映画『グリフィン家のウエディングノート』の概要:次男の結婚式のため、10年振りにグリフィン家の家族が集まった。しかしある事情により、離婚した父と母が夫婦のふりをすることに…。一癖も二癖もある面々が繰り広げる、実力派豪華スター競演のコメディードラマ。
映画『グリフィン家のウエディングノート』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:ジャスティン・ザッカム
キャスト:ロバート・デ・ニーロ、キャサリン・ハイグル、ダイアン・キートン、アマンダ・セイフライド etc
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映画『グリフィン家のウエディングノート』の登場人物(キャスト)
- ドナルド・グリフィン(ロバート・デ・ニーロ)
- グリフィン家の父親で芸術家。奔放な性格で無神論者。実はプロポーズに時間をかけるなどロマンチストな一面も。
- エリー(ダイアン・キートン)
- ドナルドの元妻。ドナルドとは10年前に離婚している。ドナルドとの間に2人の実子ジャレド、ライラと1人の養子アレハンドロがいる。
- ビービー(スーザン・サランドン)
- ドナルドの現恋人。エリーとは以前は友達だった。ドナルドとは8年以上交際を続けており、ドナルドの子たちとも、親子のような関係を築いてきた。
- ジャレド(トファー・グレイス)
- グリフィン家の長男。産婦人科医で、モテないわけではないが女性との接し方が分からず、いまだ童貞。
- ライラ(キャサリン・ハイグル)
- グリフィン家の長女。夫とは子どもができないことが原因でケンカが絶えず、現在夫は家出中。父ドナルドとはあまり仲がよくない。
- アレハンドロ(ベン・バーンズ)
- グリフィン家に養子として迎え入れられた次男。メリッサとの結婚を3日後に控えている。実の母と妹がコロンビアにいる。
- メリッサ(アマンダ・セイフライド)
- アレハンドロの婚約者。母親のマフィンからは、アレハンドロの肌の色が原因でいまだに結婚を祝福してもらえていない。
- マドンナ(パトリシア・ラエ)
- アレハンドロの実母。結婚式のため、娘のヌリアとともにコロンビアからアメリカにやってきた。信心深く、「夫婦は一生添い遂げなければならない」を信条としている。
- マフィン(クリスティーン・エバーソール)
- メリッサの母。娘には白人と結婚してもらいたいようで、いまだに2人の結婚には否定的。整形しているともっぱらの噂。
- モナハン神父(ロビン・ウィリアムズ)
- アレハンドロとメリッサの結婚式を執り行う神父。アルコール依存症で禁酒中。
映画『グリフィン家のウエディングノート』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『グリフィン家のウエディングノート』のあらすじ【起】
湖のほとりに建つグリフィン家。庭には大きなどんぐりの木が一本立っている。ドナルドが今は恋人のビビアンとともに暮らすこの家に、10年前に円満離婚した元妻・エリーが訪ねてきた。ドナルドとエリーが育てた養子のアレハンドロが、もうすぐ結婚するのだ。エリーは結婚式までの3日間、この家に滞在することになる。結婚して実家を離れていた長女のライラも戻ってきて、一家が勢ぞろいした。
結婚前のパーティーで、ライラは急に吐き気を催す。いまだにアレハンドロとメリッサの結婚に乗り気でないメリッサの両親を前に、グリフィン家の面々はつい品のない話やライラの夫婦不仲話を持ち出して、場を濁してしまう。アレハンドロはエリーにあるお願いをする。結婚式に来る予定の実の母・マドンナは「夫婦は一生添い遂げなければならない」という考えの持ち主で、アレハンドロは両親が離婚したことを話せずにいた。彼女をがっかりさせないために、エリーとドナルドに3日間だけ、夫婦関係が続いているふりをしてほしいというのだ。
映画『グリフィン家のウエディングノート』のあらすじ【承】
エリーとドナルドが夫婦のふりをするとなると、困ったのはビービー。「私の立場は?」と問うビービーに、ドナルドは冗談半分に「第2の妻はどうだ?」と言ってしまう。怒ったビービーは、家を出て行ってしまった。ビービーを追いかけるべきだと責めるエリーだったが、タイミング悪く、アレハンドロの実母マドンナが到着してしまう。アレハンドロの妹ヌリアも一緒だ。エリーとドナルドは、とっさに仲のいい夫婦のふりをしてしまう。一方美しく奔放なヌリアに、長男のジャレドは一目ぼれ。ヌリアも短いアメリカ滞在を満喫したいと、ジャレドにモーションをかける。
結婚式前日、両家が集まっての食事会が開かれた。メリッサは、練習したコロンビア語でマドンナにアレハンドロへの心からの気持ちを伝える。その気持ちはマドンナにも伝わったようで、彼女も2人の結婚を祝福してくれた。食事が始まって、給仕長として現れたのは何とビビアン。ウソがばれないようひやひやしながらも、一同はグリフィン家の土地とエリーとドナルドの思い出について話し始める。ドナルドは長い間かけてあの美しい土地を探し出し、その土地を見つけてからエリーにプロポーズしたのだという。そしてプロポーズを承諾してくれたまさにその場所に、ドングリを1粒植えた。それが、今庭に建っているあのドングリの木なのだと。ロマンチックな結婚秘話を聞き、ビビアンは心を痛めてその場を去ってしまう。
映画『グリフィン家のウエディングノート』のあらすじ【転】
帰りの車中、ライラは夫からの連絡がないことにいらだちと不安を隠せずにいた。そんな彼女を、エリーとマドンナが慰める。帰宅後ジャレドはヌリアを部屋に誘うが、断られ一晩中詩を朗読させられてしまう。ヌリアは食事会で、エリーから「ベッドインの前に男の誠意を確認しなさい」と教えを受けていたのだ。一方、マドンナにウソがばれないよう、エリーはドナルドと一緒に寝室にいた。エリーとドナルドは、肉体関係を持ってしまう。
翌朝ライラは、ドナルドに妊娠したことを打ち明ける。だが一方で、自分には親になる資格がないのではと悩んでいた。腹を割って話したことで、ライラとドナルドの仲も修復されたようだ。結婚式の料理を運びこむためグリフィン家にやってきていたビビアンは、まだドナルドに怒りながらも、「ライラが幸せになれるよう全力を尽くして」とアドバイスする。エリーとドナルドは、アレハンドロに庭のドングリの木を彫った箱をプレゼントする。中にはドングリが1粒。2人のプロポーズにあやかった物だ。アレハンドロは感激する。その頃ジャレドは、ヌリアに歌や花をプレゼントして誠意を見せていた。
結婚式の準備中、ビビアンがアレハンドロを祝福しにきた。アレハンドロにとって、8年間も一緒に過ごしたビビアンは第3の母ともいえる存在になっていた。エリーとマドンナも居合わせ、アレハンドロは意を決してマドンナに嘘を打ち明けようとする。しかしそこに酔っぱらったドナルドが入ってきて、エリーと肉体関係を持ったことをばらしてしまう。それを聞いたビビアンが怒りのあまり、エリーがドナルドとの結婚中にメリッサの父親と不倫していたことをばらしたものだから、話はどんどんこじれていく。ついにはメリッサの母マフィンまで同性愛をカミングアウトし、収拾がつかなくなってしまう。
映画『グリフィン家のウエディングノート』の結末・ラスト(ネタバレ)
混乱した場をライラが冷静に収める。しかし花嫁と花婿が見当たらない。2人は両家のドタバタに邪魔されてはかなわないと、モナハン神父だけを池のほとりに連れ出しこっそり結婚式を進めていたのだ。2人の姿に気づいたマフィンが結婚を止めようとわめくも、時すでに遅し。2人は誓いのキスを交わした後だった。
エリーは、控室で1人座り込むビビアンを見つけ出した。ビビアンは自分が考えなしに口走ってしまったことを後悔していた。そんな彼女と、エリーは2人で話し込む。一方会場では結婚披露パーティーが始まっていた。そこにライラの夫が姿を現す。彼はドナルドから「大事な話があるそうだ」と言われ駆け付けたのだ。妊娠を告げるライラに、夫は「2人で育てよう」と仲直りする。
ドナルドがマイクでビビアンを呼び出す。その頃エリーとビビアンは元の親友のように語り合っていた。姿を現したビビアンに、ドナルドは許しを乞う。そして、ビビアンにプロポーズするのだった。なんと婚約指輪は6年も前から用意していたらしい。ビビアンはプロポーズを受け、その場で結婚式が執り行われる。マドンナはアレハンドロが両親に嘘をつかせていたと知って彼を叱る。そして、自分もアレハンドロの実の父親について嘘をついていたことを明かす。パーティー会場には、さまざまな家族の形、愛の形があふれていた。
映画『グリフィン家のウエディングノート』の感想・評価・レビュー
家族みんなが自由で個性的。家族の様々な事情をコメディタッチで描いており、その中で家族の愛、親の愛の大きさを感じられるとても温かい作品。
現実として考えたらかなりオープンな家族だが、正直に向き合い、愛を与えるからこそ本当の夫婦や親子、家族になれるのだと感じた。同時に、子はいつでも親に守られて生きているのだなと実感した。
大人になると家族だからこそ素直になれないことが誰でもあると思うが、私はこの作品を見て、久しぶりに両親や家族とゆっくり会話をする時間を持ちたいと思った。(女性 30代)
ウエディング映画としてはよくあるストーリーで気軽に観ることができるが、とにかく俳優陣が豪華なのでそれだけでこの作品を観る価値は大いにあると思った。大人が下ネタを話すシーンがとても多いので、好き嫌いが分かれる作品だと思った。個人的にはロバート・デ・ニーロが下ネタを平気で話すところがとても楽しかった。
沢山過激な発言があるのに、下品になりすぎないような雰囲気になっているところもアメリカならではと感じた。(女性 20代)
アレハンドロとメリッサの結婚を機にグリフィン家に集まった親族たち、家族たちは様々な問題や事情を抱えており、どんどん家族の秘密が明かされていく。とにかく豪華なキャストそれだけでも楽しめる作品。とても出て来る人数が多くて、相関図がややこしいとこもありますが、思いっきり笑えて嫌なことも吹き飛ばしてくれる作品です。アメリカのオープンで事情や問題をさらけ出し、それを皆で受け止め向き合おうとするところは、すごく素敵だなあと思いました。ユーモアに溢れ、なんだか幸せな気分になれる映画です。それにしてもお母さんのカミングアウトにはビックリしました!(女性 30代)
グリフィン家の明け透けな会話に驚いてしまう部分が多々あった。ちょっと家族で見ると、気まずくなってしまうかもしれない。一人で楽しむのがおすすめな作品。登場する人全員と言っていいほど皆それぞれ悩みや秘密を抱えていて、こじれた関係にどうやって収集をつけるのか笑いつつもハラハラしながら見ていた。
ビービーと子供達の関係がとても素敵で印象に残っている。きっと継母として、たくさん愛情を注いできたのだろうなと思った。(女性 30代)
キャストがとにかく豪華でそれだけでも見る価値がある今作。ロバート・デ・ニーロにロビン・ウィリアムズ、ダイアン・キートンにアマンダ・セイフライドなど揃いに揃った名優たちが、結婚式前の内輪揉めをコミカルに演じていました。
結婚するってこんなに大変なの!?と思ってしまうほど問題だらけで、それは結婚する当事者たちだけでなく、その家族の問題も。こんなにもそれぞれが事情を抱えたファミリーは少ないと思いますが、現実味が無いからこそお腹を抱えて笑って見ることができました。(女性 30代)
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