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映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』の概要:ソドー鉄道の局長であるトップハム・ハット卿は、新たな支線を開通させようとしていた。ダイナマイトや機関車達の協力の元、工事は着々と進められていた。そんな時、機関車のトーマスが事故を起こし、穴に落ちてしまう。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』の作品情報

きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物

製作年:2015年
上映時間:63分
ジャンル:アドベンチャー、アニメ
監督:デヴィッド・ストーテン
キャスト:比嘉久美子、森千晃、DAIGO、田中完 etc

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』の登場人物(キャスト)

トーマス(比嘉久美子)
小型タンク機関車。自信家。人の話や忠告を聞かない。子供っぽい性格。悪いことをしても、素直に謝ることができない。
マリオン(森千晃)
蒸気ショベル機関車。おしゃべりな性格。土を掘ることが、一番大切な仕事だと思っている。
ライアン(DAIGO)
小型タンク機関車。仕事熱心で真面目な性格。トーマスと仲良くしたいと思っている。
トップハム・ハット卿(田中完)
ソドー鉄道の局長。機関車達のことを心から大切にしている。仕事に厳しい。トーマスが一番のお気に入り。
船乗りジョン(坂口候一)
小型の帆船であるスキフに乗り、ソドー島にやって来た。海賊のお宝を狙っている。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のあらすじ【起】

機関車トーマスは仲良しの客車アニーとクララベルを引きながら、自分の支線を走っていた。その日、トーマスはバスのバーティーと競争をしていた。アニー達は危険だとトーマスに訴えるが、トーマスはスピードを出して走り続けた。バーティーはパワーショベルのオリバーに道を阻まれ、競争に負けてしまう。

ソドー鉄道の局長であるトップハム・ハット卿は、新しい支線を作ろうとしていた。アニー達はトーマスが走る支線が廃止になるのではと危惧するが、トーマスはそんなわけないと笑い飛ばした。トーマスは自分が走る支線がソドー鉄道にとって一番大切で、何より自分はトップハム・ハット卿にとって一番大切な機関車だという自負があった。

工事現場では岩を吹き飛ばすため、ダイナマイトが使われていた。レールを敷くため、地面を整備する必要があった。ソドー建設会社からやって来たジャック(小型ホイールローダー)とアルフィー(小型パワーショベル)も、作業を手伝った。オリバーも到着し、皆で作業に取り掛かった。

トーマスは大型テンダー機関車のゴードンの元まで客車を持って行く役割があった。しかし、ゴードンから小さくて間抜けなタンク機関車と罵られたため、腹を立てたトーマスは自分で客車を押していくことにした。しかし、信号が赤なのに気づかず走ってしまい、客車を脱線させる事故を起こしてしまう。トーマスは自分の行いを悔いた。

ショベル機関車のマリオンは新しい支線の工事現場で、土地を整備する仕事を行っていた。一方、トップハム・ハット卿はトーマスが起こした事故のことをカンカンに怒っていた。だが、トーマスは事故の原因を他の機関車のせいにして言い訳を並べ立て、少しも反省していない様子だった。それに怒ったトップハム・ハット卿は、トーマスに資材置き場で貨車の入れ替えの仕事を任せ悪戯を反省させることにした。そして、トーマスの支線は、新しい小型タンク機関車のライアンに任せることにした。

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映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のあらすじ【承】

工事現場では新たな問題が起きていた。つい先日整備された地面がもろく崩れやすい状態になっていたのだ。作業員達は危険注意の標識を設置し、支線のルートを変更することにした。しかし、トーマスは作業員の注意や標識に気づかず、そこに資材を運んでしまう。地面が重さに耐えられず崩れてしまい、トーマスは地下深くに落下した。そこには、海賊船があった。

引き揚げられたトーマスは、整備工場に運ばれることになった。トーマスは船のことをトップハム・ハット卿に話そうとするが、怒っていたため聞いてはくれなかった。その間に、クレーンのロッキーが船を発見し、トップハム・ハット卿に報告していた。トップハム・ハット卿はロッキーを褒めた。海賊船は引き揚げられ、街に展示されることになった。

夜、大型テンダー機関車のヘンリーが仕事をしていると、ヨットの幽霊のようなものが走っているのが見えた。次の日、そのことを仲間達に報告した。すると、「失われた海賊」の話を教えられる。ある海賊が商船を襲って積み荷を奪い、自分の宝物として溜め込んでいた。商人達と海軍はその宝物を取り返そうとした。だが、海賊は姿を隠してくれる洞窟に入り、自分の船を隠してしまう。そして、そこに宝物をこっそり埋めた。海賊は宝物を見つけられるように地図に記したのだが、船の外に風で飛ばされて失くしてしまう。海賊は宝物を見つけようとして、永遠にソドー島を彷徨っているというお話だった。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』のあらすじ【転】

トーマスは再び工事現場で働くことになった。そこにはライアンの姿もあったのだが、トーマスは支線に戻されることはなかった。トーマスの支線は、別の小型タンク機関車が担当していた。トーマスは自分がトップハム・ハット卿のお気に入りではなくなったのだと思い拗ねた。

トーマスが機関庫に向かうと、ライアンの姿があった。トーマスはライアンと一緒に寝るのが嫌だったため、側線に向かった。すると、ヨットの幽霊のようなものが走っているのが見えた。後を追いかけると、ヨットには車輪がついており、スキフという名だった。その傍には1人の男がいた。男は船乗りのジョンと名乗った。ジョンはお宝を探しており、トーマスに協力を持ち掛けた。

トーマスは紐を垂らし、ジョンが地面に空いた穴に降りるのを助けた。ジョンはそこで地図を発見する。しかし、日が昇るとジョンは宝探しを中止し、帰ると言い出した。他の機関車がいると邪魔になってしまうからだった。トーマスはジョン達の言葉を信じ、港までスキフを押してあげた。次の日、ライアンからヨットを押しているところを見たと言われるが、自分じゃないと誤魔化した。その時、ライアンが質の悪い石炭を補給していたが、トーマスはそのことを教えず立ち去った。

ライアンは質の悪い石炭のせいで、苦しそうに咳込み、煙突から火花を散らしていた。すると、その火花は貨車に移ってしまう。ライアンの貨車にはダイナマイトが入っていた。ライアンは貨車を押し、ダイナマイトの箱を飛ばした。その箱は弾き飛ばされ色んな場所を回った後、再び貨車に戻ってきた。トーマスはその貨車を押し、海賊船が見つかった穴の中に突き落とした。ダイナマイトは地面の下で爆発したため、けが人は出なかった。しかし、トップハム・ハット卿は再びトーマスが悪戯をしたのだと誤解し、真相を聞くこともなく機関庫で反省するよう指示を出した。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』の結末・ラスト(ネタバレ)

夜、トーマスはジョン達とお宝を探すが見つからなかった。ジョンはトーマスがスパイではないかと疑った。トーマスはそんなジョンの態度にショックを受ける。トーマスは帰るとき、マリオンの機体とぶつかってしまう。マリオンのショベルの中にあったモノが落ちた。それは、海賊の宝だった。トップハム・ハット卿は宝を見つけたマリオンを褒めた。

ジョンはトーマスの前に立ちはだかりお宝について質問した。トーマスが博物館に寄贈されることを伝えると、ジョンは自分の物だと言って怒り出した。トーマスはそんなジョンを無視し、仕事を続けた。しかし、ジョンがお宝を盗むのではないかという不安が沸き起こってきた。

ライアンはダイナマイトに火が点火したとき、助けてくれたことへと感謝と迷惑をかけたことへの謝罪をトーマスに伝えた。トーマスはそれを受けて、質の悪い石炭を黙っていたことを謝罪した。ライアンは機関庫で寝ることを勧めるが、トーマスは宝物が置いてあるナップフォード駅に向かった。

トーマスはお宝を盗んだジョン達を発見するが、追いかけることはできなかった。なぜなら、火室の火が消えてしまい、走るには蒸気が足りなかったのだ。その間にジョン達は逃げてしまう。石炭をくべられたトーマスは、急いでジョン達を追いかけた。ジョンが海賊船を使って逃げようとしたため、トーマスはライアンや他の仲間達に協力を呼びかけた。海賊船を止めることには成功したが、ジョンはスキフに乗って逃げ続けた。スキフも止めたかったが、自力ではどうすることもできなかった。トーマスはスキフに謝罪しながらぶつかるが、そのまま海に落ちてしまう。スキフは波を使い、船を転覆させた。お宝は海の中に落ちていった。

朝になり、ジョンは警察に救助され、その後逮捕された。トーマスも救助された。トーマスはトップハム・ハット卿に謝罪するが、誇りに思うと褒められる。ライアンから事情を全て聞いていたのだ。それでも、トーマスは宝物を守れなかったことを悔いていた。トップハム・ハット卿は宝よりも機関車が何よりも大切で、トーマスがその中でも1番だと慰めた。

新しい支線の工事が終わった。トーマスは自分の担当する支線に戻った。ライアンは新たな支線で貨物の輸送を担当し、ディーゼル機関車のデイジーが客車を引くことになった。

映画『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』の感想・評価・レビュー

大人になってから久しぶりにきかんしゃトーマスを見たが、子供の頃に見たことを思い出して懐かしく感じた。ストーリーもしっかりしていたので、純粋に楽しむことができた。DAIGOも声優として参加しているのに驚いた。

子供っぽい性格のトーマスがたくさんの問題をやらかし、トップハム・ハット卿に叱られてしまう。しかし、最後は宝物を守るために必死に頑張る。トップハム・ハット卿に認められて喜んでいるトーマスを見て、2人の確かな絆を感じて微笑ましく感じた。(女性 20代)


子供の頃に男の子はもちろん、女の子も一度は見たであろう『きかんしゃトーマス』の劇場版作品である今作は、アニメシリーズとは違い、日常のストーリーでは無く「冒険」のような壮大な物語になっていました。
私が感じたのは、トーマスってこんなに子供っぽかったかな?と言うところです。子供の頃に見た時は、なんの違和感も感じませんでしたが、大人になって改めて見ると、トーマスの自分勝手な様子はとても子供っぽくて、イメージが変わりました。
子供の頃に好きだったキャラクターの作品を、大人になって見返してみると面白い発見がありました。(女性 30代)

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