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映画『ドラゴン・タトゥーの女』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の概要:40年前に起きた少女失踪事件の謎を解くことになった記者のミカエルは、背中に龍の刺青を施した天才ハッカーのリスベットと協力して、未解決の女性連続殺人事件の犯人を追うことになる。ルーニー・マーラが、過酷な人生を歩んできた孤独なリスベットを体当たりで演じている。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の作品情報

ドラゴン・タトゥーの女

製作年:2011年
上映時間:158分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:デヴィッド・フィンチャー
キャスト:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、スティーヴン・バーコフ etc

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の登場人物(キャスト)

ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)
スウェーデン在住の雑誌記者。「ミレニアム」という雑誌を恋人のエリカと共同発行していたが、実業家の汚職事件を告発した記事を書き、裁判で敗訴して全財産を失う。離婚歴があり、娘がひとりいる。ちなみにエリカは既婚者。
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ)
ミカエルの調査をしていた調査員。父親を焼き殺そうとした過去があり、精神科の医師の判断で23歳の現在も後見人がついている。高い知能指数を持ち、ハッキングや情報収集能力に長けている。身体中に龍の刺青や多数のピアスを施し、危険な雰囲気を漂わせている。
ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)
スウェーデンの大物実業家。近代スウェーデンを築いた国内最大企業ヴァンゲル社の会長だったが、現在は引退。会社も落ち目気味。癖の強い一族と、孤島で暮らしている。
マルティン・ヴァンゲル(ステラン・スカルスガルド)
ヘンリックの甥で、現在の会長。酒飲みだった父親が溺死し、母親も育児放棄したため、妹のハリエットとともにヘンリックに引き取られた。
ハリエット・ヴァンゲル(モア・ガーペンダル)
マルティンの妹。16歳の時に行方不明となり、現在も消息不明。ヘンリックはハリエットが一族の誰かに殺されたと思っており、その謎を解明する仕事をミカエルに依頼する。
アニタ・ヴァンゲル(ジョエリー・リチャードソン)
ハリエットの従兄弟。ヴァンゲル一族を嫌い、島を離れてロンドンで自立している。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴン・タトゥーの女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』のあらすじ【起】

記者のミカエルはスウェーデンの実業家ヴェンネルストレムの汚職事件を告発する記事を書き、名誉毀損で訴えられていた。この裁判でミカエルは敗訴し、巨額の賠償金の支払いを命じられる。

ミカエルは「ミレニアム」という雑誌をエリカと共同発行している。エリカは既婚者だがミカエルと長年肉体関係にあり、公私に渡るパートナーだった。そんなミカエルのことを、ディルクという弁護士が調査していた。調査を担当したのは、リスベットという特異な風貌をした女性調査員で、彼女はミカエルをクリーンな人物だと報告する。

ミカエルはディルクから連絡を受け、大物実業家のヘンリック・ヴァンゲルがミカエルに会いたがっていると聞かされる。金銭的にも破綻していたミカエルは、しばらく編集部を離れることにして、ヘンリックの暮らすヘーデスタ島へ向かう。

ヘンリックは、表向きはヴァンゲル一族の評伝の執筆ということにして、姪のハリエット失踪事件の謎を解明してほしいとミカエルに頼む。ヘンリックはハリエットが一族の誰かに殺されたと思っており、その人物を暴きたがっていた。

1966年9月24日。16歳のハリエットは忽然と姿を消す。この日は年に一度の役員会と晩餐会があった日で、町ではヨットクラブのパレードが行われていた。ハリエットは友達とパレードへ行き、その後屋敷へ戻っている。同日には、町と島を結ぶ橋の上で大きな事故があり、ヴァンゲル家の人間も事故の処理を手伝った。ハリエットは事故の1時間後まで屋敷内にいたことが確認されているが、晩餐会には姿を見せず、そのまま行方不明となる。その後大規模な捜索が行われたが、ハリエットの死体も発見されず、事件は迷宮入りした。

ヘンリックは、見返りとしてヴァンネルストレムの有罪の証拠を用意していた。ミカエルはその証拠欲しさに、島へ滞在してこの謎の多い事件の調査を始める。

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映画『ドラゴン・タトゥーの女』のあらすじ【承】

ミカエルはヘンリックの屋敷のコテージを与えられ、そこに荷物を届けてもらう。一族の人間は、この島でバラバラに暮らしていた。一族には癖の強い人間が多く、ヘンリックは甥のマルティン以外は信用していない。マルティンはヘンリックの後継者で、ハリエットの兄でもある。ハリエットの父親のゴッドフリートは1965年に泥酔して海で溺死し、母親も育児放棄したため、ヘンリックがこの兄弟を引き取っていた。

ミカエルは当時の刑事を取材し、ハリエットのメモ帳を入手する。そこには5人の名前、もしくはイニシャルと、謎の数字が記されていた。元刑事は、ハリエット失踪事件はレベッカ事件と同じような未解決事件だと表現する。

一方、リスベットは病に倒れた前の後見人の代わりに、新しい後見人をつけられる。リスベットは、12歳の時に性的虐待をしていた父親を焼き殺そうとして精神科に入院。その後も飲酒や薬物、さらに暴行容疑での逮捕歴があり、23歳になった現在でも、精神科医は後見人を必要とする判断を下していた。

前の後見人はとてもいい人だったが、新しいビュルマンという後見人は、リスベットのお金を管理して、彼女に性的行為を強要してくる。後見人なしでは社会復帰を許されないリスベットは、ビュルマンの言いなりになる。ビュルマンの欲望はさらにエスカレートし、リスベットはベッドに拘束されて、ひどい性的虐待を受ける。

しかしリスベットは反撃に出る。ビュルマンを電気ショックで失神させてベッドに拘束。前回の性的虐待は全て録画しており、リスベットに有利な報告書を書かなければ、その映像をネットにばらまくと脅す。さらにビュルマンの体に、“俺はレイプ魔のブタ野郎”という刺青を掘り、二度と悪さができないようにする。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』のあらすじ【転】

ミカエルの調査は難航していた。ヘンリックとマルティン以外はミカエルを歓迎しておらず、調査にも非協力的だった。一族を嫌ってロンドンで自立しているハリエットの従兄弟のアニタも、一族の話はしたがらない。ただ、事件当日に行われたパレードの写真のネガを入手し、その中にハリエットの姿を発見することができた。さらに最近新興宗教に傾倒している娘の何気ない言葉から、メモ帳にある“R.Y”というイニシャルが、1940年代に惨殺死体となって発見された、レベッカ・ヤコブソンのイニシャルであることに気づく。これが刑事の話していた、未解決のレベッカ事件だった。

そんな時、ヘンリックが発作を起こして倒れ、危篤状態に陥る。ミカエルは調査に助手が必要だと判断し、ディルクから自分の調査をしたリスベットのことを聞き出す。

ミカエルはリスベットの家を訪ね、助手になって欲しいと頼む。リスベットは調査内容のあらましを聞き、すぐに調査を開始する。

リスベットはメモ帳にあった残りの4人が誰なのかを調べるため、ハッキングをして警察のデータを調べる。それはレベッカと同じく、惨殺死体で発見された女性たちの名前で、いずれの事件も未解決だった。5人は全員ユダヤ人であり、それぞれレビ記に記されている通りの、異常な殺害方法で殺されていた。ヴァンゲル家にはユダヤ人嫌いが多く、ヘンリックの兄もナチ信者だった。どうやらハリエットも、この連続殺人事件の犯人を追っていたようだ。

ミカエルは露骨な嫌がらせを受けるようになり、銃で命を狙われる。頭に怪我を負いながらも何とか逃げ帰ったミカエルは、リスベットに治療してもらう。そしてリスベットは自ら裸になり、ミカエルと一線を越える。彼女はミカエルを愛していた。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の結末・ラスト(ネタバレ)

リスベットはヴァンゲル社と女性たちの関連を調べるため、会社の資料室にこもって膨大な資料を調べていく。ミカエルはパレードの現場にいた女性を探し、その女性から当時の写真を入手する。

リスベットの調査により、4件の殺害現場にゴッドフリートがいたことが判明する。しかし5件目の事件は、ゴッドフリートの死去後、ウルプサという町で起きていた。

パレードでハリエットが怯えたように見つめていたのはマルティンだった。マルティンが着ていた制服の紋章は、ウルプサで殺害されたレーナ・アデンションの制服の紋章と同じで、2人にはウルプサ高校へ通っていたという共通点があった。

ミカエルはさらなる証拠を探すため、マルティンの家に侵入する。しかし帰宅したマルティンに捕まり、地下室に監禁される。そこはマルティンが殺しの時に使う処刑部屋だった。ミカエルはマルティンに殺されかけるが、ミカエルの危険を察したリスベットに救われる。車で逃亡したマルティンは、リスベットに追いつめられ、事故を起こして死亡する。

ミカエルは地下室での会話から、マルティンがハリエットを殺していないと確信する。そしてロンドンのアニタを再び訪ねる。アニタは全てを話してくれる。

実はアニタこそがハリエットだった。ハリエットは、14歳の時から父親のゴッドフリートに性的虐待を受けていた。ゴッドフリートが溺死した日、いつもより泥酔した父親から殺害した女性の自慢話を聞かされ、ハリエット自身も殺されそうになる。桟橋へ逃げた自分を追ってきた父親を、ハリエットはオールで殴って溺死させた。それをマルティンが見ていた。そして今度はマルティンから性的虐待を受けるようになる。パレードの日、兄の姿を見たハリエットは、従兄弟のアニタに協力してもらい、あの島から脱出して姿を隠した。一連の殺害事件は、ゴッドフリートと息子のマルティンの犯行だった。

ハリエットは回復したヘンリックと感動の対面を果たす。しかしヘンリックがくれたヴァンネルストレムの有罪の証拠は、全く使えない代物だった。

リスベットはミカエルのためにヴァンネルストレムの確かな情報を集め、ミカエルは再度彼を告発する。さらにリスベットは変装してヴァンネルストレムの裏金を全額引き出し、スイスの口座へ移す。逃亡していたヴァンネルストレムは、マフィアに処刑され、遺体で見つかる。これでミカエルは地位と名誉とお金を取り戻すことができた。しかしリスベットが裏で動いていたことは知らない。

クリスマス。リスベットはミカエルにカードとプレゼントを用意して、彼の自宅下まで行く。しかし仲よさそうにいちゃつくミカエルとエリカの姿を見て、プレゼントを捨てて寂しく去って行く。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の感想・評価・レビュー

緊迫感漂う雰囲気に知らず知らず吸い込まれてしまう作品です。
雪に覆われた真っ白な風景も、映画のモノトーンなイメージを引き立てています。

サスペンス自体も面白いのですが、なにより天才女ハッカーリスベットのキャラクターに惹かれてしまうのです。
頭脳明晰で、感情を表に出さず仕事を粛々とこなす様子から、人間ではないかのような冷徹さを感じさせます。
しかし、主人公へいつしか恋心にも似た友情を感じプレゼントを用意するも、恋人と仲睦まじげに寄り添う姿を目にし、また心を閉ざしてしまうのです。
ルーニーマーラの演技力にも注目の作品です。(女性 20代)


緊迫したシーンがとても多く、緊張しながら見られた映画である。ミカエルの助手として動いていたリスベットに魅了され、釘付けになっていた。ミカエルの為に裏で工作していたリスベットだったが、その想いが届かなかった辛さが最後に出ており、そこも見所である。事件の真相が徐々に明らかになり、行方不明だったハリエットが、実はアニタであったことに驚きを隠せず、また全ての犯行がゴッドフリートと息子のマルティンであったことも、衝撃を与えられた。(女性 20代)


これは40年前の事件を、問題を抱えた頭の切れる女ハッカーと、依頼を受けたジャーナリストが解決するごくシンプルなサスペンス・ミステリー映画である。
正直なところ、序盤部分においては何がなんだか理解しづらく、少々退屈だと思う点が多い。とはいえ、後で理解するためにも、そこの部分を集中して見る必要があるので、そこは難点だろう。

また、この映画は女性の視点から見ると全く違うものに見えることも事実だ。私は男性諸君にこの作品を見て性差別とは何か考えてくれと言うつもりは一切ない。ただ、女性として言わせてみれば、この映画は不愉快であり、愉快でもあった。

そして、絶妙なほろ苦さを残すこの映画の最後には、彼女の今後が気になってしまう。(女性 20代)


サスペンス・ミステリーの傑作。スウェーデン原作の作品をハリウッドでリメイクしたもので監督はデビット・フィンチャー、映画はフィンチャーらしく終始暗く陰鬱な雰囲気で重厚なミステリー、かなり過激な演出もあり、複雑な人間関係などから目が離せない。ストーリーも緻密に練り込まれており2時間半があっというまに過ぎていく、犯人がラストまで分からなくとても面白かった。リスベット役のルーニー・マーラーの演技も素晴らしく、ダニエル・クレイヴも007のジェイムス・ボンドから印象をガラッと変えとても良かった。これぞ正統派のミステリーといった感じで楽しめた。(女性 30代)


登場人物が多く、多少分かりにくい部分はあるが、全体的に緊張感があって面白い作品だった。個人的にはリスベットの内面をもう少し見せて欲しかったが、映画という枠では不可能だったのかもしれない。その点を考慮しても見応えのある作品だった。
ラストシーンは若干後味が悪く、切なくなるシーンではあったが、これこそが今作の良さだったのかもしれない。明らかにハッピーエンドは似合わないし、救いようのないバッドエンドもおかしい。ちょうど良い終わり方だったと評価したい。(男性 20代)


非常におもしろいサスペンス映画だったと思う。二つの全く違う話が少しずつ絡み合って、繋がっていく。ぴたりと合わさったときは思わず「おお」と声が出てしまうくらいだった。
美しく描かれる景色と、いっそエグすぎるくらいのストーリー。登場キャラクターのビジュアルもとてもよかった。
ラストは思っていたよりも切ない感じだったが、いいラストシーンだったと感じた。(女性 20代)


確かにヒロインにはタトゥーがあるが特にそのタトゥーがストーリー上重要な意味を持つかと言えばそうではなかったような印象、ということでタイトルには若干の違和感。あまり馴染みのない役者さん達が多いおかげもあり、最後まで犯人が誰かが分からないので謎解きに没頭できるのが良い。サスペンスとしての筋自体も面白いのだが、同時にタトゥーのヒロインのキャラの濃さも見所だ。どこかツンデレな彼女のちょっと切ないラストシーンの余韻が良かった。(男性 40代)


全体的に暗くてシリアス、女性が虐げられるシーンが多いので好みが分かれそうな作品です。鑑賞時はダニエル・クレイグしか知りませんでしたが、今作ではリスベットの方が魅力的でどうしても目が行きます。
犯人も最後まで分からず、他にも「え?」という意外なシーンがあります。ただ、登場人物が多いので理解するのに何回か観る必要があります。
ラストはハッピーエンドではなく、後味の悪さを残す感じです。ミステリー要素は良いですが、万人受けはしない作品です。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    2009年に、スウェーデンで3部作全て映画化された、このシリーズ。
    ミカエル役にミカエル・ニクヴィスト、リスベット役にはノミラ・ラパス、ニールス・アルデン・オプレヴ監督の「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」。
    続編の「ミレニアム2 火と戯れる女」、「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」は監督が変わり、ダニエル・アルフレッドソンがメガホンを取っている。
    このアメリカ版では続編がまだ作られていないためにリスベットの過去が明らかになっていないが、スウェーデン版では、彼女の過去や家族との関係、さらにはリスベットの危機も描かれている。
    反対にアメリカ版では、スウェーデン版で描かれなかったシーンが含まれている。

    アメリカ版のデビット・フィンチャー監督のこの作品では、リスベットの人間像がよく映し出されている。
    セクハラの限度を超えて暴力をふるう後見人に対して刺青を彫るような、クレイジーな暴力性を持つ部分。
    ミカエルを初めての友人と言い、プレゼントにジャケットを用意するものの、渡せずに逃げてしまう臆病さ。
    だが、リスベットが暴力を受けたり、やり返すシーンには後味の悪さが残るため、見る側を選んでしまうだろう。

    そして、「ドラゴンタトゥーの女」という題名なのに、リスベットの刺青がチラッとしか見えないので、ドラゴンタトゥーの女、の意味に悩んでしまいそうだ。

  2. 匿名 より:

    原作が存在しているため、ハリエット事件や彼女の父親が起こしていた事件については、骨組みがしっかりされていて、ミステリーとしても面白味がある。
    だが、ハリエット事件と聖書をなぞったハリエットの父親の事件の2つ、フォーカスする事件が絞りきれていないので、何を探しているのかなど混乱する節もある。

  3. 匿名 より:

    見た目は病的に痩せていて常に青白い顔をしているが、天才ハッカーで記憶力もずば抜けて良く、頭の回転がとにかく速いリスベッド。
    記者としての豊富な経験があり、信用されやすい、悪く言えばお人よしのミカエル。
    このコンビ、息が合わないようで合っているのが魅力的。

    リスベットの過去について、彼女は作中で少しだけ触れているが、とんでもない何かがある予感がする。
    気になる場合は、スウェーデン版の「ミレニアム2 火と戯れる女」と「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を視聴するか、続編制作が決定されるのを待つことを勧めたい。
    ヴァンゲル家の事件は終わったが、リスベットの闇には底知れぬ深さがあるのだ。

    そして、デイビット・フィンチャー作品のオープニングは、曲が作品の内容にピッタリでかっこよさがにじみ出ている。