映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』の概要:FBI捜査官のメスナーは、仲間の捜査官と共にマフィアのスパラッザの家を見張っていた。そこで、スパラッザがイズラエルの心臓を狙っていることを知る。しかも、スパラッザの部下が裏切り、イズラエルを誘拐しようとしていた。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』の作品情報
上映時間:108分
ジャンル:アクション、コメディ、サスペンス
監督:ジョー・カーナハン
キャスト:ライアン・レイノルズ、レイ・リオッタ、アリシア・キーズ、アンディ・ガルシア etc
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映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』の登場人物(キャスト)
- リチャード・メスナー(ライアン・レイノルズ)
- FBI捜査官。相棒のカラザーズと共に、マジシャンのイズラエル保護の任務に就く。
- バディ・“エース”・イズラエル(ジェレミー・ピヴェン)
- ラスベガスで5年間最優秀エンターテイナー賞を受賞しているマジシャン。キザな男。我儘で傍若無人。
- プリモ・スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)
- コーザ・ノストラ・ベガスのボス。整形手術を繰り返しており、体調もあまり良くない。イズラエルの心臓を狙っている。
- スタンリー・ロック(アンディ・ガルシア)
- FBI副長官。メスナーの上司。イズラエル保護の件を監督している。冷静で職務に忠実な人物。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』のあらすじ【起】
FBIは“コーザ・ノストラ・ベガス”(マフィア)のボスであるスパラッザを逮捕するため、証拠を集めていた。FBI捜査官のメスナーとカラザーズは他の捜査官と共に、ラスベガス郊外にあるスパラッザ邸を見張っていた。すると、スパラッザの部下のセレナの電話を盗聴することができた。スパラッザがバディ・“エース”・イズラエルの心臓を狙っているため、その前に誘拐しようと仲間を募っている電話だった。要は、セレナはスパラッザを裏切ろうとしているのだ。
イズラエルはこの5年間最優秀エンターテイナー賞を受賞し続けている、有名なマジシャンだった。イズラエルはなぜか裏社会の人物から気に入られ、交流を持つようになった。それから、自分自身もマフィアの真似をして、罪を犯すようになった。人を雇って強盗を行ったり、質屋や宝石店強盗を行った。最終的には銀行強盗にも手を染めた。イズラエルは所詮素人のため、警察に目をつけられるのも早かった。その影響で、スパラッザも警察に狙われるようになった。
スパラッザは100件以上の殺しをやっていた。FBIのヘラー捜査官も被害者の内の1人だった。ヘラー捜査官は初めてマフィアに潜入した人物で、潜入捜査の基礎を作った人物だった。捜査は上手くいき、ヘラー捜査官は組織の副支部長にまでなった。しかし、FBIのミスで正体がばれてしまい、スパラッザに殺されてしまう。スパラッザは冷徹な人物で、犯行を行っても証拠は何も残さなかった。そうして、組織内で名声を上げ、ボスの座まで上り詰めた。
イズラエルを組織に紹介したのはスパラッザだった。舞台の手配もデビューの支援も行った。イズラエルは幹部に取り入り、スパラッザの後釜を狙った。それにより、スパラッザにつく者とイズラエルにつく者で内部抗争が起こった。この内部抗争は連邦政府当局の目を引きつけた。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』のあらすじ【承】
イズラエルを狙って悪人達が集結しようとしていた。女殺し屋のジョージアとシャリス。さらに、「破壊屋(エストラゴ)」と呼ばれる傭兵のアコスタ。アコスタは多言語を話し、CIAと仕事を行うこともある人物だった。拷問技術に優れ、難しい殺しの仕事を得意としていた。しかも、特殊部隊に捕まったとき、指紋を消そうと指を食いちぎった逸話があった。さらに、1人のターゲットを狙ってクラブを襲撃し、7人を殺し28人負傷させる事件を起こしたトレモア3兄弟。その他に、出身や顔すらわからないヒットマンのラズロ・スート。
保釈中のイズラエルは、タホ湖ノーマッドホテルの最上階に泊まっていた。女性と遊び、部屋に文句を言って護衛役の男達を困らせていた。メスナーとカラザーズ捜査官はイズラエルを守るため、ホテルを見張った。途中でスパラッザの資料を読み返し、15回も整形手術を行っていることを知る。スパラッザは山ほどの重犯罪を犯していたが、ひとつも有罪になっていなかった。
イズラエルの保釈保証人と元刑事達もイズラエルを狙っていたが、偶然現れたトレモア3兄弟に撃たれてしまう。トレモアは刑事達が用意していた、ホテルの警備員服に目をつけた。他のイズラエルを狙っている者達も、ホテルに乗り込もうと着々と準備を進めていた。一方、イズラエルは部下を売り渡すのを嫌がり、FBIの保護を拒んでいた。イズラエルのマネージャーのメクレンは必死に説得した。イズラエルは疲れ切った様子で、最後には承諾した。それをイズラエルのボディガードをしているアイビーが聞いていた。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』のあらすじ【転】
メスナー達はイズラエルの保釈保証人が遺体として発見されたことと、保証人が借りていた警備員の服が無くなっているとの報告を受け、ホテルに急行した。元刑事のエルモアは辛うじて生きており、森の中を彷徨い歩いていた。その頃、FBI副長官ロックは、とある資料を部下から渡されていた。それは、スパラッザの保管記録だった。
殺し屋達は色んな手を使い、ホテルに侵入した。ジョージアは娼婦に紛れてホテルに侵入し、シャリスは狙撃銃を準備し、不測の事態に備えた。トレモア3兄弟は警備員服に着替え、ホテルに侵入した。アコスタはFBIに扮して警備員室に行くと、主任を襲って警備員に成りすました。ラズロはイズラエルの部下に扮してホテルに侵入した。
メスナーは保釈保証人の遺体発見現場に向かった。その時、1時間後に40人~50人の捜査官が向かうと同僚から連絡をもらう。メスナーはロックから何も話を聞いておらず困惑した。一方、ホテルに着いたカラザーズは、警備主任と連絡が取れなかったため、近くにいた警備員に声を掛け、一緒にイズラエルの元に向かった。エレベーターに乗っているとき、警備員の指の皮膚がボロボロなのを見てアコスタの話を思い出す。カラザーズは咄嗟に銃を撃つが、反撃されてしまう。2人は相撃ちし、崩れ落ちるように倒れた。
ヒューゴはイズラエルの部屋に侵入し、そこにいたイズラエルの部下を射殺した。その部屋の洗面所では、アイビーがイズラエルを撃とうとしていた。イズラエルはトランプカードでアイビーの目を攻撃した。アイビーは目が見えなくなり闇雲に撃つが、イズラエルを殺すことはできなかった。アイビーはそのまま警備員に捕まった。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』の結末・ラスト(ネタバレ)
ヒューゴは道具を取り出し、着々と殺しの準備を進めた。その一方で、イズラエルは座り込んで、迎えを待っていた。すると、メクレンから電話が入り取引を拒否されたと教えられる。ロックが約束を反故したのだ。イズラエルは絶望し、涙を流した。
ジョージアはエレベーター内で倒れているカラザーズ達を発見する。確認していると、FBI捜査官達が集まってきた。ジョージアはシャリスに狙撃の指示を出した。シャリスはFBI捜査官達を撃ち、現場を混乱させた。ジョージアは逃げる機会を伺うが、目を覚ましたアコスタに撃たれてしまう。シャリスはジョージアから応答がないため、現場がもっと確認できる場所に移動した。メスナーはアコスタを撃ち銃を回収すると、救護班を呼びながらカラザーズに応急処置を施した。ジョージアは混乱に乗じてエレベーターを動かし、上に向かった。
トレモア3兄弟はエレベーターの前で、警備員相手に暴れ回っていた。ジョージアはそこに現れる。ジョージアはアイビーを殺そうとしていた、トレモア3兄弟の生き残った1人(ダーウィン)に銃を突きつけた。ダーウィンはエレベーターに乗って逃走した。アイビーはジョージアを抱え逃げ出した。ヒューゴがイズラエルを殺そうとしていると、FBIが現れ逮捕されてしまう。しかし、隙をついて逃げ出した。
メスナーはカラザーズの遺体と共にホテルを後にした。ダーウィンはFBIのバッジを使って逃げようとするが、そこに銃を持ったエルモアが現れる。エルモアはダーウィンを射殺した。
メスナーは病院にいたロックに銃を突きつけ、説明を求めた。ロックが向かった場所には、イズラエルとスパラッザが隣同士のベッドで治療を受けていた。2人は親子だった。スパラッザが依頼していたのはイズラエルの部下の始末で、イズラエルの心臓を求めていた。しかも、スパラッザは死んだと思われていたヘラー捜査官だった。潜入捜査を行っていた当時、上司はヘラーが悪に染まったものと思い、スパラッザにヘラーの殺しを指示した。しかし、ヘラーは生き残った。だが、繰り返し手術が必要な体になってしまった。ロックは60年間組織に潜入していたスパラッザの記録に価値を見出し、イズラエルと取引するのを止めて、心臓移植を行うことにした。メスナーは相棒を失った悲しみから、情報を秘密にしていたロックを責めた。だが、ロックは公益のためだと堪えた様子もなく、メスナーに職務に戻るよう指示した。
メスナーはイズラエルとヘラーのベッドの間にあった椅子に座り込むと、2人の生命維持装置を外した。ロック達がドアをこじ開けようとしているのを見た後、メスナーはただ項垂れた。
映画『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』の感想・評価・レビュー
「暗殺者がいっぱい」の題名通り、たくさんの暗殺者が登場し、暗殺者同士で殺し合う場面も見られる。物語の途中までは笑える場面もあり、激しい銃撃戦もあって爽快感もあったが、結末はハッピーエンドとは言い難く後味が悪かった。FBI捜査官のメスナーの相棒が殺されてしまい、彼の上司は捜査官の命よりも職務のことを考える最低な人物である。正直に言うと、もう少し結末がハッピーエンドだったら良かったなと思った。(女性 20代)
キャストがこれでもか、というくらい豪華なアクション映画です。率直な感想としてはドンパチ見せ場も多く、大変楽しめました。サブタイトルの“暗殺者がいっぱい”はキャッチーで少々砕けた感じが作風にもあっていて適題だったと思います。
内容はわかりやすく殺し合いなのですが、シリアスな雰囲気とは真逆の明るい印象です。
テンポもよく、中弛みもないのであっという間にエンディングを迎えていました。
キャストは最高。もう少し有名になってもいい良作のひとつだと思っております。
休前日の夜、ポップコーンとビール(コーラ)を横に頭からっぽで観るのにぴったりな作品です。(女性 20代)
初めて見る雰囲気の作品で、豪華なキャストとテンポの良いストーリーでとても見やすかったです。見始めてから気づいた豪華すぎるキャスト。それぞれに魅力があって推しを見つけるのも楽しそうです。
レイ・リオッタはこの手の作品には欠かせません。彼が出ているだけで裏があるんじゃないかと怪しく感じてしまうし、作品の雰囲気がぐっと締まる気がします。アンディ・ガルシアとの貫禄も最高です。
ただ、ラストがちょっと勿体なかった気がします。もう少しハッピーエンド寄りな展開でも良かったのでは…と感じてしまいました。(女性 30代)
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