映画『シャークネード4』の概要:サメを巻き込んだトルネード、「シャークネード」シリーズ4作目。B級パニック映画で、コアなファンを獲得している。5年ぶりに発生したシャークネードと戦うフィンとエイプリルたちの姿を描いた。
映画『シャークネード4』の作品情報
上映時間:85分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:アンソニー・C・フェランテ
キャスト:アイアン・ジーリング、タラ・リード、マシエラ・ルーシャ、コディ・リンリー etc
映画『シャークネード4』の登場人物(キャスト)
- フィン・シェパード(アイアン・ジーリング)
- 過去3回、シャークネードからアメリカを救った元サーファー。3人の子持ち。今はカンザスの「エイプリルの牧場」で、母と息子ギルと3人で暮らしている。
- エイプリル(タラ・リード)
- フィンの妻。前作でサメの中で息子ギルを産み、4年間昏睡状態だった。死んだと思われていたが、科学者である父ウィルフォードの技術によって半分ロボットの状態で生き返っていた。2作目でサメに片手を食べられ、そこから武器を出せるようになった。
- マット(コディ・リンリー)
- フィンとエイプリルの息子で軍人。同じ軍人のガビーと結婚したばかり。
- クラウディア(ライアン・ニューマン)
- フィンとエイプリルの娘。祖父であるシェパード大佐のサポート役として働いている。
- シェパード大佐(デヴィッド・ハッセルホフ)
- フィンの父。前回のシャークネードを消滅させるために宇宙に残ったが、アストロX社に助けられた。
映画『シャークネード4』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シャークネード4』のあらすじ【起】
前回のシャークネードから5年。
アストロX社は、シャークネードを予防する気候安定システムを作った。
そして、シャークネードを破壊するために宇宙に残ったフィンの父も無事保護された。
フィンは、カンザスに「エイプリルの牧場」を作り、エイプリルの忘れ形見の息子ギルと暮らしていた。
軍人になったマットと会い、ラスベガスを満喫することになる。
フィンは姪のジェムと一緒に、マットとの待ち合わせ場所に向かう。
マットはヘリの中で結婚式を済ませ、同じ軍人のガビーを妻にした。
パラシュートで地上に降りようとした時、5年ぶりのシャークネードに巻き込まれる。
気候安定システムは効果がなかった。
風で上空に巻き上げられた車に、ガビーを連れて乗り込んだフィン。
初対面の挨拶もそこそこに、サーフィンの要領で地上に降り立った。
そしてジェムとも合流しマットを探す。
アトラクションにあった船を使って移動し、マットと合流したものの、ベガスは壊滅状態になった。
そしてフィンたち一行はカンザスに戻るため、列車に乗り込んだ。
しかしシャークネードが再び発生し、砂を巻き込んでサンドネードに変化する。
映画『シャークネード4』のあらすじ【承】
信用を失ったアストロ社長は、フィンの父のシェパード大佐が考案した計画を実行しようとしていた。
大佐のサポートをしているウィルフォード博士の元には、死んだはずのエイプリルがいた。
エイプリルの体には機械が組み込まれていて、超人的な力を手に入れていた。
間一髪で、サンドネードから列車を守ったフィン。
アストロ社長に呼び出され、会見に出るよう頼まれるがフィンは拒否。
そのままギルが待つカンザスに向かうが、テキサスで再びシャークネードが発生。
チェーンソーを手に入れたフィンだったが、シャークネードは油田を直撃しオイルネードに変化する。
引火してファイアネードになり、再びフィンたちに襲い掛かる。
消火器で火を消しながら、武器を使ってファイアネードの進路を変えるフィン。
しかし発電所に直撃し、雷を伴うライトニングネードへと変化してしまう。
そのニュースを見たエイプリルは激怒する。
これまでフィンも家族も死んだと聞かされていたのだ。
外に出たところで、大佐と娘クラウディアと再会したエイプリル。
映画『シャークネード4』のあらすじ【転】
カンザスの牧場へ急ぐフィンたちだったが、車がパンクしてしまう。
近くに住んでいた友人コルトンに頼み、勝手に動く車クリスティーンを借りる。
牧場に着いたフィンたち。
武器を手に、マットとガビーはギルと祖母がいるシェルターへ向かう。
しかしガビーはサメに襲われ命を落としてしまった。
フィンに会いたい一心で外に出たギルは、フィンと一緒に小屋の中に逃げ込む。
小屋と一緒にシャークネードの中に入り込んでしまったフィンとギル、そしてジェム。
持っていた武器でサメを倒すが、小屋の中で動けなくなる。
そこに助けに現れたのは、死んだはずのエイプリル。
フィンとギル、ジェム、マットはエイプリルとクラウディア、シェパード大佐が乗ってきたヘリに乗り込む。
だが、体のほとんどが機械になったエイプリルは、いつ死んでもおかしくなかった。
それでもエイプリルとの再会を喜ぶフィン。
ギルはエイプリルを受け入れられず、自分のママはサメなのだと言い張る。
そこに現れたアストロ社長は、ライトニングネードが原子力発電所を巻き込んだと話す。
そして、シェパード家に力を貸してほしいと頼む。
映画『シャークネード4』の結末・ラスト(ネタバレ)
原子力発電所で核を取り込んだヌークリアネードを止めるため、ウィルフォード博士の知恵を借りる。
そして社長は特性スーツを身にまといヘリから降り立つと、量子箱を作動させる。
しかし威力が足りず社長は死んでしまう。
シェパード家はチェーンソーや武器を手にし、大佐とフィンとエイプリルを残してシェルターに向かう。
しかし、襲ってきたサメに食べられてしまう大佐。
逃げる途中、クラウディアとマットもサメに食べられてしまった。
大佐が着るはずだったメカスーツを着たフィンと、超人的な力を持つエイプリルは、なんとか普通のシャークネードに変えることに成功。
しかしギルがナイアガラの滝に落ちてしまう。
エイプリルはギルを助ける。
サメと戦っていたフィンはサメに食べられてしまい、そのサメをクジラが飲み込んだ。
ギルがチェーンソー片手にクジラの中に入り、サメのお腹を割くと、クラウディア、マット、大佐が出てきた。
フィンは死にかけていたが、サメを使った蘇生術によって救われた。
だが彼らの前に、パリにいるはずの友人ノヴァらしき人影と建物が降ってくる。
映画『シャークネード4』の感想・評価・レビュー
サメと台風を掛け合わせたツッコミどころ満載のパニックムービー第4弾。ここまで続編が出ていて、本国では大ヒット作品となると日本でもただのB級作品では片付けられなくなるでしょう。
このシリーズの良いところは前作のストーリー展開を疎かにしていないところです。キャラクターの設定や物語が続いているのでシリーズを通してみているとフィンの成長や、何度も起こるシャークネードに親近感を覚えて、より面白く見られるでしょう。
最初の頃に比べるとどんどん派手な展開になっていきますが、やはり真面目に見る作品ではありません。(女性 30代)
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