映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』の概要:大人気漫画「ドラえもん」の映画シリーズ第2作目。ある少年の宇宙船が、のび太の部屋と偶然つながる。少年の住んでいる星はある組織に脅かされていた。少年と友達になったのび太達が、組織から星を守るため奮闘する物語。2009年にリメイク版が公開されている。
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』の作品情報
上映時間:98分
ジャンル:SF、アニメ、アドベンチャー
監督:腰繁男
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴 etc
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映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(大山のぶ代)
- 22世紀からやっていたネコ型の子守ロボットで、秘密道具をたくさん持っている。のび太と共にロップルの星を守ろうと奮闘する。
- のび太(小原乃梨子)
- 小学4年生の男の子。いじめられっ子で、何をやっても失敗ばかりするが、優しさと射撃の腕前はピカイチ。
- ロップル(菅谷政子)
- 勇敢で優しい少年。自分の父が発見し開拓したコーヤコーヤ星を大切に思っている。
- チャミー(杉山佳寿子)
- ウサギの様な姿をした生物で、人の言葉を喋る。ロップルと共に生活しており、天真爛漫な性格でのび太達とすぐ仲良くなる。
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【起】
1人の少年とウサギの様な生き物が宇宙船で会話をしている。どうやら他の宇宙船から逃げている様子だ。彼らは逃げ切るため、危険を承知でワープを開始した。
昼寝から目を覚ましたのび太は、夢でみた少年とウサギの様な生き物について考えていた。その時ジャイアンから呼び出され、空き地を奪って野球をやっている中学生たちを追い返す様に言われる。逆に中学生を怒らせてしまったのび太は、頭にボールがぶつかり気絶をした。その夢の中ではまた、少年と生き物が会話をしている。ウサギの様な生き物は、チャミーという名前で少年に呼ばれていた。どうやらワープに失敗して宇宙船が壊れてしまった様だ。修理をするために宇宙船の倉庫のトビラを開けると、見たこともない世界につながっていた。しかし、その世界の空気は汚すぎて、長い間トビラを開けていることは出来なかった。
そこでのび太は目を覚ました。空き地を取り返すことが出来なかったジャイアン達に、どこか他に野球が出来る場所を探すように言われてしまう。帰宅後にドラえもんに頼むが、無理だと返されてしまい、布団に入った後も空き地について悩みながら眠りについた。少年とチャミーはというと、食糧が底をつき空腹に堪えきれず、チャミーが倉庫のトビラの先の世界を探索することにしていた。しかし、さっきよりトビラが重たくなり、なかなか開かない。無理矢理にトビラを押し開けると、そこはのび太の布団の下の畳とつながっていた。
チャミーがトビラを押し開けたことで、のび太は布団ごと飛ばされてしまった。そうして起こされたのび太とドラえもんは、チャミーから事情を聞き、宇宙船を訪ねた。そこで待っていた少年はロップルという名前だった。どうやら、ワープに失敗した際に超空間の歪みが発生し、のび太の夢や部屋と繋がったようだ。
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【承】
ドラえもんの「タイムふろしき」を宇宙船に掛け、壊れる前の時間に戻すことで宇宙船は直ったので、ドラえもんとのび太はロップルとチャミーに別れを告げた。そして、彼らが家に着く頃には畳とトビラのつながりも消えているだろうと考えた。
しかし、次の日また畳を開けてみると、まだ宇宙船とつながっていた。ドラえもんとのび太は宇宙船から外に出てロップル達と再会した。この星はコーヤコーヤ星という名前で、ロップルの父が見つけ皆で開拓した星だと言い、家族も紹介された。また、ガルタイト鉱業という会社の話も聞いた。ガルタイト鉱業はコーヤコーヤ星にたくさん存在するガルタイトという鉱石を扱う会社で、コーヤコーヤ星の人達を追い出して独占しようとしているらしい。ロップル達がワープで逃げていたのも、ガルタイト鉱業の宇宙船からだった。
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【転】
次の日、ドラえもんとのび太は、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんを連れてコーヤコーヤ星に遊びに行った。ついに野球が出来る場所を見つけたジャイアン達は喜んだ。驚くことに、この星の重力は地球に比べて小さいため、少しのジャンプで空高く跳ね上がり、軽く打ったボールはずっと遠くまで飛んでいってしまった。更に、飛んでいったボールがガルタイト鉱業の船に当たり、怒ったガルタイトから攻撃を受けてしまう。恐怖を感じたジャイアン達は地球へと帰り、危ない場所へ連れてきたのび太に怒りをぶつけた。
のび太はジャイアン達と和解することなく、コーヤコーヤ星に頻繁に足を運ぶ様になった。ある日、またガルタイト鉱業がロップル達を追い回していた。のび太は偶然持っていたオモチャの銃を使いダメージを与え、相手を殴り、追い返した。重力の小さいこの星では、ドラえもんとのび太はスーパーマンになれることが分かった。スーパーマンとして歓迎されたのび太達は、コーヤコーヤ星の人達と親交を深め、ガルタイト鉱業の嫌がらせから守る日々が続いた。
そこでガルタイト鉱業は強力な助っ人・ギラーミンを呼ぶことにした。ギラーミンはコア破壊装置というものを使って、星を中心から爆破する計画を立てた。それを住民に知らせ、コーヤコーヤ星から出ていく様に警告した。更にギラーミンはスーパーマンの始末も任されていたため、スーパーマンに嫉妬心を持つ少年を捕まえた。その少年から、のび太達が出入りしているトビラの場所を聞き出し、そこに爆弾をしかけた。後日、まんまとトビラを開けようとしたのび太だが、偶然ママに呼び止められ手を放す。その瞬間、トビラは爆発した。のび太は無事だったが、宇宙船は破壊されてしまった。
映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』の結末・ラスト(ネタバレ)
一方、コア破壊装置を止めようと奮闘しているロップルを見ていたチャミーは、のび太の助けを借りようと宇宙船まで来て驚く。粉々になった宇宙船を見て愕然としたが、トビラだけは残っていた。トビラを開けてみると、トビラと畳の間に大きな空間が出来ており、のび太の部屋にかろうじてつながっている状態だった。勇気を出して飛び込み、なんとかのび太の部屋に到着したチャミーは助けを求めた。側にいたしずかの静止を振り払い、のび太とドラえもんはロップルを助けに向かった。
ロップルはちょうどコア破壊装置の場所を発見していたが、監視ロボットがたくさん居る中で立ち往生していた。そこにドラえもんとのび太とチャミーが現れ、4人でドラえもんの道具を使い、コア破壊装置の側までたどり着いた。しかし、ギラーミンに見つかってしまった。ドラえもんはガルタイト鉱業の攻撃を「ひらりマント」で払いのけようとしたが、間違えて「タイムふろしき」を出してしまう。一貫の終わりかと思ったその時、しずかに連れられたジャイアン・スネ夫が助けにきてくれた。攻防を繰り広げる中、ギラーミンはのび太との一騎打ちを願い出る。のび太は腕利きのガンバマンとしてコーヤコーヤ星で名を馳せていたのだ。同時に撃ち合う二人、結果はギラーミンが敗れた。
喜びもつかの間、コア破壊装置が爆発する時間が訪れる。間に合わないと思われたが、ドラえもんが放り投げた「タイムふろしき」により時間が止まっていた。そこに宇宙警察が現れ、ガルタイト鉱業は逮捕されていった。一件落着したが、爆破のせいでトビラと畳の空間はどんどん広がり、のび太の部屋とのつながりが消えようとしていた。最後の別れを告げて、のび太の部屋に戻る5人。どんどん離れていく空間を間に、”忘れないよ”と言い合い手を振った。そして、畳の下は普通の床へと戻ってしまった。
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