。

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』のあらすじ【転】

ナオミは喋ることも体を動かすことも困難になり、助けを求めて這うように部屋を出る。すると自分と同じように、動けなくなった客が数名、部屋のドアの前に座り込んでいた。明らかに、何かの感染症がホテル内で広まっているようだった。

ナオミは廊下に倒れこみ、エレベーターまで行こうと廊下を這い出す。その時、同じフロアの部屋にいた男が、何かのアンプルのようなものをカバンにしまい込んでいた。

男はドアの向こうから聞こえるうめき声を聞くと、どこかに電話をかけ、「万事うまくいった。国中がパニックになれば仕事は終わりだ。世界を救うのだ」と告げて、アンプルを入れたカバンを持って部屋を出て行く。

ヴァルがブランデンの様子を伺いながら部屋を出ようとすると、ブランデンが起き上がってヴァルの足首を掴む。しかしブランデンの顔色も変化し、血管が浮き出ていた。ヴァルはブランデンを振り払い、ケリーの待つ廊下の階段へ向かう。

映画『ロックダウン・ホテル死・霊・感・染』の結末・ラスト（ネタバレ）

ヴァルは途中で倒れているナオミを見つけ、助けようと近寄るが、その時近くに座っていた感染者らしき客が、ナオミの首筋を引っ掴み、喉を引き裂いてしまう。

ヴァルはたまらずそこを立ち去り、ケリーを連れて階段で下まで降りる。1階のロビーに着くと、ウイルスの感染症に対するチャリティーの会が催されていて、着飾った人々が不審な目で見る中、ヴァルはケリーの手を引きながら「今すぐここから逃げて！」と叫ぶ。

ヴァルがホテルを立ち去ってから数時間後、テレビのニュースキャスターがホテルで起きた事件について語り出す。ホテルでウイルス攻撃による感染症が発生し、数十名の犠牲者が出たが、犯人は更なる被害の拡大を企んでいるらしい。

そして犯人の声明によると、実は国防省でインフルエンザのウイルスを兵器化しようという計画があり、犯行はこの化学兵器を用いたものらしかった。国家はウイルスへの関与を示す情報を抹消したが、私たちは力を合わせて戦うべきだと、ニュースキャスターは宣言するのだった。

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