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映画『ボーン・アルティメイタム』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ボーン・アルティメイタム』の概要:CIAの極秘作戦によって暗殺者として育てられ、記憶の一部を失った男ジェイソン・ボーンを描くサスペンス・アクション第3弾。記憶を求め、ついにボーンは自分の過去の核心にたどり着く。マット・デイモン主演。

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映画『ボーン・アルティメイタム』の作品情報

ボーン・アルティメイタム

製作年:2007年
上映時間:115分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ポール・グリーングラス
キャスト:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン etc

映画『ボーン・アルティメイタム』の登場人物(キャスト)

ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)
CIAの極秘作戦“トレッドストーン作戦”により、暗殺者として育て上げられた“人間兵器”。任務失敗の際の傷で記憶を失い、CIAから追われる身となる。自分の過去を知り、自分が殺した人に償いたいとの思いから、作戦の真相を調べている。
ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)
CIAの工作員。“トレッドストーン作戦”が施行されていたころはジェイソンら暗殺者の監視役だった。今はマドリッド支局で勤務している。
ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)
CIAの上層部にいる人物。ジェイソン・ボーン捕獲作戦の指揮を執っている。“トレッドストーン作戦”とその後継“黒バラ作戦”を世間から隠すため、ジェイソンの存在ごと消そうとしている。
パメラ・ランディ(ジョーン・アレン)
CIA職員。前作ではジェイソン・ボーン捕獲作戦の指揮をとっており、ジェイソンの考え方に詳しいため今回も作戦に抜擢。正義感が強く暗殺作戦には反対派。次第に上層部の動きに疑問を持ち始める。
クレイマー長官(スコット・グレン)
CIA長官。“トレッドストーン作戦”を世間から隠したがっており、CIAに挑んでくるジェイソンを危険視している。
アルバート・ハーシュ博士(アルバート・フィニー)
“トレッドストーン作戦”において、暗殺者たちの育成(マインドコントロール)を担当した重要人物。
ニール・ダニエルズ支局長(コリン・スティントン)
CIAマドリッド支局長。記者に“黒バラ作戦”の情報をリークした。ヨーロッパと北アフリカの全工作員の情報を知る人物。
サイモン・ロス記者(パディ・コンシダイン)
ロンドンの新聞記者。“黒バラ作戦”とジェイソン・ボーンの情報を記事にしようと、CIA内部の人間から情報を引き出す。
アボット(ブライアン・コックス)
CIAで“トレッドストーン作戦”のトップだった男。“黒バラ作戦”も彼の提案によるもの。前作にてすでに死亡している。

映画『ボーン・アルティメイタム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ボーン・アルティメイタム』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ボーン・アルティメイタム』のあらすじ【起】

ロシアのキエフ。CIAの元暗殺者ジェイソン・ボーンはキエフ警察に追われていた。失われた記憶の一部がフラッシュバックする。その記憶の中で、ボーンは密室で何者かに「計画遂行を誓うか?」と問われ「できない」と拒否していた。

アメリカ、CIA本部。クレイマー長官室に、前作でボーン追跡の指揮を執っていたパメラと、ヴォーゼンが呼ばれる。クレイマー長官とヴォーゼンは、「ボーンはトレッドストーン計画を指揮していたアボットに真実を吐かせ次はCIAを狙っている」と考えていた。「ボーンは自分の過去を辿ろうとしているだけ」と主張するパメラに反し、クレイマー長官はボーンを危険人物とする。

イギリスのロンドン。ジェイソン・ボーンについて記事を書いている新聞記者、サイモンが電話で“黒バラ作戦”の名を口にする。CIAロンドン支部がそれを傍受、極秘作戦をリークした情報源を突き止めるため記者を追うことになる。

ボーンはサイモス記者の記事を目にし、サイモンに電話する。ウォータールー駅で待ち合わせとの情報を傍受し、CIAも工作員を向かわせる。ボーンはサイモンから、暗殺者養成計画“トレッドストーン作戦”のグレードアップ版“黒バラ作戦”の情報を得る。ボーンの顔が監視カメラに写ってしまい、「情報源はボーン」とCIAが勘違い、さらにサイモン記者は射殺されてしまった。

その頃、真の情報源の男は、サイモン殺害のニュースを聞いて逃げだしていた。

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映画『ボーン・アルティメイタム』のあらすじ【承】

パメラとヴォーゼンはともにボーンを追う作戦の指揮を執ることとなった。パメラは瞬く間に真の情報源をつきとめる。それはニール・ダニエルズマドリッド支局長だった。ボーンも同じ真相にたどり着き、マドリッド支局に向かう。しかしダニエルズ支局長は高飛びしたあと。支局にはもとボーンの監視役、ニッキーがいた。ボーンはニッキーとともに支局長の元へ向かう。

“黒バラ作戦”は自国(アメリカ)を守るために暗殺工作さえも行う作戦だった。CIAはヨーロッパと北アフリカの工作員を知っているダニエルズ支局長を野放しにするのは危険だと判断する。1枚の写真に、ダニエルズ支局長と謎の男(ボーンが最初に出会った男)が映っていた。

ダニエルズ支局長はタンジールにいることが判明。ヴォーゼンはニッキーも裏切り者と判断、工作員のデッシュをタンジールに送り込む。ダニエルズは送金完了の電話を受け取り、ホテルの部屋を出た。ボーンが後を追う。CIAの工作員デッシュも2人のいる場に近づいてきていた。3人が鉢合わせする。デッシュが支局長の車を爆破、支局長は死亡する。

ボーンは、デッシュの後を追い、バイクを走らせる。そのころニッキーはボーンの帰りをカフェで待っていた。危険を感じ取ったニッキーはカフェを離れる。しかしデッシュがその後をつけてきていた。ボーンは彼女に危険が迫っている事を悟る。ボーンは警察をかく乱しつつ、住宅の上を通ってニッキーを探す。ニッキーは何とかドアのあいていた建物に逃げ込んだ。しかし屋上まできて逃げ場を失ってしまう。

ニッキーの姿を見つけたボーンは、住宅の窓から窓へ飛び移り彼女の元へ急ぐ。デッシュが建物に入ってきた。そこへボーンが飛び込む。ボーンは激しい戦いの末、デッシュを殺した。ボーンとニッキーは自分たちが死んだという偽情報を流す。

映画『ボーン・アルティメイタム』のあらすじ【転】

クローニンは謎の男(かなり上層部の人間)に2人の死を連絡する。相手は「私に結びつけないように」と命じ、責任をパメラになすりつけようとしていた。

ボーンは自分のしたことを謝るために、自分が殺した人々の事を思い出したいと思っていた。ボーンはニッキーが命を狙われないよう、1人で逃げるように頼む。

パメラはボーンの資料を調べていた。その中にトレッドストーンの研究所についての資料を発見する。そこにはアルバート・ハーシュ博士の名があった。

ボーンはニッキーを逃がし、1人でダニエルズ支局長の遺留品を調べる。残骸の中に、CIA本部と書かれた紙の切れ端を見つけたボーンは、アメリカに飛びCIA本部へ向かう。

ボーンからパメラへ電話がかかってきた。これが前作のラストでボーンからパメラに電話がかかるシーンとつながる。逆探知により、ボーンは本部ビルの近くにいることがわかる。
パメラはボーンに彼の本名がデビッド・ウェッブであること、誕生日は71年の4月15日だと言うことを教え、ビルの外に出る。ヴォーゼンも自ら後を追いかける。しかしそれはパメラの仕組んだおとりだった。パメラの真の目的はヴォーゼンの金庫の中身だったのだ。

パメラはヴォーゼンにばれないようにボーンに嘘の誕生日「41571」を教えていた。これはトレッドストーン研究所の住所だったのだ。

映画『ボーン・アルティメイタム』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヴォーゼンは慌てて謎の男に電話をかける。その正体はアルバート博士だった。

ボーンはパメラに自分が調べ上げた資料やアボットの自白音声のすべてを渡す。パメラはそれを本部へ送る。これでヴォーゼン達の悪事は暴かれた。

ボーンは研究所に入り、アルバート博士に会う。アルバート博士は「君が作戦に志願したんだ」と衝撃の事実を伝えた。途端に、ボーンの頭に研究所での記憶がよみがえる。デビッド・ウェッブという男は自分の意思でトレッドストーン作戦に志願し、アルバート博士によって殺人兵器ジェイソン・ボーンとなったのだ。

ボーンはアルバート博士に銃を突きつけるが、「名誉の殉職」にさせないため撃つのをやめる。そこへCIAの工作員がやってきた。ボーンは1人で逃走する。追いつかれたボーンは、工作員に「なぜ君は人を殺すのか」と自問自答させる。工作員はためらいを見せ、撃てなかった。ボーンはビルから川へ飛び下りる。しかし物陰に隠れていたヴォーゼンに撃たれてしまう。ボーンは血を流し川へ転落した。

パメラは一連の事件についての聴聞会に呼ばれる。暗殺工作が明らかになり、クレイマー長官はその責任を問われることとなった。アルバート博士、ヴォーゼンも逮捕された。ニッキーは逃亡先でそのニュースを聞いていた。ニュースによるとボーンの遺体は発見されていない。ニッキーはそれを聞いて1人笑みを浮かべる。もちろんボーンは生きていたのだ!

映画『ボーン・アルティメイタム』の感想・評価・レビュー

ボーンシリーズの第3弾であり、ボーンの記憶の全てが解き明かされる展開となっている。本作品でも相変わらずボーンはトレッドストーン作戦自体を隠したがるCIAから追われる身となっており、緊迫したアクションシーンが盛り込まれている。最終的にCIA上層部の悪事が暴かれるという展開。ボーンが死んだような描写があるが、実は生きていたというオチは、視聴者も望んでいたのではないだろうか。そして、さらに続編へと続いていくのである。スピンオフドラマも公開されているので、そちらも是非おすすめである。(男性 30代)


シリーズ第3弾にして、一通りの謎が解明される一旦の完結話。
このシリーズはいずれもロケ地の風景が良いのだが、前半の見どころはロンドンのウォータールー駅での攻防だ。人込みの中を主人公が新聞記者をナビゲートしてCIAの手から守ろうとするのだが、その絶妙なタイミング感が観ていて心地よい。実際はできっこないとは思うのだが、それをさらりと見せてくれるのが映画の醍醐味というものだ。
ラストシーンもまた良い。ニッキーがニュースを聞いてニヤリとした時、こちらも共犯になったかのような気分を味わえた。(男性 40代)


ボーンシリーズの最終章という事もあり、主人公の中で蘇る記憶から物語の全貌が見えてきます。一流の刺客との度重なる戦闘、狙いが読めないボーンの行動、最後の1分1秒まで見逃せない作品になっています。ニッキーは新たなヒロイン枠でしょうか、彼女は何か秘密を隠しているようにしか見えない…
パルクールのような住宅地での逃亡や、階段や壁を飛び越えて進むバイクアクションなど、前作以上のハイレベルなアクションも素晴らしかったです。(男性 20代)


遂にシリーズの3作目でボーンの正体がわかる完結編。実際にはさらに続きがあるが、3作目まで勢いが全く落ちなかったのは賛辞に値する。

2からの繋がりは思わず「おお」と声を漏らしてしまうほど。

ただの筋肉馬鹿ではない主人公がクールでかっこよく、CIAの裏をかくシーンが爽快。マッド・デイモンは寡黙な役が本当に似合うと改めて思った。寂しげな瞳で語る演技と言うか。この作品を見た後は再び最初の映画を見たくなる。何回でも見たくなる作品だ。(男性 30代)

関連作品

次作 ボーン・レガシー
前作 ボーン・スプレマシー

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