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映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の概要:1984年に公開された、『ドラえもん』の劇場長編映画。もしもボックスで魔法が使える世界を作り出したドラえもんとのび太。しかしその世界には、邪悪な魔界が接近しつつあった……。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の作品情報

ドラえもん のび太の魔界大冒険

製作年:1984年
上映時間:98分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太 etc

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映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
22世紀から来たネコ型ロボット。のび太の家の押し入れに住んでいる。お腹の四次元ポケットから未来の秘密道具を出し、のび太を助けているが、魔法を使える道具だけは持っていないらしい。魔界接近を防ぐため、魔王に立ち向かうこととなる。少し抜けたところがある。
のび太(小原乃梨子)
弱虫でドジな男の子。困ったことがあるとすぐにドラえもんに泣きつき、助けてもらっている。魔法に憧れ、ドラえもんに魔法を使いたいと頼み込む。もしもボックスで魔法の使える世界を作り出したが、魔法の授業でも落ちこぼれてしまう。唯一習得した魔法はしずかのスカートめくり。
美夜子(小山芙美)
「魔法を使える世界」で裏山のはずれに住んでいる少女。父の満月博士と共に、魔界接近の危機を調べている。魔法の絨毯の操縦がとても上手く、頼れるお姉さん。魔物の呪いで猫に姿を変えられてしまう。
ジャイアン(たてかべ和也)
いつものび太を虐めているガキ大将。魔法世界でも、魔法を使えないのび太を馬鹿にしている。歌が好きだがひどい音痴である。予言で選ばれたメンバーの1人として、ドラえもんと共に魔王に立ち向かう。
スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンといつも一緒にいる金持ち息子。予言で選ばれたメンバーの1人として、ドラえもんと共に魔王に立ち向かう。
しずか(野村道子)
のび太が片思いしているクラスメイトの少女。パラレルワールドである魔法世界でもその優しさは変わらず、のび太に魔法の使い方を教えてくれる。予言で選ばれたメンバーの1人として、ドラえもんと共に魔王に立ち向かう。
満月博士(中村正)
美夜子の父で高名な学者。魔界接近説を唱え警鐘を鳴らしているが、世間の人々は信じようとしない。魔界接近によって天変地異が起こるという仮説を立て、昔の書物から対処法を探っている。しかしそのことを魔物に知られ、魔界へ連れ去られてしまった。
大魔王デマオン(若山弦蔵)
魔界を統治する魔王。人類を侵略しようと考えている。その姿は巨大で、銀の矢で心臓を突き刺すことでしか倒すことができないといわれている。殺されるのを避けるため、心臓を宇宙の他の場所に隠した。
ドラミ(横沢啓子)
ドラえもんの妹ロボット。普段は22世紀の未来に暮らしている。今回は虫の知らせアラームで兄の危機を察知し、助けに来てくれた。ドラえもんと同じ秘密道具を持っている。頭が良く、ドラえもんが思いつかなかった解決法をいとも簡単に考えついてみせた。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のあらすじ【起】

のび太はある日、魔法の帽子で魔法を使い、しずかを助けだす夢を見る。本当に魔法が使えたらいいのにと考えるが、ドラえもんもそんな道具は持っていない。そのとき、のび太はドラえもんそっくりの石像がごみ捨て場にあるのを発見し、家に持ち帰る。さらに、木の上からのび太そっくりの石像と箒が落ちてきた。2体の石像の顔には恐怖が表れていた。

その夜、嵐の中変な声を聞いたのび太は、石像がいつの間にか家の中に入ってきているのを発見する。しかも石像のポーズが変わっていた。不気味に思いながらも、ドラえもんとのび太は石像を再び外に運び出す。のび太はもしもボックス(空想を現実にする秘密道具)を使って、科学ではなく魔法が発達した世界を作り出すことを思いつく。早速魔法を使ってみようとする2人だったが、何も起こらずがっかりしてしまう。

翌朝窓の外には、空飛ぶ絨毯で通勤する人々の姿があった。世界は魔法を使える世界になっていたのだ。石像はいつの間にか無くなっていた。魔法で楽ができると喜ぶのび太だったが、魔法学の授業で落ちこぼれ、そんなに甘い世界ではないと思い知る。ジャイアンとスネ夫に馬鹿にされ、元の世界に戻る前に1つだけでも魔法を使えるようになりたいと、のび太は猛練習を始める。結局うまくいかず、動かせたのはしずかのスカートだけだった。しずかはのび太を箒に乗せてくれ、ドラえもんと共に裏山へ向かった。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のあらすじ【承】

裏山ではジャイアンとスネ夫が新種の猿のような生き物を追いかけていた。しかし、この猿の魔法で2人は気絶させられてしまう。通りかかったドラえもん達は、2人を運ぶうちに1軒の邸宅を見つける。そこには魔界接近説を唱えている学者、満月博士と、その娘の美夜子が住んでいた。満月博士によると、宇宙の彼方から魔界が地球に近づいてきており、そのせいで地震などの天災が頻発しているのだという。しかし、その説は世間には認められておらず、満月博士は美夜子と孤独に対策法を調べていた。ジャイアンたちも回復し、美夜子の運転する魔法の絨毯で皆は家に送ってもらった。

ドラえもんとのび太は、少し魔法も使えたし元の世界に戻そうと考える。しかし、出しっぱなしにしていたもしもボックスは母親に捨てられ、埋め立て地の底となってしまっていた。一方、満月博士は人間で唯一魔界に行ったことのある人物の巻物を発見した。しかし屋敷に例の猿が侵入し、魔法をかけ満月博士を連れ去ってしまう。この猿は魔物だったのだ。

夜中、のび太の部屋の外に猫が現れた。猫は魔物の魔法で姿を変えられた美夜子で、月の光の元でのみ元の姿に戻ることができた。美夜子は魔界の大魔王デマオンを倒すものとして、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかが水晶に現れたと言い、助けを求める。5人は一度は断ったものの、天変地異がひどくなってきたため協力を決める。裏山には下級の魔物が現れるようになっていた。ドラえもんの道具で美夜子を救い、5人と美夜子は絨毯で宇宙にある魔界の入り口へ向かう。満月博士は巻物を途中まで解読していた。それによると、魔王を倒すには銀の矢を心臓に突き刺さなければならないのだそうだ。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のあらすじ【転】

6人は魔界に降り立ったが、魔界の周りを囲む炎で絨毯が燃えてしまった。魔界の南極を出発し、一同は人魚の住む海域に足を踏み入れる。耳栓も役に立たず、人魚の歌声に誘われ危険な島に近づいてしまう一同だったが、ジャイアンの歌声で人魚も魔物も逃げて行ってしまった。

一同は魔物も避けるという野原をタケコプターで移動する。しかし、野原では草木が動き回り、方向がわからなくなってしまった。ドラえもんは道路光線を使い、魔王のいる北北西にまっすぐ向かえるようにする。魔物に遭遇しかけた一同は、石ころ同然に気配を消せる石ころ帽子をそれぞれ被ることにする。タケコプターが壊れる頃、一同は大魔王の城に辿り着いた。

一同は城への潜入に成功するが、銀の矢を投げても大魔王デマオンはびくともしない。6人は城の外へ飛ばされてしまった。追手から逃れるため、一同は石ころ帽子を被ってばらばらに逃げる。しかし、のび太の石ころ帽子が破れ、姿が露見してしまった。危ないところを美夜子が助け、美夜子は自分の帽子をのび太に被せ、自らが囮となって魔物の中に飛び込んでいった。集合場所に辿り着いたのはドラえもんとのび太だけ。他の4人は魔物に捕まってしまったようだ。

ドラえもんとのび太は過去に戻ってもしもボックスを使うのを止めさせようと考える。タイムマシンを家から取り寄せた2人は過去に戻るが、それを察知したデマオンは、相手を石に変える魔物メデューサをタイムマシンに送り込む。メデューサも過去にやってきてしまい、2人は箒で逃げるも石に変えられてしまった。これが冒頭でドラえもんとのび太が見つけた石造の正体だったのだ。2人は月の光の元でのみ動くことができたが、努力も空しく、過去ののび太達はもしもボックスを使ってしまった。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドラえもんとのび太の窮地を救ったのは、未来から来たドラミだった。虫の知らせアラームでドラえもんの危機を知り、タイム風呂敷で2人の石化を解いたのだった。ドラミのもしもボックスで世界を元に戻せば一件落着、とも考えられたが、魔法世界はパラレルワールドとして存在したままになり、美夜子達を救うことができなくなる。のび太達は友人を救うため、再びタイムマシンで元の時代に戻る。一同はドラミの機転により、翻訳こんにゃくで巻物の続きを読み解いた。デマオンを倒せなかったのは、急所である心臓がデマオンの身体ではなく宇宙のどこかに隠されているからだと判明する。

美夜子、しずか達3人、満月博士は地下牢に繋がれ、魔物に料理されそうになっていた。ドラえもん達は皆を助け出し、絨毯をタイム風呂敷で元に戻して宇宙へ飛び立つ。心臓の隠し場所に向かうが、後ろからはデマオンと手下たちが追ってきていた。デマオンは星に魔法をかけ雷に変えて攻撃してきた。皆は念力と秘密道具で跳ね返す。ついに宇宙に浮かぶ巨大な心臓が見えてきた。ジャイアンの放った銀の矢をドラミがビッグライトで大きくし、屋は心臓に命中した。デマオンは消滅し、魔界星はデマオンの心臓が落下したことによって爆発した。

のび太は美夜子に別の世界から来たことを打ち明け、2人は別れを告げた。のび太、ドラえもん、ドラミは元の世界に戻ってきた。のび太は元の世界の友人達に会いに空地へ走って行った。もう魔法は使えないとわかっていながらも、のび太は物陰から呪文を唱えてみる。すると偶然か魔法か、しずかのスカートがめくれ上がりのび太はビックリするのだった。

映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の感想・評価・レビュー

魔法と科学が逆転して「科学なんて迷信」という設定が面白かったです。魔法を使うためにも勉強が必要で、全く魔法が使えないのび太は自分が望んだ世界でも劣等生なのが少しかわいそうな気もしました。美夜子たちを助け出し悪魔と鉢合わせてしまった時、ドラえもんの帽子の星の数が多いのを見た悪魔が、ドラえもんのことを階級が上の悪魔だと思って逃げて行ったシーンも笑いました。
美夜子のお母さんが砂(塵?)になって消えてしまうのは残念でした。(女性 40代)

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