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映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の概要:1980年から1981年まで、コロコロコミックで連載されていた藤子不二雄の長編作品の映画化。コーヤコーヤ星へ行けるようになったのび太と、そこで出会う少年ロップルとの友情の物語。新たな星を開拓し、平和に暮らすロップルたちを脅かすガルタイト鉱業に、のび太はドラえもんや仲間たちと協力ながら勇敢に立ち向かう。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の作品情報

ドラえもん のび太の宇宙開拓史

製作年:1981年
上映時間:96分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:西牧秀夫
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、肝付兼太、たてかべ和也 etc

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映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
野比家に居候する未来からやってきた猫型ロボット。危険が迫るコーヤコーヤ星を助けようとするのび太に、様々な道具を使って手助けする。
野比のび太(小原乃梨子)
地球ではドジでのろまでさえない少年だが、あやとりと射撃が得意。コーヤコーヤ星ではヒーローとして活躍する。
ロップル(菅谷政子)
コーヤコーヤ星に住む少年。亡き父の遺志を継いで、何度ガルタイト鉱業に嫌がらせをされようとも、コーヤコーヤ星の開拓を諦めない。
チャミー(杉山佳寿子)
ロップルのペット。地球では見られない生物で、ウサギのような容姿をしている。
剛田武 / ジャイアン(たてかべ和也)
のび太が通う小学校のガキ大将。だが、友情に熱いところがあり、友のピンチに駆けつける。
骨川スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンといつもつるんでいる少年。ジャイアンと一緒になってのび太をいじめる。最後はジャイアンと一緒になってのび太を助ける。
源静香(野村道子)
いじめられっ子ののび太にいつも優しい女の子。のび太のピンチをジャイアンらに伝え、助けに来てくれる。
ブブ(山田栄子)
ロップルの家の隣に住む少年。ロップルの妹に密かに恋心を抱き、のび太を敵視する。
ボーガント(内海賢二)
ガルタイト鉱業の主任。コア装置を使ってコーヤコーヤ星を爆破させようとする。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【起】

のび太は自宅で昼寝をし、宇宙船を操縦して追ってくる何者かから逃げている夢を見る。危険を承知でワープを試み、ものすごい衝撃が襲い掛かってきたところでドラえもんに起こされる。いじめっ子のジャイアンが呼んでいると教えられ、渋々近くの空き地へ向かう。

空き地ではジャイアンとスネ夫が待っており、空き地を占領している中学生たちに、空き地を返してくれるように説得を強制される。のび太はびくびくしながら中学生に交渉するも、言い負かされて逃げ出してしまう。

空き地が戻ってこないことをジャイアンとスネ夫に咎められたのび太は、しずかちゃんに助けを求める。しずかちゃんはドラえもんに頼んでみるように提案し、のび太はその案に従った。

のび太の夢に出てきていた少年は、遠い宇宙の彼方で宇宙船が故障し動けなくなっていた。ペットのチャミーと共に宇宙船を修理するために倉庫に向かう。倉庫のドアを開けると、そこに倉庫はなく、別の世界へ繋がってしまっていた。

食料の尽きた少年とチャミーは途方に暮れるが、チャミーが倉庫の向こう側を調査すると言い、ドアを開けて外の世界へ出て行く。ドアはのび太の部屋の畳と繋がっており、突然のことで困惑するのび太は、ドラえもんと共にチャミーを追いかけ捕まえる。チャミーが夢に出てきた生き物だと感激したのび太は、少年のいる宇宙船へついて行った。

故障した宇宙船をドラえもんの道具で修理すると、宇宙船は少年ロップルの故郷コーヤコーヤ星へ到着する。一安心したのび太とドラえもんは、宇宙船の倉庫のドアから自室の畳に戻り、ロップルとチャミーに別れを告げた。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【承】

翌日、ロップルたちが気になったのび太とドラえもんは、再び畳を上げて宇宙船に赴く。宇宙船は格納庫の中に収納されており、外に出てみると見渡す限りの荒野の地。青い月と赤い月が出ている中を、ロップルを探して歩き回っていると、地平線の彼方から津波が襲い掛かってくる。ドラえもんの道具でいかだに乗ったのび太とドラえもんは、ロップルに会えぬまま一夜を過ごす。

早朝、陸地へたどり着いたのび太とドラえもんは、ロップルとチャミーに再会する。だが、のび太たちが来たことでロップルの宇宙船は水に流されてしまっていた。4人は宇宙船を探してタケコプターで空を飛ぶ。宇宙船を無傷のまま発見することができた。

地球へ戻ったのび太たちは、ジャイアンとスネ夫、しずかちゃんをコーヤコーヤ星に招待する。地球の1時間がコーヤコーヤ星の1日と、時間の流れが異なっているコーヤコーヤ星は、春になり緑豊かな星となっていた。見たことのない不思議な生物たちも生息しており、のび太たちは意気揚々と広場で野球を始める。

ところが、コーヤコーヤ星は地球に比べて重力が小さく、当然野球などできなかった。ジャイアンたちはのび太とドラえもんに文句を言う。そこへ、ガルタイト鉱業の宇宙船がやってきた。

ガルタイト鉱業は、ロップルの生まれ故郷トカイトカイ星に本社を置く大企業。ロップルたちの生活の要になっている「ガルタイト」という鉱石を採掘するため、様々な星を開拓している。ロップルたちがコーヤコーヤ星を開拓していることが気に入らず、コーヤコーヤ星の住人に様々な嫌がらせをしていた。

ガルタイト鉱業は、のび太たちに銃を向け威嚇する。逃げるジャイアンらは、のび太とドラえもんに悪態をついて地球へ帰ってしまった。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のあらすじ【転】

のび太とドラえもんも地球へ戻るが、ロップル家族が気になりすぐにコーヤコーヤ星に引き返す。宇宙船の倉庫から外へ出ると、そこはロップルの生まれ故郷トカイトカイ星だった。用事でこの星へ来ていたロップル、チャミーと共にコーヤコーヤ星へ戻る。

ところが、宇宙空間に出たところでガルタイト鉱業がロップルの宇宙船に突撃してくる。ロップルたちは近くの星へ不時着した。そこでドラえもんは、この辺りの星の重力が地球に比べてとても小さいことを利用して、のび太を焚き付けガルタイト鉱業の社員をやっつける。

ロップルとチャミーは家に戻ると、2人の功績を称えて名誉市民として迎え入れることを住民に提案した。

地球では相変わらずのろまなのび太は、コーヤコーヤ星でロップルたちの畑仕事を手伝いながら日々を過ごす。そんなある日、ガルタイト鉱業の嫌がらせによってロップルの隣の家の畑が襲われてしまう。のび太とドラえもんが助けに現れガルタイト鉱業を追い払うが、畑はダメになってしまった。

何度かガルタイト鉱業と攻防を繰り広げると、ガルタイト鉱業の主任ボーガントは、ヒーローとして称えられる地球人がどこからこの星へやってくるのか調査させる。ロップルの隣家に住むブブを捕らえて脅し、倉庫のドアの秘密を話させた。

ガルタイト鉱業はロップルの宇宙船に侵入し、のび太たちが地球に戻ったところで倉庫の扉に爆弾を仕掛ける。次にのび太たちがドアを開けたら、爆弾が爆発する仕掛けになっていた。ところが、このところ外出が多かったのび太はママに咎められ、しずかちゃんに勉強を教えてもらう名目で監視されることになった。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の結末・ラスト(ネタバレ)

コーヤコーヤ星が冬を迎える頃、突然コーヤコーヤ星の火山が噴火する。コーヤコーヤ星の開拓の遅れを理由に、ガルタイト鉱業が地下にコア装置を仕掛けて爆発させていた。ロップルは、父が目指したコーヤコーヤ星の開拓の夢を守るために、1人でコア装置のある火山へ向かう。

チャミーはのび太とドラえもんに助けを求めるため、宇宙船の倉庫へ向かう。そこで初めて爆弾が仕掛けられていたことを知り、恐る恐る爆弾を外す。だが、チャミーが転んだ拍子に爆弾が爆発し、倉庫のドア1枚を残して宇宙船は粉々になってしまう。

まだ辛うじてのび太の部屋の畳と繋がっていたため、チャミーはのび太とドラえもんに事情を説明し、ロップルが向かった鉱山へのび太たちを連れて行く。のび太が外出しないよう見張り役で来ていたしずかちゃんは、友達を見捨てられないと言うのび太の言葉に感銘を受け、急いでジャイアンとスネ夫を説得しに行く。

事情を聴き、危険な場所へ向かったのび太を心配して、ジャイアンとスネ夫ものび太の元に向かう。

1人で鉱山に向かっていたロップルと合流したのび太たちは、警戒厳重な中をドラえもんの道具を使ってコア装置のある場所まで近づく。コーヤコーヤ星にやってきたジャイアン、スネ夫、しずかちゃんも、罪悪感に苛まれていたブブの案内でのび太たちのところへ向かう。

のび太たちは、ドラえもんの道具を使いながらガルタイト鉱業の社員を牽制していくも、次第にボーガントに追い詰められてしまう。ドラえもんが狙われてしまったところにジャイアンらが到着し加勢する。形成は一気に逆転し、ジャイアンたちはガルタイト鉱業の宇宙船を破壊した。

ロップルはコア装置を止めるためにドームへ向かう。爆発まで30秒を切ったところでドラえもんの道具を使ってドーム内に入り、コア装置の爆発を未然に防ぐ。ガルタイト鉱業はコア装置を使って星を爆破しようとしたことで警備隊に現行犯逮捕される。

一件落着したのび太たちは、コーヤコーヤ星の人たちに別れを言い、倉庫のドアを抜けてのび太の部屋に戻る。

倉庫のドアがゆっくりとのび太の部屋から離れていき、次第に消えていった。

映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の感想・評価・レビュー

毛玉のようなウサギのような動物を初め、たくさんの奇妙な動物たちがかわいかったです。卵に羽が生えていた鳥のような生き物は「卵が卵を産むのだろうか?」と思いました。コーヤコーヤ星の住人を追い出そうとするあたりは、開拓時代のアメリカ西部の歴史と重なりました。ドラえもんの話はやはり「友達のために」「誰かのために」が良いですね。
それにしてものび太の夢や部屋は、色々な人や場所とリンクしてますね。(女性 40代)

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