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映画『クリッシュ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クリッシュ』の概要:日々、町の人々のピンチに駆けつけるインドのスーパーヒーロー、クリッシュが、天才科学者カールの作り出した人工ウイルスに立ち向かう。過激なワイヤーアクションに、ド派手なダンスミュージック、歌って踊れるヒーローがムンバイの危機を救う。大ヒットの前作を凌いで、インドのヒーローが再びスクリーンに登場する。

映画『クリッシュ』の作品情報

クリッシュ

製作年:2013年
上映時間:145分
ジャンル:アクション、ミュージカル
監督:ラーケーシュ・ローシャン
キャスト:リティック・ローシャン、プリヤンカー・チョープラ、ナセールディン・シャー、カンガナー・ラーナーウト etc

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映画『クリッシュ』の登場人物(キャスト)

クリシュナ / クリッシュ(リティク・ローシャン)
超人的な身体能力を持つインドのヒーロー。必要なときに現れ、人々のピンチを救うが、何かあると姿を消してしまうので、いつもクビと職探しの堂々巡り。
ローヒト(リティク・ローシャン)
クリシュナの父親。インドの政府研究所に勤務し、クリシュナとクリシュナの妻プリヤーと同居する。
プリヤー(プリヤンカー・チョープラー)
クリシュナの妻。今作では結婚後妊娠している。ジャーナリスト。
カール(ヴィヴェーク・オベロイ)
ローヒトの人体実験時の子供。超能力を携えているが、下半身麻痺の障害も抱える。天才科学者。カール製薬の代表。
カーヤ(カングナー・ラーナーウト)
カールのDNAとカメレオンのDNAを組み合わせて作られたミュータント。クリシュナに恋をする。

映画『クリッシュ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クリッシュ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クリッシュ』のあらすじ【起】

科学者ローヒトは、息子クリシュナとクリシュナの妻プリヤーを早朝から起こし、太陽光を利用したエネルギーの研究結果を披露する。大量の鏡で太陽光を反射しペン型の電子機器に集め、強力なエネルギーを一点に照射することで生物を活性化させるもの。ところが、エネルギーが強すぎて対象が爆発。実験は失敗するが、エネルギーを適切な力で制御する知的フィルターの必要性を結論付ける。

インド総合研究所に出社したローヒトは、ナミビアで起きた致死性のウイルス感染のテレビ中継を研究員たちと見ていた。WHOの理事シェティ博士は、ローヒトにワクチンの開発を要請する。

シェティ博士がローヒトに連絡を取った直後、カール製薬の従業員が今回のウイルス蔓延は、カール製薬の作ったウイルスであり、ワクチンは既に完成していることを密告する。ところが、カール製薬の代表カールが、長年の研究で作り上げたミュータントのカーヤによって、2人とも暗殺されてしまう。

カールは、超能力を携えた天才科学者だが、下半身麻痺の障害を持っていた。科学の力によって自身の体を動かせるよう研究していく中で、人間だけでなく動物実験も行うようになる。そして、人間と動物のDNAを併せ持つミュータントのマンワルを作り出していた。

映画『クリッシュ』のあらすじ【承】

スーパーヒーロークリッシュは、今日もピンチの少年を助けるが、その隠れ蓑のクリシュナは今日も職を失ってしまう。落ち込むクリシュナに、妻のプリヤーは盛大な誕生日パーティーを開催。そして、サプライズプレゼントで、妊娠したことをクリシュナとローヒトに報告する。

一方でカールは、次のウイルスの散布地にインドを選定。マンワルたちが、駅中や生活水道内にウイルスを散布し、人々は知らずにウイルスを体内に取り込んでいった。

休日にプリヤーとデートに出かけたクリシュナは、地獄絵図となったムンバイの町でクリッシュとなり人々を救うため奔走。しかし、カール製薬からワクチンは届かず、自身の無力さに絶望したクリシュナは、ローヒトに苦しみを打ち明けた。ローヒトは、自分やクリシュナやプリヤーが感染していないことに気付き、クリシュナのDNAを基にワクチン作りに取り掛かる。

ワクチンは無事に成功し、クリッシュがビルからビルへ飛び回り、町中にワクチンを散布したことでウイルスは制圧される。ムンバイ市長は、ワクチン製造に貢献したローヒト博士を祝福し、ワクチンを散布して人々を救った英雄クリッシュの銅像を町の中心に建設した。

自身のDNAを基に作られたウイルスとワクチンが、他者によって作られたことに激昂したカールは、インド総合研究所にカーヤとマンワルたちを侵入させる。ローヒト博士の情報を入手すると、研究所に火を付け、その足でローヒトの自宅を急襲する。プリヤーを気絶させ、ローヒトを拉致するも、間一髪のところでクリッシュが登場し、ローヒトを救出。マンワルを退けると、そのうちの1人を逮捕し拘束した。

負傷したプリヤーは、救急車で病院へ運ばれる。クリシュナとローヒトの元に、子供が流産してしまった報告が届く。2人はとてつもない悲しみ襲われながらも励まし合い、プリヤーを迎えに行く。だが、プリヤーはカーヤが変装し、すり替わっていた。

映画『クリッシュ』のあらすじ【転】

クリシュナが捕らえたマンワルは、冬眠状態に入っており、そこからローヒトは、マンワルが作られたミュータントだと結論付ける。クリシュナがプリヤーに変装しているカーヤに電話をかけ、もうすぐマンワルが目覚めると告げると、カーヤは急ぎ研究所を訪れる。そして、目が覚めたマンワルを、誰も気づかぬうちに殺害した。

カーヤはローヒトにワクチンの製造を聞き出そうとするが、プリヤーを心配するクリシュナの献身的な優しさや愛の言葉に、自身がクリシュナに引かれていることに気付く。カールとクリシュナの間で揺れるカーヤだったが、カールの命令に逆らえず、クリシュナに変装するとローヒトの研究所を尋ねる。

ローヒトは、マンワルとワクチンのDNA、そして自分たちのDNAが酷似していることを突き止める。そのことをクリシュナに変装したカーヤに話し、急ぎローヒトは自分の過去を洗うために、シンガポールへ飛び立った。

父親がシンガポールにいることを電話で知ったクリシュナは、プリヤーが偽物だと気付く。クリッシュに変身しカーヤに迫ると、プリヤーの居場所を聞き出した。

その頃、シンガポールから帰る最中、ローヒトはカール製薬に捕らえられていた。そしてそこで、実は自分たちが親子であることをお互いに知ることとなる。カールはローヒトに骨髄の提供を要請し、ローヒトは受諾の条件としてウイルスの計画の中止を申し出た。ところが、本物のプリヤーは捕らえられており、骨髄も実は生きていた胎児から使うことになると脅されると、仕方なく申し出を受諾した。

映画『クリッシュ』の結末・ラスト(ネタバレ)

カーヤに案内され、カール製薬にやってきたクリシュナは次々とマンワルたちを退けていく。カーヤが無事にプリヤーを救出すると、クリシュナと感動の再会を果たす。

別棟で骨髄移植の手術を受けたカールは、初めて自分の足で立っていた。カーヤが別棟に戻ってくると、カールはカーヤが裏切っていたことも計算のうちだとして、カーヤを手に掛けた。

後からやってきたクリシュナは、カーヤの殺害と父親への暴行に怒り、更にカールが自分と兄弟だったという知らせにショックを受ける。カールに拳を向けるも、超能力を使うカールに返り討ちに遭い、クリシュナは命を落とした。

悲しみに暮れるローヒトを残し、カールはクリッシュの銅像がある広場に降り立つ。そして、人々を超能力で圧倒し、クリッシュを殺したことを宣言した。

ローヒトはクリシュナを復活させるために、壊された建物の残骸からガラスを集め、太陽光を反射させる。そして、ペン型電子機器を起動させると太陽光エネルギーをクリシュナに照射する。ところが、エネルギーが強すぎるためにクリシュナが焼けてしまいそうになったため、自分の体をフィルターにし、クリシュナに適切なエネルギーを送る。

クリシュナは息を吹き返し、ローヒトは太陽エネルギーを一身に浴びて爆発した。

カールが、広場にやってきたプリヤーを超能力で殺害しようとしたところで、クリッシュが広場に現れる。太陽エネルギーのおかげで、カールと同じ超能力を手に入れたクリッシュは、空中を舞いカールと激しい肉弾戦を繰り広げる。

戦闘の最中でビルが壊され、町の人たちに被害が及ぶと、クリッシュは体を張って降ってくるがれきから人々を守る。カールはそんなクリッシュをサンドバックにし、大ダメージを与える。

カールがプリヤーを人質に取ったことでクリッシュの怒りが爆発し、カールに反撃すると瀕死の重傷を負わせた。ほっと一息ついたクリッシュに、カールは最後の不意打ちを食らわせ、立ち上がれないほどのダメージを与える。そのとき、クリッシュの胸元で父親の形見のペンが起動音を立てる。辺りを見回すと、ビルのガラスとがれきのガラス片が、太陽光をペンに集めていた。クリッシュはペンを掲げ、太陽エネルギーをカールに浴びせる。カールは莫大なエネルギーを一身に浴び、爆発する。

6か月後、クリッシュの力を受けついた男の子、ローヒトが無事に生まれ、早速力を発揮し両親を驚かすのだった。

映画『クリッシュ』の感想・評価・レビュー

まず『ニート兼スーパーヒーロー、カレーの国から参上』というキャッチコピーが斬新で面白かった。ストーリーはあらすじを説明してくださいと言われたら、上手く説明できないだろうというくらいでたらめなストーリーだったが、ヒーロー物の王道エピソードなどがあって良かった。気軽に観ることができて沢山笑える映画だが、少し長かったので途中で離脱してしまう人もいるだろうと思った。

今作が3作目となるが、日本では現在1,2作目が出ていなく1,2作目を観てみたかったのでとても残念に思った。(女性 20代)


キャッチコピーがダサすぎて逆に興味をそそられてしまった今作。「ニート兼スーパーヒーロー」や「カレーの国から参上!」と言ういかにもB級感漂うキャッチコピーは今どき珍しいほどダサくて笑ってしまいました。
肝心なストーリーはと言うと、想像していたよりもしっかりした作りで、アクションや設定もこだわっていた感じがします。しかし、突然歌いだし、踊りだす展開はインド映画ならではでしょう。ボリウッドではこれがウケるんだろうなと客観的に見てしまいました。(女性 30代)

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