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映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』の概要:エースはアライグマを救助するため、崖を登って飛行機の墜落現場へ向かった。無事にアライグマを発見するが、救出途中で死なせてしまう。ショックを受けたエースは寺院に出家した。だが、そこに男が訪ねてきて、行方不明になった動物の捜索を依頼される。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』の作品情報

ジム・キャリーのエースにおまかせ

製作年:1995年
上映時間:95分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:スティーヴ・オーデカーク
キャスト:ジム・キャリー、イアン・マクニース、サイモン・キャロウ、メイナード・エジアシー etc

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』の登場人物(キャスト)

エース・ベンチュラ(ジム・キャリー)
ペット探偵。飛行機事故で山に落ちたアライグマを救助できず、死なせてしまったことに心を痛めて寺院に出家していた。動物全般をこよなく愛しているが、蝙蝠は苦手。
フルトン・グリーンウォール(イアン・マクニース)
ボナイ国のイギリス領事館の使節。部族の言語が話せるため、通訳をしながらエースの仕事をサポートする。
ヴィンセント・カドビー(サイモン・キャロウ)
ボナイ国のイギリス領事館の領事。洞窟にあったグアノを狙い、土地で暮らしているワチャティ族を抹殺しようと画策する。密猟者を使って聖なる動物を盗み出した。グアノは化学肥料の原料になり、巨大産業になる重要な資源。
アウダ(メイナード・エジアシ)
ワチャティ族の酋長の息子。危機に陥っても気にしない、明るく陽気な性格。
バートン・クイン(ボブ・ガントン)
サファリパークを経営している。エースに犯人に間違われ、尋問を受ける。カラスを飼っている。
酋長の娘(ソフィー・オコネドー)
ワチャティ族の酋長の娘。男性と経験がなく、結婚相手と上手くいくか不安を抱いている。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のあらすじ【起】

救急隊員が乗ったヘリコプターは、人を救助するとすぐに現場を離れた。だが、ペット探偵のエースは、1匹のアライグマでさえも見捨てるつもりはなかった。エースは崖を登り、飛行機の墜落現場へ向かった。アライグマを見つけて救助するが、途中でアライグマに取りつけていた安全ベルトが外れてしまう。エースはアライグマの手を掴むが滑ってしまい、アライグマは鳴き声を上げながら落ちていった。

エースはアライグマの死に心を痛め、動物達と共に寺院で暮らしていた。そこに、失踪した動物を探して欲しいと、イギリス領事館の使節であるフルトンが訪ねてくる。エースは依頼を受けようとはしなかったが、大僧正から解脱を認める金メダルをプレゼントされ、依頼を受けることを勧められる。エースが依頼を受けることを決めると、僧侶達はエースが出て行くことを喜んで騒ぎまくった。

フルトンは飛行機の中で依頼の詳細をエースに話した。平和を好むワチャティ族の、神と崇める動物が消えてしまったのだ。ワチャティ族の酋長の娘と、ワチュトー族の王の息子の結婚が決まり、聖なる動物は結婚の持参金代わりに渡される予定だった。聖なる動物はワチャティ族の酋長の娘が処女である証の意味も込められているため、見つからなければワチャティ族は皆殺しにされてしまうことになっていた。

ナイビア・ボナイ地区。フルトンはイギリス領事館に辿り着くと、カドビー領事にエースを紹介した。ガドビー領事はエースに探偵としての能力がきちんとあるか心配するが、エースはガドビー領事の出張先や仕事内容などをズバリと言い当ててみせた。ガドビー領事はエースのことを認め、聖なる動物の重要性を語った。だが、エースは料理でふざけていて聞いていなかった。そこに、サファリパークのオーナーのクインが、肩にカラスを乗せて現れる。カドビー領事はエースにクインを紹介した。

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映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のあらすじ【承】

エース達は警察署長のヒトゥーを交えて捜査会議を行った。カドビー領事は映像を見せながら、密猟者達がいることを話した。だが、エースは影絵で遊び、真面目に聞こうとはしなかった。ガドビー領事はエースを懲らしめるため、動物の剥製が大量に置かれている部屋に連れて行った。だが、エースは特にダメージを受けなかった。

エースはフルトンに、聖なる生き物が蝙蝠であることを教えられる。エースは蝙蝠が苦手だったため驚き、蝙蝠の嫌なところを並べ立てて話した。だが、今更仕事を降りることはできなかった。

ワチャティ族の酋長の息子のアウダが、エースのサポートに付くことになった。エースはフルトンとアウダ、酋長と共に、蝙蝠が入れられていた小屋を調査しようとした。だが、部族しか入ることを許されない場所があったため、隅々まで調査することができなかった。その夜、宴が開かれている内に、エースは小屋に侵入した。指紋は出てこなかったが、1枚の黒い羽を見つける。

エースが座っていると、酋長の娘に声を掛けられる。酋長の娘は男性と経験がないため、結婚相手を喜ばすことができるか不安を抱いていた。エースはキスされそうになるが、生涯禁欲になることを誓っていたため、必死に拒んだ。酋長の娘はさらに胸を見せて誘惑するが、エースは肉欲には屈しないと誇らしげな顔をして見せた。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』のあらすじ【転】

エースとフルトン、アウダは洞窟に捜索に向かった。エースは暗闇だから危険だと言って帰ろうとするが、アウダに松明を渡され笑顔で送り出される。勇気を出して洞窟を捜索すると、小屋に落ちていた物と同じ黒い羽を見つける。それは、クインの肩に止まっていたカラスの羽だった。

次の日、エースは機械で作ったサイに乗り込み、クインのサファリパークに侵入した。すると、クインが怪しげな男に封筒を渡していた。エースは考えが正しかったことに喜ぶが、ドアが壊れてサイの機械から脱出できなくなる。仕方なくサイのお尻部分の布を破り、脱出した。だが、その姿を偶々通りかかった客達が見ており、悲鳴を上げて逃げていった。

エースはクインを捕まえて尋問するが、蝙蝠を盗んだ犯人ではなかった。怒ったクインに森に投げ捨てられる。エースが森をフラフラと歩いていると、突然どこからか毒矢を打たれて気絶してしまう。エースが目を覚ますと、酋長の娘に手当をされていた。酋長の娘は毒矢を見て、ワチュトー族で使われている矢であることを教えた。その時フルトンは、ワチュトー族の霊媒師が結婚を反対していたことを思い出す。

エースはアウダと共にワチュトー族の村に侵入した。だが、すぐに捕まってしまう。酋長が腕比べをして勝てば命は助けると約束したため、エースは村の者達と戦った。最後のデスマッチでコテンパンにやられてしまうが、やられ方が面白かったため、酋長に気に入られて命を助けられる。しかし、明日太陽が真上に昇るまでに聖なる蝙蝠を見つけなければ、ワチャティ族と共に皆殺しにすると脅される。村の者が帰るエースのお尻に矢を放ってからかった。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』の結末・ラスト(ネタバレ)

エースはお尻の矢と昨日の毒矢を見比べ、材質が違うことに気づく。エースはアウダに明日の襲撃の件を村に伝言してもらった。その間に矢に使われた木を森の中から探し、白い蝙蝠を持っている密猟者の小屋を見つける。エースは動物の鳴き前をして密猟者達を外に誘き出し、蝙蝠を回収しようとした。だが、戻ってきた密猟者に捕まってしまう。エースは筏に括り付けて川に流され、滝に落ちてしまう。しかし、奇跡的に助かり、ワチャティ族の村へと戻った。

エースは何か見落としているような気がして、考えを巡らせた。幽体離脱で大僧正と会話し、“グアノ”が鍵であることに気づく。エースはカドビー領事に会いに行った。今回の件はガドビー領事が洞窟にあったグアノを狙い、土地で暮らしているワチャティ族を抹殺しようとしたことにあった。グアノは化学肥料の原料になり、巨大産業になる重要な資源だった。

エースはカドビー領事の仲間であったヒトゥーに捕まるが、像を呼び寄せてその場を逃げ出した。ガドビー領事が部屋でヒトゥーのことを怒っていると、像や鳥などの動物達とエースが壁を突き破って現れた。ガドビー領事はエースを射殺しようとするが、フルトンに殴って止められる。ガドビー領事は蝙蝠を持って車に乗り込み逃げ出した。その後ろを、巨大な車に乗ったエースが追跡した。ガドビー領事の乗った車は木にぶつかって停車した。

エースは苦手な蝙蝠を掴んで、必死に走った。ワチャティ族とワチュトー族が争おうとしていた間を通り、小屋に蝙蝠を戻した。ガドビー領事はワチャティ族とワチュトー族に追われるが、何とか逃げることができた。だが、目の前にゴリラが現れ、襲われてしまう。

エースとフルトンとは両部族の結婚式に参加した。花婿と花嫁が床入りをした後、正式に結婚が完了になる筈だった。だが、花婿が小屋から飛び出し、花嫁が処女ではなかったと怒り出した。エースは両部族に追いかけられてしまい、酋長の娘に教えすぎたことを後悔した。

映画『ジム・キャリーのエースにおまかせ』の感想・評価・レビュー

本作は、行方不明になった動物を捜索するペット探偵のエース・ベンチュラを描いたアクションコメディー作品。
『エース・ベンチュラ』の続編となっており、今回はアフリカが舞台となってる。
ジム・キャリーの代名詞と言われる『マスク』よりも昔の作品で、当時から健在のコミカルな演技に目が離せない。
特に、彼のどうやったらそんな演技ができるの?というような、ちょっと気持ち悪くて素早い動きや癖強めの顔芸が笑いを誘う。
少し落ち込んだ時に観て元気になれそうな作品。(女性 20代)


ジム・キャリーと言えば『マスク』のイメージでしたが、今作の主人公エースもかなりのはまり役でした。動物専門の探偵?レスキュー?の物語なんて…とあまり期待していませんでしたが、やはりジム・キャリー、とことん笑わせてくれます。彼の表情や行動の一つ一つが面白くて、さらにそれを引き立てるストーリーなので終始笑いっぱなしでした。
冒頭はあの『クリフハンガー』のパロディ。最初からこの感じで来ると嫌でも期待してしまいます。最後まで面白く見られました。(女性 30代)

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