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映画『ワンダーウーマン(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ワンダーウーマン(2017)』の概要:『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で華々しい登場を飾ったスーパーヒーロー、ワンダーウーマンの主役作。爆発的ヒットを誇り、既に第2作の作成も決定している。

映画『ワンダーウーマン』の作品情報

ワンダーウーマン(2017)

製作年:2017年
上映時間:141分
ジャンル:アクション
監督:パティ・ジェンキンス
キャスト:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン etc

映画『ワンダーウーマン』の登場人物(キャスト)

ダイアナ / ワンダーウーマン(ガル・ガドット)
誇り高きアマゾン族の王女。人間を愛し、彼らを苦しめていると思われるアレスを深く憎んでいる。スティーブと共に人間界に向かうことになる。
スティーブ・トレバー(クリス・パイン)
アメリカ陸軍のパイロットで、連合国のスパイとして活動していた。恐るべき毒ガスのノートを盗んだことで追われる身となる。
パトリック・モーガン卿(デヴィッド・シューリス)
イギリス軍の人物。密かに活動を開始したスティーブ達を、資金援助という形で支援するが…?
エーリヒ・ルーデンドルフ将軍(ダニー・ヒューストン)
ドイツ軍の総監。戦争を心から愛しており、戦争が終結しつつある現状に不満を抱いている。イザベル博士と手を組む。
イザベル・マル博士(エレナ・アナヤ)
毒物を取り扱わせれば右に出るものはいないマッドサイエンティスト。ルーデンドルフと手を組み、新たな毒ガス兵器を作り上げている。

映画『ワンダーウーマン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ワンダーウーマン(2017)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ワンダーウーマン』のあらすじ【起】

現在ルーヴル美術館で勤務するダイアナという女性には大きな秘密があった。実は彼女は人間ではなく、アマゾン族という誇り高き女戦士たちが暮らすセミスキラ島の姫として生を受けたのだ。アマゾン族は、かつて偉大なる神、ゼウスに牙を剥いたアレスという神が復活を遂げた際に対抗するため日々訓練を積んでいた。そして、ダイアナはその中でも類稀なる戦闘のセンスを持っていたのである。

そんなある日、セミスキラ島に古い飛行機に乗った一人の男が辿り着く。しかし、この男はなぜか軍に追われており、その軍も男を追いかけセミスキラ島に上陸してしまうのだった。軍とアマゾン族の戦いは、多大な犠牲を払いながらもアマゾン族の勝利で幕を下ろした。

上陸した男、スティーブ・トレバーは外の世界でスパイとして活動しており、その際にイザベル・マル博士が開発した、殺人ガスについて纏められたノートを盗んだという。人間界で起きている戦争の話を聞き、これこそアレスが起こしていることに間違いない、とダイアナは確信する。そして、人間界に行きたいと母親に懇願するのだった。母親は反対したものの、ダイアナの意思は固かった。

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映画『ワンダーウーマン』のあらすじ【承】

ダイアナはスティーブと共に人間の世界へと旅立った。そして、ダイアナはロンドンへと降り立った。初めての人間界に興味津々なダイアナ。必要な物を揃えた二人は会議場へと向かう。しかし、今まさにドイツと停戦交渉を行なっているイギリス軍は、ここにきて新たな厄介ごとを増やしたくない、とスティーブの報告を聞き流すのだった。

軍は頼りにならないことを悟ったスティーブは、仲間を集め、自分達の力でなんとかしようと画策するのだった。また、毒ガスを使用しようとしているルーデンドルフ大佐こそがアレスが変化した姿であると考えているダイアナもまた、彼を討つために戦場に行く決心をする。

そして、集まったのはスティーブの知り合いである語学に長ける潜入のプロ、サムイール、狙撃手のチャーリーだった。また、軍の中でもスティーブ達に力を貸してくれる存在がいた。モーガン卿というその人物は、スティーブ達の活動のための資金を提供してくれるのだった。一方、ドイツ内でも毒ガスの使用について意見が割れていた。

映画『ワンダーウーマン』のあらすじ【転】

ルーデンドルフは毒ガスの使用に反対する将官達を、なんと皆殺しにしてしまうのだった。スティーブ達は戦場へと辿り着いた。傷つき疲弊している兵士達の姿を見て、耐えかねたダイアナが飛び出した。そして、見事イギリス軍に勝利をもたらしたのだ。スティーブ達は人々から歓迎され、そこで短い幸せなひと時を送る。

そこに、近くの城でドイツ軍のパーティが開かれるという情報がモーガン卿から入る。スティーブとダイアナはそのパーティに潜入し、ルーデンドルフへの接触を図った。ダイアナの美貌に目を奪われたルーデンドルフ。そして、ルーデンドルフは戦争についてダイアナに語るのだった。その語りを聞いて、ダイアナは彼こそがアレスだという考えをさらに強くする。

そして、アレスを殺し全てを終わらせるため、アマゾン族に代々伝わる、アレスを殺すための剣『ゴッドキラー』を抜こうとするのだった。しかし、ここで騒ぎを起こしてはまずい、とスティーブがダイアナを止める。

映画『ワンダーウーマン』の結末・ラスト(ネタバレ)

その時、毒ガスが先程までスティーブ達がいた村へと発射されたのだ。多くの人々の死にショックを受けたダイアナ。そして、ルーデンドルフが今度はロンドンに向けて毒ガスを放とうとしていることを知り、その発射場へと急いで向かうのだった。

そこで、とうとうルーデンドルフにとどめを刺したダイアナ。しかし、戦争は止まらない。愕然とするダイアナに、神だけではなく、どの人間の心にも悪の心が存在し、その心が今回の戦争を引き起こしたことをスティーブが伝える。人間に夢を抱いていたダイアナは大きなショックを受ける。

しかし、彼女はそこでいるはずのない人物を見るのだった。それは、モーガン卿だった。モーガン卿こそが、ダイアナの追い求めていたアレスだったのである。モーガン卿とダイアナが激しい戦いを繰り広げる中、スティーブ達はガスを搭載した輸送機を食い止めようとしていた。そして、スティーブは自らその輸送機に乗り込むと、空中でその輸送機を爆発させたのである。スティーブの自分を犠牲にした行動に、再び人間への信頼を取り戻したダイアナ。そんな彼女は本当の神の力に目覚め、とうとうアレスを下す。そして、戦争は終結した。ダイアナはその後も人間界での生活を続け、常にスティーブ達のことを思い続けるのだった。

映画『ワンダーウーマン』の感想・評価・レビュー

最強の女性ヒーロー、ワンダーウーマン。敵たちをバタバタ蹴散らしていく姿は美しくカッコ良く爽快。ワンダーウーマン役のガル・ガドットは意志が強そうな美女で、この役に本当にハマり役でした。戦闘シーンのアクションは華麗で迫力があり、銃弾が降り注ぐ中颯爽と銃弾をかわしながら敵陣に突っ込むシーンはめちゃくちゃカッコ良く見応えあり。初めて街に出て来て戸惑うシーンは可愛らしく、服を試着するシーンは楽しい。男性ヒーローだけでなく、ワンダーウーマンみたいに強く美しい女性ヒーローも、もっともっと活躍して欲しい。(女性 30代)


女性がヒロインではなく、ヒーローとして活躍するところが今を象徴している。ガル・ガドットのアクションは、予想以上に動けていてカッコよかった。彼女は綺麗でスタイルもいいのでファッションも見応えがあり、戦闘モード、人間界での普段着・ドレス、現代パートと楽しめた。

しかし、ストーリーはやや中だるみしたように感じる。クリス・パインの最期は予想できてしまった。マーベルの他の作品を観ていなくても単体で楽しむことができる映画。(女性 40代)


DCやマーヴェルの映画はおもしろくて同じ作品を何度も観てしまうことが多いが、この作品はまた観ようかなという気にはならなかった。期待していたほどアクションのシーンも少なく、内容に対して少し時間が長すぎたような印象だった。

だが、圧倒的な強さと美しさをもつプリンセスの戦いのシーンは迫力があり見ごたえがある。並外れたパワーで男たちをどんどん倒していくところはかっこいい。映像がとてもきれいなのもこの作品の魅力。観ていない人は、1度観てみてもいいのかもしれない。(女性 40代)


DCのヒロインとして満を持して登場したダイアナを中心とした映画作品。バッドマンVSスーパーマンにも登場した事で話題となったが、特に伏線として何かがあるわけではないので、ワンダーウーマンというキャラクターを理解する為の作品といっても良いだろう。とはいえ、全体的に少し面白みに欠けるところもあり、マーベルのアベンジャーズ関連の流れには一歩追いついていないような印象を受けてしまう。そもそも、DCのキャラクター自体があまり、平和維持の為の共闘に対して積極的なタイプでは無い気がするので、(スーパーマンはもはや個として十分な存在なので)次回作への期待感は少し薄めである。(男性 30代)


主人公ダイアナを演じるガル・ガドットの美貌と、スローモーション撮影を多用したアクションシーンが最大の見所である。
ダイアナは銃弾や毒ガスも効かないほど圧倒的に強く、ほとんど無傷で敵を倒してゆく姿がとにかくかっこいい。また、上京したての田舎者のような、世間知らずで純粋なキャラクターも可愛らしいのだ。

ただ、内容としては想像よりもシリアスな印象で、意外な展開もなく、少し面白みに欠けていた。DCシリーズをより楽しむために、ダイアナのルーツを知る作品としてお勧めである。(女性 30代)


ハマり役とはこのことか!というくらい、とにかくガル・ガドット演じるダイアナの魅力が炸裂している。強く美しく、純真でまっすぐな彼女が、人間の世界に足を踏み入れ、キラキラと輝くような笑顔を見せたり、時には傷ついたり悲しんだりしながらも、成長していく姿が魅力いっぱいに描かれている。
クリス・パイン演じるスティーブとの淡く切ない関係も良く、アクションシーンのかっこよさは申し分ない。文句なしの良作だと思う。(女性 30代)

関連作品

次作 ジャスティス・リーグ
次作 ワンダーウーマン 1984
前作 スーサイド・スクワッド

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