この記事では、映画『スターゲイト』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『スターゲイト』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『スターゲイト』の作品情報

上映時間:121分
ジャンル:SF、アクション、アドベンチャー
監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー、ジェイ・デヴィッドソン、ヴィヴェカ・リンドフォース etc
映画『スターゲイト』の登場人物(キャスト)
- ジャック・オニール大佐(カート・ラッセル)
- スターゲイトの先にある惑星へ派遣された米軍部隊の指揮官。銃の暴発で幼いひとり息子を亡くし除隊、生きる希望を失っていた。
- ダニエル・ジャクソン(ジェームズ・スペイダー)
- 古代エジプトを研究する考古学者。その知識を買われて、政府の“スターゲイト”プロジェクトに参加することとなる。言語学にも通じる天才だが、学界からは異端に見られていた。
- シュリ(ミリ・アヴィタル)
- スターゲイトでつながった惑星に住む女性で、カザフ族長の娘。村民達は「神」ラーの奴隷として暮らしている。ジャクソンへの貢物に選ばれたのを機に彼と次第に心を通わせていく。
- スカラ(アレクシス・クルス)
- スターゲイトでつながった惑星に住む少年。カザフ族長の息子でもある。オニール大佐と仲良くなり、武装蜂起を先導するようになる。
- ラー(ジェイ・デビッドソン)
- 永遠の命を得るため宇宙を旅し、古代地球人の1人に乗り移って神として君臨した王。スターゲイトの作り主。スターゲイトで地球人を奴隷として送り、今でもその末裔に魔力のある鉱石を掘らせている。
- カザフ族長(エリック・アヴァリ)
- スターゲイトでつながった惑星の村民を取りまとめる族長。ジャクソン達を神の使いと勘違いし歓迎する。
映画『スターゲイト』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『スターゲイト』のあらすじ【起】
変わりものの考古学者ジャクソンは、謎の老女キャサリンに突然スカウトされる。それはアメリカ政府の“スターゲイト”プロジェクトだった。古代のピラミッドから発掘された星間移動装置“スターゲイト”に描かれた記号を見せられ、ジャクソンはそれを解読する。スターゲイトから送られた無人探査機は、はるか遠くの惑星にたどり着いた。
オニール大佐率いる米軍部隊が探査に乗り出すが、ジャクソンはゲートの向こう側に使われている記号を解読せねば地球側に戻ってこられないことに気づく。そこでジャクソンも部隊についていくことになった。キャサリンはジャクソンに、遺跡で見つかったというラー神(古代エジプトの神)のネックレスを渡す。
スターゲイトを抜けた部隊は、謎の遺跡に到着する。記号の手掛かりを得るため遺跡の外に出た一行は、その遺跡が巨大なピラミッドであることに気づく。オニール大佐はこっそりピラミッドに爆弾を仕掛ける。
砂漠にキャンプを張った一行だが、ジャクソンが見慣れぬ生き物に引きずられて行ってしまった。後を追ったオニール大佐達部隊の半分は、人類と見た目の全く同じ人々が鉱石を掘っているところに遭遇する。
人々はスターゲイトと同じ物質を掘っていた。言葉は太古のエジプト語に似ているようだがうまく通じない。ジャクソンの首にかけたラー神のネックレスを見て、人々は一行を崇め始める。カザフ族長が彼らを歓迎し、一行は人々とともに集落へ案内されることになった。
映画『スターゲイト』のあらすじ【承】
キャンプの待機組はひどい砂嵐に襲われ、ピラミッドのなかに避難する。
ジャクソンたちはカザフ族長たちに歓待を受けていた。ジャクソンが通された部屋に、若いシュリが授け物として入ってきた。ジャクソンは彼女を外に出そうとするが、当惑するシュリとカザフ族長を見て、慌ててシュリを部屋へ戻す。ジャクソンは彼女と何とか絵を使って会話しようとする。どうやらシュリは記号が書かれている場所を知っているようだ。ジャクソンは彼女に、その場所へ案内してもらう。
ピラミッドに異変が起きていた。一回り大きなピラミッドが空から降りてきて、元のピラミッドに重なったのだ。ピラミッドに避難していた隊員達は、何者かに襲撃を受ける。その姿はエジプト神話に出てくる神のようだった。
オニール大佐はライターの火をきっかけに、カザフ族長の息子スカラと仲良くなる。しかし銃を触ろうとするスカラに過敏に反応してしまい、怖がらせてしまった。
ジャクソンとシュリは古い遺跡で、次第に心と言葉を通わせ始める。後を追ってきたオニール大佐達に、ジャクソンは遺跡の絵の内容を説明する。この星の王ラーは死を前に、遠い地球へやってきた。そこで原始的な生物(人類)を見つけ、彼に乗り移り自ら神と名乗った。そして故郷の星に奴隷として地球人を連れて来た。しかし地球側で反乱がおこり、スターゲイトは閉じられてしまったのだ。ジャクソンはこちらの惑星側のスターゲイトの記号を見つけるが、最後の1個が破壊され読めない。
映画『スターゲイト』のあらすじ【転】
オニール大佐達は解読をあきらめ、ジャクソンをピラミッドへ連れていく。スカラは友人たちとこっそり後を追うが、中の様子はわからなかった。隊員たちは神に扮した護衛にすさまじいパワーの武器で襲われ、残ったのはオニール大佐とジャクソンだけになってしまう。護衛は2人を王の間へ連れていく。そこへラーが、オニール大佐の仕掛けた爆弾を持って現れた。ラーも護衛も仮面をかぶった人間だった。反抗も空しく、オニール大佐は他の隊員とともに幽閉されてしまった。
ピラミッドから放たれた戦闘機が集落を襲う。集落に戻ったスカラたちは、その甚大な被害を見て呆然とする。
ジャクソンは王の間に残され、回復装置を目にする。ラーはスターゲイトで爆弾を送り返し、地球を滅ぼそうとしていた。そしてジャクソンにその手でオニール大佐達を処刑するよう命令する。
自分達の出自を知ったシュリは、生き残った村民達を集め、蜂起を呼び掛ける。処刑の儀式が始まり、ラーの前に人々が集められた。武器を手にしたジャクソンに、スカラはオニール大佐達の遺した銃を見せ合図する。ジャクソンとスカラたちが護衛に向かって発砲した。場の混乱に乗じ、スカラたちはオニール大佐やジャクソンたちを救い出した。
爆弾が地球を攻撃するのを阻止するには、こちら側のスターゲイトを破壊するほかない。生きる希望を失っていたオニール大佐は、始めから爆破のため惑星に残るつもりだったのだ。
ジャクソンはシュリに夫がいることを知り、彼女を問いただす。シュリはジャクソンが自分を望まなかったと誰にも言っていなかった。ジャクソンはシュリと想いを遂げる。ジャクソンはスカラの落書きに、求めていた最後の記号を見つけた。これで地球に帰れる。
映画『スターゲイト』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジャクソンは「神」の正体が人間であることを皆に教える。人々は立ち上がることを決意した。爆弾がスターゲイトの前に設置される。オニール大佐や村人たちは攻撃を仕掛ける。ピラミッドの扉が閉じられ、外の者達は爆撃機に襲われる。中に残されたオニール大佐・ジャクソン・シュリはスターゲイトへ急ぐ。オニール大佐は「自分だけが残ってこちら側のスターゲイトを爆破する」と爆弾を起動した。そこへ護衛が現れ、シュリが撃たれてしまう。ジャクソンは彼女を救うため、王の間の回復装置に入れる。一方オニール大佐は護衛と戦っていた。
ピラミッド外での戦いは劣勢。隊員とスカラ達は降参を呼び掛ける。一方シュリの傷は癒えたが、ジャクソンはラーに見つかってしまった。ジャクソンがラーに殺されそうになった時、オニール大佐が護衛を殺し、ラーが異変に気付く。降参したスカラ達の目の前に、蜂起した奴隷たちが大勢詰めかけて来たのだ。外での戦いを制したスカラ達の目の前で、ピラミッドの王の間部分だけが宇宙へと逃げ出した。
オニール大佐は爆弾のタイマーを止めようとするが止まらない。ジャクソンは王の間とスターゲイトの部屋を結ぶワープ装置で爆弾を送り込む。爆弾はラーもろとも、宇宙で爆発した。
戦いが終わり、地球に帰る時がきた。ジャクソンはシュリとともにこの星に残ることに決める。一方オニール大佐は、命を無駄にせず、地球で人生を全うすることを決意したのだった。
映画『スターゲイト』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
ローランド・エメリッヒ監督によるSF映画。
スターゲイトと呼ばれる謎の物体が、地球と別の惑星とを繋ぐ装置だったという設定がポイントである。
主人公の考古学者・ジャクソンがスターゲイトを通って他の惑星へとワープし、原住民たちと協力して、その惑星の支配者であった異星人と戦うのだが、行動を共にしていたオニール大佐とジャクソンの関係がまた面白い。まったく違う畑の二人が文句を言いながらも共通の敵に対し、最後は協力するのだ。
そしてスターゲイトを壊すという時、地球に戻るオニールと、異星に残るというジャクソンとの互いのリスペクトは、特に男性ならたまらないシーンだろう。(男性 40代)
映画だから見られるストーリーや世界観で好きが詰まった作品でした。ピラミッドから発掘された環でタイムトラベルするストーリーなのですが、宇宙と古代の組み合わせは最高すぎます。大人になってもこんなにワクワクするのだから、子供が見たら堪らないのではないでしょうか。
カート・ラッセルがもの凄く若いので時代を感じますね。普通だったらシリーズ化してもおかしくないクオリティなのに120分の作品としてギュッとまとめているので終始ワクワクドキドキしながら楽しめました。(女性 30代)
古代遺跡とSFを融合させた設定に、序盤から一気に引き込まれた。スターゲイトを通って未知の惑星に到達する展開はワクワク感が強く、冒険映画として非常に魅力的。ネタバレになるが、神として君臨するラーの正体が宇宙生命体だと明かされる瞬間は、神話とSFが見事に接続された名シーンだと思う。キャラクターの心理描写はやや単純だが、その分テンポが良く、純粋に世界観を楽しめる一本だった。(20代 男性)
公開当時のSFとしてはスケールの大きさに驚かされる作品。砂漠の惑星や巨大なセットは今見ても迫力があり、映像的な説得力が高い。ネタバレになるが、文明を支配する存在が人類の信仰を利用していたというテーマは、単なる冒険譚に留まらず皮肉も効いている。細部の粗さはあるものの、設定の強さがそれを補って余りある。シリーズ化された理由も納得の原点的作品。(30代 女性)
物語の核にあるのは、異文化との出会いと解放の物語だと感じた。主人公たちが支配された民衆に希望を与え、反乱を導く展開は王道だが、だからこそ安心して見られる。ネタバレになるが、ダニエルが地球に戻らず現地に残る選択は印象的で、単なる任務映画では終わらせない余韻があった。娯楽性とロマンを兼ね備えた、90年代SFの代表作だと思う。(40代 男性)
SF映画としての完成度よりも、アイデアの面白さが際立つ作品。古代文明と宇宙人を結びつける発想は大胆で、設定を理解していく過程そのものが楽しい。ネタバレになるが、敵であるラーのビジュアルと最期はどこか哀愁もあり、単純な悪役に見えなかった。今の目で見ると説明不足な部分もあるが、それも含めて時代性を感じる一本。(50代 女性)
初見では設定の多さに戸惑ったが、物語が進むにつれて自然と世界に没入できた。スターゲイトを中心に広がる宇宙観は想像力を刺激される。ネタバレになるが、核爆弾を用いたクライマックスは荒唐無稽ながら、当時らしい豪快さがあって嫌いではない。深く考えずに冒険とロマンを楽しむタイプのSFとして、今でも十分通用する作品だと思う。(30代 男性)
主人公ダニエルの視点が、この映画を単なる軍事SFから一段引き上げていると感じた。言語や文化を理解しようとする姿勢が、異星人との交流に説得力を与えている。ネタバレになるが、彼が新たな世界に居場所を見出すラストは切なくも美しい。アクションだけでなく、知的好奇心を刺激する要素がある点が、この作品の大きな魅力。(20代 女性)
娯楽大作でありながら、支配と解放というテーマがはっきりしている点が印象的だった。神話を利用して人々を縛る構造は、現実社会にも通じるものがある。ネタバレになるが、民衆が自ら立ち上がる終盤の展開はベタだが爽快で、カタルシスが強い。難解さはないが、その分メッセージが分かりやすく、幅広い層に勧められる作品。(60代 男性)
90年代のSF映画らしい、実写セットとVFXの融合が楽しい。CG全盛の今とは違い、物理的な重みを感じる映像が魅力だ。ネタバレになるが、ラーの存在が完全な神ではなく、寄生生命体だと判明する点が物語を一気にSFへ引き戻す。神秘と科学の境界を行き来する構成が独特で、今見ても新鮮に感じた。(40代 女性)
映画『スターゲイト』を見た人におすすめの映画5選
インデペンデンス・デイ
この映画を一言で表すと?
人類と宇宙文明の全面衝突を描いた、究極のSFスペクタクル。
どんな話?
突如として地球に襲来した巨大宇宙船。圧倒的な力で都市を破壊する異星文明に対し、人類は国家や立場を超えて立ち向かう。科学者、軍人、市民それぞれの視点から、絶望的な状況下での希望と反撃が描かれる。
ここがおすすめ!
『スターゲイト』と同じく、異星文明との対峙と人類の反撃を王道エンタメとして描いた一本。スケール感と爽快感は抜群で、難しい理屈抜きにSFの楽しさを味わえる。
コンタクト
この映画を一言で表すと?
宇宙との対話を通じて、人類の存在意義を問う知的SF。
どんな話?
電波天文学者の女性が、宇宙から届いた未知の信号を解読することから物語が始まる。そこに込められていたのは、人類を別の世界へ導くための設計図だった。科学と信仰、理性と感情の対立が丁寧に描かれる。
ここがおすすめ!
未知の文明と接触するロマンは『スターゲイト』と共通。派手な戦闘はないが、宇宙への憧れと知的好奇心を深く刺激するSFとして、余韻のある感動を味わえる。
トータル・リコール
この映画を一言で表すと?
記憶と現実が交錯する、刺激的なSFアクション。
どんな話?
火星旅行の記憶を埋め込んだはずの男が、自分の過去と現実に疑問を抱き始める。やがて彼は巨大な陰謀に巻き込まれ、火星社会を揺るがす存在へと変わっていく。現実と虚構の境界が曖昧になる展開が魅力。
ここがおすすめ!
SF設定の面白さと娯楽性を両立させた点が『スターゲイト』と共鳴。テンポの良さと大胆な世界観で、最後まで一気に楽しめる一本。
2001年宇宙の旅
この映画を一言で表すと?
人類と宇宙の進化を描いた、SF映画の原点にして頂点。
どんな話?
謎のモノリスの出現をきっかけに、人類は宇宙の彼方へと導かれていく。人工知能との対立や、言葉を超えた映像表現によって、宇宙と知性の本質が描かれる。物語というより体験に近い作品。
ここがおすすめ!
神話と宇宙を結びつける視点は『スターゲイト』の源流とも言える。難解だが、SFのスケールと哲学性を味わいたい人には欠かせない名作。
第9地区
この映画を一言で表すと?
異星人との共存を描いた、鋭い社会派SF。
どんな話?
地球に取り残された異星人たちが、スラムのような地区に隔離されて暮らす世界。管理を担当する男がある事件をきっかけに、立場を大きく変えていく。差別や支配構造をSFで鋭く描く。
ここがおすすめ!
異星文明と人類の関係性を単なる敵対で終わらせない点が魅力。『スターゲイト』の支配と解放のテーマを、より現代的かつ社会的に掘り下げた作品としておすすめ。



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